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  <title>天河　真嗣のありふれた生活</title>
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  <description>小市民・天河真嗣の、慎ましくもエキサイティングな日々の雑記です。</description>
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 <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1798620">
  <title>キャラクターメイキング</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1798620</link>
  <description>
今回は久しぶりに創作にまつわるお話。
先日、相方の激々極々とミーティングを開いた際にキャラクターの作り方について
ちょっとした議論になりました（議論なんて言うとサマになるけど、実質は駄話）。
「お前さんはどうやってオリジナルキャラを作っているのか？」と質問され、
僕はその場で答えに詰まってしまいました。

思えば小学校の時分、身の回りの友人たちをモデルにしてお話を書き始めて以来、
ずっとオリジナル畑でやってきた身。
そろそろキャラクターメイキングについて一家言持つようになって</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
<font size="2">今回は久しぶりに創作にまつわるお話。<br />
先日、相方の激々極々とミーティングを開いた際にキャラクターの作り方について<br />
ちょっとした議論になりました（議論なんて言うとサマになるけど、実質は駄話）。<br />
「お前さんはどうやってオリジナルキャラを作っているのか？」と質問され、<br />
僕はその場で答えに詰まってしまいました。<br />
<br />
思えば小学校の時分、身の回りの友人たちをモデルにしてお話を書き始めて以来、<br />
ずっとオリジナル畑でやってきた身。<br />
そろそろキャラクターメイキングについて一家言持つようになっていても<br />
おかしくないはずです（大変おこがましいことですが）。<br />
ところが、いざ自分の創作活動を振り返ったとき、<br />
知ったかぶってあれこれ指導なり助言なりをするような言葉さえ<br />
持ち合わせていないことに気付いてしまったのです。<br />
二十年近くオリジナル中心でやって来ておきながら、<br />
これって一体どういうこと？<br />
文字の表示される液晶画面がまだ一行分しか無かったような、<br />
タイプライターに毛が生えた程度の機能しか実装されていない<br />
ワープロが主流の時代から文章で遊んできたと言うのに。<br />
僕がこれまで歩んできた約二十年間の創作人生、<br />
まるで無意味で、中身がスカスカだったと言うことなのか。</font>
</p>
<p>
<font size="2"><br />
それではあまりに寂しいし、心が折れかねないので、<br />
僕のプライドを賭けて（笑）、より深く自分にとってキャラ作りとはなんぞやと<br />
考えてみました。</font>
</p>
<p>
<font size="2"><br />
作家さんの裏話を聞いていると、よく「あの漫画のキャラを参考にして&hellip;」とか<br />
「あの人物をモチーフにして&hellip;」と言った旨の発言がありますし、<br />
ストーリーの進行に即して必要なキャラクターを作り、<br />
配置していく手法は、まさしくキャラ作りの基本中の基本。<br />
他にも配置する方法もあります。<br />
主人公・ヒロイン・その恋敵・箸休めのコメディリリーフ（主人公の親友とか）と言った風に<br />
お定まりのポジションに当てはめてキャラクターを作るのも常套手段の一つ。<br />
わかりやすい例はゴレンジャー的な配置かな。<br />
お定まりと言えば、最近はキャラクターの個性や方向性も規格化されて来ていて、<br />
パターンに当てはめて行くのも主流のようです。<br />
ざっと振り返ってみましたが、キャラクターメイキングの方法論は<br />
このように数限り有りません。</font>
</p>
<p>
<font size="2"><br />
お定まりのポジショニングや方向性については、僕も参考にしないことは無いのだけれど、<br />
そこにこだわり過ぎると世に氾濫するキャラクターたちに埋もれてしまい、<br />
顔をすげ替えただけの無個性な人形が出来上がるだけ。<br />
そもそもキャラクターを規格品のように扱うことに抵抗を覚えるわけで。<br />
奇をてらったり、尖っていれば良いと言うものではないけれど、<br />
折角、苦労して生み出したキャラクターたちには、<br />
オンリーワンの個性と、これをもって世の中に自己主張できるだけの輝きを<br />
与えてあげたいじゃないですか。<br />
結果的に規格化されたパターンに分類されることはあっても、<br />
最初からお定まりを意識し、それに当てはめる作り方だけはしません。<br />
意識するときは、お定まりのパターンをどうやってぶっ壊してやろうかと<br />
悪だくみするときくらい。<br />
むしろ、決まりきったパターンへ「それがナンボのもんじゃい！」と<br />
ケチをつけるところから始めます。<br />
他の人がやっていることをなぞっても全く意味が無いと考えてしまいますし、<br />
変わり種で偏屈者の僕が口当たりの良い規格品を試したところで<br />
大失敗するのがオチです。<br />
ウケ筋を狙っておきながら大コケして痛い目を見るくらいなら、<br />
世の主流から外れた傍流で遊んでいたほうが楽しいし、<br />
万が一の場合、被害も少なくて済む（笑）。</font>
</p>
<p>
<font size="2"><br />
こうして振り返ってみると、どこかで見たようなキャラやストーリーにしたくないと言うのが<br />
どうやら僕にとってキャラメイキングの第一条件のようです。<br />
条件と言うよりも自分への課題か。</font>
</p>
<p>
<br />
<br />
<font size="2">反主流を訴えてアウトローを気取ってはいるものの、<br />
かと言って完全に独り立ちできる程の才能を僕は持ち合わせていないので、<br />
キャラクターの性格や性質を練り込む際には、<br />
やはり参考文献にヒントやモチーフを求めます。<br />
<br />
そうしたときに僕が手に取るのは、決まってエッセイ。<br />
特に俳優や映画監督、脚本家の人たちが日々の生活を<br />
思ったままに書き綴るものが多いように思います。<br />
映画界のトップスターや名監督と言えば、一般人の僕らから見ればまさに雲上の存在。<br />
何もかも完璧にこなしそうなイメージがあると思います（昨今氾濫するおばかタレントは除外）。<br />
そんなパーフェクトな彼らだから、日常もきっとパーフェクトだろうと思いきや、<br />
裏の顔&hellip;と言うか素顔はとても素朴なんですね。<br />
一般人と何ら変わらない次元で悩み、思い詰め、些細なことで笑い、大いに喜ぶ。<br />
パーフェクトな人間へと演出してくれる脚光から一歩外れれば、<br />
彼らも僕らと何も変わらない、血肉の通った人間に戻るんですよね。<br />
そこで初めて雲上の人と手を繋ぐことが出来る。目線を同一に出来るんです。<br />
僕はそのパスポートとして、脚光を離れた素朴な日常、<br />
一市民としての彼らを綴ったエッセイを使わせてもらっています。</font>
</p>
<p>
<font size="2">これはつまり、作品の主人公を務めるヒーローたちにも当てはまるわけで。<br />
華やかな表舞台ではヒーローと崇められるような活躍をする主人公たちも<br />
プライベートではみっともないくらいの悩みを抱えている。<br />
ヒーローだって決して手の届かない天才ではない、等身大の人間なんだ、と。<br />
人間の内面に迫るストーリーやキャラクターを作る際、<br />
スターのエッセイは格好の資料になるのです。<br />
※スターをヒーローに置き換えて考えると、このまとまりきらない散文の意味も<br />
少しはご理解頂けると思います。</font>
</p>
<p>
<font size="2"><br />
エッセイ以外では映画やドラマのガイドブックも手に取ることが多い。<br />
俳優が役作りを行う為に凝らす創意工夫や演じる上での気構えは、<br />
そのまま物書きがキャラクターを練り込む為のコツにも通じるんですよ。<br />
何を考え、どこにこだわって一人のキャラクターを作り上げていくのか。<br />
物書きにとって永遠のテーマであり、毎回苦労する課題の近道は<br />
生身の声にこそあるものと僕は考えています。<br />
<br />
その点、アメリカのミステリードラマ「刑事コロンボ」の研究本は僕にとって必携の書。<br />
役作りとは少し離れた、脚本上のこだわりなのだけど、<br />
ドナルド・プレザンスが演じたエイドリアン・カッシーニの人物造型には、<br />
大きな衝撃を受けました（詳しい説明は割愛。ＤＶＤも出ているので是非ご覧下さい）。<br />
トミー・ブラウンも良かったし、憎らしさと愛敬が完全に融合されたジョー・デブリンも最高で。<br />
刑事コロンボシリーズには出色のキャラクターが数多く登場していますが、<br />
件の研究本には彼らの魅力がぎゅっと凝縮されています。<br />
もちろん書籍では伝わりきらない映像ならではの魅力が圧倒的に多いわけで、<br />
このエッセイを読んで研究本に興味を持たれた方には、<br />
ＤＶＤと併せて楽しむことをオススメしたい（段々、ユニバーサルの回し者みたいなってきた）。</font>
</p>
<p>
<font size="2">あ、もちろん大河ドラマのストーリーブックも毎年ほぼ欠かさずに購入しています（笑）。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">どうしてそこまで&ldquo;生身の声&rdquo;にこだわるのかと言うと、<br />
だって現実世界には全く同じ人間はいないから。<br />
個性をチューンナップする為の資料を求めると、自然と現実世界を生きる生身の人間へ<br />
向かうわけです。<br />
出身も年齢も価値観も物の考え方もまるで異なる人間が集まって作るのが<br />
世界じゃないですか。<br />
架空の世界であったとしても、その成り立ちは現実と何ら変わらないだろうな、と。<br />
オンリーワンの個性の参考資料は、現実世界にこそあると考えるのは<br />
自然の流れだと僕は思うのですけど、これってやっぱり変わっているのかなぁ。</font>
</p>
<p>
<font size="2"><br />
そんなわけで、キャラクターメイキングの際には、性格だけでなく、<br />
心に抱えた悩みや希望も生身の人間に近くあるよう努めています。<br />
等身大の人間に近ければ近いほど、書き手も読者も感情移入できるし、<br />
ストーリーが送るメッセージも、より一層大きな意味を持つと思うから。<br />
ひねくれ者と嘲笑われても、偏屈と呆れられても、<br />
キャラクターに&ldquo;生身の声と血肉&rdquo;を与えることだけは<br />
今後も全力を傾けて探求していきます。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">それから最後に、とても大事なことを思い出しました。<br />
僕がキャラクターを作る上で絶対に忘れないよう心がけているモットー。</font>
</p>
<p>
<font size="2"><br />
「ノーバディーズ・パーフェクト」</font>
</p>
<p>
<font size="2"><br />
ビリー・ワイルダー監督の名作「お熱いのがお好き」のラストを締めくくる金言です。<br />
完璧な人間が一人でこなしてしまうことを、凡庸な人間がみんなで智慧を出し合って<br />
悩むからこそ、そこにヒューマンドラマが生まれる。<br />
だから僕の作品には、完璧な人間なんてひとりもいないわけです。<br />
</font>
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2009-01-08T12:54+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1797560">
  <title>2009年序章</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1797560</link>
  <description>



あけましておめでとうございます。天河無学でございます。
この時期になると必ず「○○年こそはもっと頻繁に更新したい」との抱負を述べるのですが、
立てても立てたきり、目標を守れた試しが無く、今回はとうとう半年近くも
更新をほったらかしにしてしまいました。
意志薄弱で本当に申し訳ありません。



さて、2009年です。皆さんは既に今年の抱負を決められたのでしょうか。
僕は去年に引き続いて「攻め」の姿勢を維持していこうと考えています。
昨年は「新企画を進めていますよ</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
<font size="2"></font>
</p>
<p>
<font size="2">あけましておめでとうございます。天河無学でございます。<br />
この時期になると必ず「○○年こそはもっと頻繁に更新したい」との抱負を述べるのですが、<br />
立てても立てたきり、目標を守れた試しが無く、今回はとうとう半年近くも<br />
更新をほったらかしにしてしまいました。<br />
意志薄弱で本当に申し訳ありません。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">さて、2009年です。皆さんは既に今年の抱負を決められたのでしょうか。<br />
僕は去年に引き続いて「攻め」の姿勢を維持していこうと考えています。<br />
昨年は「新企画を進めていますよ」と大々的に告知しておきながら、年末のＰＶ公開まで<br />
その内容が不透明でした。<br />
色々な仕掛けのために奔走していたので、僕個人としては例年に無く<br />
アクティブに動き回ったと言う感想があるのですが、前述の通り、<br />
それを表に出さなかったので、Webサイトへ訪問してくださる方には<br />
「雌伏の一年」と言う印象を強く与えてしまったかな、と。<br />
実際、「更新サボるな〜」とのメッセージも頂戴しました。</font>
</p>
<p>
<font size="2">2009年も＜フェイク２（仮題）＞一色になりますが、だからと言って内部的な作業のみが<br />
淡々と続く年にはなりません。<br />
昨年末のＰＶ公開を皮切りとして、いよいよ広報活動にもエンジンがかかりました。<br />
２月には制作＆正式タイトル発表を予定していますし、その後は短いスパンで各種情報を掲載。<br />
春〜夏を目処に行なう（予定）第二次ロケの模様をリアルタイムでお届けする試みも考えていますし、<br />
本編掲載に先駆けて予備ガイドブックとして小冊子を配布する計画もあります。<br />
PVにつきましても、漠然とした印象の強かった第１弾よりも更に本編の内容へ突っ込んだ第２弾を<br />
なるたけ早くお届けできるよう鋭意作成中です。<br />
メインキャラクターをお披露目するパブリックイラストの準備もデザイナーを中心に着々と進んでいます。<br />
色々な作業がお披露目と言う晴れ舞台を目指して、とてつもない勢いで突き進んでいるのです。<br />
2008年の沈黙は、一体、何だったんだとプランナー本人が驚くほどに。</font>
</p>
<p>
<font size="2">日夜頑張ってくれているスタッフさんに成り代わり、声を大にして宣言させて頂きます。<br />
＜フェイク２（仮題）＞を心待ちにして下さっていた皆さん、さあ、いよいよ幕が上がりますよ！</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">＜フェイク２（仮題）＞と言う大きな企画が根底にあるので、一年のスケジュールは比較的組みやすいです。<br />
もちろん一社会人の天河には、社会人としてのオシゴトもあるわけで、<br />
趣味へ走る前にこいつをググッと飲み干す必要があるのですが、<br />
これについても昨年末から新しい挑戦が始まっていて、苦痛どころか楽しくて仕方ありません。<br />
仕事と趣味が共に充実しているなんて、僕はなんてラッキーなんだ、と。<br />
こうもツイていると、後で手痛いしっぺ返しが来そうな気がしてならないのですが（&larr;小心者の発想）、<br />
勢いに乗っているときは、とことん乗って、ぶっ倒れるまで突っ走ってやろう、と。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">そうした日々の合間を縫って、さめじま師匠にお会いするのですが、<br />
これについても年間計画の中へ組み込むのが自然になって来ました。<br />
なにしろ師匠はお忙しい方＋僕は首都圏住まいでないので、なかなか気軽には会えなくて。<br />
でも、一年に数度と言う少ないデート（こんな表現ですみません、師匠）の中で得られるもの、<br />
授けて貰える刺激は限りなく多く、そして、果てしなく大きい。<br />
これがあるから、創作活動に渾身の力で当たれるのだし、<br />
師匠に認めて貰えるよう人間としても成長したいと発奮できるわけで。<br />
さめじま師匠にエネルギーを授けて頂くことは、僕の年間計画にとって、<br />
無くてはならないものになりつつあります。<br />
&hellip;&hellip;&hellip;あの、もし、この記事を読まれて「天河くん、ちょっと気持ち悪いなぁ」と思われましたら、<br />
遠慮せずにそう仰ってくださいね、師匠（汗）。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">演劇の活動に関しては、昨年から引き続いて充電期間です（時々、制作の仕事は手伝うけど）。<br />
&hellip;と強く言ってみたものの、&ldquo;面白たがり屋&rdquo;の悪い癖が出てしまい、<br />
昨年末に一本だけホンを引き受けてしまいました。<br />
セミリタイアを宣言した身なので、一切関わらずに距離を置けば良かったのですが、<br />
「アチャラカ喜劇に挑戦する！」と代表に誘われちゃったら、<br />
そりゃコメディ作家としては引き受けるしかない（笑）！<br />
&ldquo;アチャラカ喜劇&rdquo;自体、ご存知の方は少ないと思いますが、説明し始めると長くなるので、<br />
今回はあえて割愛。興味を持たれた方はネット検索してみてください。<br />
ひとつだけ言えるのは、エノケン氏やロッパ氏、&ldquo;両菊&rdquo;が切り拓いた喜劇の古典へ挑戦することは、<br />
成功・失敗に関わらず、大いなる意義があると言うこと。<br />
僕らのような小劇団が足を踏み入れるのは、偉大な先達の皆様に対しておこがましい思いもあるのですが、<br />
胸を借りるつもりで挑戦しよう、と。</font>
</p>
<p>
<font size="2">&hellip;&hellip;&hellip;その割に&ldquo;アチャラカ喜劇&rdquo;に則ったホンになっていない気がするんだけど、<br />
こればかりは劇評を見てみないことにはなんとも言えません。<br />
リアルタイムでエノケン氏たちの喜劇を見たことが無い自分にはホンの成否はわからないし、<br />
何しろ生まれて初めての経験ですから（数年前にアチャラカを復古させた某チームも、こんな境地だったのかな）。<br />
演劇経験のある栞さんはさすがにアチャラカ喜劇をご存知だったらしく、<br />
ちょろっとお話ししたら「それって大変じゃありませんか？」と驚かれました。<br />
ホンは既に出来上がっているので、後は演出家と舞台監督の腕次第。<br />
僕以外に何人かの劇作家も参加していますので（いくつかのブループを作ってオムニバス形式で上演）、<br />
それもひっくるめてどんな仕上がりになるのか、一個人としてとても楽しみです。<br />
ちなみに僕が書き下ろしたのは、オフィスラブをテーマにした、<br />
天河作品では珍しいラブコメ（それもちょっとビターな味わいの）です。<br />
（※このエッセイを書いている時点で、既にホンは脱稿しています）</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">さて、2009年。<br />
崩さないことを決めた「攻め」の姿勢は、年末、僕にどんな結果をもたらすのか。<br />
</font>
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2009-01-04T13:09+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1750624">
  <title>洞爺湖サミット始まる</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1750624</link>
  <description>いよいよ洞爺湖サミットが始まった。
国際情勢や政治に面白味を見出だしている人間にとって
サミットは最大の関心事であり、開催直前から仕事終わりには
ニュースで関連報道をチェックするのが日課になっている。 

初日の主な会合内容であるアフリカ支援も非常に重要が、
議題以上に僕が注目したのは、七夕にちなんで首脳陣が笹の葉へ吊した短冊だ。
詳細は割愛するが、それぞれ国民性や国のバックボーンが表れていて興味深い。
ブラウン英首相のように悲痛な祈りもあれば、
バローゾＥＵ委員長のように粋な</description>
  <content:encoded><![CDATA[いよいよ洞爺湖サミットが始まった。<br />
国際情勢や政治に面白味を見出だしている人間にとって<br />
サミットは最大の関心事であり、開催直前から仕事終わりには<br />
ニュースで関連報道をチェックするのが日課になっている。 <br />
<br />
初日の主な会合内容であるアフリカ支援も非常に重要が、<br />
議題以上に僕が注目したのは、七夕にちなんで首脳陣が笹の葉へ吊した短冊だ。<br />
詳細は割愛するが、それぞれ国民性や国のバックボーンが表れていて興味深い。<br />
ブラウン英首相のように悲痛な祈りもあれば、<br />
バローゾＥＵ委員長のように粋な演出もあった。<br />
誰よりも生真面目な内容を書くものと思っていたメドベージェフ露大統領の短冊が<br />
誰よりもロマンチズムに溢れていたのが意外で、特に印象に残った。 <br />
<br />
ただ、福田総理には美辞麗句を並べる前に過去の議長たちの態度から<br />
色々学んでいて欲しかった。<br />
満足に国家首脳をエスコート出来ず、取材向けに握手にばかり固執する姿には、<br />
改めて失望せざるを得ない。
]]></content:encoded>
  <dc:date>2008-07-08T19:03+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1730791">
  <title>キャラ指定バトン（デュラリーバージョン）</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1730791</link>
  <description>
キャラ指定バトン（デュラリー）
■1．このカップルは、お互いに相手の事をどんな風に好きですか？
一言で表すなら「あらゆる意味で心を許せるパートナー」。


お互い高度な技術を備えた戦士ですから、恋愛感情の前に相手の技術への
尊敬が来ると思います。
敬意の中にデュランはリースの「悲劇を背負ってもなお誇りを失わない高潔さ」を、
リースはデュランの「真っ直ぐで強靱な意志の力」を見出し、人間的に惹かれていって。
「不器用だけど可愛いところがある（リース談）」とか「しっかりしているよ</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
<font size="2">キャラ指定バトン（デュラリー）<br />
■1．このカップルは、お互いに相手の事をどんな風に好きですか？<br />
一言で表すなら「あらゆる意味で心を許せるパートナー」。</font>
</p>
<p>
<font size="2">お互い高度な技術を備えた戦士ですから、恋愛感情の前に相手の技術への<br />
尊敬が来ると思います。<br />
敬意の中にデュランはリースの「悲劇を背負ってもなお誇りを失わない高潔さ」を、<br />
リースはデュランの「真っ直ぐで強靱な意志の力」を見出し、人間的に惹かれていって。<br />
「不器用だけど可愛いところがある（リース談）」とか「しっかりしているようで<br />
なかなか天然。放っておけない（デュラン談）」と言ったパーソナルへの注目や<br />
恋愛感情が芽生えるのは、最後の最後になるのかな。</font>
</p>
<p>
<font size="2">戦士としての敬意から人間的な評価を経て恋愛関係に到達しますが、<br />
遠回りした分だけお互いの事を熟知し、理解できる関係が理想です。</font>
</p>
<p>
<font size="2">&hellip;あれ？　『ずっと天然』とは正反対なデュラリー像が出来上がったぞ（汗）。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■1.5．このカップリングの魅力について語ってください。<br />
かのルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン先生も仰っていました。<br />
世界には理由を語り尽くせぬモノが数多存在する、と（超訳）。<br />
つまりそう言うことです。</font>
</p>
<p>
<font size="2">要約するなら、「Don't Think. Feel！」。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■2．このカップリングは相手のことを何と呼んでいる？<br />
・デュラン<br />
初対面から無遠慮に&ldquo;リース&rdquo;と呼び捨て。<br />
不器用かつ男臭いから敬称や愛称は使いたくても使えなさそう。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
出逢った頃は敬称を付けて&ldquo;デュランさん&rdquo;。<br />
旅の進行につれて打ち解けてくると親しみを込めて呼び捨てに<br />
変化ということで。<br />
むしろ&ldquo;さん付け&rdquo;で呼ばれて背中の痒くなったデュランが<br />
敬称を止めさせた可能性もアリかな、と。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■2.5．この人の台詞や行動で印象に残ったのは？<br />
・デュラン<br />
オープニングの不貞腐れ方（笑）。<br />
デュランのパーソナルが一発で理解できて印象深かったです。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
天の頂でのフラミーとのファーストコンタクト。<br />
繊細で洞察力に富んだリースのパーソナルが表れていて、心が洗われるようでした。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■3．相手が迷子になっちゃったら、もう一人はどうする？<br />
・デュラン<br />
論より行動。とにかく足を動かして探し回ります。<br />
行き当たりばったりだけど、彼なら本能で探し出してくれるはず（笑）。<br />
状況にもよりますが、リースの技量を信頼しているので、それほど焦りません。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
迷った場所の地理や構造とデュランの行動パターンを理論的に分析して、<br />
彼が行くだろうと結論されたポイントへ先回り。<br />
&hellip;&hellip;&hellip;で、自分も迷う、と（笑）。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■4．イメージカラーは？<br />
・デュラン<br />
赤（真っ赤な誓いッ！）。<br />
パブリックイメージは緑や青なのでしょうけど、そこは燃えるハートの彩（いろ）と言うコトで！</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
青（青、と言うか空色）。<br />
イメージカラーと言うか、リースが備える慈愛に満ちた包容力を自然物に求めたとき、<br />
海や空と言った果てしない空間に行き着いたので。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■4.5．させてみたい格好は？<br />
・デュラン<br />
現代パラレルが許されるなら、ブラックレザーのライダースーツやクロムハーツ系の<br />
シルバーアクセでシャープにコーディネイトしたいですね。<br />
フライトジャケット＆ヴィンテージ物のジーンズも似合いそう。<br />
アクティブかつラフな服装がデュランにはマッチしている気がします。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
ゴシックロリータ（ホワイトロリータ系）。我が師匠の作品に影響されてます。<br />
ゴスロリ系の知識や嗜好は皆無なのですが、女の子らしいフリルたっぷりの服装を<br />
一度見てみたいです。<br />
もちろんバレッタ付きで（あれー、趣味嗜好は皆無とか言ったのになぁ）！</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■5．イメージソングは？<br />
デュラリー同盟の設問に答えた際はクラシックだったので、今回は歌モノで。<br />
天河が普段どんな曲を聞いているのか、丸わかりだ（笑）！</font>
</p>
<p>
<font size="2">・デュラン<br />
「醒」陰陽座<br />
「星空ジェット」ギターウルフ<br />
「Symbols Of Bloodswords」Mayhem（シナリオ開始直後の荒れている時期）<br />
「夕暮れの丘」1650 B'Way（ロキとの別れのシーンで）</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
「舞いあがる」陰陽座<br />
「アメイジング・グレイス」ヘイリー<br />
「サルヴァ・メ」リベラ<br />
「Brothers in Arms」マーク・ノフラー（ローラント滅亡時）</font>
</p>
<p>
<font size="2">・デュラリー<br />
「Ｒｅａｌｉｚｅ」リュシフェル<br />
「ＰＲＯＣＥＳＳ」Janne Da Arc<br />
「FOGGY DEW」ソウルフラワーユニオン（ただしデュラリーともに「光」限定）<br />
「ＡＭＢＥＲ」Dir en grey（ただしデュラリーともに「闇」限定）</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■5.5．この人が動物だったら何だと思う？<br />
・デュラン<br />
「虎」。<br />
デュランは地を這う男、地を這ってでも生き抜き、強くなろうとする男というイメージがあって。<br />
地を這って牙を研ぎ、勇猛果敢に獲物を狙う猛虎でお願いします。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
「獅子」。<br />
獅子と書くと雄々しいイメージですが、群れ＝恣意的な言い方をするならば母国を<br />
守らんとする気高い守護者の象徴で。<br />
獅子の横顔に高潔な強さを感じ、リースへ重ねてしまうのは僕だけでしょうか？</font>
</p>
<p>
<font size="2">群れを守る獅子はオスですが、この辺りの違和は大人の包容力でスルーしてください（笑）。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■6．血液型は何だと思う？<br />
・デュラン<br />
Ａ型。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
AB型。<br />
国を守る気高い雄々しさとたおやかな優しさの二面性から。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■7．下着は何だと思う？<br />
・デュラン<br />
トランクス。<br />
デザインを気にするセンスは皆無だと思うので、量販店に売っていそうなダサめのものを<br />
平気で穿いていたりして。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
断じて白ッ（咆哮）!!</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■7.5．この人は受？攻？<br />
・デュラン<br />
攻。何事にも前のめりに突っ込むタイプ。そう「何事にも」（意味深）。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
受と見せかけて攻。可憐な外見と裏腹に剛の者（笑）。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■8．お互いに相手に言われたい台詞は？<br />
・デュラン<br />
「デュランは本当に強いですね」。<br />
さんざん照れ臭いお話書いておいてなんですが、脳味噌筋肉なデュランは<br />
多分、これしかないだろうなぁ。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
日常の何気ない一言。<br />
彼の性格上、愛のささやきなんて不可能だろうけど、せめて、髪を切ったり、<br />
香水を変えたりと言った変化には気付いて欲しいと願う乙女心。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■8.5．お互いに相手に言いたい台詞は？<br />
・デュラン<br />
ホークアイのような口説き文句。<br />
リースの性格上、口説き文句は好まないでしょうけど、朴念仁なデュランなので<br />
人それぞれの好みまでは考えが及びません。<br />
よってホークアイから吹き込まれた口説き文句を鵜呑み＆真似してみようと試みて、<br />
けれども恥ずかしくて居た堪れなくなり、結局言い出せません。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
「もっと私（私たち）を頼ってください」。<br />
真っ直ぐになるあまり融通が利かず、一人で何もかも背負い込もうとするデュランへ<br />
弱さも見せて欲しい、頼りにして欲しいと願いたいのだけれど、彼の意志の強さを<br />
熟知しているからこそ、それが屈辱に当たるかも知れないと迷ってしまい、<br />
結局、言い出せないままでにいる。</font>
</p>
<p>
<font size="2">デュランの苦しさを和らげてあげることも出来ない、と自分の無力さに<br />
そっと涙するリース―――これ、ショート・ショートの題材になりそうだ！</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■9．手を繋ぐ、抱き締められる、キスをするなら？<br />
いずれも周囲に人気が無いのを確認してから。<br />
二人きりの状況であっても緊張してしまって最後の一歩を踏み込むのに<br />
相当な葛藤が必要だと言うのに、周囲に人の気配があろうものなら揃って悶死します。</font>
</p>
<p>
<font size="2">でも、きっとデバガメされてると思います。<br />
ケヴィンを除いた連中が、こんなお楽しみイベントを見逃すわけがない（笑）。</font>
</p>
<p>
<font size="2">あまりベタベタとする感じではありませんよね。<br />
二人きりで話している内に&ldquo;そう言うムード&rdquo;になってきて、どちらとも無く寄り添う、みたいな。<br />
あるいは恋愛面にヘタレなデュランに痺れを切らしたリースが精一杯の勇気を振り絞って。</font>
</p>
<p>
<font size="2">&hellip;デュラン、全然「攻」じゃないな。きっとスイッチ入ってからがスゴいんですよ（何のスイッチだ）。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">■9.5．相手の持ち物をひとつもらえるとしたら？<br />
・デュラン<br />
弟（持ち物じゃないだろ）。<br />
妹がいる男の子は、殆ど例外なく弟を欲しがります（実体験）。</font>
</p>
<p>
<font size="2">・リース<br />
擦り切れた衣服。<br />
「これがデュランのニホイですか&hellip;」と思い切り良く人の道を踏み外そうというわけでなく（笑）、<br />
衣服がくたびれても、破けても無頓着なデュランの上着からズボンから全て繕いたいとの<br />
衝動に駆られています。</font>
</p>
<p>
<br />
<br />
<font size="2">■10．バトンを回す人キャラ指定で５人。 <br />
エビス丸さん、かにきめらさん。<br />
これをご覧になっていたら、よろしくお願いいたします。<br />
あぁっ！　五人は思いつかなかった！</font>
</p>
<p>
<font size="2"><br />
<br />
<br />
<br />
</font>&nbsp;
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2008-04-28T17:19+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1697002">
  <title>「島原の乱」が映画に</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1697002</link>
  <description>
幕末の発端とされる大塩平八郎の乱までの間に日本国内で起こった最後の内紛とされる島原の乱がハリウッドで映画化されるそうです。
触れ込みはファンタジー冒険物語で、現時点で判明している公式発表の内容から汲み取るにＣＧを満載した活劇になる模様。 



正直、ちょっと複雑です。
島原の乱そのものは歴史的背景やキリシタン弾圧を語る上で欠かせない一大事件であり、
映画というフィールドで取り上げられる事で、江戸初期当時に日本で実際に起こった宗教弾圧や
幕府の駆け引きをグローバルに知ってもら</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
<font size="1">幕末の発端とされる大塩平八郎の乱までの間に日本国内で起こった最後の内紛とされる島原の乱がハリウッドで映画化されるそうです。<br />
触れ込みはファンタジー冒険物語で、現時点で判明している公式発表の内容から汲み取るにＣＧを満載した活劇になる模様。 </font>
</p>
<p>
<br />
<font size="1">正直、ちょっと複雑です。<br />
島原の乱そのものは歴史的背景やキリシタン弾圧を語る上で欠かせない一大事件であり、<br />
映画というフィールドで取り上げられる事で、江戸初期当時に日本で実際に起こった宗教弾圧や<br />
幕府の駆け引きをグローバルに知ってもらえるなら、大変に意義のある事でしょう。 </font>
</p>
<p>
<br />
<font size="1">ただ、ウリになっている「ファンタジー冒険物語」と言う点が引っ掛かります。<br />
個人的な趣味で戦国末期〜江戸初期のキリシタンの内情を調べているのですが、あの当時の隠れキリシタンたちの苦境や内乱へ至るまでの葛藤は凄まじく、<br />
それを冒険もの、ひいてはエンタテインメントへ仕上げるというコンセプトに抵抗を禁じえません。 </font>
</p>
<p>
<br />
<font size="1">実際に映画を見ていないので、完全拒絶と言う事はしたくないのですが（観もしないで批判するのはよろしくないので）、<br />
ファンタジーものにありがちな「苦境に立たされた人がそれを跳ね除ける活劇」と島原の乱を制作サイドが捉えるか、<br />
あるいはそのフォーマットに乗せてあの戦いを描くつもりでいるのなら、<br />
寂しさを通り越して悲憤を感じます。 </font>
</p>
<p>
<font size="1">天草四郎を始めとする隠れキリシタンは映画の中でおそらく正義の象徴として描かれるでしょう。そうなると弾圧した側の徳川幕府は純然たる悪。<br />
ハリウッド映画ならではの正義ＶＳ悪の構図でストーリーはダイナミズムとカタルシスたっぷりに進行していくと思われます（あくまで予想）。 </font>
</p>
<p>
<br />
<font size="1">でも、ちょっと待ってください。一方を擁護する訳ではありませんが、徳川幕府にもキリシタンを弾圧するだけの理由はあったんです。<br />
そこにあるのは政治的な駆け引きや策謀ですが、長かった戦国を終えて時代をまとめるには断行せざるを得ない決定だったでしょうし、<br />
悪の象徴としてとことんワルくするのでなく、異教徒だからと言って単純に切り捨てた訳では無かったと言う<br />
事情と背景をきちんと描写しないと、あの乱が内包する本当の意味と問題点を描ききれないでしょう。<br />
諸説ありますが、徳川幕府は国内にキリスト教が広まる事により、日本人が精神的な部分で外国の支配を受ける危険を避けたという説もあります。あくまで一説ですが。 </font>
</p>
<p>
<br />
<font size="1">なにより興味深いのは、島原の乱鎮撫に参加した藩の中にはかつてはキリスト教を認め、弾圧の強まるキリシタンを庇護していた大名も名前を連ねていたこと。<br />
幕府の決定だからと言って、簡単に心を侵略者に入れ替えられるわけもなく、複雑な思いを抱きながら戦った攻撃側の葛藤は蔑ろにして欲しくないです。<br />
戦いに参加した将兵の中にも棄教した人間がいましたし、攻める側も守る側も相当な辛さを味わったはず。 </font>
</p>
<p>
<br />
<font size="1">キリスト教の教えに感銘を抱き、隠れキリシタンになっても信仰を貫いた人々の精神性も美徳として良いくらい気高いし、その部分は是非とも深く掘り下げて欲しい。<br />
と同時に、天草四郎と言う少年が内乱のリーダーにならざるを得なくなる過程を美化せずリアリズムをもって描いて貰えるのを願っています。<br />
天草四郎はジャンヌ・ダルクのような存在と見なされる事が多いように思いますが、天啓を以って反乱の先頭に立ったジャンヌ・ダルクとは一線を画す存在で、<br />
周囲の環境や状況が彼を島原の乱のキーパーソンへ祭り上げた部分が多かった事（これも史実中の一説です）。<br />
そうしたマイナスの部分を克明に描いた上で、絶望的な戦いに陥っても決して挫けなかった島原の乱の真実を追って欲しいと切に願っています。 </font>
</p>
<p>
<br />
<font size="1">どちらにも正義があったし、どちらにも負の部分はあった。<br />
島原の乱は従来の合戦に宗教問題をはらんだ、日本史上最も難しく、かつ、複雑な戦いです。<br />
「ファンタジー冒険」に比重を置いてしまうと、アクションシーンや派手なＣＧにばかり宣伝や注目が集まってしまって、本来は大きく取り上げられるべき根の深い問題がオミットされるのではないか？<br />
僕はキリスト教徒ではありませんし、歴史研究家もありませんが、あの事件を薄っぺらな冒険モノにだけはして欲しくないし、だからこそコンセプトには不安を感じてしまいます。<br />
少なくとも魔女裁判を美化&hellip;と言うかポップにアレンジしてしまった某ゲームのような改悪だけは勘弁してください（汗）。 </font>
</p>
<p>
<br />
<font size="1">折角三部作の構成になっているのですから、島原の乱が多層的かつ重厚に描かれる事を祈っています。もちろん成功も。<br />
</font>
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2008-01-16T14:56+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1690385">
  <title>2007年総括〜2008年序章</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1690385</link>
  <description>
年末恒例となりました当エッセイの「総括＆序章」コンテンツ、今回もこの一年間を振り返りつつ
来年への目標や計画を模索したいと思います。
題して「天河真嗣の生活は本当にありふれていたのか、否か？（そのまんまだな&amp;hellip;）」



まず今年を総括する上で切っては離せないのが、今年は僕にとって後厄であること。
本厄だった去年でもさんざんな目に遭ったので、同じ痛手を二度も被りたくは無いと
今年は三が日のうちに念入りにお祓いをしていただきました。
ところが人間悪いことは出来ない</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
<font size="2">年末恒例となりました当エッセイの「総括＆序章」コンテンツ、今回もこの一年間を振り返りつつ<br />
来年への目標や計画を模索したいと思います。<br />
題して「天河真嗣の生活は本当にありふれていたのか、否か？（そのまんまだな&hellip;）」</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">まず今年を総括する上で切っては離せないのが、今年は僕にとって後厄であること。<br />
本厄だった去年でもさんざんな目に遭ったので、同じ痛手を二度も被りたくは無いと<br />
今年は三が日のうちに念入りにお祓いをしていただきました。<br />
ところが人間悪いことは出来ないもの。普段から無心論者を気取っておいて、<br />
こんなときだけ神頼みとは信心が薄いどころか冒涜だと見抜かれてしまったのでしょう。<br />
トータルで考えると去年以上の「厄」が降りかかってきました。</font>
</p>
<p>
<font size="2">詳細は恥ずかしいにも程があるため省略しますが、まず愕然としたのが自分のワークスタイル。<br />
年明けからこれを全否定され、一年間、これについて挫折感や焦り、自分への疑問が堂々巡りしていました。<br />
自分に欠陥があったことが明白なため、それを指摘した上司に「そこまで言わなくても」と食ってかかるつもりは<br />
一切ありませんが、自分が今後どうあるべきか激しく揺らいだのは確か。<br />
しかもその直後に詐欺に遭いかけたり（こちらは未然に防いで相応の報復措置を取らせて頂きました）と、<br />
公私の「公」の部分で非常に深刻なショックを受けた一年でした。<br />
そんなこんなの混乱が続いて、とうとう半期の折り返し地点で何もかもが厭になり、会社をズル休みして<br />
横浜まで海を見にハイウェイを飛ばしたのも社会人として失格だな。だから俺はダメなんだなぁ（猛省）。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">公私の「公」の部分でボロボロだった今年ですが、「私」の部分では例年になく熱を帯びた一年でした。<br />
年明け初めに【フェイク・オア・フェイド】の完結編を発表して本編と変わらない好評を頂き、<br />
その後もスペシャル特別編を如月睦月さんが主宰された「デュラリーアンソロジー」へ寄稿しました。<br />
アンソロジーへの寄稿をもって丸三年費やした聖剣伝説３十周年記念企画ともこれで一旦お別れ。<br />
完結編発表後すぐ次のプロジェクトへ移行したため、当時は別れの余韻はあまりありませんでしたが、<br />
最近になってようやく冷静に【フェイク】を「前作」と懐古できるようになり、それで初めて終わったと言う<br />
感慨が沸きました。</font>
</p>
<p>
<font size="2">創作活動そのものは、次のプロジェクト&hellip;＜フェイク２（仮題）＞が今年のウェートの大部分を占めました。<br />
全６０回もの長編連載のプロットを半年がかりで組み上げ、その間にスタッフミーティングを二度催し、<br />
キャラクターデザインの原案などの資料作成も重なって、これまでに携わったどの作品よりも<br />
注力した手ごたえがあります。<br />
前作の倍以上のスタッフに続編へ関わってもらっているのですが、参加する全員が情熱と個性に満ち溢れていて、<br />
物を創出しながらそれ以上の糧を皆さんから頂き、互いに刺激し合う良いサイクルに恵まれました。<br />
色々な価値観に触れることが出来たのも大きな収穫。共感する部分もあれば、異なる見解に驚くこともあり、<br />
改めてチームを組んでの創作活動の楽しさを噛み締めています。今も！</font>
</p>
<p>
<font size="2">相棒の激々極々と正式にサークル「シフトアナーキズム」を組んだことも非常に大きかったです。<br />
ミーティングの度に彼の才能へ「あいつがそう来るなら、よし、俺ならこうやろう」と嫉妬（笑）を覚えたり、<br />
悪を本当の悪として描くコツを教えて貰いました。<br />
敵役でない正真正銘の悪役を書かせたら、激々極々は本当にすごいんですよ。相棒の僕が賛美するのは<br />
ちょっとおかしいかもですが、心の底から怒りを覚える悪役なんて早々思いつくものじゃない。<br />
次回作で「悪」の描写に変化が見られたとしたら、それは激々極々のお陰です。</font>
</p>
<p>
<font size="2">激々極々は大学で歴史を専攻していただけあって日本史の知識も宝庫。<br />
構想を進めている時代小説にも色々な意見を貰っています。勝手に時代考証に任命（笑）。<br />
濃密な時間を共有できる仲間は、＜フェイク２（仮題）＞のスタッフさんも含めて、本当に貴重で重要。<br />
「公」の部分でダメダメだったけど、「私」の部分で最良の糧を得られたなら、振幅の激しさで受けた大きなダメージもチャラになります。</font>
</p>
<p>
<font size="2">ただ、携わるプロジェクトが多くなれば取捨選択は必然で、これまでメインフィールドにしてきた舞台劇のホンは<br />
自分から申し入れてセミリタイアしました。<br />
営業用の寸劇であれば引き受けることもありますが（実際、「マ・ツ・キ」の営業用に先日一本書き下ろしました）、<br />
一時間をまたぐ舞台からは暫く離れることになります。＜フェイク２（仮題）＞の企画進行と照合すると<br />
向こう二年はブランクが生じることになるので、セミリタイアが本当のリタイアになる可能性はあるけれど、<br />
今は不安以上に自分の携わるプロジェクトへの期待と希望が強く、小劇場演劇で学んだことを畑は違えど注ぎ込んでいくつもりです。<br />
&hellip;&hellip;&hellip;でも知人からストレートプレイで一本書いて欲しいって言われてるしなぁ。う〜ん、カムバックの予定ありきのリタイアということで（笑）。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">「良いこともあったけど、悪いことも多かった」。<br />
人生なんて大体そんなものだろうけど、２００７年は例年に無くその振幅が激しかったです。<br />
良いことがクライマックスに到達した半面、悪いこともかなり深刻だったので、年末を迎えてこうして振り返ってみると、<br />
ドッと疲れが出てきます。お陰で朝から胃が痛いし（笑）。<br />
多分、十年後二十年後に「２００７年はターニングポイントだった」と思い返す一年になるのではないでしょうか。<br />
ここまで振幅が激しいと、そんな予感を禁じえません。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">さて、僕の２００８年ですが&hellip;&hellip;&hellip;まず年明け一発目からちょっとした発表があります。<br />
一部でささやかれている「寿」疑惑（笑）でも、＜フェイク２（仮題）＞の正式タイトル発表でもありません。<br />
あまり大げさに引っ張っておいて、蓋を開けてみたら何事も無かったなんてなると非常に決まりが悪いので、<br />
この話題は早々に切り上げたいのですが、僕個人としてはその発表を契機に一皮剥けたいな、と。</font>
</p>
<p>
<font size="2">＜フェイク２（仮題）＞の正式タイトルも夏から秋を目処に発表します。<br />
これまでになく大きな大きなプロジェクトにつき、準備を万全に整えてから発表に臨みたいと考えていますが、<br />
いわゆるデュラリストの皆さんはそこでの発表にかなり驚かれることと思います。それも変則的な意味で。<br />
制作発表セレモニーと言うほど大袈裟ではありませんが、その席でも面白い仕掛けが出来たら良いな、と色々企画中。<br />
タイトル発表および掲載スタートまでまだまだ時間はありますが、プランナーの立場としても、個人的にも楽しみで仕方ありません。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">と言うわけで２００８年もよろしくおねがいします！</font>
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-12-27T13:16+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1687371">
  <title>風林火山完結</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1687371</link>
  <description>
ＮＨＫ大河ドラマ「風林火山」が最終回を迎えました。
以前にもこのエッセイ内で書いたかと思いますが、歴史上に登場する数々の軍師の中で
最も好きな山本勘助が主人公と言う事もあり、「風林火山」はオンエア開始前から
これまでに無いくらい楽しみにしていました。
そして、先日の最終回を見届けた今、このドラマをリアルタイムで楽しめた事を感激すらしています。



僕と勘助の出会いは、遡れば二十年近く昔になります。
歴史ファンでもある父はよく「歴史と旅」と言う雑誌を購入してきたのですが、そ</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
<font size="2">ＮＨＫ大河ドラマ「風林火山」が最終回を迎えました。<br />
以前にもこのエッセイ内で書いたかと思いますが、歴史上に登場する数々の軍師の中で<br />
最も好きな山本勘助が主人公と言う事もあり、「風林火山」はオンエア開始前から<br />
これまでに無いくらい楽しみにしていました。<br />
そして、先日の最終回を見届けた今、このドラマをリアルタイムで楽しめた事を感激すらしています。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">僕と勘助の出会いは、遡れば二十年近く昔になります。<br />
歴史ファンでもある父はよく「歴史と旅」と言う雑誌を購入してきたのですが、その中の一冊で川中島・八幡原の戦い、<br />
ならびに山本勘助を主題に扱った漫画がありました。<br />
今にして思うと、歴史の凄みを生まれて初めて教えてくれたのがその漫画で、自分の失敗によって窮地に立たされた仲間を救うべく、<br />
自ら戦場へ飛び出す男の生き様、戦国時代ならではの潔い命の使い方に度肝を抜かれた瞬間の衝撃は<br />
今でも鮮明に覚えています。<br />
ちょうどその漫画には、武田信玄と上杉政虎の一騎打ちシーンもあり、戦国随一の名勝負を幼いながらに画としてイメージできる様になり、<br />
長じて、今日の自分の小説内でアクション描写を行う際の想像力の根本を育ててもらった感じがします。<br />
生まれて初めて知った軍略も「啄木鳥戦法」だったし、そう言う意味では山本勘助は僕にとってある種パイオニア的存在でした。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">そんな大好きな勘助を扱った大河ドラマをどうして見過ごせるものでしょうか。<br />
今年一月の放送以来、毎週欠かさず、それこそ家族総出で楽しんできました。<br />
普段、歴史ものに全く興味の無い母ですら、僕や父に混じってブラウン管に釘付けになっているくらい（元々母は主演の内野さんの大ファン）。<br />
歴史の話で盛り上がる僕と父に眉を顰める向きすらあった母の口から<br />
まさか「関ヶ原の戦いよりも川中島の戦いの方が激戦だったんじゃないか」という自分なりの解釈が飛び出す日が来るとは。<br />
歴史ファンではない母すら虜にする「風林火山」、とにかく骨太かつ壮大な物語で、<br />
放送が終了する二十時四十五分まで文字通り手に汗握りながら引き付けられていました。<br />
毎回、八時三十分を過ぎた頃から「もう終わってしまう」と寂しさすら感じたものです（笑）。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">内容については、もはや改めて論じるまでも無い素晴らしいものですが、今回、特に僕が気に入ったのは、台詞の一つ一つに重みと力強さがある事。<br />
僕らは武田家や山本勘助がどういう結末を辿るのかを知っているわけですが、ドラマ中にもその結果を暗喩させるかの様な台詞が幾つも登場します。<br />
それだけなら凡庸な僕にも出来る事。「風林火山」では、時にその台詞回しへ「これは未来が変わってしまうかも」と<br />
思わせるくらい明るい希望を持たせたり、散りゆく者が後に残される者へ重みのある言葉を継承する重厚なシーンなど、<br />
見る人間の胸へ響く様な演出が随所に凝らされていて、いつでも何らかのケチを付けたがるひねくれ者の僕ですら素直に脱帽せざるを得ませんでした。<br />
勘助の前半のライバル的存在だった、竜雷太さん演じる甘利虎泰が、かつてない激戦に挑む直前に勘助へ遺した言葉、<br />
「戦いとは勝ち負けではない。何を失い、何を守るかだ」。これが作中で最も僕の胸に迫った台詞です。<br />
甘利はこのすぐ後に討ち死にしてしまうのですが、この言葉と認めてくれた人たちへの思いを胸に<br />
勘助が軍師として更なる成長を遂げていく過程がもう堪りません。<br />
この言葉が最終回の重要なシーンの伏線となっているのもポイント。「新選組！」の時のコルクもそうでしたが、<br />
弱いんですよ、僕。こういう最終回へ向けて収束される伏線やエピソードに。<br />
本放送時にも「こう来たか、こういう意味があったか！」と思わず膝を叩いてしまいました。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">脚本家の大森さんのこだわりでもあった、現代の価値観を持ち込まない制作スタンスにも歴史ファンとして感心させられました。<br />
とかく現代の「戦争は良くない」と言う価値観を持ち込んで歴史背景にそぐわないキャラクターにしてしまう向きが多い昨今の歴史ドラマの中で<br />
「食うか、食われるか。生きて勝つ為にどんな手段でも講じる」との野性味、あの時代の凄まじさを<br />
物事の正邪を超越してストレートに描ききった事は偉大ですらあると思います。<br />
暴力行為を賛美するつもりは毛ほどもありませんが、時代の背景や当時の真実、迫真に生きた人々を追求するには、<br />
侵略行為を「戦は駄目」などと否とせず、生きる事に必要だとして描かなければならないところ。<br />
その点、「風林火山」では主人公サイドにも悪逆な所業を担わせており、戦国時代を生きた生身の姿がとても丹念に描写されていました。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">最高だったのが、高遠頼継や小笠原長時ら、通称&ldquo;小物コンビ&rdquo;。<br />
どう考えても武田家と張り合うだけのレベルが無いにも関わらず、小ざかしく立ち回って結局負けていく、<br />
殆ど勘助たちの引き立て役でしかない端役のコンビでしたが、とても味のあるキャラクターに仕上がっていて、<br />
同じく「風林火山」を楽しんだ相棒・激極と二人で彼らの名調子、「おのれ！」連呼と「煽るな、煽るな（時折、「余は決めた」と別の人物になったり）」を<br />
真似する言葉遊びも流行りました。<br />
小物コンビ以外にも空気を全く読めない青木大膳や「武者震いがするのぉ！」の一言で一大ヒットを飛ばした庵原之政など<br />
脇役勢に出色が多かったのも「風林火山」の特徴だったと思います。どこを取っても、隅々まで面白い!!</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">骨太な主流と軽妙かつ味のあり過ぎる傍流がちょうど良いバランスで両立され、登場人物それぞれの生き様が深く熱く掘り下げられた「風林火山」。<br />
いまだにＤＶＤを観返す「新選組！」とはまた別の意味で、僕のバイブルになりました。<br />
現在企画が進みつつある＜フェイク２（仮題）＞やゲームのシナリオ、サークル活動用の時代小説を書く上でも、<br />
バランス調整の一つの指針、お手本が出来ましたし。</font>
</p>
<p>
<br />
<font size="2">ＮＨＫ大河ドラマ「風林火山」に携わった全ての皆さんへ心から感謝させてください。<br />
最高のクオリティのドラマを一年間楽しませていただき、本当にありがとうございました！<br />
</font>
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-12-17T11:19+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1672583">
  <title>東京へ行ってきました・３</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1672583</link>
  <description>
先日、今通っている講習の講師の方が「地方暮らしでも、たまには都会の空気を吸わなきゃ感覚が
麻痺する」と仰っていました。
まさにその通りだと深く深く感じ入った天河はもちろん田舎者。
どれだけ周囲が「開けた」と胸を張っても、山を背景にしているだけで停滞感アリアリな空気を
消せない我が町に神経まで侵されてなるものかッ！　&amp;hellip;と言う訳で行ってきました、東京遠征。
進化を止めた存在の価値云々を昔からＳＦ作家や研究者が問題提起するように、
人間の感覚も温い停滞感に浸かりっ放しじゃ</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
先日、今通っている講習の講師の方が「地方暮らしでも、たまには都会の空気を吸わなきゃ感覚が<br />
麻痺する」と仰っていました。<br />
まさにその通りだと深く深く感じ入った天河はもちろん田舎者。<br />
どれだけ周囲が「開けた」と胸を張っても、山を背景にしているだけで停滞感アリアリな空気を<br />
消せない我が町に神経まで侵されてなるものかッ！　&hellip;と言う訳で行ってきました、東京遠征。<br />
進化を止めた存在の価値云々を昔からＳＦ作家や研究者が問題提起するように、<br />
人間の感覚も温い停滞感に浸かりっ放しじゃ大変よろしくありません。<br />
新しいステップへジャンプアップする為に、<br />
今回も今回で＜フェイク２（仮題）＞の合同ミーティングを兼ねての上京となり、<br />
クオリティマネージャー兼ライターとして企画に携わっている激々極々も参加。<br />
彼は直接顔を合わせるミーティングには初参加です。 
</p>
<p>
<br />
<br />
<font size="4">■バカがひとり</font><br />
スタッフ中最も暑苦しいコンビでの上京に利用した交通機関は高速バス。<br />
個人的には移動時間を圧縮でき、かつゆったりと寛げる新幹線の方が性に合っているのですが、<br />
なるたけ費用を圧縮した激極のプッシュで高速バスをチョイス。<br />
会社の研修では何度か使った事のある高速バス、実は一人で乗るのは初めてで、<br />
「乗り過ごしたらどうしよう」と前日の夜は結構な不安が差し込んでいました。<br />
果たして、この学も経験も足りない田舎者は無事に高速バスへ乗る事が出来るのか!?<br />
&hellip;&hellip;&hellip;結果からお伝えしますと、見事に乗り過ごしました（吐血）。<br />
<br />
インターチェンジ手前に設けられたバス停にて待つ事、数分。<br />
生憎の台風直撃の影響で天候が大荒れであった為にやや時間を前後させてやってきたバス。<br />
&hellip;って、アレ？　チケット取った会社と違うバス？　現れたのは見知らぬロゴの入ったバス。<br />
念の為、一緒に待っていたオバさんに「これってＡ社（※チケット取った会社）のバスですかね？」と<br />
尋ねてみたところ、「いいえ、ケフィアです」じゃない「いいえ、Ｂ社のバスですよ」と<br />
親切に教えてくださりました。<br />
まだ乗車する人間はいるか否か呼びかけてくれる添乗員さん。<br />
別会社のバスと知らされていた僕はそれを聞き流し、首を傾げる添乗員さんを乗せたバスを<br />
「まだＡ社のバスは来ないのか&hellip;」と焦りながら見送ります。<br />
経過する事、さらに十分。明らかにおかしい。名古屋行きなど他の場所へ向かうバスは<br />
後から後から到着しているのに、どうして僕の待っているバスが来ないのか。<br />
不安が爆発して確認したところ、どうやらＢ社とＡ社は提携を組んでいるらしく、<br />
見送ったバスに乗らなくてはならなかったとの事が大判明。<br />
真っ青になりました。と言うか、カンペキに土気色だったハズです、その時の僕の顔。<br />
数年ぶりにありったけの殺意漲る眼光で騙してくれたオバさんを睨み付けてみるものの、<br />
そんな事をしたところで何がどう変わるものでもありません。<br />
バス会社に事情を説明して次の時間のチケットを用意してもらう選択肢もあるにはありましたが、<br />
それをしてしまうと現地で合流する予定のさめじま師匠との約束の時間に間に合わない。<br />
そして、それは高速バス未経験者には確実性の無い賭けでした。 
</p>
<p>
逡巡した末、僕は時間を選びました。すぐさま駅行きのバスへ乗り込み、そこから新幹線へ。<br />
幸いにも新幹線の予約は余剰があり、当日でもチケットを得る事ができました〜と胸を撫で下ろす時じゃありません。<br />
予定外の出費と無駄の過ぎる時間の反省、自分の迂闊さに呪われた僕は、<br />
これから楽しい時間が待っていると言うにも関わらず、暗澹たる思いを抱えたまま東京へ向かう事になりました。<br />
「新幹線の方が早く着くよ」との師匠からの応援メールが無ければ、今もってオバさんへの恨み節が<br />
渦を巻いていた事でしょう。<br />
<br />
いきなり色々あり過ぎてのっけから体力ゲージ赤点滅でしたが、そこは愛すべき新幹線。<br />
無事に東京駅へ到着したばかりか、バスの到着予定時間より一時間近く早いと言うサービスっぷり（当たり前なんだけど）。<br />
相方が何言おうと、次回からの交通手段は新幹線で統一する決心が今度のアドヴァンテージで固まりました。 
</p>
<p>
<br />
<br />
<font size="4">■到着〜合流</font><br />
今回の待ち合わせは秋葉原駅。<br />
おそらく何らかのアニメの女の子キャラ思しき扮装をした結構なオッサンを目の当たりにした去年の来訪以来、<br />
割とトラウマになっている（笑）秋葉原ですが、今回も今回で初っ端から重いダメージを食らいました。<br />
プラットホームへ降りた直後に目に飛び込んできたビルの電光掲示板では、いかにもなアニメキャラが舞い踊り、<br />
これでもかと自己主張しているではありませんか。<br />
なんだっけ、あれ、「ナントカすた」って漫画だった気がするんだけど&hellip;&hellip;&hellip;。<br />
間違っても「ブレイジングスター（夢工房）」でないのは確か。戦闘機は影も形もありゃしない。<br />
空色の髪の乙女よりもジャン・ビスマルク好みの僕ゆえに掲示板はスルーし、<br />
連絡のあった中央口へ向かったまでは良かったのですけど、本日は台風直下。<br />
いよいよ猛威を増してきた雨風にいきなり挫けます。慌てていたのと粗忽が折り重なって失敗を生み出し、<br />
新幹線の中に折りたたみ傘を忘れてきてしまいました。<br />
もう立ち尽くすしかない、僕。まるで目的を忘れたかの様にして立ち止まり、電光掲示板へ見入る<br />
あのプラットホームの群像と殆ど同じポーズで直立不動。睨む先は曇天なんですけど、行動停滞時間は同等です。 
</p>
<p>
<br />
朝から続くダメっぷりに内心憔悴しつつ、最寄のコンビニでビニール傘を購入。<br />
思いのほか、早く到着したので待ち合わせの時間まで待機していたところ、さめじま師匠から電話を貰い、<br />
それから程なく無事合流。<br />
相変わらずお若く、甘いマスクにもう僕の心は全日本Ｋカー選手権です（何言ってんだ、俺）。 
</p>
<p>
<br />
<br />
<font size="4">■映画「ロッキー」シリーズの脚本家がスタローンだと初めて知りました</font><br />
師弟コンビ合流後にまず向かったのは中央口に面したビル。<br />
ちょうどお昼時でしたし、腹が減っては戦は出来ぬと言う事でビル内に入っている軽食喫茶へ。<br />
<br />
さすがはお昼時。程よく空いたお店を探し求めて歩き回るものの、「話のし易い環境」と言う条件がなかなか整わず、<br />
文字通りの東奔西走。<br />
レストランの入っているフロアをまるまる一周回ってようやく全ての条件を満たしたインドカレーの店に辿り着きました。<br />
ここ最近はメッセンジャーやメールでのやり取りが多く、対面（トイメン）で話すのは実に数ヶ月ぶり。<br />
ランチを摂りながら、師匠が推進されているヘッドフォン関連の企画や僕の方で制作中の企画やシナリオなどについて<br />
お話しさせてもらったのですが、それはもう楽しく刺激的な時間。<br />
特に個人サークルで準備している時代小説についての貴重な意見を頂き、今後の企画の進め方に方向性が見えてきました。<br />
ヘッドフォンを題材にした師匠の本も、なんとオマケ付きでプレゼントされてしまい、この時点で既に感激の極み。<br />
人を喜ばせてくれるスタンスや新しいジャンルへ挑戦するフロンティア・スピリット（そう、開拓精神です）は、<br />
いつも師匠から貰っています。 
</p>
<p>
<br />
意見交換や「ハゲタカ」の話題（宇崎竜童の演技を大プッシュ）を交えながらの食事を終え、<br />
次に向かったのは同ビル内のＤＶＤコーナー。<br />
さめじま師匠、ブルーレイディスクのソフト（クリント・イーストウッドのセット）をお探しのご様子。<br />
勉強不足につきブルーレイディスクの事はあまりよく知らなかった天河ですが、意外に色々なソフトが発売されていると知り、<br />
純粋に驚きました。そして、店頭にあったラインナップが名画揃いと言うのも、またニクい！　「グッドフェローズ」もあったし。<br />
「カンフーハッスル」はあったけど、「少林サッカー」はラインナップから外されていたのは残念。<br />
「肝心のが無いよね」と話す内にテーマは映画（と監督）へシフトしていきます。<br />
ランチの際にイーストウッドが監督した「父親たちの星条旗」を勧められており、次第に心持ちはイーストウッド（ナンジャソリャ）。<br />
クリント・イーストウッドと言えば、僕の中でジョン・ウェインやフランコ・ネロ、スティーブ・マックィーンと並んで<br />
大好きな俳優（ええ、もう趣味が透けて見えますよ）。<br />
イーストウッドの監督作品が成功する条件（笑）を話したり、それに納得する内にいつしか「ダーティ・ハリー」のテーマ曲が<br />
耳元で鳴り響きます。それが右耳だとすると、左耳には「ペイル・ライダー」。<br />
最近の外人俳優にもブラッドリー・ウィットフォードやロブ・ロウ、ジョン・ステイモスと言ったお気に入りがたくさんいますが、<br />
基本的にオールドムービー派の僕なので、口から飛び出す俳優の名前もジェームズ・コバーンやアラン・ドロン、テリー・サラバスなど<br />
名優の前に&ldquo;往年の&rdquo;と冠するお歴々ばかり。<br />
それで話が成立するから良いのだけど、こりゃ誰にも「やっぱり年偽ってるだろ」と苦笑いされても仕方が無いよなぁ（笑）。<br />
そんな僕はプロジェクトのスタッフ内では評判悪かったけど、スティーブ・ブシェミが大好きです。 
</p>
<p>
<br />
<br />
<font size="4">■愛される「センコロ」</font><br />
さて、秋葉原駅前のビルを辞して師弟コンビが目指すのは某所のゲームセンター。<br />
本日のメインはその某所で行われる「旋光の輪舞（さめじま師匠が原案とアートディレクションを担当）」ゲーム大会の観戦です。<br />
<br />
ゲーム大会へ参加（あくまで観戦だけど）するのも初めてで、インターネット回線を利用し、ネットゲームに特化した<br />
ゲームセンターがあるとも知らなかった僕にとって、足を踏み入れた先に広がる空間は殆ど異次元。<br />
どんな大会になるのか検討も付かず、好奇心半分驚き半分でした。<br />
それ以上に驚いたのは、「旋光の輪舞」の開発元である「グレフ」様のＭ社長が直接現地に赴いて、<br />
誰より精力的に会場のセッティング等に奔走されていた事。<br />
さめじま師匠を通じてご挨拶させてもらったのですが、そこで感じたのは、スタッフの全員がこの「旋光の輪舞」というソフトを<br />
心の底から盛り上げようとしている大きな大きな愛情。<br />
改めて考えなくても自社の作品を愛しているのは当たり前なのですけど、エンドユーザー側の僕らは<br />
それをついつい見落としてしまいがちで、<br />
スタッフさんの心意気やパワーを肌で感じられた事によって、今後はゲームソフトひいては世の中に無限に在る作品を<br />
今までと少し変わった目で見つめられそうです。<br />
少なくとも僕はゲームセンターで奮闘されるＭ社長からその事を学ばせていただきました。<br />
インターネットで調べてみたら、Ｍ社長、今回だけでなく色々なイベントへ意欲的に参加されていますし。<br />
「旋光の輪舞」と「グレフ」様の事がますます好きになりました。 
</p>
<p>
<br />
ゲーム大会そのものは&hellip;&hellip;&hellip;もうハイレベル過ぎて、モニターの前で終始圧倒されっぱなしでした。<br />
攻守の巧みさは言うまでも無いのですが、ヴァニッシュモードに入っているにも関わらず、敵プレイヤーの放った弾幕へ<br />
果敢に攻め入り、しかも避けまくってこちらの攻撃有効範囲を確保する技術と度胸には羨望のため息しかありません。<br />
機体を絶妙に動かして弾丸の嵐を掻い潜るわ、B.O.S.S.モード発動を巡る駆け引きでまたヒートアップするわ、<br />
指先とセンスのどこをどう改造（いじ）ればそんなに上手くなれるのか、へっぽこトーシロプレイヤーに教えて欲しいですよ。<br />
天河イチオシなファビアンを使用するプレイヤーもいて嬉しかったです。<br />
ゲーム大会に初めて参加して一番の収穫は、みんなで一つの作品を楽しむパワー（ちょっとクサく言うと情熱）。<br />
言葉でうまく言い表せないくらい、あのエキサイトした空間は集団を結びつける強いパワーに包まれていました。<br />
作り手も読み手も心の底から「旋光の輪舞」を楽しんでいる姿は、集団で何かを成そうとしている僕にとって、<br />
今後大きな糧になると確信しています。 
</p>
<p>
<br />
糧とまた別の部分で感激したのは、さめじま師匠がＭ社長に「俺の弟子」と僕の事を紹介してくれた事。<br />
なんと言えば良いのか&hellip;&hellip;&hellip;一生随いていきます、師匠ッ!! 
</p>
<p>
<br />
<br />
<font size="4">■覇王丸に天覇凄煌斬があればやり込みます（一撃大ダメージ命）<br />
</font>大会を最後まで見届け（正確にはその日のスケジュールの最後。決勝は翌日でした）、会場を辞する師弟コンビ。<br />
折角、秋葉原へ来たと言う事で「サムライスピリッツ」の新作がロケテストされている別なゲームセンターへ<br />
足を向けました。<br />
<br />
さる筋からの情報によれば、どうやらグラフィックも一新されたとの事。<br />
「でも、「サムスピ」って「天下一剣客伝」で完結したんじゃなかったっけ」との裏事情までくまなく「アルカディア」を<br />
楽しむくらいヘビーな格闘ゲームファンだったりする天河真嗣、小首を傾げつつロケテスト会場へ向かいます。<br />
で、直接画面を見て納得。新作「〜閃」は３Ｄ格闘ＡＣＴでした。なるほど、２Ｄ版が「〜天下一剣客伝」で完結なのか。<br />
ハイパーネオジオ６４版を知る身としては、いつ壊帝ユガや八角泰山が飛び出すかドキドキしていましたが、<br />
インストにも二人の影は発見できず。&hellip;ダメかなぁ、決めたいんだけどなぁ、原爆固め＠柳生磐馬。<br />
時代的に辻風の臥龍は難しくても、せめて「アスラ斬魔伝」までのキャラはお願いします、<br />
ＳＮＫプレイモア様（開発元違うのかな）。<br />
<br />
少なくとも＜フェイク２（仮題）＞のスタッフには絶対通じなさそうな話題を切り上げ、まともにロケテの感想。 
</p>
<p>
「閃」の第一印象は師匠と顔を見合わせて「ソウルキャリバー」。<br />
いや、３Ｄ武器格闘ＡＣＴだから、とかそれ以前にますます西欧感が強まってるんですけど！<br />
アフロで褐色な剣士までは、まあ、良しとしてもバイキングにアマゾネスって&hellip;&hellip;&hellip;。<br />
しかも、「風雲タッグマッチ」に登場したキム・スイルみたいなキャラ（服装のディティールも酷似）もいるし、<br />
ネイティブアメリカンまで猛威を振るっているし、相棒の言葉を借りるなら、まさにカオス。<br />
日本勢の影がびっくりするぐらい薄かったです。ていうか、橘右京くらいしか日本人キャラは使われていませんでした&hellip;。<br />
３Ｄになるとサムライフィクションから明らかにファンタジーと化していく「サムスピ」、明日はどっちへ転がるのやら（汗）。 
</p>
<p>
「サムスピ」の他にもそのゲームセンターでは師匠が開発に携わったシューティングゲーム（公式にも社名が<br />
表に出ていない様なのでタイトルや詳細は割愛させていただきます）を見学。<br />
地元ではゲームセンターが次々とシャッターを閉めている為、こうやって筐体に触れるのも久しぶりでしたが、<br />
「旋光の輪舞」大会ともども、田舎に篭りきりでは得られそうにない刺激を貰いました。 
</p>
<p>
<br />
<br />
<font size="4">■さめじま塾！</font><br />
ゲーム三昧を経て、今度は新宿へ向かう師弟コンビ。<br />
後から合流する相方の利用した高速バスが新宿駅前へ到着するので、それに合わせての新宿行です。<br />
最後に落ち着く先は、いつも二人で行動する時の&ldquo;締め&rdquo;として入る喫茶店。<br />
新宿駅から少しだけ離れているものの、値段もとてもリーズナブルで、しかも店内は静かでゆったり。<br />
内装もクラシカルでオシャレですし、談話にはもってこいの空間ですが、隠れ家にしたいので具体的な場所や<br />
お店の名前は秘密です（一歩間違うと利敵行為になってしまいますし）。 
</p>
<p>
喫茶店では＜フェイク２（仮題）＞のキャラクターデザイン原案についてたくさんの意見を貰いました。<br />
一番はやっぱり「多ッ！」（笑）。これは色々な人からさんざん突っ込まれている事なのですが、<br />
＜フェイク２（仮題）＞は前作【フェイク１】の倍以上のキャラクターが登場する群像劇。<br />
それだけに原案を起こしたキャラも膨大で、中には僕の引き出しが限界を来たしてしまい、<br />
ディティールが被るキャラもちらほら&hellip;&hellip;&hellip;案の定、指摘を受け、ここは改善しなくてはなりません。<br />
他にもイラストを描く上での注意点を教授していただき、前回の講義から修正できていない自分の至らなさに<br />
愕然としましたね。「なんで俺は、こう、ダメなんだ」と。<br />
もちろん落胆だけではありません。「成長が見られる」ともさめじま師匠に仰っていただきました。<br />
どの部分でどう前回の講義が生かされているか、成長の見られる部分はどこかと細かく教わる中で<br />
見えてきた反省点を解消し、次に講義をしていただく際にはより飛躍したいと目標を立てられたのも、<br />
師匠の嬉しくて温かな言葉があったからこそ。<br />
人からよく「どうしてそんなにエネルギッシュにモノを書けるんだ？」と聞かれますが、その秘訣は師匠を持つ事。<br />
この人に認められたい、この人に楽しんで貰いたいと思える師匠がいるからこそ、インスピレーションも<br />
モチベーションも高まるのです。この持論には間違いないと胸を張れます。<br />
よーし、次回は「足」を描く楽しさに開眼できる様に頑張るぞッ！ 
</p>
<p>
イラスト講義の他にも、ＰＣゲームとコンシューマのソフトのユーザインタフェースの差異、企画のアピール方法など<br />
色々な事を教授してくださる さめじま師匠。<br />
現在走らせている企画もＰＣ（およびＷｅｂサイト）に依存する傾向が強く、ゲームとＷｅｂサイトと畑は違えど<br />
インタフェース関連の事柄は極めて重要なので、もしかしたら真剣になるあまり、微妙に鬼気迫る顔に<br />
なっていたかも知れません（もしそうだとしたら、おっかない顔してすみません、師匠）。 
</p>
<p>
<br />
<br />
<font size="4">■最後までハプニング</font><br />
不夜城新宿にいながら「夜の帳が〜」と表現するのもおかしな話なのですが、とっぷり陽も暮れ、<br />
時間もそろそろ遅くなり、この辺りで解散しようと言う運びとなりました。<br />
バスの到着をメールしてきた相方と合流を果たすべく、最終目的地・新宿駅へ。<br />
<br />
ところが、ここで猛威を振るって行く手を遮ったのが、昼から続く強烈な風雨！<br />
台風直下に加えてビルから吹き降ろす突風によって、ついに僕の傘が破壊されてしまいました。<br />
呆然と立ち尽くす天河真嗣。幸いコンビニが近くにあったので速攻で駆け込み、ビニール傘を買い求めて事なきを得ました。<br />
迷惑をかけておいてこんな事を言うのは不届きやも知れませんが、師匠の傘に入れて貰いながらコンビニまで進む道のりは<br />
なんだかおかしなくらいテンションが上がりました（笑）。<br />
意外とハプニングを楽しめるタチで、師匠と二人で台風に立ち向かう決死行は僕の心にスペクタクルを与えてくれたみたいです。 
</p>
<p>
<br />
そんなこんなで新宿駅に到着し、さめじま師匠とはそこで解散。<br />
程なく合流した相方・激々極々の、悪目立ちバリバリな荷物のデカさに微妙に苦笑いしつつ、<br />
僕らは宿泊をお願いしている同志・エビス丸さんのお宅へ向かうのでした。<br />
<br />
&hellip;&hellip;&hellip;と言う訳で、最初から最後までハプニングずくめの東京初日は、完了してみれば最初から最後まで飽きる事の無い<br />
極上のエンターテインメントになっていました。予定外の出費以上の価値が、この時間にはあるッ!! 
</p>
<p>
<br />
体調が悪い中、長時間お付き合い頂きまして、本当にありがとうございました、さめじま師匠。<br />
次回は布教用の「ザ・ホワイトハウス」のＤＶＤを持っていきますね（押し付けるとも言う）。<br />
それまでに僕ももっと頑張らないとッ!! 
</p>
<p>
<br />
※二日目の模様は＜フェイク２（仮題）＞制作ブログにてお届けする予定です。 
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-10-31T12:46+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1669877">
  <title>身も心も温まる時</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1669877</link>
  <description>かつてのバイト先の上司と同僚に誘われて鶏料理を堪能してきました。
名目はささやかな呑み会なのですけど、僕は翌日も早くから用事があったので今回はアルコールはパス（先週、先々週と結構な量を呑んだばかりだったし）。
運転手を買って出て、夜の街へ繰り出しました。
&amp;hellip;&amp;quot;夜の街&amp;rdquo;と文字にして書くと何だか艶めいていると言うか、いかにも遊び人なイメージですが、
小心者かつあまり欲深い（笑）遊びに興味の無い人間なので、当然、この日も健全な呑み会。
具体的なプランも立て</description>
  <content:encoded><![CDATA[<span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">かつてのバイト先の上司と同僚に誘われて鶏料理を堪能してきました。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">名目はささやかな呑み会なのですけど、僕は翌日も早くから用事があったので</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">今回はアルコールはパス（先週、先々週と結構な量を呑んだばかりだったし）。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">運転手を買って出て、夜の街へ繰り出しました。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">&hellip;&quot;夜の街</span><span style="font-size: 10pt"><font face="Century">&rdquo;</font></span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">と文字にして書くと何だか艶めいていると言うか、いかにも遊び人なイメージですが、<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">小心者かつあまり欲深い（笑）遊びに興味の無い人間なので、当然、この日も健全な呑み会。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">具体的なプランも立てないまま車を駆り出し、ドライブしながら指針を決めていくところなど<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">昔から何一つ変わっていません。</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">無計画の極み。<br />
でも、こう言う時間が殊のほか楽しかったりするんですよね。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'"><br />
<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">様々な試みへ参加している為にバイトしていた頃と比べてネットワークが広がり、<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">相対的に付き合い酒や食事を挟んでのミーティングを行う機会が驚くほど増えました。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">健康を考えたら外食は控えるべきなのですけど、良い作品を作る糧が得られるなら</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">そんな瑣末な事を気にしてはいられませんし、<br />
色々な意見を交換し、</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">時に（ていうか殆ど）バカな話で盛り上がれるのは得難い喜びです。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">ただ、楽しく喜びではあるものの、どうしても企画の進行が主題となる都合上、</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">非常に体力を使うのも確かで、<br />
会合を終えて自宅へ帰り着く頃にはクタクタ。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">大抵、シャワーもそこそこにバタンキュー（死語&hellip;か？）なパターンが多いです。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">そんな訳で作業と言う独特の緊張感を除いて、心からリラックスして楽しむ呑み会は</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">本当に久しぶりでした。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">先週の集まりは初めてまともに会話する人もいたりして、楽しさ半分緊張半分。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">リラックスからかけ離れた席だった為か、最後のあたり、自分が何を話しているのか</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">記憶が薄いし（と言う事はなかなか酔っていたのか）。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'"><br />
&nbsp;</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">さてその呑み会ですが、誰とも無く鶏鍋を食べようと言う話題になり、<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">以前にも今回の面子で繰り出した鶏料理のお店へ向かったのですが、残念な事に定休日。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">あの小さな旅籠みたいな味わい深い空間でつつく鍋は寒い時期にたまらないんだけどなぁ、と<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">ブツクサ言っていても始まらないので、半ば行きつけになっている別の鶏料理のお店へＧＯ。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">もちろん消去法じゃありません！　どちらもとても美味しいお店で甲乙付け難いデス。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">二者択一で先になったか後になったかの差ダヨ（なんだか無性に自己保身）。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'"><br />
&nbsp;</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">それにしても何度目だろ、このお店にお世話になるのは。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">バイトしていた頃に呑み会で最低四回は皆で来て、プライベートでもデートや</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">ちょっとした食事会で<br />
使わせて貰って&hellip;&hellip;&hellip;すごいや、珍しく常連客だ。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">しかも、基本的に夜遊びの趣味が無く、飲食店のレパートリーの狭い僕が唯一、裏メニューを知っているお店。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">東京で支店を見つけた時には嬉しいようなむず痒いような不思議な気分になりました。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">典型的な田舎者発言。お里が知れるなぁ（汗）。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'"><br />
&nbsp;</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">美味い鶏肉を頂きながら各々の近況を語らう僕たち。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">アルコールの入っている二人に触発され、僕もウーロン茶で気持ちだけのほろ酔い気分。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">よく呑み会でソフトドリンクしか頼んでいないと、つまらなくないかと不思議な顔をされるのですが、</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">酒を呑むかどうかはそれほど大きな問題ではなくて、<br />
アルコールの入った席で醸し出される</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">あの独特の空気があれば十分楽しめるんです。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">凡人並みに言えば安上がり、ちょっと恰好をつけて言うなら雰囲気で酔う、そんな感じ。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">ああ、久しぶりだなぁ、この癒されていく感覚。骨の髄までリフレッシュしていくなぁ。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">週に一度は外食を兼ねて激々極々とミーティングをしていますが、ここのところ作業が相当忙しく、<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">その上、お互いのパーソナリティが問題なのか、話を詰めれば詰めるほど空気がどえらく殺伐とするんですよ。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">ちょうどそのミーティングと正反対の空気。いつもどれだけアレなコンビなんだ（苦笑）。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">談話の内容も時に社会人としての悩みだったり、縁のある人たちを取り上げたバカ話だったりと呑み会の定番で、<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">これを読まれた方は「もっとアゲアゲで行けよ」との印象を持ったかも知れません。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">でも、それが良いんです。普段滅多に遊びに行けない友人、恩人と一緒に美味い物を食べて、</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">元気でやってる近況を確かめ合う。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">地味な代わりに派手さや奇抜さでは得ようにも得られない滋味をたっぷり吸収する事が出来るのですから。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'"><br />
&nbsp;</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">怒涛の如く押し寄せる日々の中で、ほんの僅かに設けられた安息日。<br />
</span><span style="font-size: 10pt; font-family: 'ＭＳ Ｐゴシック'">カラオケや大宴会が愉快痛快と仰る方も多い事でしょうが、一年に一回はそんな席を設けてみるのも<br />
乙なものですよ。</span> 
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-10-23T17:05+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1662753">
  <title>ショック！　デビュー作を紐解いて…</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1662753</link>
  <description>
ここ最近、演劇から離れてＷｅｂサイト関連の企画にメインフィールドを置いていた為、
脚本を提供していた劇団とも疎遠になりがちだったのですが（時間が無くて観劇も出来ていないし）、
地方営業用の寸劇をニ年ぶりに書き下ろしたり、役者さんから連絡を貰ったりとにわかに
袖を引っ張られています。
イヤなもんですこれからますますＷｅｂサイト企画の次回作へ専念しなくちゃならない時に色々と新しい挑戦を
試みているとか役者さんから聴かされると、「朗読劇かぁ。ホンでどこまでお客を引っ張れるか試したいから、</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
ここ最近、演劇から離れてＷｅｂサイト関連の企画にメインフィールドを置いていた為、<br />
脚本を提供していた劇団とも疎遠になりがちだったのですが（時間が無くて観劇も出来ていないし）、<br />
地方営業用の寸劇をニ年ぶりに書き下ろしたり、役者さんから連絡を貰ったりとにわかに<br />
袖を引っ張られています。<br />
イヤなもんですこれからますますＷｅｂサイト企画の次回作へ専念しなくちゃならない時に色々と新しい挑戦を<br />
試みているとか役者さんから聴かされると、「朗読劇かぁ。ホンでどこまでお客を引っ張れるか試したいから、<br />
やっぱりコメディ僕ならやるかな。落語の息遣いを参考に喜怒哀楽を極端にして&hellip;」などと<br />
気付いた時には無意識にシノプシスと演出プランを組み立てていて、集中力が分散してしまう。<br />
本当にイヤな横槍ですよ（笑）。 
</p>
<p>
<br />
しかもそんな時に限って、別の劇団の役者が「天さんが初めて書いたホンが物置から出てきました！」と<br />
持って来るもんだから、余計に、余計にィッ!!<br />
必死こいて彼に集中力分散の責任をなすりつけようとしていますが、懐かしさのあまり呼ばれて喜び出向いていった<br />
僕が全面的にいけないのです。率先して集中力を乱してしまう駄目プランナーです（スタッフの皆さん、ホントにすみません）。 
</p>
<p>
<br />
と言う訳で個性派俳優（勝手に命名）・Ｋ君が持ってきた僕の本格的な舞台劇デビュー作を数年ぶりに開帳してきました。<br />
コレを書くのに使用したのは、今は故障して置物にしかなっていない旧式のワープロ。<br />
データは既に失われているし、そもそも十年近く昔の脚本が残っている訳も無いので、現物を手に取るのも久方ぶりです。<br />
うわ、懐かしい！　劇団立ち上げたばかりの頃でお金も無かったから、ホンは藁半紙に印刷してホッチキス留めで<br />
凌いでいたんだよなぁ&hellip;と、今はもうさすがに縁遠くなった&ldquo;手作り感&rdquo;にしんみり。 
</p>
<p>
<br />
忘れもしません。デビュー作のタイトルは『フェイス・オブ・ザ・トゥルース』。<br />
小学校の学芸会や課外活動のお楽しみ会を皮切りにずっと寸劇を書いてきた事もあって、その延長で二人芝居を<br />
やってみたのですが、これが本当に酷い出来で（恥ずかしながら当時は傑作と思ってました）。<br />
全編固い空気で進行するシリアスタッチな芝居なのに、セリフは中途半端だし、ステージ上のテーブルに腰掛けたままで<br />
殆ど動きらしい動きも無いし、今、改めて振り返ると退屈極まりない構成でした。<br />
しかも、シリアスならシリアスで徹底して引き締まった空気を維持すれば良いものを、変にウケを狙ってみるものだから、<br />
後半へ向かえば向かうほど、目も当てられないほどグダグダな流れに&hellip;&hellip;&hellip;。<br />
回収したアンケートでもコテンパンにやられました。「脚本家は二度と筆を取るな」とか「役者が可哀想」とかね。<br />
&hellip;&hellip;&hellip;あれ？　なんか視界がボヤけてきたぞ（苦笑）。 
</p>
<p>
<br />
『フェイス〜』と言う芝居を打った中で唯一評価できるのは、自分へ失望して投げ出してしまわずにそこから二作、三作と<br />
続けて今の資本を作った事だとこのホンと再会するまでずっと思ってきたけれど、実はそれだけには留まらないと言う事にも<br />
稚拙な文章を読み込んでいく内に気付きました。<br />
テーマ性があって結構なシリアスで、ヒューマンドラマを目指していて、けれど幕間にはコメディが挟まれる。<br />
加えてポリティカルものの趣きもある&hellip;&hellip;&hellip;これって、ストーリーを構築する要素だけを抽出して考察してみると、<br />
今書いているストーリー＝現在の作風と物の見事に合致しているんですよ。<br />
さすがに場面転換やアクションシーンを研究してきたので躍動感は付いたけれど、シリアスタッチやコメディタッチを<br />
交互に織り交ぜて人間の内面、心理描写に迫って行きたいと言うスタンスもまるっきり一緒。<br />
物書きとしての技術に多少の発展（と言ってもそれほど進歩しているとも思えませんが）こそ見られたものの、<br />
人生最大の後悔を喫したあの場所から、実は僕は抜本的にはなんら動いていなかったのです。 
</p>
<p>
<br />
これはどう言う事だ。久しぶりの再会で突きつけられた全くの想定外。年を重ねたり色々な勉強をする中で<br />
意欲的に作風を変えてきたつもりだったのに、結局のところ、まるで進歩が無かったと言う事なのか。<br />
「学生の頃から追求するモノは変わっていません」とカラッと言い切ってしまえば、それはそれでカッコ良いのでしょうけど、<br />
でもそれは「これぞ自分のスタンス！」と敷いたレールを真っ直ぐに走って来れた人にだけ許される決めセリフであって、<br />
僕の様に作風の変化を思い込んできた人間が口にして良いものでは絶対にありません。 
</p>
<p>
<br />
&hellip;と五分ほど意識が飛びそうになるくらい愕然としてしまいましたが（しかもＫの野郎がまたそれを茶化すんだ）、<br />
かつて失敗してしまった題材をなんとか物語として成立させられるだけの術（含・人海戦術）を得られた事や<br />
過去から突きつけられた事実を「明日も黙って同じ草鞋を履けってコトさ」とポジティブシンキングに置き換えて<br />
受け止められる様になったのは、ある意味、進歩なのかなぁ、と（見ようによっては退化にも思えるけど）。 
</p>
<p>
<br />
反省させられる事もあり、今の自分と向き合うきっかけにもなったりと、およそ十年ぶりに再会したデビュー作には<br />
それはそれは有意義な、素敵な時間を頂きました。<br />
滅多に過去作を見直す事は無かったのだけど、こうしたクスリになるのであれば、たまには紐解いても良いかな。<br />
かく言うＷｅｂ企画次回作だって一度倒れた作品のリファインだし、きっと想い出には未来へ繋がる糧が<br />
詰まっているのでしょう。<br />
ただ、短いスパンで何度も恥ずかしい過去と触れるのは幾らなんでも耐えられないので、進呈すると聞かないＫ君を<br />
なんとか説得して『フェイス〜』のホンはお持ち帰り頂きました。 
</p>
<p>
<br />
今後の目標は、あの日の僕と『フェイス〜』に笑われない物語を作っていく事。<br />
そして、後年、読み返した時に関ってくれたスタッフの皆が後悔でなく誇りを受け取れる作品にする事。<br />
うん、新しい指針を立てられた事はとても大きく、やっぱり有意義な時間でした。<br />
なんだかんだ言ってありがとう、『フェイス・オブ・ザ・トゥルース』。Ｋ君には意地でも礼は言わない。言ってやるものかよッ（笑）!! 
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-10-04T12:36+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1659563">
  <title>週末のＤＶＤ観賞を習慣にしたい</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1659563</link>
  <description>
某制作ブログでも触れましたが、ここ数ヶ月の間、掛かりきりだった＜フェイク２（仮題）＞の
プロットが最終回分までようやく完成し、これで作業の山場を一つ抜けられました。



ある意味、実際の執筆より大変な工程で、サークルでの創作活動を一休みして
打ち込んできた為にオリジナルやら二次創作やら色々な作業が遅延気味です。
トップのイラストなんか何ヶ月放置しているんだろう（汗）。
その間、『シフトアナーキズム』の相棒、激々極々は結構な量の小説を仕上げているのですが、
「これはVer.</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
某制作ブログでも触れましたが、ここ数ヶ月の間、掛かりきりだった＜フェイク２（仮題）＞の<br />
プロットが最終回分までようやく完成し、これで作業の山場を一つ抜けられました。
</p>
<p>
<br />
ある意味、実際の執筆より大変な工程で、サークルでの創作活動を一休みして<br />
打ち込んできた為にオリジナルやら二次創作やら色々な作業が遅延気味です。<br />
トップのイラストなんか何ヶ月放置しているんだろう（汗）。<br />
その間、『シフトアナーキズム』の相棒、激々極々は結構な量の小説を仕上げているのですが、<br />
「これはVer.1なのじゃ」などと言って何故か書いたものを表に出し渋ります。<br />
準サークルメンバー（勝手に任命）の半券さんに提供して貰っている『セピアな熊ども』に<br />
関しては&hellip;&hellip;&hellip;もうだいぶストックが溜まっていたりします、実は。<br />
エンピツ画だって落書きを含めれば表に出しても大丈夫な物も何点か&hellip;&hellip;&hellip;あれ？<br />
これってもしかしなくても、僕の怠慢が結局のところは更新を遅らせた原因デスカ？<br />
&hellip;いえ、はい。わかってます。重々、反省しています。僕の全責任です（汗）。<br />
激極のオッサンに責任転嫁を出来ると腹の底で密かに計算した僕が浅はかでした。<br />
ともあれ、来月中旬までは通常のスケジュールで落ち着けますので、<br />
溜め込んでしまった更新や別ラインの企画も腰を据えて進めますよ。
</p>
<p>
<br />
規模としてもなかなか大掛かりになってきた＜フェイク２（仮題）＞は、一応の前作である【１】の完結編が<br />
脱稿するかしないかの段階（昨年末）からコンセプトを組み立て始め、クオリティマネージャーも<br />
担当してくれている激々極々と今年の一月より本格的な打ち合わせに入りました。<br />
殆ど地続きで【１】から＜２（仮）＞の作業に入った為、よくよく考えると【１】の執筆から今日まで<br />
満足に充電する時間も取れませんでした。<br />
ようやく落ち着いてきた今日この頃、溜まりに溜まったＤＶＤや色々な人から勧められた映画、書籍などを<br />
徐々に消化しています。心の栄養を取らなきゃお話も書けませんし。
</p>
<p>
頭が疲れてきたりネタに行き詰まりを感じた時に観るのは決まってアメリカのシット・コム『フルハウス』。<br />
喜劇作家（自称）・天河真嗣の原点とも言うべきタナー家にはいつも元気を貰っていますし、<br />
初心に戻る落ち着きをくれるのもジョン・ステイモスです（彼の演じる&quot;おいたん&rdquo;は作中まるで落ち着き無いけど）。<br />
また、某所でちょろっと触れた透り、＜フェイク２（仮題）＞はＳＦ作品でもあるので、資料（一応）として<br />
スペースオペラとコメディを掛け合わせた傑作（迷作？）『宇宙船レッド・ドワーフ号』のＤＶＤも回してみました。<br />
教育上大変よろしくない表現ばかりなので迂闊に人に勧める事が出来ないのですけど、<br />
ＳＦと言うジャンルをここまで完膚なきまでにパロディしつつ、根底にはＳＦへのオマージュが宿っている<br />
このシット・コムは僕の中で１、２を争う傑作。正直、『スターウォーズ』シリーズより好きです。<br />
同じく友人から強烈に推奨され、ビデオまで押し付けられたシット・コム『スピン・シティ』も<br />
再生のラインナップに入っています。これもオースティン・パワーズほどで無いにせよ素晴らしいほど下品（笑）。<br />
ジョークをジョークとして笑える人でないと絶対楽しめない過激な一品ですが、この『スピン・シティ』も<br />
政治を徹底的にからかっているところがあって実は意外と社会風刺（主人公はニューヨーク市長）。<br />
そう言う点では『スピン・シティ』は、方向性の違いこそ鮮明ではあるものの、マイケル・ムーアのスピリットに<br />
通じるものがあるかも知れません。いえ、こじつけでなくてパロディの仕方とか。<br />
バックステージものとして楽しむも良し、ポリティカルコメディとして政治の陳腐さを茶化すのも良し。<br />
Ｍ・Ｊ・フォックスファンは絶対に楽しめるはずです。僕はフォックスファンでないけど楽しめました。
</p>
<p>
<br />
コメディの他にも僕を本格的にポリティカルアクションの道へ引き込んだ『ザ・ホワイトハウス』を<br />
シーズン２の最初からもう一度観始めました。<br />
なにしろオープニングが凄い。シーズン１の最終回・ラストシーンから始まると言ういわゆるクリフハンガーを<br />
踏襲しているのですが、なんとそのラストカットと言うのが、主人公の大統領が銃撃される場面。<br />
シーズン２は悪夢の様な銃撃の最中から幕を開けるのです。<br />
もう何年も前に放送され、しかも何度も繰り返して見ているシーンですが、再生する都度に練りこまれたシナリオと<br />
日本のドラマでは絶対に真似できない洗練された演出に激しい衝撃を受けます。<br />
『ザ・ホワイトハウス』はその名の透り、アメリカ大統領とその側近たちの生き様を描くヒューマンドラマ。<br />
政治劇と言うと、えてして難解な印象があって敷居が高そうですが、基本的には重大事件に立ち向かう<br />
人間が描かれるものであって延々と政治について議論しているものではありません。<br />
国を賭けての選択を下す時、人間はどんな想いを抱くのかと言うある種、究極的なシチュエーションが<br />
展開されるスリリングなシナリオは圧巻の一言。<br />
しかも政治的な事件の合間に挿入される日常のドラマがまた秀逸なんですよ。<br />
銃撃事件に端を発するホワイトハウス職員たちのトラウマとか、仕事に打ち込むあまり家庭を疎かにして<br />
しまった補佐官の離婚問題とか、極めて人間臭く、かつ説得力のある心理の揺らぎが複雑な対人関係と<br />
合わさって物語をより熱くしています。<br />
『２４』や『プリズンブレイク』がアメリカドラマでは取り沙汰されていますが、個人的には前者よりも<br />
『ザ・ホワイトハウス』を推奨。<br />
決してダイナマイトが爆発したりスタントシーンがある訳では無いけれど、画として表れない部分の緊迫感や<br />
駆け引きの応酬は下手なアクションものより遥かにアグレッシブで僕は本当に手に汗握りました。<br />
断言しましょう。エミー賞四年連続獲得は伊達じゃないです。ヒューマンドラマの最高峰です。<br />
だからシーズン５以降も放送してください、ＮＨＫ様（本気泣）。
</p>
<p>
<br />
ドラマ以外では、さめじま師匠に勧められた映画『００７〜カジノ・ロワイヤル』（リメイク版の方ね）や<br />
小説『マルドゥック・スクランブル』にも手を付けています。<br />
そして、オールドムービー。モノクロもどんと来いな天河なのでついつい新しい映画ではなく何世代も<br />
前の作品に手が伸びてしまいます（実際、我が家のＤＶＤの大半はオールドムービー）。<br />
この間の三連休&times;二週連続の余暇には『大脱走』と『アニーよ銃を取れ』をそれぞれ制覇。<br />
Ｓ・マックィーン主演の『大脱走』はあまりに有名なので最早説明も不要ですが、『アニーよ銃を取れ』は<br />
マイナーな映画なのでおそらく一般的な認知度は低いハズ。<br />
かいつまんで説明すると、アメリカの西部開拓時代に実在した伝説的な女拳銃使いの物語です。<br />
某ＲＰＧでも名称が知られるガンウーマンの&quot;カラミティ・ジェーン&rdquo;と違って主人公のアニー・オークレイは<br />
荒野に繰り出すワイルドなタイプでなく、（性格は置いといて）比較的常識の範疇で活躍した女性なので<br />
日本人には映画のタイトル同様にあまり馴染みがありませんが、その生き様はなかなか面白いヒトです。<br />
映画のネタバレに繋がりかねないので面白すぎる人生の詳説は割愛しますが、史実においても<br />
彼女ほどアクティブに恋愛を楽しみ、青春を謳歌したパワフルな女性はそうはいません。<br />
そんなアニー・オークレイの魅力が詰まった『アニーよ銃を取れ』。元気が欲しい人にも持って来いの逸品。<br />
是非、日本の恋する乙女たち（死語か）に観て貰いたいですね。
</p>
<p>
今週末はジャック・ドゥミ監督の『シェルブールの雨傘』に挑戦予定。<br />
これも『アニーよ銃を取れ』と同じミュージカル映画なのですが、台詞の全て（それこそ配達員の「郵便です」に<br />
至るまで徹頭徹尾）が歌曲になっている、現在でも類例を殆ど見ない構成で、これはミュージカル映画の<br />
一種の完成形だと思います（構成だけでなくストーリーも抜群）。<br />
『テス』（Ｒ・ポランスキー監督）も久しぶりに観たいです。ラストシーンの付近の、あのサスペンスな流れは<br />
当時高校生だった僕にかなりのトラウマを刻んでくれました（未だに本気で怖いです）。<br />
て言うか、ＤＶＤパッケージのキンスキーもトラウマに残りそうなくらい怖いんですけど！
</p>
<p>
<br />
&hellip;久しぶりのまともなエッセイは思いもよらずマイフェイバリットのフリートークになってしまいました（汗）。<br />
でも、たまにはこう言う内容でも良いかな。色々な方のブログで映画や音楽など、<br />
自分のお気に入りを紹介する記事をたくさん読ませていただいているし。<br />
特に『テス』については周りに観賞した人間が皆無なので長年積もり積もったアレコレ話したい事もあるし（笑）。<br />
もしもやるなら、第一回目はまたしてもマニアックだけど『ブラス！』かなぁ。<br />
オッサンマニアにはたまらない、人生の粋な楽しみ方がたっぷり詰まった良い映画なんだ、これが。
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-09-25T16:13+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1657337">
  <title>客観的な死</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1657337</link>
  <description>
父の同僚にして親友が亡くなった（悲しい題材ばかりですみません）。
会社で別れてから数時間後にその連絡が入ったらしく、まさに突然の訃報だった様だ。
僕自身はその方と直接の面識は無い。社員旅行の際に撮ったと言う写真で一、二度顔を
拝見させて頂いた程度でした。



当然ながら父とは親友でもその息子は赤の他人なので、訃報を聞かされても「残念」とは思えど
悲しいと言う感情に直結する事はありません。あまりに相手を知らな過ぎる。
憔悴する父や故人には本当に申し訳ないものの、その死を漠然</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
父の同僚にして親友が亡くなった（悲しい題材ばかりですみません）。<br />
会社で別れてから数時間後にその連絡が入ったらしく、まさに突然の訃報だった様だ。<br />
僕自身はその方と直接の面識は無い。社員旅行の際に撮ったと言う写真で一、二度顔を<br />
拝見させて頂いた程度でした。
</p>
<p>
<br />
当然ながら父とは親友でもその息子は赤の他人なので、訃報を聞かされても「残念」とは思えど<br />
悲しいと言う感情に直結する事はありません。あまりに相手を知らな過ぎる。<br />
憔悴する父や故人には本当に申し訳ないものの、その死を漠然としか受け止められないのは無理からぬ事です。
</p>
<p>
<br />
僕もそこそこ年齢を重ね、人の死に直面する事はこれで何度目かになりますがそのいずれもが<br />
直接的な関わりを持つ死と言うか、例えば祖父母や恩師、あるいは仕事上、お付き合いをさせて貰った方々で、<br />
血縁あるいは知り合い以上の浅からぬ交流があった方々ばかりでした。
</p>
<p>
<br />
つまり、今回の様に人の死へ言わば客観的な視点で立ち会うのは初めて。<br />
それはとても不思議な体験で、今でも戸惑いを覚えるくらいです。<br />
亡くなったのが新聞のお悔やみ欄に掲載されている様な、顔も知らない全く縁の無い人間であれば<br />
こんな風に感慨を持つ事も無かったのでしょうが、写真で顔を見知り、父から人となりを聞かされ、<br />
何より父と深い繋がりのあった故人。<br />
赤の他人と最初に断っておきながら、どうしても意識を向けてしまいます。<br />
通夜、葬式までの成り行き、人が死ぬと言う事を当事者たちがどの様に受け止め、混乱と悲しみの中で<br />
どの様に対処していくのか&hellip;&hellip;&hellip;自分が当事者＝死に向き合う立場だった時には見えなかった事、<br />
と言うか理解する前に怒涛の如く過ぎてしまった工程が、客観的な視点に立った事で、今回、冷静に<br />
見つめる事が出来ました。
</p>
<p>
<br />
それは、人の死の重みと意味は、当事者にしか理解し切れないと言う事。<br />
強く突き放した考え方になってしまいますが、亡くなった故人を残念に思い、悼む事は<br />
ちょっとした顔見知り（時には全く面識の無い人間）でもする事が出来ます。<br />
僕自身、故人の訃報を聞いた時は、父の心中を考え、残念な気持ちや死に直面した時、<br />
それが縁もゆかりも無い人間に対してであろうと、誰もが思うだろう追悼の気持ちが涌きました。<br />
でも、それだけです。そこから先まで想いや悲しみを巡らせる事は出来ませんでした。<br />
無理からぬ事です。なぜなら基本的に僕と故人は赤の他人なのですから、主観的にその死へ<br />
深い考えを及ばす事など不可能だし、無理やり悲壮な想いに当てはめてしまうのは、<br />
それこそ死者への冒涜そのものです。
</p>
<p>
<br />
客観的な死とは何なのか、主観的な死とは何なのか。<br />
訃報を伝える電話を受けた時の、父のあの震える声と、その場面に立ち会った自分の思いとの距離を通じて、<br />
その事を深く考えさせられました。<br />
もしかしたらこれはとてもベーシックな事で、わざわざここで提議するまでも無いトピックなのかも知れませんが、<br />
死と向き合う事の深さを改めて感じ取り、色々と思うところがあったので、あえて題材とさせて頂きました。<br />
生き死にの哲学と言うか、死生観の多様性は長年の研究テーマでもあるもので。
</p>
<p>
<br />
貴重な体験と言うと語弊があるかも知れませんが、今回の出来事は大切な教訓。<br />
次回作以降の生き死にの描写にもしかしたら少しだけ変化が訪れているかも知れません。
</p>
<br />
<p>
改めて、故人のご冥福を心よりお祈りいたします。
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-09-19T16:46+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1621740">
  <title>「負けないで」に貰ったモノ</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1621740</link>
  <description>
少し前の話になりますが、「ＺＡＲＤ」のヴォーカリスト、坂井泉水さんがお亡くなりになった。
普段、音楽界のコトをそれほど細かくチェックしていないので休業されていた事も
入院されていた事も知らず、それだけに突然の訃報は大変なショックでした。


カラオケの十八番は「さそり座の女」と「群青」、さめじま師匠とＣＤショップへ入れば
真っ先に布施明のベスト盤に好反応を示す僕の音楽的嗜好のルーツは実は両親にあり、
幼稚園の頃から「チャンピオン」や「一恵」といった、いわゆる&amp;ldquo;なつメ</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
少し前の話になりますが、「ＺＡＲＤ」のヴォーカリスト、坂井泉水さんがお亡くなりになった。<br />
普段、音楽界のコトをそれほど細かくチェックしていないので休業されていた事も<br />
入院されていた事も知らず、それだけに突然の訃報は大変なショックでした。
</p>
<p>
カラオケの十八番は「さそり座の女」と「群青」、さめじま師匠とＣＤショップへ入れば<br />
真っ先に布施明のベスト盤に好反応を示す僕の音楽的嗜好のルーツは実は両親にあり、<br />
幼稚園の頃から「チャンピオン」や「一恵」といった、いわゆる&ldquo;なつメロ&rdquo;に類される音楽が<br />
ドライブに出かけた車内で、家のラジカセ（当時はまだカセットテープ主流）で<br />
ヘビーローテーションされていたら、そりゃ年齢にそぐわないジャンルが僕の中で<br />
「これぞ音楽のベーシック」みたいな認識にもなってしまうというわけです（ある意味、高度な洗脳）。
</p>
<p>
それから数年を経過して、友人たちからロックやデスメタルといった「これぞ音楽のベーシック」から<br />
外れた音楽を紹介されて、少しずつ趣味の幅も広がっていったのですが、「ＺＡＲＤ」はまさにその入り口で触れたバンド。<br />
某ドラマの主題歌としてタイアップされた「負けないで」を初めて聴いた時の、<br />
「世界にはこんなにもカッコいい歌があるんだ」という衝撃と感動は今も忘れられません。<br />
思えば女性ヴォーカリストのバンドも「ＺＡＲＤ」が初遭遇（さすがに「Ｘ−ＪＡＰＡＮ」は当時の僕でも知ってました）。<br />
それから暫くして中学生の時にアルバムを購入し、以来、「負けないで」は辛い時や落ち込んだ時に元気を貰う<br />
人生の応援歌になりました。
</p>
<p>
こんな事を書くのはちょっと大袈裟過ぎるかも知れませんが、自分で作品の企画や執筆を試みる際、<br />
真っ先に「読んだ人が元気や勇気を出せるモノにしよう」と考える遠因の一つには、<br />
「負けないで」のマインドが確実に根付いている気がします。<br />
あの応援歌から貰ったパワーを、今、落ち込んでいる人に分けてあげたい、と。<br />
辛い時に元気を、落ち込んだ時に勇気をくれる「負けないで」のマインドの再現を<br />
僕は無意識のうちに企図していたのかもしれません。<br />
坂井さんの訃報を人づてに聴いた時、そんな事を不意に、けれど強く感じました。<br />
おこがましいのを承知で明言します。坂井さんの歌声から貰った「明日を生きるパワー」を<br />
これからも僕なりの方法で色々な人たちに分けてあげられるように頑張ります。<br />
もう二度と生の歌声で「負けないで」から元気と勇気を貰えない事はとても悲しい事ですが、<br />
一番大切なのは、坂井さんから受け取ったモノをみんなが受け継いでいく事。<br />
僕もその内の一人になれたら、と強く思っています。
</p>
<p>
改めて坂井さんのご冥福をお祈り申し上げます。
</p>
<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-06-19T22:54+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1596525">
  <title>ドキ☆管理人晒しちゃうZOバトン</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1596525</link>
  <description>
≪フェイク・オア・フェイド≫でご一緒させてもらっているＭ・サボさんから
バトンが回ってきましたので、答えてみました〜。
こんな感じで良かったでしょうか、Ｍサボさん。




■名前を教えて下さい。(フリガナも付けて)
天河真嗣（てんかわ・しんじ）


■名前の由来を教えて下さい。
思春期に入れ込んだ二つのアニメの主人公の名前をくっ付けました。
何の捻りも無い引用で申し訳ありませんです（汗）。

■その名前はいつから使っていますか？
中学生時代から使っています</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
≪フェイク・オア・フェイド≫でご一緒させてもらっているＭ・サボさんから<br />
バトンが回ってきましたので、答えてみました〜。<br />
こんな感じで良かったでしょうか、Ｍサボさん。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
■名前を教えて下さい。(フリガナも付けて)<br />
天河真嗣（てんかわ・しんじ）<br />
<br />
<br />
■名前の由来を教えて下さい。<br />
思春期に入れ込んだ二つのアニメの主人公の名前をくっ付けました。<br />
何の捻りも無い引用で申し訳ありませんです（汗）。<br />
<br />
■その名前はいつから使っていますか？<br />
中学生時代から使っています<br />
<br />
<br />
■今の名前は何代目ですか？<br />
以前はチャーリー某って名前を使っていた過去もあるんですけど、<br />
あれはパブリックな場所で名乗った事が無いので、実質上の初代です。<br />
<br />
<br />
■サイト名(ブログが主の人はブログで)を教えて下さい。(フリガナも付けて)<br />
ベル・エキップ！<br />
<br />
<br />
■サイト(ブログ)名の由来は？<br />
オマール海老のびっくりムースが美味しいレストランから引用。びっくりマークは決定版の意味。<br />
&hellip;ミタニストです、ええ。<br />
<br />
<br />
■サイト(ブログ)を開設してどのくらい経ちますか？<br />
仮設置から累算して四年目に突入しました。もう四年か！<br />
更新ペースはひどいものですが、皆さんのお陰でなんとか維持できています。<br />
<br />
<br />
■そのサイト(ブログ)名は何代目ですか？<br />
仮設置から含めると二代目。内容に大きな変化は無いのですけどね。<br />
<br />
<br />
■初めて出来たオン友は？<br />
何を隠そう「デュラリー同盟」主宰のびるば清水さんです。<br />
バカな内容のメールをやり取りする内に交友関係が深まりました。<br />
<br />
<br />
■いつどこで出会ったのですか？<br />
「デュラリー同盟（当時：Power by You）」へ小説を投稿したのがご縁です。 
</p>
<p>
<br />
<br />
■現在結構メールしているオン友は何人居ますか？<br />
現在水面下で走らせている企画のスタッフさんやプライヴェートの友人が主ですが、<br />
メールのみの付き合いはごくごく少数です。<br />
<br />
<br />
■メル友じゃなくても交流のある人は？<br />
定義づけが難しいのですが、オンラインを経てプライヴェートでも付き合いが生まれた友人もいます。<br />
<br />
<br />
■自分が一番仲が良いと思っているオン友は？<br />
友人などと肩を並べてしまってはおこがましいのですけど、やはり、さめじま師匠ですね。<br />
プライヴェートではもちろん、メッセンジャー等でもよくお相手をしていただきますし、<br />
スタート直後はガッチガチだった対談企画でも今ではリラックスして何でも話せてしまいますので。<br />
でも、心情的には友人というより「一生随いていきます、師匠ッ！」なんですよねぇ。<br />
<br />
<br />
■相互リンクはしてもらってますか？<br />
ありがたい事にさせていただいております。<br />
ずっと憧れていた人と相互リンクさせてもらえる感動を、誰に感謝すれば良いのか迷う時もあります（照笑）。<br />
<br />
<br />
■相互とブクマ、どちらが多いですか？<br />
資料関連のチェックが膨大なので、もうブックマークの大勝間違いナシ（笑）。<br />
<br />
<br />
■ちなみにこのバトンを回してくれた人とは相互してますか？<br />
ありがたい事に相互リンクさせてもらっています。いつもありがとうございます、Ｍサボさん。<br />
<br />
<br />
■このバトンを、成り立ちが知りたい、1〜10人の方に回して下さい。<br />
オンラインでの交友関係が極端に少ないので、こういうのが一番困るんだけど（笑）、<br />
ここは、さめじま師匠、遊爽さん、激々極々くん、栞さんにパスしてみるですよ。<br />
特に遊爽さんには、このバトンパスで初めてメールをするので、今から受け取って貰えるか心配です（笑）。<br />
考えただけで武者震いがするのぉッ!!
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-04-17T22:52+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1596512">
  <title>右脳と左脳が合わされば</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1596512</link>
  <description>

先日、次回作≪フェイク２≫のスタッフミーティングを行ない、その席で僕はちょっとした冒険を試みてみました。
中学生時代に最も親しかった友人と、高校生時代に最も親しかった友人を引き合わせたのです。
これだけならよくある話なのですが、このふたりと言うのが、実に頭の回転が冴えた人物で、
僕も色々な企画を推し進める際によく相談に乗ってもらっていました。
こんな風に例えるとおこがましいかも知れませんが、僕にとって右脳と左脳。
二十余年生きてきた中で公私ともに最も信頼のおける、いわば戦友です</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
<br />
先日、次回作≪フェイク２≫のスタッフミーティングを行ない、その席で僕はちょっとした冒険を試みてみました。<br />
中学生時代に最も親しかった友人と、高校生時代に最も親しかった友人を引き合わせたのです。<br />
これだけならよくある話なのですが、このふたりと言うのが、実に頭の回転が冴えた人物で、<br />
僕も色々な企画を推し進める際によく相談に乗ってもらっていました。<br />
こんな風に例えるとおこがましいかも知れませんが、僕にとって右脳と左脳。<br />
二十余年生きてきた中で公私ともに最も信頼のおける、いわば戦友です。<br />
皆さんにもいらっしゃるのではないでしょうか？　自分を高めてくれる友人が。<br />
彼らはまさにそんな存在なんです。
</p>
<p>
ふと気付いたのですが、この右脳と左脳、よくよく考えると相談を持ちかける時は<br />
大抵マンツーマンで席を設けるので、「こういうヤツが仲間にいてさぁ」程度に<br />
世間話の話題へ挙げた事はあっても、きちんとした形で顔合わせと紹介をした事がありませんでした。<br />
別にふたりを遠ざけたわけでなくて（笑）、タイミングが合わずにこれまでその機会を逃していたのですけど、<br />
ある時、幸運にも偶然が重なり合い、目出度く三人顔を揃えての初ミーティングを催す事に成功。<br />
どんな化学反応が起こるのか、内心楽しみだった右脳と左脳の顔合わせは、<br />
人見知りする彼らの癖もあって、なかなか会話が弾まない開幕となりました（苦笑）。<br />
一瞬、「ヤバい、もしかして、俺、トチッたか&hellip;？」と心の底で冷汗をかいてしまったのは秘密です。<br />
秘密でしたが、簡単なストーリーラインのプレゼンが終わる頃には徐々にふたりとも打ち解け、<br />
右脳こと激々極々くんが過去に執筆した作品で自分の作風や人となりをアピールしながら、<br />
交流を深めていきました。<br />
残念ながら左脳こと半券くんは書面という形で作品を持参してはいませんでしたが（何しろ急にセッティングとなったので）、<br />
彼がチーム制で手がけるＳＦシリーズの紹介はきっと激々極々くんにも伝わっただろし、<br />
なにより右脳左脳ともに「濃ゆい」精神と頭の回転を持つ人間同士、談笑の端々から同系のニオイを<br />
感じ取ってくれたのではないでしょうか。<br />
特に半券くん。表立って掲載しようものなら、確実に某氏から告訴される事間違いナシな<br />
激々極々くんの過去作を読んで、強烈なシンパシーを覚えてくれたに違いありません。<br />
なぜなら、僕と半券くんがマンツーマンで会う時には、比較的シャレにならない会話が飛び交うので（笑）。
</p>
<p>
スタッフミーティングは（最初の微妙な居た堪れなさを除いて）穏やかなムードのまま進みましたが、<br />
やはり右脳と左脳を引き合わせたのは成功だったと手応えと同時に嬉しさを噛み締めています。<br />
≪フェイク２≫に限った事では無いのですが、僕は自分で何か企画を立案する時には、<br />
大抵の場合、複数名のスタッフさんに参加してもらう事でブレーンストーミングに近い形式を整え、<br />
色々なアイディアを持ち寄って一つの作品として完成させていきます。<br />
つまり、スタッフ個人のオリジナリティや個性が他のアイディアと結びついた時に生まれる<br />
面白すぎる化学反応を楽しむわけで。<br />
そこへ行くと今回は僕が長年全幅の信頼を置いてきた右脳と左脳が手を結んだ形。<br />
しかも強烈過ぎる異彩&hellip;もとい個性を備えたふたりが手を結ぶのですから、<br />
果たしてどんな化学反応が爆誕するのか、想像しただけで武者震いできるぐらい楽しみです。<br />
極端に言えば、武田信玄と上杉謙信が同盟を組んだ様な物（一応、断っておきますが、<br />
別に激々極々くんと半券くんは信濃を挟んで血戦とか繰り広げてはいません。当然不仲でもありません）。<br />
人智を超えた天才ふたりが手を結んでしまったら、戦国の乱世にどんな波乱が巻き起こっていたのだろうか。<br />
もしかしたら歴史が覆っていたのかもしれない&hellip;&hellip;&hellip;そんな奇跡の第一歩を、現代に置き換えこそしたものの、<br />
僕は誰より一番近くで見守れたのです。
</p>
<p>
≪フェイク２≫では半券くんには前作から引き続いてメカニックデザインを担当してもらうので<br />
執筆部門の激々極々くんとは間接的にしか作業上の接点は無いのだけれど、<br />
いつか三人で何か企画を動かそうと約束しました。<br />
それはきっととんでもない化学反応を起こすだろうと楽しみですが、それ以上に、長年引き合わせたくて、<br />
でも叶わなかった夢を実現できた感慨が強く、今、しみじみと右脳と左脳が本当の意味で一緒になった喜びを<br />
噛み締めています。彼らに負けてはいられないと意欲もグンと向上しますしね。<br />
自分という人間を高めてくれる友人を持てる嬉しさ、その友人たちを結び付けられた喜び。<br />
こんなにもスゴい経験を同時に味わってしまえる僕は、もしかしたら人よりとても恵まれているのかも知れません。<br />
いえ、断言しましょう。僕は出逢いというものに恵まれています！
</p>
<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-04-17T22:39+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1592026">
  <title>風林火山、ハマッてます！</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1592026</link>
  <description>最近、いよいよもってエッセイを書く時間が乏しくなってきました（汗）。<br />
既にこっちが月イチ連載と化しています。本当にごめんなさい。<br />
その分だけ新企画で良いモノ作ってお返ししたいと考えていますので、<br />
「てめコラ、天河ッ!!」との憤怒は一先ず鎮めていただけると幸いです。<br />
いえ、ホント、新企画【フェイク２】用のプレストーリー作成（これはもう完成しました）が始まったりと<br />
実は水面下でアレコレ忙しなく動いてます。<br />
<br />
<br />
そんな余裕の無い毎日の楽しみと言えば、やはり、大河ドラマッ！<br />
またこのテ</description>
  <content:encoded><![CDATA[最近、いよいよもってエッセイを書く時間が乏しくなってきました（汗）。<br />
既にこっちが月イチ連載と化しています。本当にごめんなさい。<br />
その分だけ新企画で良いモノ作ってお返ししたいと考えていますので、<br />
「てめコラ、天河ッ!!」との憤怒は一先ず鎮めていただけると幸いです。<br />
いえ、ホント、新企画【フェイク２】用のプレストーリー作成（これはもう完成しました）が始まったりと<br />
実は水面下でアレコレ忙しなく動いてます。<br />
<br />
<br />
そんな余裕の無い毎日の楽しみと言えば、やはり、大河ドラマッ！<br />
またこのテの話題かと辟易される方も多いかと思いますが、今年の『風林火山』、<br />
ちょっとシャレになってません。勿論、良い意味で。<br />
歴史上の軍師で一番大好きな山本勘助が主人公という事で元々注目はしていたものの、<br />
二十年に一度の周期でピックアップされる“信玄もの“という題材やいぶし銀揃いのキャストからして、<br />
正直、放送開始までは「地味なシリーズになりそうだ」と斜に構えていました。<br />
千葉新一さんや竜雷太さんといったいぶし銀のベテラン勢はオヤジマニアの僕にはたまりませんが、<br />
世間一般の美的感覚からすると、あまりに華が無いのかな―――なんて不躾なファーストインプレッションから<br />
始まった『風林火山』ですが、第１部のクライマックスである武田信虎の追放までやって来た現在までに<br />
「これちょっとなぁ〜」などと不満を感じた回は一度たりともありません。<br />
トイウヨリモ、全ての点において凄すぎるッ!!<br />
<br />
<br />
僕は常々『新選組！』オタクを自称しているのですけど、『太平記』以来の大河ドラマファンでもあるわけで、<br />
『新選組！』や『功名が辻』の様な異端的作品にも魅力は感じるものの、<br />
やはり無骨なぐらいの男臭いシリーズを渇望する思いがありまして。<br />
ここ十年来、そうした「これぞ大河ッ!!」という作品が無かった感じがしていました。<br />
『新選組！』は確かに一生モノの作品だと思うけど、大河ドラマとしてはどう考えても異端だし、<br />
舘信長に中毒を起こした『功名が辻』も、一部にマニアの多い『葵〜徳川三代』だって、<br />
戦国を取り扱った作品ではあるけれど、昔（僕が生まれるより前に遡る）の大河ドラマにあった<br />
荒々しさとは縁が遠かった様に思えます。<br />
『独眼竜政宗』に代表される「何があっても上り詰めてやるッ！」と主人公が毒々しいまでの野心に燃える、<br />
極めて原始的な荒っぽさが（今の作品は大抵主人公へ反戦思考を落とし込むしね）。<br />
<br />
<br />
そこに来て『風林火山』。<br />
内野聖陽さん演じる主人公・山本勘助は、向上心がギラギラ研ぎ澄まされており、<br />
なおかつ卑怯な手を使っても勝つというダーティーな価値観と豪胆さを兼ね備えた一種のダークヒーロー。<br />
奇麗事を言わずに本能で生きている感覚が、ブラウン管越しにもビンビン伝わってくるんですよ。<br />
そんな男臭さがドラマ全体の空気にも伝導されていて、もうビックリするぐらい画に華が無い（賛辞です、コレ）ッ！<br />
それでいて視聴者を飽きさせない台詞回しの妙やシーンごとの作り込み、重みのある演技のぶつかり合いには、<br />
「これぞ待ち焦がれた大河ドラマッ！」と長年の乾きが満たされる思いです。<br />
台詞の一つ一つに重厚な力が宿っていて、なおかつそれを重厚なベテラン俳優が紡ぐのですから、もうたまらない！<br />
武田・今川・北条の三国同盟を描くと言うだけあって脚本も戦国中期の情勢を幅広くフォローしてあり、<br />
歴史ファンとしてもとても好感が持てます。<br />
まさか信虎追放に有名な“北条氏綱御書置”を重ねるとは思いもしませんでした（第十一回）。<br />
確かに当時の武田家の情勢へ重なる部分が多いのは確かですが、それをああ言う形でアレンジしてくるとは………。<br />
広く深く歴史を当時の情勢や人物を勉強された脚本の大森さんには脱帽です。<br />
<br />
<br />
今年、我が家は『風林火山』一色。なにしろ普段は時代劇を見ない母ですら日曜日の二十時には<br />
僕や父と一緒にテレビへ噛り付きですから（これは主演の内野さんのファンという事情が強いけど）。<br />
「天下分け目というけれど、何年もの間戦った川中島合戦の方が関ヶ原よりスゴいわネ」などという評論が<br />
歴史オンチの母の口から飛び出す日が来るとは！<br />
なにはともあれ、『風林火山』、最後の第四回川中島合戦（ここで勘助は討死します）まで<br />
どっぷり楽しませてもらえそうです。<br />
<br />
<br />
かく言う僕も、先日、主演の内野さんと柴本さんが招かれた地元のイベントへ馳せ参じて着ました。<br />
いやもうミーハー全開でごめんなさい（ちゃんと作業はしてますので）！<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-04-07T19:38+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1565550">
  <title>東京へ行ってきました・２</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1565550</link>
  <description>
あけましておめでとうございますのご挨拶もしないまま二月になってしまいました（汗）。
今回は放置のお詫びも込めて、
特別に東京遠征の模様をお送りしたいと思います（相当長いです）。


・一日目
■
月末の忙しい時期ではありましたが、色々と予定がかち合いましたので、半年振りに東京へ遠征してきました。
今回も前回同様に一拍二日の滞在でしたが、以前と同じく、いえ、それ以上に実りの多い小旅行になりました。
その分、内容が濃厚で、全ての予定を済ませて自宅へ帰り着く頃にはクタクタになって</description>
  <content:encoded><![CDATA[<p>
あけましておめでとうございますのご挨拶もしないまま二月になってしまいました（汗）。<br />
今回は放置のお詫びも込めて、<br />
特別に東京遠征の模様をお送りしたいと思います（相当長いです）。<br />
<br />
<br />
・一日目<br />
■<br />
月末の忙しい時期ではありましたが、色々と予定がかち合いましたので、半年振りに東京へ遠征してきました。<br />
今回も前回同様に一拍二日の滞在でしたが、以前と同じく、いえ、それ以上に実りの多い小旅行になりました。<br />
その分、内容が濃厚で、全ての予定を済ませて自宅へ帰り着く頃にはクタクタになってしまいましたけど（笑）。
</p>
<p>
まず初日。<br />
昼頃に東京へ到着してそのまま新宿へ乗り継ぎ。<br />
と言うのも、初日はさめじま師匠と合流してから町へ繰り出す予定になっていまして。<br />
その待ち合わせの場所が新宿だったわけです。気分は新宿鮫ッ（分かる人だけ分かってください、このネタ）!!<br />
程なく師匠と合流を果たし、いざ新宿へ―――のその前に二人とも朝から何も食べていないというコトもあり、<br />
まずは軽く昼食を。<br />
次のプロジェクトが相当忙しいらしく、師匠は結構お疲れのご様子でしたが、それでも饂飩をすする姿は<br />
いつも通りのハンサムでした（恋する乙女か）。
</p>
<p>
腹を満たしていよいよ本格的に始動ッ！<br />
まず二人で赴いたのは、『新宿鮫』でも（割かし物騒な形で）登場した新宿御苑。<br />
実を申せば御苑は天河たっての希望でした。<br />
オリジナル小説『舜・代』の中盤にて新宿御苑をターニングポイントの舞台として登場させる予定なのですが、<br />
前回上京した際にも行きそびれてしまい、今まで一度も足を踏み入れた経験がありませんでした。<br />
今回でこそ、きちんと取材をして来なければ、と。<br />
師匠もこれを快く了承してくださり、行って来ました新宿御苑ッ！
</p>
<p>
「足痛ェッ!!」
</p>
<p>
予想を遥かに凌ぐ広大な御苑、一周して休憩所に入る頃には足の裏が悲鳴を上げていました。
</p>
<p>
「俺より若いのに&hellip;&hellip;&hellip;」
</p>
<p>
と師匠に苦笑されるこの体たらく、情けないばかりです。完全なる運動不足。<br />
槍の稽古だけでは身体は締まってはくれなかった模様です。<br />
ただし、身をもって痛感する程の御苑の広大さ、複雑な地形は僕が思い描いた通りのシーンを<br />
実現させるのに打ってつけで、足は切なかったけど、内心ではガッツポーズでした。<br />
きちんと整備の行き届いた自然が心地良く、デートスポットとしても好まれるだけにカップルも多くて、<br />
野郎二人には微妙に肩身が狭かったけどさ（しかも大河ドラマの話ばかりしているという男臭さ）。
</p>
<p>
ネットアイドルの撮影回まで行われていた御苑を辞して次に向かったのは中野ブロードウェイ。<br />
どうやら師匠、その中で軒を並べているオーディオ店に借りた物があるらしく、<br />
返却がてらサンモール〜ブロードウェイを案内していただきました。
</p>
<p>
「中野って、町並みがどこか香港風なんだよね。ブロードウェイが九竜（クーロン）砦でさ」
</p>
<p>
さめじま師匠をして香港の趣のある中野、未踏の天河にはおっかなびっくり（田舎者の発言）でしたが、<br />
足を踏み入れて納得の実感。確かにそこには&ldquo;香港風&rdquo;が息衝いていました。<br />
規模や景観はもちろん本場とは大きく異なっているし、二階がオープンエアーになっているバスでの移動も<br />
当然無いのだけれど、ゴミゴミと店がひしめき合っているあの町並み、行けども行けども店・店・店という趣はまさに&ldquo;香港風&rdquo;。<br />
「次回作でこういう構造の町並みを表現したい」と即決するぐらい、面白い町でした（田舎者の発現２）。<br />
メイド喫茶がある辺り、純度の高い&ldquo;香港風&rdquo;よりもちょいと日本の文化に侵されていましたが。
</p>
<p>
そうこう驚愕している内に師匠が借り物の返却へ訪れたオーディオ店の店長さんと盛り上がり始めたので、<br />
邪魔をしてはいけないと思い、天河単独でオーディオ機器探索へ。レッツ・トレジャーコール（掛け声）ッ!!<br />
オーディオの魔界（比喩）のかなり深い領域へ足を踏み入れている師匠と比べるべくもなく、まだまだヒヨッコの僕。<br />
ディスプレイに記されている説明文を読むだけでも非常に刺激的。<br />
音声を立体的に聴くという発想をこの日、初めて知ったわけですが、もう目からウロコものでした。<br />
エジソンの発明にも匹敵するような発想の妙もさる事ながら、「文化的に生きる」というものを<br />
究極まで突き詰めて初めて得られる可能性や楽しみ方があるんだな、と。<br />
これまで漫然と流していたＣＤプレーヤー、これからは僕も立体的に音の構図を捉える事に努めてみます。
</p>
<p>
「うん、まあ、でも、それに対応した機器を備えていないと立体的な音楽は聴けないからね（師匠談）」
</p>
<p>
ぎゃふん（自分の浅はかさに）。
</p>
<p>
<br />
■<br />
御苑〜中野と歩き通してさすがに疲れも溜まってきた師弟コンビ、一時の宿木を求めてアッチへコッチへと<br />
探し回ったのですが、サンモール中野、喫茶店が無ぇッ!!　新手のイヤガラセかというぐらい無ぇッ!!
</p>
<p>
「しょ、食事処はたくさんあるんですけどね&hellip;」<br />
「ラーメン屋ばっかりだね、中野&hellip;」
</p>
<p>
延々探し回った挙句、ついにサンモール内での遭遇を諦めて日本の九竜砦へ回れ右。<br />
ゲームセンターに程近い喫茶コーナーを見つけるまで、蛇の道もかくやと思わせる大変な道のりでした。<br />
これぞまさしく雷帝招来ッ（意味不明）!!
</p>
<p>
喫茶店では、【フェイク〜】に続いてゲストメカデザインを担当していただく師匠へ件の次回作の企画書を提出、<br />
マンツーマンのミーティングを行いました。<br />
事前にクオリティマネージャーの激々極々とも読み合わせは詰めていたものの、さすがゲーム業界の一線で<br />
活躍されるさめじまお師匠様、僕らが見落としていた部分をしっかりと指摘・指南していただきました。<br />
プロモーション戦略やプロットなど、色々な意見をいただきましたが、流行り廃りの直撃を受けるゲーム業界へ<br />
身を置かれる方だけに言葉の一つひとつに重みや説得力があり、またしても多大な感銘を受けました。<br />
隣席の女性陣から「シャドルーの帽子がさ」と不意討ちにしてはヘビーかつディープな黄色い声が<br />
横殴りに吹雪いてきて、二人とも神妙を保っていた空気が一瞬にして吹っ飛んでしまったのが、<br />
オチと言えばオチなのかな。ムッハーッ!!
</p>
<p>
棒になった足を癒した師弟コンビ、次は中野タワーレコードと新宿ヨドバシカメラのコンボへと向かいます。<br />
折角、東京を代表する店舗（多分）へ赴いたのだから、何かを買って帰ろうと決めたものの、<br />
購入したのが布施明のアルバム（しかも安価版）。<br />
「何歳だよッ!!」との師匠のツッコミはごもっとも！　勢いでカラオケの持ち歌がなつメロばかりだと言う事も<br />
暴露してしまい、いよいよ天河の年齢詐称疑惑は色濃くなってきました（笑）。<br />
&hellip;いえね、若者らしくそれなりにディル・アン・グレイとかも聴くですよ？　でもね、カラオケでも絶賛ヨゴレ担当の僕には、<br />
誰もそんな真っ当なラインナップを求めちゃいないわけで（遠い目）。<br />
悔しいから、これを書いてる今も『シクラメンのかほり』を聴いてます。気持ちだけでも立体的に。
</p>
<p>
ヨドバシカメラの店内を練り歩いたのも面白かったですよ。<br />
アニメーションを自宅ＰＣで制作できるソフトを導入したいと語る師匠の熱い向上心に触れて、<br />
またしても良い刺激をいただきましたし。<br />
僕自身、次回作以降の検証用にアニメソフトには興味がありましたので良い機会だな、と。<br />
結局今回は購入は見送りになりましたが、僕（と言うか次回作のチームに）もそろそろ本格的な<br />
グラフィックツールの導入を考える時期かも知れませんね。<br />
最後に行き着くのはやっぱりオーディオ機器のコーナーでしたけど（これはもう運命でしょう。むしろ宿命の類？）。
</p>
<p>
半日以上もの長い散策を終え、夕食は&ldquo;伝説&rdquo;のとんかつ屋さんへ。<br />
何が伝説かと言いますと、師匠が初めてキャラクターデザインを手がけられたＳＦＣソフト『ナージュ・リーブル』の<br />
スタッフの皆さんが、開発当時、足を運んだというところからして伝説。そして、一ファンには紛うコト無き神話。<br />
勝手にとんでもない肩書きを貼り付けられたら、お店の方も師匠も大迷惑・大混乱でしょうが、こればかりは止められません。<br />
『ナージュ〜』ファンなら、そんなとんかつ屋で食事できるのがどれだけスゴいコトなのか、解ってくれるハズッ!!<br />
&hellip;などと顔を見たことの無い同志様へ傍迷惑にも責任転嫁をしつつ、美味しいとんかつ料理をご馳走になってしまいました。
</p>
<p>
「遠いところ、来てくれたんだもの。ご馳走するよ〜」
</p>
<p>
と爽やかに微笑むさめじま師匠。何度僕を惚れ直させれば気が済むんですかッ（完全に恋する乙女）!!<br />
ジョークはさて置き、改めて本当にご馳走様でしたッ！　
</p>
<p>
なにしろ天河は弟子を名乗る前にさめじま師匠の大ファン。<br />
師匠がキャラクターデザインを手がけられた作品はことごとくジャケット買いしている様な僕なので、<br />
『ナージュ〜』を初め、未だに遊びつづけている『キャッツ・ラン』などＳＦＣ時代のソフトの、<br />
機密事項に引っかからない程度の裏話を聞かせていただくだけで卒倒レベルの感激です。<br />
今回も今回で、開発スタッフのお茶目な遊び心や今までどうやってもクリアーできなかったゲームの構造について、<br />
非常に興味深いお話を聞かせていただきました。<br />
おそらく、あの瞬間、あれだけ『キャッツ・ラン』の話題で盛り上がっていたのは、地球上で僕たちだけではないでしょうか。<br />
毎度毎度『ときめき麻雀パラダイス』と夢見心地で語っていますが、『キャッツ・ラン』も『ナージュ〜』も同じくらい大好きですよ。<br />
特に『ナイトゥルース』は、作中に登場する霊剣を次―――（※検閲削除）―――してしまいましたから！
</p>
<p>
「&hellip;&hellip;&hellip;おかわり、お願いはしたけど」<br />
「これ、明らかに最初よりも大盛りになってますよね&hellip;&hellip;&hellip;」
</p>
<p>
興味深いお話はもちろんの事、とんかつもとてもヘルシーで美味しかったですよ。<br />
次に新宿へ来る時には、個人的にまた行きたいな、と。『ナージュ〜』云々を差し引いても素敵なお店でした。<br />
夕食の後半、おかわりを頂いた際にサービスでてんこ盛りにしてもらったキャベツとの格闘がメインになってしまったので、<br />
次回の来訪時はそこを気を付けなければとの反省はありましたが。<br />
師弟ツープラトンで平らげなければお残ししていたと予想できるぐらい凄かったです、キャベツのサービス。<br />
いよッ、太っ腹ッ（喉さえ過ぎれば熱さも称賛できるってもんですよ）!!
</p>
<p>
とんかつ屋さんを辞し、最後にいつもの喫茶店でまったり食休み。<br />
師匠にお会いする時の締めとして半ば定着しつつある（むしろ定着して欲しい）イラスト講義ですが、<br />
今回はメカを描く際に必要な理論と言いますか、機械独特の構造を把握して描くコツをご指導いただきました。<br />
へっぽこな小説を吐き出しては世間様にお目汚しをしている天河、実は小さい頃の夢は漫画家でした。<br />
小説以上にヘタレなイラストを時々描いているのはその名残。<br />
プランナーがあまりでしゃばるのは問題なのかもしれないけれど、デザイナーのご所望とあらば、<br />
各種原案を起こす事もあったりなかったりなので、イラストについての勉強はより一層注力していきたいな、と。<br />
キャラクター、メカニック、双方共に師匠へ随いて切磋琢磨に努めたいです。
</p>
<p>
「あー、仕事以外の絵を描くのって久しぶりだよー」
</p>
<p>
そして、もう一つの恒例がどんなものだったのかは、僕と師匠だけの秘密です（意味深）。
</p>
<p>
<br />
■<br />
―――と、まあ、ここで綺麗に終わっていれば初日の幕引きは最高だったのですが、<br />
ここに来て最後の、そして最大の事件が勃発。
</p>
<p>
「悪ィ、彼女呼んじゃったから、泊められないンだ」
</p>
<p>
これ、上京前日になって友人から転がり込んできたメールです。<br />
実は今回の宿は都心に在住する友人のアパートを当てこんでいました。<br />
日程自体は一月初旬には決まっていましたので、あまりギリギリにお願いして迷惑をかけてもいけないと考え、<br />
その時点で「泊めてくれ」と交渉、即ＯＫを頂戴したのですが&hellip;&hellip;&hellip;結果としてはとてもとてもジーザスッ!!<br />
東京在住の他の友人へ頼み込んでも、やはり前日の交渉では無理があったのか、ことごとくＮＧ。<br />
さめじま師匠と別れるまで、実際問題、その夜の宿が決まってもいませんでした。
</p>
<p>
「ホテルが決まったらメールしてね。ほんと、心配だから。この時期、野宿は死ぬよッ!?」
</p>
<p>
新宿駅で別れる際にも師匠に相当心配をおかけしてしまって&hellip;&hellip;&hellip;（汗）。<br />
漫画喫茶か、最悪、夜明かしでも良いかと思っていたのですけど、ここまでお気遣いを頂いてしまったからには、<br />
なんとしてもきちんとした屋根のある宿を探さないわけに行きますまい！　師匠にも安心して貰わなければ！<br />
とは言え、現在地である新宿近辺のビジネスホテルはどこも予約でいっぱい。どうにも確保できそうにありません。<br />
ならばどうする？　と頭を捻って閃いたのが、携帯電話のインターネット機能。<br />
「折角機種変更したばかりのコイツを活用しなくてどうする!?」とばかりに<br />
近隣の空き部屋があるホテル（加えてリーズナブル）を検索すると、出てくる出てくる！<br />
ボクたちワタシたちの素敵プレイス・御茶ノ水にあるビジネスホテルで空き部屋をリザーブし、<br />
なんとか屋根のある宿へありつく事が出来ました。<br />
同年代の様に携帯電話を器用に使いこなせる人間ではないし、そうなりたいとも思わないけれど、<br />
この時ばかりは生まれて初めてコイツに感謝しました。<br />
もちろん、チェックイン直後に師匠へ無事を知らせるメールを送りましたよ。
</p>
<p>
チェックイン後、オーディオ店で貰った資料や師匠からのご指南を自分なりに振り返りつつ、<br />
イラスト講義で頂戴した刺激の赴くままにエンピツをさっさか走らせていたら、いつの間にか深夜二時。<br />
―――と、ここで大変な事実が発覚。二日目は次回作スタッフへのプレゼンが予定されていたのですが、<br />
企画書や設定資料をホチキス止め出来ていないッ！<br />
慌てて最寄のコンビニへ駆け込んでホチキスを調達してきました&hellip;&hellip;&hellip;最後まで慌しかったなぁ&hellip;&hellip;&hellip;（汗）。
</p>
<p>
短いようで長かった―――と言うか、最後の事件のせいで急に疲れが圧し掛かってきた一日もこれにて終了。<br />
御苑に始まった師匠との東京行は、もちろん全部楽しかったわけですけど、<br />
とんでもない心配までかけてしまった大オチの駆け込みだけはいただけませんでした。<br />
クソッ!!　これと言うのも全部、野郎のせいだッ!!　今度会ったら問答無用のコークスクリューフックで沈めてやるッ（酷）!!<br />
&hellip;&hellip;&hellip;という具合の、いささかヴァイオレンスな夢見の中で初日の夜は更けていきました。<br />
いや、夜トイウトリモ、プレゼン資料が完成する頃には、むしろ明け方だったんですけど。
</p>
<p>
<br />
・二日目<br />
■<br />
二日目はもうプレゼンの記憶しかありません（汗）。<br />
楽しさによって分泌された脳内麻薬で有耶無耶となっていた疲労が思いのほか重く圧し掛かってきて、<br />
チェックアウト時間の正午ギリギリまで起き上がる事さえ出来ない始末。<br />
久しぶりに怠惰な時間を堪能したものの、折角東京へ来ているのだから、<br />
無理してでもベッドから這い出して取材へ回るべきだったと、今更ながら悔やんでいます。<br />
これと言うのも全部、野郎の（以下略）。<br />
とは言え、プレゼンまではたっぷり４時間も猶予がありましたので、紛いなりにも演劇に携わる者の嗜みとして<br />
東京の劇場を回ってきました。と言っても時間が無いので外から建物を眺めるだけ。<br />
コマ劇場では過去に一度だけ公演を打った事があるので、今回はパルコ劇場など憧れのステージを中心に目星を付け、<br />
「いつかはここでッ！」と妄想めいたイメージトレーニングを図ってきました。<br />
なんだかんだ言っても戯曲の仕事は楽しいので、東京の大舞台で自信作を公演するのも人生の夢の一つです。
</p>
<p>
■<br />
プレゼンは東京厚生年金会館のラウンジを予定していたのですが、<br />
どうも大ホールにて催されるＤＥＥＮのライブ日程とかち合ってしまったらしく、中は会場を待つ人の波で一杯。<br />
とてもラウンジへ立ち入れる気配はありません。<br />
仕方なく今回参加されるエビス丸さん、朔神栞さんのお二人と合流次第、別なお店へ移動する事になりました。<br />
別なお店って言うか、前日に師匠と入った喫茶店なんだけど（店内の雰囲気がたまらなく好きなんです）。
</p>
<p>
と言う訳で始まりました、次回作【フェイク２（仮題）】のスタッフミーティング、<br />
本当は激々極々も同席させたかったのですけど、今回は惜しくも見送りに。<br />
天河にエビス丸さんに栞さんに&hellip;と、奇しくもデュラリー同志のみでのメンバー構成となりました。<br />
同じカップリングを愛でる盟友と言えども、今回のメインは【フェイク２（仮題）】についてのプレゼン。<br />
夜を徹して用意した企画書を資料に読み合わせやプランナー（つまり僕）の説明が続きます。<br />
エビス丸さんとは週に何度かメールのやり取りを交している為、お互いの感性にはツーカーな部分もあるのですけど、<br />
栞さんとは、チャットやメールでなら何度か交流はあったものの、対面自体は本日が初。<br />
直接お話させてもらって強く思ったのは、やはり女性ならではの感性がとても鋭いと言う事でした。<br />
同じライター部門に属する僕や激々極々がストーリーに関する打ち合わせを行うと、<br />
決まって殺伐とした方向へ相談が進んでいくのですが、そこは栞さん、伝承や精霊を挿んで展開する、<br />
やや神秘めいた中盤部分に非常に感心をもたれた模様。<br />
僕が考えつかなかった様なアイディアや意見をたくさん出して貰い、ドラマツルギーに厚みを加える活力を<br />
これでもかと言うぐらい頂戴した感じです。<br />
師匠にも「核となるストーリーラインがしっかりしていないと、執筆を複数人体制にした時、必ず壊れるから注意が必要」と<br />
言い諭されましたし、基本的にはプランナーの僕が代表して組んだプロットを基盤に書いていく事になりますが、<br />
ブレインストーミング形式で出し合われるアイディアにこそ原石が眠っているモノ。今回もそいつを拾い上げられましたよ。
</p>
<p>
「ああ、そう言えば、こんな風にシナリオ作ってたっけなぁ〜」
</p>
<p>
ふとサークルを組んでＲＰＧの開発に勤しんでいた学生時代を思い出しました。<br />
人員体制は当時に比べて小規模になった感はありますが、当時と引けを取らない、<br />
いや、ある意味でそれ以上の少数精鋭が集まってくれたと自負しています。
</p>
<p>
■<br />
幸せな時間ほど早く過ぎると言うもので、ミーティングも最高潮に盛り上がったところでタイムアップ。<br />
僕の新幹線の時間がやって来てしまいました。
</p>
<p>
「どうして天河さんは、私をメンバーに誘ってくれたんですか？」
</p>
<p>
新宿駅で別れる間際、栞さんにそんな事を質問されて、僕、実は内心、返答に窮してしまったんですよ。<br />
もちろん適当に勧誘したから後付けの理由が見つからなかったというわけではなくて、<br />
もっと単純に栞さんのオリジナル小説が面白かったから、この人と一緒に何か作ってみたいと考えただけなんです。<br />
我ながら単純で呆れてしまいますが、これ以上の説得力って、正直、存在しないと思うんですね。<br />
「あの作品のどこそこが素晴らしい表現だったから採用を〜」なんて理屈でグダグダ詰めて行けば行くほど、<br />
ウソ臭くなりますし、説得力に欠けてしまいます。<br />
なので、今回、僕は「この人に参加してもらったら面白いモノが出来上がりそう」という直感を信じて、<br />
スタッフさんに声をかけています。<br />
その人の作品を素直に面白いと感じられたなら、それ以上に理由は要らない、と。<br />
「考えるな、感じろ」。かつてブルース・リー先生の仰っていたお言葉が、【フェイク２】における僕のテーマです。<br />
感情へ訴える作品だからこそ、小難しい理屈は脇に置いておこうという姿勢ですね。<br />
そう言えば年齢相応の若さが足りないと師匠にも苦笑されたばかり。<br />
今回は名誉挽回とばかりに色々な意味でバカ＆熱血盛りだくさんのお話にしますよ〜。
</p>
<p>
■<br />
プレゼンの完遂と共に今回の東京行も終了。<br />
後は新幹線に揺られて帰るばかり&hellip;&hellip;&hellip;と呑気に構えているわけにも行かず、<br />
今回のプレゼンでより一層膨らんだ企画を翌日のミーティングで激々極々へ報告、更に練り上げる準備をしなくてはなりません。<br />
と言う訳で、翌日のミーティングで内容を詰める予定の作中ノベルの登場人物をスケッチブックに描くとします。<br />
旅行帰りの翌日を有給扱いにしたって言うのにこれじゃ全然休めないや（笑）。<br />
でも、休んで楽しい事を逃すよりも、無理して楽しく過ごしたいタチなので、まるで苦になりません。<br />
むしろ来いッ！　もっと来いッ！　どんと来いッ!!　若い頃の苦労は買ってでも（楽しい事が報酬で返ってくるなら）ッ!!<br />
と言う訳で今年も天河は順調に無理を重ねていく模様&hellip;&hellip;&hellip;また栄養ドリンクの手放せない日々がやって来るのか。<br />
武者震いにしてはゾクッと背筋に冷たいモノが走る振動を胸に感じつつ、作業へ戻るとしますです。
</p>
]]></content:encoded>
  <dc:date>2007-02-06T20:05+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1547889">
  <title>2006年総括〜2007年序章</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1547889</link>
  <description>さて、いよいよ年の瀬が押し迫って参りました２００６年、皆様はどうお過ごしでしょうか？<br />
仕事上、僕はまとまった時間がなかなか取れず、サイトの更新が思うようにできていません。<br />
エッセイすら４本まとめての掲載となってしまいましたし（汗）。<br />
忙しいのは元気の証拠なのでしょうが、２００７年は公私共にもうちょっと余裕のある生活を送りたいなぁ。<br />
―――などと来年の希望へ胸を躍らせているとナントカが笑うと言いますので、<br />
まずは今年、２００６年の総括をきちんと締め括ってから次なるステップへ進みたいと思い</description>
  <content:encoded><![CDATA[さて、いよいよ年の瀬が押し迫って参りました２００６年、皆様はどうお過ごしでしょうか？<br />
仕事上、僕はまとまった時間がなかなか取れず、サイトの更新が思うようにできていません。<br />
エッセイすら４本まとめての掲載となってしまいましたし（汗）。<br />
忙しいのは元気の証拠なのでしょうが、２００７年は公私共にもうちょっと余裕のある生活を送りたいなぁ。<br />
―――などと来年の希望へ胸を躍らせているとナントカが笑うと言いますので、<br />
まずは今年、２００６年の総括をきちんと締め括ってから次なるステップへ進みたいと思います。<br />
<br />
<br />
２００６年を一言で表すなら、ズバリ、『攻』ッ！<br />
心身共に幼稚なジャリタレではないので、別にどこぞへ暴力を仕掛けたというわけではありません。<br />
強いて攻めた矛先を挙げるのならば、自分自身でしょうか。<br />
今年の天河のトップトピックスと言えば、【フェイク・オア・フェイド】。これ以外には無いでしょう。<br />
だって今年は元旦から十二月末までずっと頭の中で動いていましたもの。<br />
<br />
聖剣伝説３の発売１０周年記念企画という鳴り物仕立てで始まったこのシリーズ、<br />
つい先日（１２月１７日）に完結編を脱稿したばかりですが、本当に思い切った内訳をお話ししちゃいますと、<br />
媒体が必ずしも聖剣伝説３でなければならない理由はこれっぽっちもありませんでした。<br />
………大丈夫かな、僕、夜道で刺されたりしませんよね（汗）。<br />
<br />
勿論、物語の面では聖剣３ありきの二次創作でしたが、小説や音楽などを毎週コンスタントに掲載するという<br />
試みの企画自体は発売１０周年のタイミングとかち合っただけで、別に【フェイク〜】でやらなくても良かったんです。<br />
しかし、上手い具合に重なった１０周年というタイミングは、パブリシティの面では非常に強い味方。<br />
これは利用しない手は無いな、と。<br />
色々な作品の複合体から構成される企画そのものは以前から草案として頭の片隅にあったのですけど、<br />
定められた日程・期間に従ってコンスタントにシリーズ連載の小説を掲載していく事自体、<br />
僕には初挑戦だったし（『舜・代』は不定期なのでこの括りには入りません）、アマチュア作品とは言え、<br />
色々なスタッフへ一人で発注をお願いする本格的なプランナー業務も初めて。<br />
前例の無い形式の作品をどう築いていけば良いのか、企画を立ち上げた当初は手探り足探りでした。<br />
今でもあんまり変わっていないけど（汗）。<br />
<br />
で、一番怖かったのが、作品の知名度なんですよ。<br />
個人で、しかもアマチュアが発表するオリジナル作品の知名度や集客力なんて、シビアな問題、たかが知れています。<br />
ただでさえ見向きもされないモノに、前例の見当たらない新しい試みをくっ付けて、一体誰が随いてきてくれるんだ、と。<br />
プランナーとして絶対に避けたかったのは、努力に見合った達成感をスタッフの皆に楽しんでもらえない事。<br />
達成感はアクセスログや感想という形でレスポンスが返り、これがスタッフにとって一種のバロメータになります。<br />
見て、聴いてもらえなかったら、作る甲斐も無いじゃないですか。<br />
プランナーである僕に課せられた第一の目的は、執筆への注力ではなく、こうしたバロメータを得てスタッフの達成感を確保する事でした。<br />
その足掛かりとなったのが、聖剣伝説３発売１０周年記念という金看板というわけで。<br />
二次創作であれば、よほどマイナーなもので無い限りは人の眼を引きます。人の眼を引くという事は集客力へイコールで直結します。<br />
こうする事によって最低限、バロメータは確保されました。<br />
イチからオリジナル作品で勝負するのが怖いから二次創作に逃げたと後ろ指差されれば、これはもうその通りです、と平伏するしか（汗）。<br />
原作にこだわる理由が無かったから、「原作を知らないスタッフにたくさん集まってもらいました」なんて暴挙を<br />
前面に押し出しながらも一つの作品として成立させられたわけです（汗）。<br />
※断っておきますが、これはあくまで企画の狙いや概要のお話であって、【フェイク〜】の物語や原作を否定する意図はございません。<br />
僕なりに心血を注いだ【フェイク〜】の物語は可愛くって仕方がありませんし。<br />
<br />
割と怖い部分まで企画の内訳をお話してしまいましたが（本当に夜道、大丈夫だろうな…）、<br />
【フェイク〜】の企画には、これをスタッフ全員の過渡的作品にしようという目論見もありました。<br />
物語中でズバリ【発展】をテーマに据えてしまいましたが、実はこの二文字のキャッチコピーは、<br />
プランナーが企画自体へ意図した目論見だったりします。<br />
そもそもの発端は音楽スタッフのサカオ君が音楽活動に行き詰まりを感じていたところから。<br />
企画を立ち上げる直前の彼は、音楽活動から足を洗ってしまうのではないかと心配になるくらいバンドも下火になっていて、<br />
頻繁に入っていたスタジオ練習（僕も何度かお邪魔しました）も半ば諦め状態だったんです。<br />
でも、僕はサカオ君のソウルフルな音楽の大ファンだったし、力のある人には、少し苦しくても頑張ってその道を歩いていて欲しくて。<br />
サカオ君が音楽活動を続けていく為の起爆剤には、何が必要だろう？<br />
そこまで来て考えついたのが、小説の内容に即したＢＧＭを作ってもらうという試みでした。<br />
【フェイク〜】を通じてサカオ君に音楽活動の過渡を経て貰いたかったんです。<br />
<br />
また、僕自身も自分の作風や技術に行き詰まりを感じ初めていました。<br />
変にカッコ付けるクセがあると言うか、一時期、優等生的なお話しか書けなくなっていたんですよ。<br />
アマチュアの分際で優等生然とまとめに入ると、確実に成長が見込めなくなるので、おかしな悪癖が付いてしまう前に<br />
思いっきり弾けられる作品へ携わって、自分の中の優等生基準値を破壊してしまおう、と。<br />
だから、怪獣ＶＳロボットや絶対零度の湖を根性一つでもって素で泳ぐといった壊れた展開が多くなっているわけです。<br />
ケレン味をどこまで優先させて、どこにリアリズムを求めるか。曖昧だった比重を明確にしておけば、<br />
今後、ファンタジーやその他の「あら、ご都合主義」を有利に書き進められると思いましたし。<br />
お陰様で今まで以上に細かく匙加減を調整できる様になりました。<br />
終盤へ差し掛かる頃には筆の進め具合もどんどん早くなっていたりと自分自身も少しはスキルアップできたのかもしれません。<br />
<br />
【フェイク〜】で培った全てのスキルは、今後、僕が物を書いていく上で極めて重要な財産になったと胸を張れます。<br />
得られた土台は既に【フェイク〜】の後継という形で走り始めた次回作を構成する為に生かされていますよ。<br />
<br />
<br />
今年は【フェイク〜】以外にも時代小説のプロットを考える仕事へ携わったり、<br />
全く新しい劇団へ脚本を提供する（これはむしろ来年から本格的に執筆スタート）など、<br />
今まで挑戦しなかった部類へ飛び込み、疲れる間も無く一気に走り抜けた感があります。<br />
数年ぶりに脚本を書いたミュージカルだって時代劇（『ハラキリ■ブシドー』）だったし。<br />
<br />
東京へ遊びに行った時に、さめじま師匠からイラスト講義を受けた事も非常に大きい収穫でした。<br />
それまで鉛筆画といえば、サイズも覚束ない紙切れへミニマムに絵を収めるのがやっとで、<br />
むしろこれが僕の作風なんだ、と手法次第でいくらでも広がる表現の限界を頭でっかちにも<br />
自分で規制の線引きしていたのですが、キャンバスの広さをどうやって生かすかといった<br />
初歩的な点を師匠は実演を交えながら教えてくださりました。<br />
以来、下手の横好きの域はまだまだ抜け出せていないものの、数ヶ月前よりもイラストという物について<br />
熱意やこだわりを持って取り組める様に。<br />
果たしてプランナーの業務へイラストの習得がどんな意味を成すのかは今のところ未知数ではありますが、<br />
身に付けておいて損は無いでしょう。実際、次回作のデザイン作業を進める上でとても役立ってます。<br />
色々理屈こねちゃっていますが、要は楽しんでイラストを描ける様になったという訳で。<br />
来年、ムツさん主宰のもとで催されるデュラリーアンソロ企画には、小説でなく、漫画という形で参加しますが（決意表明）、<br />
今年のこの経験が無ければ、まず間違いなく尻込みして逃げていたでしょう。<br />
<br />
<br />
あらゆる意味で自分を現状で満足させず、常に新しい何かを得ようともがいていた、まさしく『攻め』の一年でした。<br />
正直言うと、今年は始まりから突っ走ったが為にクタクタになってしまったので、<br />
来年は暫く充電期間が欲しいトコロなのですけど、『三人は最高！』の仕上げも残っているし、<br />
新作舞台（『本能寺の変（仮題）』）も書かなきゃいけません。次回作の企画だって推進させなきゃ。<br />
何だかんだ言って、まだまだ余裕の無い生活が続きそうです（吐血）。<br />
でも、今年、重ねた無理の分だけスキルアップを果たせたという事は、いきなりタイトなスケジュールを乗り切れば、<br />
来年も来年で飛躍できるという期待と同義ですよね。そう考えると、苦しい状況も楽しく思えてくるから不思議です。<br />
<br />
―――去年まではヒーヒーな息切れへケチをつける事しか知らなかった僕が、<br />
今年は目前に迫る逆境を楽しめる様になったのって、もしかして凄い成長だったりするんでしょうか？<br />
同窓会の折にも変わったと驚かれたんだけど、こういう事？　………う〜ん、わからないッ！<br />
<br />
なにはともあれ、２００７年も今年みたく心穏やかに総括を迎えられる様に足元をキチッと確認しながら、<br />
課せられた役目、やっておきたい挑戦へ果敢にトライしていきたいと思います。<br />
まずは１月元旦〜３日の予定で掲載される【フェイク〜】正月スペシャル！<br />
これと併せて来年も天河及び『ベル・エキップ！』をよろしくお願いいたします!!<br />
それでは皆さん、良いお年をッ!!!!]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-12-31T03:46+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1547888">
  <title>同窓会に行ってきました</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1547888</link>
  <description>中学時代のクラスメートが集まっての同窓会が催され、仕事でわずかに遅れたものの、<br />
僕も奮って参加してきました。<br />
なんだかんだ言って今回で三度目。数年に一度のペースで開催される為、<br />
驚くべき変貌を遂げた人間がいるわけでもなく（中にはいたけど）、<br />
久闊を叙す様な穏やかな会になるべくもなく、昔ながらのバカ騒ぎが爆発しました。<br />
あまりにエキサイトしているものだから、遅刻せざるを得なかった僕が会場へ入るのを入り口の前で躊躇ったくらい。<br />
壮絶です。<br />
<br />
<br />
思春期を共にした中学生時代の仲間たちに</description>
  <content:encoded><![CDATA[中学時代のクラスメートが集まっての同窓会が催され、仕事でわずかに遅れたものの、<br />
僕も奮って参加してきました。<br />
なんだかんだ言って今回で三度目。数年に一度のペースで開催される為、<br />
驚くべき変貌を遂げた人間がいるわけでもなく（中にはいたけど）、<br />
久闊を叙す様な穏やかな会になるべくもなく、昔ながらのバカ騒ぎが爆発しました。<br />
あまりにエキサイトしているものだから、遅刻せざるを得なかった僕が会場へ入るのを入り口の前で躊躇ったくらい。<br />
壮絶です。<br />
<br />
<br />
思春期を共にした中学生時代の仲間たちには格別の思い入れがあります。<br />
なにしろこれまでの人生で最もバカをやりまくった時代ですから。<br />
おピンク本を担任の先生に見つかったり、いかにもアレなゲーム雑誌を没収されたり、<br />
今考えるとゾッとするくらいギャルゲー（死語？）に入れ込んだり、<br />
ときめき麻雀パラダイスに一目惚れしてアンダー１８にも関らず買いに走ったり………あれ？<br />
思春期特有の免罪符ではカバーし切れないダメな想い出しか浮かんで来ないぞッ（笑）!?<br />
なにはともあれ、印象深い日日を駆け抜けた仲間たちが再び結集すると聞いて腰を引く理由はありません。<br />
誘いがあったその日に二つ返事で参加を了承しました。<br />
<br />
<br />
さて、遅ればせながら到着した宴会では、過去と現在のギャップで話が大いに盛り上がりました。<br />
恐ろしい変化があるわけでは無いけれど、それが妙な味になっているヤツ、なんと会社を興したヤツ、<br />
親バカになったヤツ、豹変という程では無いにせよ、時間は等しく重なり、皆に様々な変化をもたらしていました。<br />
そんな中で、まさか自分自身が矢面に立たされるとは思って見ませんでしたが。<br />
<br />
<br />
どうも周りから見た現在の僕は当時に比べて相当なギャップがあるそうです。<br />
「毎回参加しているのに今更？」と言うのが自分自身の驚きなのですが、どうも過去に集まった時の僕は<br />
近寄り難い空気を醸造していたと言いますか、かなり取っ付き難かったみたいで。<br />
中学時代にあれだけ仲間を引っ掻き回して、バカな事をやらかしたクセに、ちょっと見ない内に人を寄せ付けなくなっていた僕を、<br />
実は、皆、心配していてくれたみたいなんですよ。<br />
そうだったっけ、と思い返すと、成る程、確かに過去二回の同窓会の時は心中穏やかではなかったです。<br />
別に同窓会がイヤでイヤでたまらなかったわけではなく、精神的に不安定でした。ありえないくらいに。<br />
第一回目は舞台の仕事が始まったばかりで余裕が無かったし、生まれて初めて書き下ろした戯曲を<br />
心が折れるくらいケチョンケチョンにけなされた直後。しかも二回目はどん底のスランプ中というタイミングの悪さ。<br />
僕自身は中学生の頃と同じ様に結構羽目を外したつもりだったんだけど、乏しい余裕が剣呑なオーラに変わって<br />
発露してしまっていたみたいです。<br />
そこから比較すると、今の僕は穏やかに見えるとの事。いや、自分の不徳とは言え、皆には悪い事をしちゃいました。<br />
それが今回、変わったと言う望外の反響があり、嬉しいやら気恥ずかしいやら猛省やら………。<br />
<br />
<br />
自分では当時から殆ど変わっていないつもりだったんですよ。あの頃ハマッたゲーム作りや小説書きの真似事を<br />
延長とは言え、今でも続けているわけですし。幼生成熟と言っても過言ではないくらい成長したと胸を張れる感触が無い。<br />
なのに落ち着いたと拍手されると、ねぇ（照）。<br />
とは言え、落ち着いたという評価は、裏返せば当時の僕は落ち着きという評価から無縁の人生を送っていた証明。<br />
ある意味、高度なアイロニーだな、コレ（笑）。<br />
<br />
<br />
ただ、思い当たるフシは多々あります。ていうか、思い当たるフシしか無いや。<br />
授業をボイコットするわ、奇声を発するわ、授業中に訳のわからん文章を書くわで、考え付く限りの素行不良を繰り返していました。<br />
そういや生意気な態度で罵詈雑言を浴びせて、女性の教担を泣かせちゃったりしたなぁ（………思い出せば思い出すほど鬱になるッ!!）。<br />
誰が見ても社会不適合者になると予想できた、そんな男がですよ？　老成した風情で会場へ静かに入ってきたら、<br />
そりゃ、皆、あまりのギャップにあんぐり口を開けちゃうのは当然かも知れません。<br />
―――ああ、そう考えると、少しは僕も変われたのかな。<br />
まだまだ若輩ではありますが、ほんの少しだけ世の中という物が分かってきたし、延長をずっと続けている文章だって、<br />
当時の様な勢い一つの煩いだけの物から、筋道の通った、テーマ性のある物を紡げる構成力は身に着いた気がします。<br />
中学時代から離れて独り立ち、色々な経験を積む内に、いつの間にか遠い日に憧れた【大人】になっていたんだな、と。<br />
成長などと言う確かな質感の無いモノをどうやって人は自覚するんだろうと疑問に首を傾げたあの頃の答えが、<br />
相変わらずなバカ騒ぎの渦中にありました。<br />
<br />
<br />
次回は担任の先生が定年退職をされる５年後に開催すると幹事が宣言していましたが、<br />
果たして、そんな長いスパンをバカな僕らが待っていられるのかな。また来年あたり、呑みに集まるんじゃないか（笑）。<br />
そうなると増々有り難味が薄まっていきますが、お呼びが掛かれば、多分、僕はどこからでも馳せ参じるでしょう。<br />
大好きな仲間たちと呑む酒ほど美味いものはありませんから！<br />
そして、きっと５年後、また違う自分に出会うのだと思います。全然変わらないなと自分を自嘲しながら進んだ先にある、<br />
無自覚な変化に驚きながら。]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-12-31T03:45+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1547887">
  <title>大河ドラマ『功名が辻』最終回</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1547887</link>
  <description><br />
というわけで２００６年度大河ドラマ『功名が辻』、１２月１０日放送の最終回「永遠の夫婦」をもって完結しました。<br />
思い起こせば第1回「桶狭間」、役柄の年齢と演者の実年齢とのギャップが開き過ぎていて、<br />
「オイオイ、大丈夫か、コレ…」と懐疑的になったのが遠い昔の様に感じられます。<br />
なまじ原作小説が好きだったので、これを脚本の大石静先生がどの様に味付けされるか興味深く見守った第1回、<br />
失礼を承知で申し上げるなら、前述のショックやその他諸々の事情から相当不安になりました。<br />
舘ひろしさん演じる信</description>
  <content:encoded><![CDATA[<br />
というわけで２００６年度大河ドラマ『功名が辻』、１２月１０日放送の最終回「永遠の夫婦」をもって完結しました。<br />
思い起こせば第1回「桶狭間」、役柄の年齢と演者の実年齢とのギャップが開き過ぎていて、<br />
「オイオイ、大丈夫か、コレ…」と懐疑的になったのが遠い昔の様に感じられます。<br />
なまじ原作小説が好きだったので、これを脚本の大石静先生がどの様に味付けされるか興味深く見守った第1回、<br />
失礼を承知で申し上げるなら、前述のショックやその他諸々の事情から相当不安になりました。<br />
舘ひろしさん演じる信長も、第1回目の段階…トイウヨリモ、「くぁくぁるぅえええぇぇぇッ!!」の時点では<br />
期待外れと思ってしまったぐらいで、正直、途中で見なくなるかなぁと気持ちは既に再来年の『風林火山』へシフト。<br />
今考えてみると失礼極まりない話です。最後まで観ずに総括してしまうなんて持っての他！<br />
<br />
それでも戦国ファンだから、と必死で喰らい付いていった前半戦。<br />
いつからでしょうか、最初あんなにダメ出ししていた舘信長から眼が離せなくなったのは。<br />
従来の大河ドラマで描かれてきた信長とはどこか違う、第六天魔王の異名を冠するに相応しい狂気と<br />
男の僕ですら虜にされてしまいそうな危険な色香が回を追うごとに強くなっていき、<br />
信長退場の回「本能寺」へ辿り着く頃には、その強烈過ぎる個性がクセになっていました。<br />
それは同時に『功名が辻』特有のエンターテインメント性の虜になったという事でもあるわけで。<br />
<br />
<br />
舘信長に引き付けられた興味は彼の没後も継続して続きました。<br />
何と言っても柄本明さんが演じる秀吉！　竹中直人さんが１９９６年に主演を務められた豊臣秀吉が、<br />
大河ドラマにおけるある種の決定版になっていますが、個人的には柄本秀吉を一番に推したいかな、と。<br />
何と言ってもあの憎たらしさ！　天下を賭けた家康との駆け引きの中で見せる狡猾さや<br />
一豊たち家臣を道具の様に利用し始めた時の意地の悪さと言ったら、本当に腹が立つほど。<br />
まさかここまで感情移入させられるとは、してやられました。<br />
“殺生関白”豊臣秀次あたりのエピソードはちょっと美化が入っていましたけど、あの辺りの秀吉は特に最高で。<br />
竹中秀吉や香川秀吉ではキレイにまとまり過ぎていた感のある老醜の部分を柄本秀吉は<br />
これでもかと言うぐらい無惨に見せ付けてくれました。<br />
まさか、老いによる失禁まで繰り出してくるとは………いや、お見逸れしました。<br />
豊臣秀吉という人物の中で一番面白いのは立身出世でなく、その後の転落にあると思っている僕には<br />
この部分を限りなく醜く惨めに見せてくださった柄本秀吉は舘信長と並ぶ今回のベスト・キャスティング。<br />
「半ズボン履いて走るなよ、オッサン…」と第1回を見て履き捨てた僕の過ちをどうか許してください。<br />
<br />
秀吉臨終のシーンも凄かったですね。刑事コロンボ・シリーズ『攻撃命令』を思わせる（内容は全然違うけど）、<br />
言葉で相手を殺害する密室殺人みたいな仕上がりになっていて、これも衝撃的でした。<br />
だって大河ドラマですよ？　普通に考えたら、『新選組！』の「寺田屋大騒動」並にありえない（爆）。<br />
とはいえ、僕に批判などあるわけもなく、むしろ今回のスタッフがいかに観る側を“愉しませる”スタンスでいるのかが<br />
伝わってきて嬉しかったです。<br />
<br />
<br />
戦国三英傑の主導が徳川家康に移ってからもテンションは変わりません。<br />
西田家康も序盤は出番が乏しくて印象が薄かったものの、秀吉との対立以降は食えないタヌキオヤジとして<br />
物語を引き締めてくれましたし、僕が勝手にＴＨＥ家康と思っている津川雅彦さんの味付けとはまた少し違う、<br />
老成した落ち着きの中にも鋭い物を隠している底知れない“第二のＴＨＥ家康”を楽しませていただきました。<br />
徳川家の人間をこれまでにもたくさん演じておられる西田さんもいよいよ本家大元の家康と気迫十分だった様ですし。<br />
とにかく今回は三英傑のキャスティングがベスト・マッチ（天河的に）していて、一種の中毒症状を起こしてしましました。<br />
舘信長のインパクトは、一生忘れられそうにありません（もう一度、仏罰キックが見たい………）。<br />
<br />
個人的にはガラシャ死後、見事に出番の削られた細川忠興や七本槍へもう少しスポットを当ててもらいたかったのが本心なのですけど、<br />
山内一豊と千代の物語だから、この辺りの「何が何でもとりあえず上辺だけはカバー」というバランスで仕方が無いかな、と。<br />
うーん、それでももう少し書いて欲しかったな。特に関ヶ原。原作通りとは言え、やっぱり武将たちの活躍をもっと見たかった！<br />
これは所謂“七将（あるいは七人衆）”に限った事ではなく、合戦シーン全体に言える事で。<br />
大河ドラマの華とも言うべき合戦が殆ど記号と化していて、ナレーションで済まされるパターンの多かった事！<br />
予算の都合や諸般の事情はあるのでしょうが、スタジオ撮影でも良いから、戦場の逼迫した空気を反映させて欲しかったです。<br />
期待していた山崎の合戦が数秒で終わった時にはさすがに唖然としましたし。<br />
来年の『風林火山』は戦国最強の武田軍ですし、ここいらで是非とも挽回してください（金粉とか舞わせなくていいけど）。<br />
<br />
<br />
そして、主人公・山内一豊と千代の二人。<br />
タイトル発表時はこれまた「『利家とまつ』の二番煎じか…」と不穏当なケチを付けていましたが、前田利家と比べて石高も少なく、<br />
土佐入りするまで小大名の座に甘んじるしかない凡庸な一豊へいつしか共感さえ抱いていました。<br />
下級武士として鬱屈する一豊に歯牙無いサラリーマンの自分を重ねていたのでしょう。<br />
愚直で不器用で要領の悪いところがまたオーバーラップするんだな、これが（泣）。<br />
土佐二十万石を拝領した『三成死すとも』の回を観終えた時には、「よくここまで頑張ったね」と心の底から思ってしまったぐらい。<br />
幕末の容堂公へ続く郷士の弾圧など、史実ではなかなかダーティーな側面のある山内家と共にこの一年、生きてきました。<br />
こう思えるのは、長い年月をじっくり描く大河ドラマの醍醐味（去年の『義経』はそうしたカタルシスの味わえない物でしたけど）！<br />
『利家とまつ』の主役が味噌汁一つで何でも解決するスーパーレディ（これもこれで面白いけど）だったのに対して<br />
比較的現実的な手段で夫を支えていった千代にも感情移入し易かったですね。もちろんツッコミどころも凄まじかった（爆）。<br />
二人の悩みも至極人間的で、思わず応援したくなる平凡さが観ていて心地良かったです。<br />
<br />
<br />
正統派と思いきや遊び心に溢れるコミカルな内容であったり、そうかと思えば種崎浜の虐殺を直球で描いたりと触れ幅の大きい、<br />
転じて楽しみどころが沢山用意されたエンターテインメント志向の大河ドラマ『功名が辻』。<br />
総括しますと「一年間楽しかった！」、この一言に尽きます。<br />
ツッコミどころも多かったけど、その分、面白い解釈だと思って楽しませていただきましたし、役者の皆さんの演技も素晴らしかった！<br />
足利義昭を演じた三谷幸喜さん（これも絶妙でした）も「今回のドラマは戦国の集大成」と仰っていましたが、まさしくその通り。<br />
信長・秀吉・家康に仕えた山内一豊の人生を通じて戦国の終結を見届けさせてもらった想いです。<br />
将来、僕がどこかで戦国物の作品を描く機会に恵まれたら、是非とも登場させたい武将の一人になりました。<br />
その時はもっとうだつの上がらない、けれどどこか人間的な魅力が溢れる一豊像にしたいですね。<br />
周りが引くぐらいの愛妻家という面は踏襲して（そうなると細川忠興と絡ませるのが面白いかな、『功名が辻』でもちょっと絡んだし）。<br />
こんなにまで山内一豊を好きになれたのも、『功名が辻』のお陰です！<br />
一年間、本当にありがとうございました＆来年の『風林火山』が今から楽しみで仕方ありません（山本勘助ファンとしても）!!<br />
<br />
<br />
―――どこかの浜辺で千代と一豊が再会（逝去の暗示）するラストシーンを観て、押し寄せてくる感慨に耐え切れずに泣いてしまったのは、<br />
どうか僕とアナタだけの秘密にしておいてください（照笑）。<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-12-31T03:44+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1547886">
  <title>3D oh!</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1547886</link>
  <description><br />
最近、マンガ原作のドラマが乱発されていて、軽い眩暈を覚えました。<br />
日曜日の二十時にＮＨＫへチャンネルを合わせる以外、僕は殆どドラマを観ませんが<br />
俳優のエッセイや特集記事目当てでテレビ雑誌を良く購入します。<br />
で、僕が眩暈を覚えたのが、雑誌を開く度に飛び出す「あの人気コミックが〜」「原作が人気の〜」と言ったキャッチフレーズ。<br />
こうした見出しがつとに多くなり、あるテレビ雑誌ではとうとう「マンガがドラマを熱くする！」という特集まで組まれていました。<br />
最初に断っておきますが、僕はマンガ原作反</description>
  <content:encoded><![CDATA[<br />
最近、マンガ原作のドラマが乱発されていて、軽い眩暈を覚えました。<br />
日曜日の二十時にＮＨＫへチャンネルを合わせる以外、僕は殆どドラマを観ませんが<br />
俳優のエッセイや特集記事目当てでテレビ雑誌を良く購入します。<br />
で、僕が眩暈を覚えたのが、雑誌を開く度に飛び出す「あの人気コミックが〜」「原作が人気の〜」と言ったキャッチフレーズ。<br />
こうした見出しがつとに多くなり、あるテレビ雑誌ではとうとう「マンガがドラマを熱くする！」という特集まで組まれていました。<br />
最初に断っておきますが、僕はマンガ原作反対派ではありません。<br />
むしろマンガとは違う、ドラマならではの面白みを引き出してくれる物に限っては擁護派です。<br />
危惧しているのは、日本のドラマ界からオリジナル作品が薄まりつつある事。<br />
小説に題材を取る映画にも同じ事が言えるかも知れませんが、<br />
１クール内におけるオリジナル作品と原作付きの比重が吊り合っていないと、<br />
一から世界を創作していく発想力が乏しくなっているのかな、と心配になってしまいます。<br />
<br />
<br />
一番驚いたのが、マンガの世界観をドラマへ持ち込む事に注力したと語る制作者の弁。<br />
マンガの突拍子も無い表現や演出は、紙面という二次元的な世界で初めて生きるものだと<br />
考えている（元・マンガ家志望故に）ので、これをそのまま三次元の立体で再現しても整合性に欠くのでは無いかな、と。<br />
妹がそのドラマを好きでよく観ており、実際に僕も試してみましたが、う〜ん、やっぱりちょっと何か違う（汗）。<br />
全てにおいてオーバーなんですよ。セリフも行動も、キャラクターリスティックも。<br />
奇抜なスタイルや素っ頓狂な決め台詞もどこか二次元のものを無理やりくっ付けている様で、<br />
三次元の映像に要求されるリアリズムからかけ離れている気がしました。ここが不整合を感じた部分。<br />
もちろんこれはこれで面白いと思いますし、シュールリアリズムにも似た滑稽さが新しい形の笑いを醸している風にも感じました。<br />
元々「これは絶対ウソだッ!!」みたいなケレン味を優先して物を書くインチキ人間なので、これにも擁護（苦笑）。<br />
<br />
<br />
ただ、同時に強く感じたのは、二次元の特色を三次元の世界に持ち込む事の難しさと限界。<br />
立体として起立する物にマンガ的な演出を付ける事が必ずしも有効でないと言う認識は最後まで拭えませんでした。<br />
ディフォルメ次第で美味しく味付けできるのかな、と自分なりに少し考えてみましたが、<br />
加工している時点で既に“マンガの世界観をドラマに持ち込む”コンセプトから外れているのでＮＧ。<br />
『少林サッカー』や『火山高』の様に思いっきりウソ臭く（笑）してしまえば、また違うのでしょうけど、<br />
あれはスクリーンで観るからこそ面白いのであって、ドラマで描くとどうやってもチープな出来になる。<br />
大河ドラマ『義経』の演出が好例でしょう（あ、トンデモ演出以外は結構好きでしたよ、『義経』）？<br />
“二次元の特色を三次元の世界に持ち込む事”は、マンガ原作だけでなく、ドラマ全体に当てはまる事かも知れません。<br />
<br />
<br />
僕なりの結論を述べさせていただくのなら、“原作の雰囲気を借りつつドラマ独自の世界観を目指す”のが<br />
丁度良い塩梅じゃないか、と。<br />
原作そのままを映像化してチグハグな不整合に首を傾げるくらいなら、「こんなモンに原作の名前を付けるなッ!!」に<br />
ならない程度の脚色を加えて、原作の再現の先にある“三次元作品として”魅せてくれる、そんなドラマが。<br />
<br />
<br />
業界人でも何でも無いクセして知った風な物言い（しかも絶対誰かが先に論じていそうな）をしてしまって申し訳ありません！<br />
これはあくまで僕個人の、それもド素人の意見ですので、決して鵜呑みにしないでくださいね。<br />
例えに挙げたドラマもなんだかんだ言って楽しく拝見させていただきました（山内康豊も出てるし）。<br />
<br />
<br />
あと一つだけ、いち視聴者として望むとするなら、オリジナル脚本のドラマをもっと観たいな、と。<br />
今クールだと君塚良一さんか井上由美子さんのドラマくらいしかオリジナル脚本が思いつかないのですけど、<br />
単に僕がこれ以外の物を知らないだけかなぁ………。<br />
<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-12-31T03:44+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1521470">
  <title>功名が辻〜関ヶ原を観て</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1521470</link>
  <description><br />
大河ドラマ『功名が辻』も残すところ残り僅か。<br />
未だに観返す本能寺の変が終わってからもう半年が経過し、いよいよ最大のイベントである<br />
天下分け目の合戦『関ヶ原』に到達しました。<br />
<br />
舘ひろしさん演じる信長に中てられてからと言うもの、時間が無くてエッセイ内では取り上げられませんでしたが、<br />
実は一回も欠かさず観ています。<br />
今年は何と言っても中堅勢の演技が素晴らしい！　脚本に関してはツッコミどころ満載だったりしますけども、これはあくまでドラマ。<br />
歴史ファンだからと言ってケチを付ける気はあり</description>
  <content:encoded><![CDATA[<br />
大河ドラマ『功名が辻』も残すところ残り僅か。<br />
未だに観返す本能寺の変が終わってからもう半年が経過し、いよいよ最大のイベントである<br />
天下分け目の合戦『関ヶ原』に到達しました。<br />
<br />
舘ひろしさん演じる信長に中てられてからと言うもの、時間が無くてエッセイ内では取り上げられませんでしたが、<br />
実は一回も欠かさず観ています。<br />
今年は何と言っても中堅勢の演技が素晴らしい！　脚本に関してはツッコミどころ満載だったりしますけども、これはあくまでドラマ。<br />
歴史ファンだからと言ってケチを付ける気はありませんし、新しい解釈や発想と思って楽しんでます。<br />
山内一豊が明智光秀を追い詰めたり、石田三成を「七人衆」の襲撃から逃がしたりするシーンには<br />
さすがにブラウン管の向こうで「そりゃやり過ぎじゃないッ!?」と冷や汗かいたものですが（苦笑）。<br />
私見ながら三英傑は近年でもベストキャスティングじゃないかな（あくまで個人的な趣味ですよ）。<br />
舘信長はもう中毒症状出るくらいハマりましたが、柄本明さんの秀吉も晩年の老醜をこれでもかと言うくらい見せ付けてくれましたし、<br />
西田家康も津川雅彦バージョンとはまた違うコクがある。毎回、本当に見応えがあります。<br />
<br />
さて、話が横道に反れましたが、本題は関ヶ原の合戦。<br />
山内一豊の活躍自体はいわゆる小山評定でクライマックスを迎えており、本選での武勇はそれほどありません。<br />
しかし、その分は細川忠興や福島正則ら「七人衆」が補ってくれるでしょう。<br />
というわけで第４４回『関ヶ原』を拝見、拝見。<br />
<br />
………あれ？　俺、『葵〜徳川三代』のビデオ、回してたっけ？　と、まあ、いきなり皮肉っぽい始まり方ですみません（汗）。<br />
次回予告やプレマップ（ダイジェスト版ですね）から推察するに、津川さんが家康を演じた『葵』の映像を<br />
多少は流用するのかなと覚悟はしていたのですけど、まさかここまでそのまんまとは………。<br />
昨年『義経』の壇ノ浦は、ロケとスタジオ撮影の組み合わせではあったものの、流用ではなく新たに撮影した映像だったので、<br />
ハリボテの岩やゴールデン八艘飛びも何とかとスルー出来ましたが、う〜ん、まるまる使いまわしちゃうのか。<br />
楽しみにしていただけにちょっと、いや、かなり残念でした。<br />
それだけ『葵』で作った関ヶ原の映像的価値が高いのでしょうけど（実際凄いです。角川映画の『天と地と』より個人的に好き）、<br />
だからと言ってそれに頼り切らず、スタジオ撮影でも良いので新たに撮り下ろした合戦シーンを挟んで欲しかったです。<br />
一瞬、南宮山を下りた一豊が戦うシーンがあったけど、“迫力のある流用”よりも“低予算だけど新しい映像”を望んでいた<br />
大河ドラマファンとしては、爆薬や膨大なエキストラを使わなくたって良い、そのドラマのスタッフが工夫に工夫を凝らした<br />
新解釈のシーンをもっと観たかったですよ。（史実に沿っているので）甲冑の流用にまではケチつけないから（笑）！<br />
一番楽しみにしていた細川忠興や大谷刑部も冒頭のあらすじシーンのみの登場で正直ガックリ。<br />
これまでオミットされていた人物を突然持ち上げられても盛り上がらないので、これはこれで正解なのかな、と<br />
好意的に飲み込めるまで、若干時間が必要でしたが（苦笑）。<br />
<br />
もちろん一豊と六平太の男の戦いや西田家康の腹黒さ、こいつが当主が断絶もするわな小早川秀秋のダメっぷり等、<br />
細かい部分に注目すると興味深いシーンもあるにはあったのですが、『功名が辻』版の関ヶ原については、<br />
本戦よりもそこへ至るまでの経過にこそ面白さが詰まっていた様が気がします。<br />
悩む正則を老将の貫禄で励ますシーン、小山評定、兵を奮い立たせる鼓舞など、第４３回『決戦へ』が<br />
山内一豊という武将にとって特に見所の多い回だったので。<br />
<br />
今回はちょっと辛口になってしまってすみません（汗）。<br />
秀吉の死後、５回に亘って家康と三成の政治的駆け引きを展開したのなら、その集大成として東軍西軍の<br />
人間ドラマを掘り下げて欲しかったというのが正直な感想です。<br />
残念ながら映像的にも内容的にも上辺をなぞっただけという印象が強くなってしまいました。<br />
映像の完成度ではどうしても『葵』を超えられないのだから、翻って本能寺ばりの新解釈（というか半分お遊び要素）を盛り込み、<br />
ケレン味で勝負しても面白かったんじゃないかな、と。<br />
島津豊久と家康の一騎打ちとか、激闘の末に敗れた大谷刑部の介錯を一豊が務めるとか（無茶があり過ぎか）。<br />
何はともあれ、次に大河ドラマで関ヶ原の合戦を描く機会がある時は、『葵』並みの大規模なロケは望みませんが、<br />
せめて新しい映像を取り入れて欲しいものです。<br />
該当する武将を考えると条件が難しいけど、中盤くらいに関ヶ原を持ってくれば合戦をロケ撮影するだけの資金も残っているだろうし。<br />
<br />
次は山内家最後の大イベント、一領具足の処断。果たしてどういう形で描かれるかは想像の域を出ませんが、<br />
過度に美化せず真正面から挑戦してこそ、脚本の大石静さんが意図する反戦に繋がるのだと思うのですが………。<br />
今はおっかなびっくり待つ事にします。<br />
<br />
話は変わって【フェイク・オア・フェイド】完結編は、関ヶ原と同じ様な天下分け目の決戦が主軸になります。<br />
具体的な合戦シーンは今月の中旬から執筆へ入る予定になっていますが、それに先駆けて功名が辻版『関ヶ原』を<br />
観れたのは、もしかしたら僥倖だったのかも知れませんね。<br />
どこまで合戦の様相を掘り下げるか、また、カタルシスを感じる書き方は？　―――という一つの基準を自分の中で設けられましたし。<br />
というわけで、【フェイク〜】版天下分け目の決戦は、相当迫力のある物になります。トイウヨリモして見せます。<br />
功名が辻版『関ヶ原』でちょっと不完全燃焼だった方は、どうぞこちらにもご期待くださいませ（結局宣伝か）。<br />
<br />
<br />
―――とここまで書いて気付きました。今回、島左近が出てないッ（遅）!!<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-11-08T12:16+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1519400">
  <title>送別会へ現実逃避</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1519400</link>
  <description>	<br />
<br />
正式発表からだいぶ経過してしまいましたが、２００７年のお正月に【フェイク・オア・フェイド】の<br />
スペシャルバージョンを二夜連続でお送りします。<br />
進捗状況としましては、１０月には番外編を脱稿し、現在は完結編執筆の真っ只中。<br />
序盤の折り返し地点まで差し掛かりました………が、実はこのところ、少しだけペースが鈍りがち。<br />
一年間、大した充電も無く凡才を吐き出し続けてきたのがここに来てアダになりつつあります。<br />
【フェイク〜】以外にも新作舞台の構成や別作品の執筆を並行して書いているので、<br />
</description>
  <content:encoded><![CDATA[	<br />
<br />
正式発表からだいぶ経過してしまいましたが、２００７年のお正月に【フェイク・オア・フェイド】の<br />
スペシャルバージョンを二夜連続でお送りします。<br />
進捗状況としましては、１０月には番外編を脱稿し、現在は完結編執筆の真っ只中。<br />
序盤の折り返し地点まで差し掛かりました………が、実はこのところ、少しだけペースが鈍りがち。<br />
一年間、大した充電も無く凡才を吐き出し続けてきたのがここに来てアダになりつつあります。<br />
【フェイク〜】以外にも新作舞台の構成や別作品の執筆を並行して書いているので、<br />
正直、時間的にも余裕の足りない状況なのですが、突然のお誘いというものは、<br />
そういうのっぴきならない時に限ってやって来るもの。<br />
あーでも無いこーでも無いと頭を捻っていたところ、以前の勤め先の友人からメールが入りました。<br />
<br />
「就職が決まって、このバイト、辞める事になったんです。送別会、来ますか？」<br />
<br />
本当は一週間なり一ヶ月なり自主缶詰になって専念したいくらいのっぴきならない状況だと言うのに、<br />
このお誘いに大して僕は一言。「行きます」。<br />
これが現実逃避だとは自分でも重々解っていましたが、書けども書けども納得が行かないと言う<br />
精神衛生上とてもよろしくない状態をこのまま引き摺っていても埒が開かず、どこかで気分転換を挿みたかったのは事実。<br />
なにより、一緒に苦労した“戦友”の送別会に出ないわけにはいきません。<br />
離れてだいぶ経つのに、未だに遊びに行ってしまうぐらい、前職の勤め先には思い入れが強い天河。<br />
二つの条件が整ってまだ行かないとゴネる理由があるでしょうか。いや、無いッ（反語）!!。<br />
<br />
直前まで入っていた打ち合わせを終えて指定された某ホテルのスシ屋を訪ねた時には<br />
開始時刻から一時間近く遅刻していて、「出来上がった席に入ってくのはキツいなぁ〜」などと<br />
漠然と考えていましたが、暖簾をくぐるとそこには所属していた部署の主任と送別される当人の二人だけ。<br />
どうやら僕が盛大な送別会と勘違いしていただけで、今回は近しい人間だけを集めた個人的な席らしい。<br />
出来上がった赤ら顔が跳梁跋扈している酒盛りへシラフのままダイビングする危機はどうにか回避できた様です。<br />
<br />
今回僕を招いてくださった主任には、僕も友人も在職時から色々な場所へ連れていって貰いました。<br />
殆どが食べ物屋さんだったけど、生簀から取り出した海の幸を目の前でさばいて舟盛りにしてくれる<br />
スシ屋の味を教えてくれたのも主任だったし、ちょっとシャレにならない額がお会計で<br />
爆烈するすき焼きのお店へ連れていってくれたのも主任。<br />
オシャレなバーやムードで呑む居酒屋にちょっとだけ詳しくなれたのも、そういえば主任のお陰でした。<br />
殆どって言うか、食べ物屋さんを回った想い出しか無いな、これ（笑）。<br />
微妙におピンク入ったお店には、今の上司に連れて行かれましたけど、それはまた別の話（彼女に読まれないだろうな、コレ）。<br />
<br />
プライヴェートな話題を肴にスシや刺身を愉しむ三人。最高です（僕は自家用車での参加だったのでアルコールは遠慮しました）。<br />
ここ最近、“愉しい飲み会”というものに参加していなかったので、殊更に美味しく感じたのかもしれません。<br />
こんなに愉しいのは、別にお酒を酌み交わしたわけじゃないけど、東京でさめじま師匠と食事を摂りつつ談話して以来です。<br />
場所を変えつつ、オードブルをつまみつつ、新たに旅立つ友人の不安や期待を受け止め、一丁前に先輩風を吹かす天河。<br />
「慣れるより飛び込めって感じだね」とかなんとか、もっともらしい事を言っては胸を張る自分の小ささに<br />
我ながら呆れましたが、でも、これって本当の事ですよね。<br />
アレコレ考え過ぎて疑心暗鬼になり、結果を目前にトンズラこくと後で必ず手痛いしっぺ返しが来ます。<br />
経歴（職歴）へのダメージか、自分自身への自信を喪失させるのか、人によってしっぺ返しの形は様々ですが、<br />
逃げれば逃げるほど、逃げた分以上にダメージが跳ね返り、ついには泥沼の事態へ陥るのです。<br />
これを未然に防ぎ、更に自分へ自信を持たせてくれるのは、ズバリ、ビビリ入らず何事にも飛び込む事ただ一つだけ。<br />
やや体育会系寄りの発想ではありますが、飛び込まない事には苦慮すべき問題も発生しませんし、<br />
乗り越えるべき問題が発生しないままでは成長も止まってしまいます。<br />
僕自身、友人と現状と同じ様に仲間たちの手で送り出され、社会へ飛び込んでいきました。<br />
それまでは劇中の台詞としてしか書けなかった人生訓めいた言葉を実感として口に出せるようになっただけでも<br />
社会へ出た甲斐があったというもの。なので、偉そうな高説というよりは、経験則から出たエールかな。<br />
<br />
昔、自分のブログで「カッコいい大人になりたい」と憧憬を綴ったインディーズのバンドマンを見かけました。<br />
メジャーのステージで活躍するミュージシャンが「カッコいい大人になれ」とファンへ送ったのが発端の様でしたが、<br />
そもそも「カッコいい大人」というものの定義が難しく、どこをどうカッコ良く見るかで在り方も大きく変わってきます。<br />
インディーズ・バンドマンは生き様に「カッコいい大人」を求めたみたいです。つまり、カッコいい生き様。<br />
じゃあ、カッコいい生き様ってなんだろう、とふと考えて、あーでもないこーでもないとまとまらなくなったあの頃。<br />
そして、生き様なんてものは誰でも無様なものなのだから、目指してカッコよくできるものでないと知った今日この頃。<br />
今頃、そのバンドマンも、カッコ良さを求めるのは、実は一番カッコ悪い道のりだと気付いているのだろうか。<br />
社会の荒波に揉まれて、最後の結果でカッコ良い生き様だと胸を張れればそれでいいんだと<br />
あの人は気付いたのだろうか（定職に就いていればだけど）。<br />
<br />
社会に飛び込んで、泥を被って、それで成長できるなら、今どれだけカッコ悪くてもいいじゃないか。<br />
夢をただの夢想として終わらせるのでなく、実現可能な範囲で具体化させる知識と一緒に<br />
短いなりの社会人生活の中で僕が実感したものの一つです。<br />
今はまだ不安だらけだと思うけど、まずは飛び込んでみよう。後悔はそれからだ―――と、友人のＯさんに<br />
重ねてエールを送って締めたいと思います。<br />
<br />
二次会が終わって深夜。そういえば現実逃避してきたから、その間、筆は止まったままで締め切りは近付いてくると<br />
ハンドル握ってから気付き、頭を抱えた自分の浅はかさも、いつかは「カッコ良い生き様」と呼べる日が来るのだろうか？<br />
偉そうに垂れた手前、今更張本人が逃げ出すわけにも行かないので、覚悟を決めて無間地獄（＝デスク）に向かうとします。<br />
不安の中に勇気を出して飛び込む事もそうだけど、自分の遅れに責任を持つのも社会人の心得ですから！<br />
さめじま師匠も仰っていたし、よーし、今日は眠る時間を削って完結編の執筆だァッ（吐血）!!<br />
<br />
とりとめも無くなってしまいましたが、この場をお借りして、Ｏさん、就職おめでとう＆これからも頑張ってください。<br />
多分、あなたは読まないでしょうけど、いや、読まないと仮定できるからこそ、クサい台詞でエールを送ります。<br />
だから、Ｏさんと僕との共通の友人であっても、決して彼女に「天河がキミの事、エッセイの題材にしてたよ」とか密告しないように（笑）。<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-11-04T18:53+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1499463">
  <title>【フェイク・オア・フェイド】、最終回！</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1499463</link>
  <description><br />
<br />
今年の五月から毎週一回掲載してきた連載企画【フェイク・オア・フェイド】が最終回を迎えた。<br />
脱稿したのはかなり前なので、今更最終回と言っても書き手としては実感が薄いかな、と思ったけど、<br />
いやいやどうして。本編の結末を編集している最中には胸に迫るものがありました。<br />
企画が動き始めたのが去年の春頃で、本編執筆が夏。<br />
一年以上制作に携わってきた作品はオリジナル小説やゲームを除けば初めて。<br />
毎週一回コンスタントに更新される連載作品という事であれば、本当に未知の世界でした。<br />
<br />
<br />
正直</description>
  <content:encoded><![CDATA[<br />
<br />
今年の五月から毎週一回掲載してきた連載企画【フェイク・オア・フェイド】が最終回を迎えた。<br />
脱稿したのはかなり前なので、今更最終回と言っても書き手としては実感が薄いかな、と思ったけど、<br />
いやいやどうして。本編の結末を編集している最中には胸に迫るものがありました。<br />
企画が動き始めたのが去年の春頃で、本編執筆が夏。<br />
一年以上制作に携わってきた作品はオリジナル小説やゲームを除けば初めて。<br />
毎週一回コンスタントに更新される連載作品という事であれば、本当に未知の世界でした。<br />
<br />
<br />
正直、反省点が少ないとは言えない。むしろ成功した点より多いくらいだ。<br />
本編の執筆についても、普段携わっているシナリオやオリジナル小説と違って全２２回という連続性が<br />
法則として大前提である為にペース配分が飲み込めず、中盤から終盤にかけて内容が肥大してしまいました。<br />
内容が濃くなる分にはいいじゃないか、と思われるかも知れませんが、序盤との分量の違いが半端ではなく、<br />
最初からもっと内容を詰め込むべきだったと自責の念に駆られます。<br />
読み返せば読み返すほど、意味の無いやり取りや面白みのない台詞ばかりが目立つ様な気がするのは思い過ごし？<br />
いや、多分、僕の力量不足が原因でしょう。本当に申し訳ございませんでした。<br />
一番まずかったのは、コメディータッチなシーン。<br />
中盤から終盤にかけて笑いのネタがワンパターンになってしまったばかりか、キャラクター躍動に頼り過ぎる始末。<br />
喜劇を研究する人間にとって、これ以上の失態はありません。<br />
伏線の張り方も何箇所か外した点が見られるし、自己嫌悪ばかりですよ、ホント（涙）。<br />
<br />
<br />
とはいえ、上手くいった面もちゃんとあります。<br />
特にデュランとリースの関係。二人は最初、世間を知っている人間と世間を知らない人間の差が大きく、<br />
終始、リースがデュランに叱られているイメージがありました。<br />
それが回を追うごとにリースの精神的な成長が重なっていき、反対にデュランは子供じみた反抗を繰り返すようになる。<br />
ついに八方塞になってしまったデュランへ、これまでさんざん彼に助けられてきたリースが今度は手を差し伸べるという<br />
“成長の逆転”を着地点に、二人が少しずつ距離を縮めていき、肩を並べ合える関係になるまでを細かく追ったのは、<br />
多分、僕が初めてじゃないでしょうか（自画自賛）。<br />
聖剣３にせよなんにせよ、大抵の二次創作シリーズでは、恋愛ありきでお話が進んでいくものですが、<br />
それを今回はあえて脇に置いてキャラクターの人間的成長をメインテーマに据えたのは面白かったかな、と。<br />
原作をよく知る読み手がうめく程、デュランを闊達にしたり思い込んだら一直線という風にリースの性格を<br />
変化球にしてみたのも、人間的成長を経て、最終的に皆が知っている二人にする為。<br />
同じ事を重ねてしまいますが、この部分を主役二人と登場人物全員に書いてあげられた事が僕の誇りです。<br />
<br />
<br />
人の生き死にや社会への反発といった、青春群像を超えたところにあるテーマも取り扱いました。<br />
ドロドロとした政争や人間の生き死にを題材にした事が、果たして青春冒険活劇というジャンルにとって<br />
有効であったのか、原作ファンの気分を害してしまったのではないか、今もまだ答えは出ていません。<br />
けれど、華々しい活躍の陰に隠れた『死』を考える事へのメッセージやこれから社会へ出て行く若者たちへのエールが<br />
ほんの少しでも届いてくれたら、これ以上の喜びはありません。<br />
<br />
<br />
連載中にはムツさん＆エビス丸さんから素敵なイラストを頂戴しました。<br />
僕も長い事物書きの真似事をやっていますが、誰かに何かをプレゼントされる経験って初めてで。<br />
そりゃお芝居を書いている時には差し入れ等も貰うけど、創作物自体にプレゼントなんて<br />
普通に生きていたらまず経験できない事ですし、試しに付けてみたweb拍手でも激励や感想をたくさん頂戴しました。<br />
これも長期連載を企画する醍醐味なんだなとしみじみ実感したものです。<br />
この場をお借りしまして、お礼を言いたいと思います。誠にありがとうございました！<br />
<br />
<br />
S.M.Turkeyのサカオ君には、お世辞でもおべっかでも無く、多大な苦労をかけてしまいました。<br />
公式サイトの対談をご覧になった方は既にご存知の事と思いますが、最初分業だった筈の体制が途中から<br />
サカオ君一人に切り替わり、しかも１３曲を予定していたサウンド制作が最終的には２倍の全２６曲。<br />
「大丈夫、曲数少ないし、分業だから」との最初の言葉を大きく裏切り、半ば騙した恰好となった僕なので<br />
夜道で刺されなかったのがウソみたいな話ですけど（それくらいサカオ君には迷惑かけました）、<br />
どれだけ怒られようと、やっぱり彼に作曲を頼んだのは大正解でした。<br />
ハードロックからメロディアス、果てはテクノにワルツとバリエーションに富んだ音楽的広がりを達成し、<br />
【フェイク〜】独自の世界観を築き上げてくれたのは間違いなくサカオ君。<br />
原作を知らない彼が、原作の枠をブチ壊した思いっきりパワフルなＢＧＭを作って後押ししてくれたからこそ、<br />
僕も思い切りよく“原作の領域”を踏み越えられたわけだし。サカオ君無しでは完成しませんでした、【フェイク〜】は。<br />
大衆食堂であーでもないこーでもないと打ち合わせを重ねた頃が今となっては懐かしい！<br />
ただ、彼はもう二度とこのテの企画には乗らないって言ってるけど（笑）、<br />
十年ぐらいしたら再びオファーを掛けようと考えてます。<br />
<br />
<br />
全22回を通して伝えたかったテーマは最終回に凝縮して詰め込みました（またしても内容が濃くなっちゃいましたが）。<br />
特に印象的なのがラストシーン。<br />
まだ読んでいない人の為にもネタバレは避けようと思いますが、「これしかないッ」と第1回を書く前から<br />
このシーンで締めようと漠然と決めていたので、最後の最後に本当に実現させられて嬉しかったです。<br />
なんか、こう………、最後の一文字を打った瞬間、さすがに指先が震えましたね。<br />
このイカつい面構えが、どこでもヨゴレな僕が、“＜了＞”の一文字をモニターで確認した瞬間、<br />
冗談でも美談でもなく、ちょっとだけ泣いちゃいましたから。<br />
一年以上書き続けてきた物語を終えるという事がどれだけ大変で、どれだけ達成感のあるものなのか。<br />
それは、あの日、震えが止まらずにいた僕の指先に全て集約されています。<br />
<br />
<br />
十月中旬には総集編が控えており、企画としても、執筆としても、まだまだ作業は残っていますが、<br />
ひとまず【フェイク・オア・フェイド】本編は第22回で終了。<br />
上記で挙げた以外にも口外できないような失敗や反省がありましたが、最終回まで完遂して思う事は、<br />
もう一言、「挑戦して良かった」。これ以外に思いつきません。<br />
失敗も成功も、苦い反省も楽しい想い出も、全部ひっくるめて【フェイク〜】には100点満点を上げたいです。<br />
今回の100点満点は、スタッフ全員、楽しんでくださった読者様全員で築いた証です。<br />
だから、100点満点。精一杯頑張った、100点満点。<br />
僕のわがままに付き合ってくれたスタッフの皆さんと、トンデモ展開ばかりのこの企画を見捨てないでくださった読者の皆さんへ<br />
改めて、ありがとうございました!!　皆さんの協力があったればこその【フェイク・オア・フェイド】100点満点です!!<br />
<br />
<br />
<br />
………まぁ、これが僕の請け負った部分への自己採点だと30点に満たないんですけどね（吐血）。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-09-30T00:33+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1481128">
  <title>東京決死行・前編</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1481128</link>
  <description><br />
もうだいぶ日が経ってしまっていますが、お盆休みに東京へ遊びに行ってきました。<br />
といっても純粋に観光へ赴いたのでなく、一応の名目は取材。<br />
オリジナル小説『舜・代』と次回の舞台劇（こちらはまだ企画進行段階）の舞台が<br />
東京の下町になるので、イメージを膨らませる為に現地の空気を肌で感じたかったのです。<br />
特に『舜・代』。次章（第八章『哀川の子』）は下北沢で一悶着起きる予定になっているので、<br />
立ち回りやストーリーの進行に破綻を来たさないよう町並みや構造を<br />
しっかり頭の中で把握しておく必要があ</description>
  <content:encoded><![CDATA[<br />
もうだいぶ日が経ってしまっていますが、お盆休みに東京へ遊びに行ってきました。<br />
といっても純粋に観光へ赴いたのでなく、一応の名目は取材。<br />
オリジナル小説『舜・代』と次回の舞台劇（こちらはまだ企画進行段階）の舞台が<br />
東京の下町になるので、イメージを膨らませる為に現地の空気を肌で感じたかったのです。<br />
特に『舜・代』。次章（第八章『哀川の子』）は下北沢で一悶着起きる予定になっているので、<br />
立ち回りやストーリーの進行に破綻を来たさないよう町並みや構造を<br />
しっかり頭の中で把握しておく必要がありました。<br />
ガイドブックやネット上のレポート等を参考にしてはいるものの、そこから想像する物と<br />
現地散策で得る物では桁外れに違います。<br />
実際、自分の足で下北沢を歩いてみて初めて発見できたものも多かった。特に町の構造。<br />
線路を挟んで閑静な住宅街と繁華街にくっきりカラーが異なるというコントラストは<br />
ぜひとも本編中に織り込みたいと考えています。<br />
こんな事は東京在住の方には当たり前かもしれませんが、僕のような地方人には空想の世界。<br />
田舎者全開でうろちょろしながら、色々な刺激を吸収してきました。<br />
<br />
下北沢を散策した後はさめじま師匠と合流しての御茶ノ水散策。<br />
御茶ノ水と言うとデカッ鼻の博士しか思い浮かばない発想の貧困な僕ですが、<br />
師匠のナビゲートで練り歩いて驚愕！　と言いますか、こんな心地よい町を見通していた事に<br />
不覚を感じるくらいでした。<br />
本屋（それも古書店）が山ほどあるッ!!　趣味が読書な上に埃を被ったような古本を好む僕には<br />
天国のような場所でした。………日が悪かったのか、殆ど休業だったけど（苦笑）。<br />
「土日休む店とか多いよ」と師匠から聞いて更に驚愕。田舎人からすると東京の商人といえば<br />
“昼も夜も無くあくせく働くゴリゴリの商売人”というイメージがあるのだけど（僕だけ？）、<br />
結構のんびりやっている模様です（もちろん町や区画によって生活のスピードは違うでしょうが）。<br />
むしろ僕の地元の方があくせくしているようにすら感じられました。<br />
御茶ノ水の独特のユルさ、たまりません。出版社もたくさんあるし、<br />
いつか上京する機会があれば住むのは御茶ノ水かな。<br />
<br />
音響機器の専門店でオーディオの世界の奥深さの先端に触れたのち、<br />
御茶ノ水を満喫して次に向かうは秋葉原（歩いて行ける距離とも知りませんでした）。<br />
折りしもその日はコミケの最終日。ちょうどイベント帰り（“二次会”との俗称があるそうで）の人々と<br />
鉢合わせとなり、師匠と二人、大挙してくるニンゲンの波・波・波に瞠目してしまいました。<br />
ビッグサイトには一度仕事で赴いた事がありましたが、あの閉鎖的な空間へ数万人も<br />
押し寄せる感覚が今一つ掴み切れませんでしたが、これを見れば多少は理解できます。<br />
もっとも実像を見ている師匠はこの言葉に対してもっとスゴいと仰られていましたが。<br />
秋葉原では師匠が行き着けにしている丼ものの店で食事を摂りましたが、<br />
恋愛観や結婚観など少し奥深い部分をお話させていただきました。<br />
特に結婚観。年齢的にはまだまだ尚早ではあるものの、<br />
正直、年々意識せざるを得なくなっており、しげしげと先達のご意見に聞き入っていましたよ（笑）。<br />
<br />
驚嘆の秋葉原から「つくばエクスプレス」で新宿へ向かう中、企画業の難しさや面白さについても<br />
意見交換（こんな風に書くのもおこがましいですが）を楽しめました。<br />
遠方に住んでいる為に普段会えないせいか、メッセンジャーとはまた違う感覚で談笑できて嬉しかったです。<br />
「ボクと魔王」など師匠が手がけられた作品についても色々聴かせていただけましたし。<br />
<br />
本日僕が宿を取っている新宿入り後は、最寄の喫茶店で談笑＆デザイン講座。<br />
師匠はなし崩しで講習になっちゃった、と笑っておられましたが、イラストが作成されていく過程を<br />
間近で見させていただいた事で色々な発見がありました。特に鉛筆画における消しゴムの使い方。<br />
我流（むしろ亜流）の描き方で来た僕は殆ど消しゴムを使っていませんでした。<br />
というか消しゴムを使うのが何故か苦手で、線を汚くしてしまっていたんですよ。<br />
その弱点を克服する方法を多少なりとも盗ませて（笑）いただきました。<br />
死ぬほど苦手な着色や構図の取り方などを教わったところでこの日はタイムアップ。<br />
僕も師匠も夜半に他の人と会う約束があったので、こればかりは仕方ありません。<br />
現在手がけている作品への激励をいただき、颯爽とその場を後にする天河真嗣。<br />
―――まあ、これでカッコが付けばよかったのですけど、その後、道に迷った挙句、<br />
別れの場所となった交差点、師匠と同じ方向で良かったんだと気付いてすっ転びそうになりました（泣）。<br />
<br />
落胆しつつホテルへチェックインした後、『デュラリー』同志のエビス丸さんと合流したのですが、<br />
ここから先は微妙に長くなるので後編で（最近前後編ばっかだな）！<br />
<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-08-30T18:39+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1472255">
  <title>天河版「関ヶ原」・後編</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1472255</link>
  <description><br />
【フェイク・オア・フェイド】は最大の通過点である天河版『関ヶ原』が掲載されました。<br />
連載がスタートする前から今日に至るまで、お叱り覚悟で営業にも力を入れてきましたが、<br />
その倍以上の労力を制作へ投じているわけで、従来の二次創作ではあまり見られなかった<br />
迫力のあるエピソードに完成できたと思います。<br />
なにしろテキスト保存で120kbオーバーな長編中、開戦から決着まで激しい立ち回りが続くのですから。壮絶です。<br />
今回の合戦の執筆へ取り掛かったのが確か昨年末だから、半年以上寝かせておいた事にな</description>
  <content:encoded><![CDATA[<br />
【フェイク・オア・フェイド】は最大の通過点である天河版『関ヶ原』が掲載されました。<br />
連載がスタートする前から今日に至るまで、お叱り覚悟で営業にも力を入れてきましたが、<br />
その倍以上の労力を制作へ投じているわけで、従来の二次創作ではあまり見られなかった<br />
迫力のあるエピソードに完成できたと思います。<br />
なにしろテキスト保存で120kbオーバーな長編中、開戦から決着まで激しい立ち回りが続くのですから。壮絶です。<br />
今回の合戦の執筆へ取り掛かったのが確か昨年末だから、半年以上寝かせておいた事になる。<br />
主人公たちの活躍が頂点を迎えるヤマ場だけに少しも手を抜く事が出来ず、<br />
書き進めていく内にどんどん容量が膨らみ、脱稿した時には一ヶ月以上経過していました。<br />
なので、昨年末からお正月にかけて、合戦シーンの研究にうんうん唸っていた記憶しかありません（笑）。<br />
<br />
その後も断続的に加筆修正を施し、とうとう発表の日を迎えたわけですけど、<br />
いざ掲載が完了してしまうと達成感とも反省とも違う虚脱感が襲ってきます。<br />
あの時はあんなに辛い事もあったなぁとか、あのシーンを思いついた時はああだったなぁとか、<br />
なんだか古びたアルバムの中ではにかんでいる昔の自分を懐かしむ感覚に近い。<br />
つまり、達成感を感じるも何も、どれだけ大きな事件であっても、ここは通過点でしかないのだ、と。<br />
これには驚きました。主人公たちにとっての最大の通過点として第１話から描いてきましたが、<br />
まさか作者本人にすら感慨へ耽る暇も与えてくれないとは。なかなか手厳しい子ですね、【フェイク〜】は。<br />
<br />
ただ、これはある意味仕方が無い事なのかもしれません。<br />
なにしろ第１５回『決戦、三界同盟』は全編に亘ってドライブ感溢れる戦闘シーンが続くのですから、<br />
印象が流動化してしまうのも成程、頷けます。<br />
そこまでスピード感が乗りに乗るお話なんて、書こうと思って書けるものでないので、<br />
結果的に新しい味わいを体験できたという僥倖半面、読み手に薄口な印象しか与えられないのではないかと<br />
疑心暗鬼がどうしても角を出してしまって。どんなレスポンスが返ってくるか、今は毎日胃が痛い（苦笑）。<br />
<br />
執筆へ入る前、僕は決戦の舞台となる大洞窟の平面図を引きました。<br />
どこにどれだけの広さのある部屋があって、この通路の狭さはどうなのだ、と一つ一つ可能な限り細かく設定し、<br />
そこから殺陣を組み立てたんです。<br />
なにしろここまで大掛かりな全体戦を書くのは初めて。人員の配置や戦闘が行われているエリアと規模を<br />
混沌せずに整理する必要もありましたので。<br />
これは正解だったと思いますね。まずビジュアルでシーンを想像し、それを文章に落とし込んでいく人間なもので、<br />
具体的にイメージできない物は文字の羅列で表現するのが難しいんですよ。<br />
今回は最初に平面図という形でビジュアルの全体像を深く練っておいたので、筆の進みが遅れる事は辛うじてありませんでした。<br />
他の作家さんがどうかはわかりませんが、やはりビジュアルで世界観を捉えられるのは何より大切。<br />
景観を適当に設定したり描写すれば、作品全体も薄っぺらくなってしまいますしね。<br />
平面図から舞台を起こしていった為に、キーボードを叩くだけでは想いも寄らなかった、<br />
絵的に味わい深いシーンも出来上がりました（殺陣シーンが苦手な方、まず地盤を固めるのも一つの打開策ですよ）。<br />
<br />
ＢＧＭ面でもサカオくんが魂と根性で≪合戦のテーマ≫を発表してくれましたが、ここに行き着くまでがまた長かった（苦笑）。<br />
僕としては大規模な戦闘には、それに見合うだけのスケールが大きい専用曲を用意したかったのだけれど、<br />
「戦闘の曲ばかり多くしてどうするんだ？」というのがサカオくんの見解。<br />
相反する意見がデザイナーサイドから出た以上、譲るに譲れない企画も覚悟を決めて戦わなくてはなりません。<br />
いつもの定食屋でおつまみを追加しながら延々と議論を続ける二人の姿は、<br />
お店サイドからすると迷惑極まり無かったでしょうが（どうもすみません）、<br />
その時は他人の迷惑を顧みている余裕もありませんでした。<br />
最終的にはサカオくんのご厚意で専用曲を用意してもらえる事になったのですが、<br />
お話の展開と並行する形でスタッフもさんざ戦って戦って戦っていたわけです。<br />
ガチンコのバトルの末に生み出された一曲『Desicive battle』。<br />
地響きを彷彿させる打ち込みから始まるドラムセットの饗宴は、他の戦闘曲には無い、<br />
わーっと横へ軍勢が広がっていくかのような、伸びやかな迫力が漲っています。<br />
本当に戦って、その中で生み出された曲ですから、僕らにとって臨場感はハンパじゃないですよ（笑）。<br />
<br />
さて、第２部まで長らく続いたリース編も第１５回をもって終了。次の第１６話『胡蝶の夢』からはデュラン編の開幕。<br />
それに伴って新キャラたちも大幅に増え、物語は終焉へ向かって一挙に加速します。<br />
特に出色はデュラン編から本格的な登場を飾るエリオットとヴァルダの二人。<br />
今後ガラリと雰囲気を変え、ドロドロとした争いへ踏み込んでいく【フェイク〜】を引っ張っていってくれる原動力を<br />
無鉄砲でワガママでどうしようもないバラガキだけど、パワーとハートは大人顔負けなエリオットに託していたりします。<br />
子供のエネルギーって、見ているだけで心地良いじゃないですか。危なっかしいけど何よりパワフル！<br />
アンジェラの母親でもあるヴァルダは、原作では悲劇の女王として描かれていましたが、<br />
【フェイク〜】では、娘を想う情はあるのだけど、時としてかつての仲間さえも切り捨てる冷徹さを兼ね備えた、<br />
社会を引率する“政治家”の側面をより強めています。<br />
エリオットは内的要因、ヴァルダは外的要因のシンボルとなって【フェイク〜】に強い影響力を落とします。<br />
彼らに大きく揺さぶられる社会と、その中で足掻き、いつしか“鬼”へと変えていくデュランの葛藤が第３部のメインテーマ。<br />
ここにまたしても新キャラであるアルベルトやシャルロットの目的、リースの想いが複雑に絡んできます。<br />
一回たりとも見逃して欲しくない、見逃せないくらい面白い、と胸を張って言えるように、<br />
拙いながらも僕も全力を尽くしました。<br />
皆さんもデュランたちと一緒に“最大の通過点”を体感してください。<br />
その手順を経てから最終回まで読んでいただけたなら、きっとたくさんの発見がありますので！<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-08-15T18:19+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1469693">
  <title>天河版「関ヶ原」・前編</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1469693</link>
  <description><br />
『デュラリーパーティー（以下、ＤＲＰ）』のチャット大会へ参加した。<br />
今回で十回目を数えるこのチャット大会には何度もお邪魔させていただき、<br />
その度に皆さんの輪を引っ掻き回してきた。いわゆるヨゴレ役。<br />
趣旨を外したボケかましにお腹立ちの方々がおそらくは大勢いらしたと思うが、<br />
むしろ大真面目にカップリングを語る事が出来ない人間なので、<br />
箸休めこそ僕の務めと思っている。<br />
なので、出入り禁止を食らうまではこのスタンスで行かせていただきますね、ムツさん（蝶・迷惑）。<br />
<br />
<br />
今回は【フェイ</description>
  <content:encoded><![CDATA[<br />
『デュラリーパーティー（以下、ＤＲＰ）』のチャット大会へ参加した。<br />
今回で十回目を数えるこのチャット大会には何度もお邪魔させていただき、<br />
その度に皆さんの輪を引っ掻き回してきた。いわゆるヨゴレ役。<br />
趣旨を外したボケかましにお腹立ちの方々がおそらくは大勢いらしたと思うが、<br />
むしろ大真面目にカップリングを語る事が出来ない人間なので、<br />
箸休めこそ僕の務めと思っている。<br />
なので、出入り禁止を食らうまではこのスタンスで行かせていただきますね、ムツさん（蝶・迷惑）。<br />
<br />
<br />
今回は【フェイク・オア・フェイド】の本編掲載がスタートして最初のチャット大会。<br />
そりゃもう緊張しましたとも！　心優しい同志のみなさんと解っていながらも、<br />
あれだけ原作設定を改竄したイロモノを書いている身としては、<br />
いつ「打ち切りにしろよッ！」と手痛い意見が飛んでくるかと、内心ビクビクでした。<br />
もちろん否定的な意見もありましたが（これは僕のでしゃばり過ぎが原因）、<br />
再起不能止む無しな批評は無かったのでひとまず安心。<br />
ＤＲＰは『聖剣伝説３』のマイナーカップリング、デュラン×リースを語らう催しなのですが、<br />
そこで宣伝するにしては、【フェイク〜】はデュランとリースの仲が一向に進展していかない（苦笑）。<br />
いつまで経っても二人は口論ばかり繰り返しているのですから、<br />
きっと同志のみなさんも不安がっているだろうなぁ、と。<br />
今回は出会いからお互いを意識するまでの心の機微を事細かに追っていくのがテーマなので<br />
どうしても立ち上がりが鈍くなりがちでしたが、第13回『かけおち大騒動！』まで進んだ段階では、<br />
いよいよエンジン全開といいますか、『ずっと天然』と遜色ないデュラリーに。<br />
そして、デュラリーにエンジンがかかってくると好意的な意見が増え始めるあたり、<br />
皆さん、とてもよくわかっていらっしゃる（笑）。<br />
心配かけた皆さん、ご安心を。いくら『ずっと天然』に比べて薄口と言っても、<br />
【フェイク〜】はちゃんとデュラリー作品ですから（勿論デュラリスト以外の人が読んでも楽しめます）！<br />
<br />
<br />
さて、八月に入ってすぐに【フェイク〜】は本編最大の合戦を迎えます。いわば天河版「関ヶ原」。<br />
規模や戦闘自体はさすがに本家には届きませんが、聖剣シリーズを扱った従来のＳＳには無い、<br />
スケールの大きな戦いをどうぞ楽しんでください。決戦前夜〜合戦と前後編に分けてお送りします。<br />
<br />
最大の合戦はそのまま最大の通過点となり、第16回『胡蝶の夢』から最終章『マナ編』の幕開け。<br />
原作では悲劇の女王だったヴァルダが本格的に登場し、物語に大きな影響を及ぼします。<br />
その他にもエリオットの活躍やデュランとランディの間に生まれた溝、そこへ付け入るアルベルトの暗躍と<br />
前半とはガラリと雰囲気を変えて一気に加速度を早めていくので、取り残されないようにご注意を！<br />
また、終盤には最後の合戦となる天河版「大阪の陣」まで待ち構えており、読み手に息つくヒマすら与えません。<br />
言ってしまえば毎回毎回がクライマックスなわけで。<br />
実に心臓に悪い構成ですが、この辺りの、「読み始めたら終われない」という展開も青春群像劇の定石だと思いますし。<br />
デュラリーについては、第１回目を執筆する前から最終シーンを決めていまして、<br />
そこへ向けてラストスパートをかけるといった具合ですね。<br />
<br />
ただ、相対的に終盤は辛いエピソードも増えてくるので、ここで読み手に引かれてしまわないか心配。<br />
たとえ悲しい結末であろうと一握りの希望を織り交ぜて描いたつもりではあるものの、<br />
う〜ん………、こればっかりは先が読めないッ！<br />
各回ごとに強烈な余韻を残しつつ、最終回まで怒涛のごとく雪崩れ込めたら一番なのですけど。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-08-10T22:32+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1464569">
  <title>サントワマミーを口ずさむ日</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1464569</link>
  <description>せっかくの誕生日を仕事で潰してしまい、それが原因で彼女がお腹立ちという社会人にありがちな落とし穴へ転落していた僕に<br />
思いも寄らない吉報が舞い込みました。<br />
<br />
金茂のモデルにもなっている友人がこの度お嫁さんをもらったそうです。<br />
いやはや、メールで報告が届いた瞬間は腰を抜かしそうになりましたねぇ。<br />
確かに彼は僕らのグループの中では一番の伊達男。<br />
イラストでは丸顔にデフォルメされていますけど、実際には妖艶なホスト顔です。<br />
だから彼女がいると聴かされても驚く事はありませんが、入籍となると話は</description>
  <content:encoded><![CDATA[せっかくの誕生日を仕事で潰してしまい、それが原因で彼女がお腹立ちという社会人にありがちな落とし穴へ転落していた僕に<br />
思いも寄らない吉報が舞い込みました。<br />
<br />
金茂のモデルにもなっている友人がこの度お嫁さんをもらったそうです。<br />
いやはや、メールで報告が届いた瞬間は腰を抜かしそうになりましたねぇ。<br />
確かに彼は僕らのグループの中では一番の伊達男。<br />
イラストでは丸顔にデフォルメされていますけど、実際には妖艶なホスト顔です。<br />
だから彼女がいると聴かされても驚く事はありませんが、入籍となると話は別。<br />
艶めいたホストのような雰囲気を漂わせる彼ならば、<br />
ある種のしがらみでもある「結婚」をひらりとかわし、この先もずっと独身貴族をエンジョイすると勝手にイメージしていたのに、<br />
結果としてグループ中、誰より早く所帯を持つとは………。<br />
祝福の気持ちはもちろんあるけれど、それ以上に驚きが大きいです。<br />
初めて彼と会話を交したのは、忘れもしない高校一年の夏。<br />
当時それほど接点も無かった二人は、たまたま僕が間違えて持ってきた「機動戦艦ナデシコ」のノベルティグッズから<br />
お互いに話題が共通していると気付き、そこから交流が始まった。<br />
<br />
僕は彼をモデルにあるキャラクターを作った。<br />
ご存知、金茂だ。シンプルかつ特徴を捉えたキャラは八年経った今でも僕のベストデザインと胸を張れる出来栄えだし、<br />
その証拠に誕生からすぐにクラス中に広まった。同じ生活圏内だからという事もあるが、<br />
ここまで浸透したキャラは初めてだったので感慨もひとしお。<br />
それからも僕らは遊び仲間としてずっとつるんできた。<br />
なにしろ彼は金茂以上に面白い。話しているだけで笑いが生まれる。<br />
それもスマートな笑いが、だ。<br />
女性ならば誰もが放っておかない甘いフェイスで頓珍漢な天然ボケを連発するのだから強烈この上なく、<br />
僕は彼から金茂の肉付けにフィードバックできそうなネタを求めてその一挙手一投足へ全力注目し続けた。<br />
思えば友人をダシに使うかのようなアレな学生時代の自分に呆れてしまうが、<br />
ダントツでカッコいいのに飾らない金茂（のモデル）に、<br />
僕も女性陣と同じく心を奪われていたのかもしれない。<br />
だけど彼は隙をなかなか見せない男。天然ボケと当たりの柔らかい物腰で<br />
周囲から愛されてはいたものの、自分の部屋には殆ど人を寄せ付けず、<br />
ボケはかましても本心を読ませない。<br />
人間としてとても深い奥行きを持った男で、だからこそ僕は興味を持ったのだ。<br />
そんな彼から本心ともいうべき話題を打ち明けられた時の感動は、<br />
ちょっと言葉では表現できなかったです。<br />
<br />
そんな“生きること”に器用な彼と結婚のニ文字は限りなく遠い気がしていたというのに、<br />
なんともはや、人生とはわからないものです。<br />
来年にはパパになるとの事なので二重にめでたい！<br />
長年夫婦ものを連載している人間としては、是非とも彼から現代の新婚夫婦の実態を探り出し、<br />
あわよくば『ずっと天然』の題材にしてしまおう、と。<br />
それにしても身近な友人から結婚者が出ると、学生服を着てバカやりまくっていた頃の思い出がまだ風化していないので、<br />
形容し難い不思議な感覚に陥りますね。<br />
ああ、僕もそんな年齢なんだな、と自分を取り巻く環境を改めて冷静に見直すきっかけとなりそうですし。こうして歳を重ねていくんだなぁ。<br />
<br />
とはいえしみじむばかりはしていられない。<br />
披露宴ともなれば余興は不可欠。<br />
以前の職業から、なまじ披露宴の内実を知っているので列席者がドン引きしてしまうような失策はプライドが許さない。<br />
こういう場合、安易に流行を取り入れたり、あまりに手が込み過ぎると逆効果なのです。<br />
ならば、シンプルに歌か。<br />
お決まりの結婚ソングは高齢の賓客にお任せすれば良いので、<br />
エンターテイナー志願としては捻りを加えた変化球で勝負をかけるのが定石かな。<br />
第一候補は越路吹雪のサントワマミー。コーちゃんの楽曲の中でもとりわけ僕の得意なナンバーで、<br />
以前別な友人の披露宴で歌って相当顰蹙を買いました（だって「二人の恋は終ったのね」ですから）。<br />
これこそヨゴレ役の独壇場です…が、二度もご親類から本気で叱られるのは勘弁してもらいたいところ。<br />
となると、やっぱり「ラストダンスは私に」かな。<br />
もしくは筋肉少女帯の名曲「トゥルーロマンス」だ！<br />
………いえ、どちらにせよ、金茂（のモデル）から二次会の席でお説教食らいそうだから、<br />
もうちょい吟味して決めたいと思います。<br />
<br />
さて、金茂（のモデル）、どんな披露宴を企画しているやら？<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-08-02T16:33+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1458210">
  <title>パワー・チャージ・ラン</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1458210</link>
  <description><br />
【フェイク・オア・フェイド】本編もいよいよターニングポイントを折り返し、<br />
徐々に徐々に佳境へ向かっていく今日この頃、みなさんはどうお過ごしでしょうか？<br />
僕は公私共にイッパイイッパイです（どんな開幕だ）。<br />
【フェイク〜】公式サイトのリニューアルもあったりして、ここ一ヶ月は自分のサイトに<br />
手を付ける事もままならない状態が続いていました。<br />
『春原智代でございます』や『舜・代』を楽しみにしていてくださる方には<br />
申し開きもなくゴメンナサイ。峠は越えたのでやっと更新を再開できます。<br />
<br />
<br /></description>
  <content:encoded><![CDATA[<br />
【フェイク・オア・フェイド】本編もいよいよターニングポイントを折り返し、<br />
徐々に徐々に佳境へ向かっていく今日この頃、みなさんはどうお過ごしでしょうか？<br />
僕は公私共にイッパイイッパイです（どんな開幕だ）。<br />
【フェイク〜】公式サイトのリニューアルもあったりして、ここ一ヶ月は自分のサイトに<br />
手を付ける事もままならない状態が続いていました。<br />
『春原智代でございます』や『舜・代』を楽しみにしていてくださる方には<br />
申し開きもなくゴメンナサイ。峠は越えたのでやっと更新を再開できます。<br />
<br />
<br />
その甲斐あってか、【フェイク〜】の評判は今のところなかなか上々で、<br />
アクセス数やweb拍手など、どうにか安定した数字を頂けています。<br />
こんな風に書くと欲深げに見えるかもしれませんが、やはり数字として如実に出てくると<br />
僕らとしても励みになるわけで。<br />
今回は相当ムチャな試みばかりに挑戦している事もあって、一度見たきり二度と来るか！<br />
…といった具合に怒りのスカンされそうで怖くて怖くて（現在進行形）。<br />
それでもどうにか軌道に乗れたのは、ひとえに応援してくださっている皆さんのお陰です。<br />
いつも本当にありがとうございます！<br />
<br />
もちろん辛口の意見もしかと胸に留め置いてます。<br />
「作品世界がしっちゃかめっちゃか」、「聖剣シリーズ以外のクロスオーバーはどうかと思う」など<br />
冒険した部分に対するご意見も、想像していた以上に多くて（苦笑）。<br />
いや、ここは苦笑いで濁すわけにもいきません。こうした意見こそ真摯に受け止めないと。<br />
【フェイク〜】については、お叱りを頂いたクロスオーバーを<br />
やめるわけには行かないのですが（なにしろ最終回脱稿してますし）、<br />
今後の作品内では出来る限り善処していきたいと思います。どうもごめんなさい。<br />
<br />
<br />
最終回は書き終えたけれど、実際には企画担当としても執筆係としても作業が完了したわけではない。<br />
掲載前に詰める推敲もあるし、設定資料などの各種コーナーを書き進めていかなければならず、<br />
むしろ執筆の役目を果たす本当の仕事はここから始まる気がするくらい。<br />
一年前からもうちょっとコツコツやっておけば良かった（爆）！<br />
<br />
<br />
とはいえ、充電も無くカツカツな持ちネタを吐き出し続けるのは不可能な要求。<br />
どこかで一呼吸休みを挿みたいと考えていた僕に朗報が飛び込みました。<br />
会社の面々でバーベキューをやらないかと上司からお声が掛かったのです。<br />
休日と言えば朝から晩までパソコンの前に座りっぱなしなインドアのイメージが<br />
常につきまとう天河ですが（友人に言わせるとそうらしい）、基本的にはアウトドア。<br />
むしろ必要以上にパソコンの前には座りたくもないタチなので（笑）、このお誘いは願ってもないコト。<br />
二つ返事でＯＫしました。<br />
<br />
<br />
かくして清流のほとりにて開催されたバーベキュー大会。<br />
各人割り当てられた仕事を匠の腕ばりにこなしていきます（調理やテント設営等、班に分かれて作業を）。<br />
自慢じゃないけど料理もテント設営も人並み以上に心得のある（大昔にボーイスカウトへ所属してたもんで）僕に<br />
割り当てられた役目は、ズバリ子供のお守り。<br />
課内の実権を握る（比喩）経理のマダムが連れて参られたお子様たちの面倒を見る係を仰せつかりました。<br />
これはあれでしょう、人並み以上に顔がゴツいから、料理もテントの設営も力任せにやりそうと<br />
満場一致で危機感を抱かれたからでしょうか。明らかに匂う天河払いの意図。<br />
わかりましたよ、身体にバイキン飼っていそうな僕はすごすご退散するですよ（卑屈）。<br />
<br />
―――とまあ、以上の文章からはえらいネガティブに弾かれた感が漂いますが、<br />
現実には、参加者の殆どが子供嫌い（マダム除く）という異常な状況でしたので、<br />
子供と遊ぶのが得意な僕が抜擢されただけの事。<br />
小学校教師の彼氏の本領が今こそ解放される時というわけです。<br />
普段からオールドムービーばかり観ている割に精神年齢が幼いのか、<br />
なぜか子供には好かれるタチの天河真嗣。今度も今度で開口一発目から「変な顔のお兄ちゃん」なる<br />
名誉称号を頂戴しましたよ。さすがはマダム。お子様への躾もある意味行き届いています。<br />
子供に顔を指ささて、ヒバゴンか何かを目撃したようにケラケラ笑われる二十代。どうなんだそれも。<br />
嫌われないだけマシですけども。<br />
<br />
<br />
しかし、子供と遊ぶのは大変に良いもの。<br />
普段駆け引きやら算段やらが飛び交う大人だけの世界にいる分、ストレスとして鬱屈していた滓が<br />
子供の無垢な笑顔を見ているだけで浄化されていきます。<br />
子供の頃は早く大人になって自分のマンガを世に知らしめたいとか夢想してやみませんでしたが、<br />
様々に現実を自分へ知らしめてしまった今となっては、あの、恐れをしらない無垢へ戻りたいと<br />
思わなくもなかったり。<br />
もちろん、今ある現実が愉しくて仕方が無いので、無理して後戻りしようとは思いませんが、<br />
ふと足を止めると後ろへ伸びた足の長い影が、戻ってこいと呼んでいる気がしてならないのです。<br />
―――などと詩人な物思いに耽るヒマを与えてくれないのがお子様なのですけどね。<br />
ほら、ちょっと目を離したスキに靴のままで浅瀬へ駆け込んで…って、オイ！　ダイビングはすなッ!!<br />
…こういう恐れ知らずはあらかた子供の頃に体験済みですけど、<br />
やっぱり時折童心に返ってバカな遊びに手を染めてみたくはなりますね。<br />
大雨で荒れ狂う河で遊んでいて怒涛の如く流されたり、スーパーの試食コーナーをハシゴしたり、<br />
ロクでもないガキンチョの筆頭でしたよ。<br />
今回参加のお坊ちゃんにもその才能がバッチシ覗けたので、いざ無垢な心を穢すべく（←悪）、<br />
ここぞとばかりに悪いコトを教え込もう………としたらマダムに叱られました。<br />
くっそう、いいトコで邪魔しやがる。子供の頃に悪さを覚えないとロクな大人にならないんですよっ！<br />
躾がどうのと叱ってくるから、「変な顔のお兄ちゃんと呼ばせるのは教育上どうなんでしょう？」と<br />
皮肉っぽくやりかえしてみたら、「だって事実でしょ」のズッパリ一言。<br />
当たっているだけに言い返せないのが悔しい限りです（吐血）。<br />
<br />
<br />
オンラインでもオフラインでもヨゴレ担当の天河真嗣ではありますが、<br />
今回のバーベキュー、誘っていただいたからというわけでなく心の底から楽しかったです。<br />
子守に専念しすぎたせいか、殆ど主題のバーベキューにありつけなかったけれど、<br />
浄化された思いで胸がいっぱい。満腹以上に満足でした。<br />
と同時に、普段あまりふれあう機会の少ない“子供”を目一杯観察できましたし。<br />
色々な意味で次回作以降に繋がる、それは有意義な一日を過ごさせていただきました。<br />
<br />
<br />
もちろんバーベキュー以外にも充電期間中はお楽しみいっぱいでしたよ。<br />
最終回脱稿までお預けにしておいた『新・太平記』全集や時代小説の山へ心置きなく飛び込んだり、<br />
ワンコインで楽しめるオールドムービーＤＶＤの世界に溶け込んだり。<br />
思う存分楽しんで、ヘタの横好きチックに活字を捻り出すパワーはゲージが振り切れるまで充電完了！<br />
【フェイク〜】本編のラストスパートと、その先に待ち受ける展開へ向けて、<br />
もうひとふん張り行けそうです!!<br />
<br />
<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-07-23T22:17+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1433273">
  <title>本能寺の変</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/tenkawa99/story/?story_id=1433273</link>
  <description><br />
今年の大河ドラマ「功名が辻」、あまりこのエッセイ内では触れていませんでしたが、<br />
実は毎週楽しみに観させていただいています。<br />
やや反戦メッセージがストレート過ぎるかなと心配になったり、短パンで走る柄本明は絵的にきついなと切なくなったり<br />
毎週毎週一喜一憂。もともと脚本の大石静先生のファンだった事もあり、タイトル発表から期待していまして。<br />
去年の「義経」が微妙だっただけに、今は日曜二十時が楽しみで仕方ありません。<br />
<br />
もちろん首を傾げる面もあるのですけどね。<br />
戦国モノの華である合戦シー</description>
  <content:encoded><![CDATA[<br />
今年の大河ドラマ「功名が辻」、あまりこのエッセイ内では触れていませんでしたが、<br />
実は毎週楽しみに観させていただいています。<br />
やや反戦メッセージがストレート過ぎるかなと心配になったり、短パンで走る柄本明は絵的にきついなと切なくなったり<br />
毎週毎週一喜一憂。もともと脚本の大石静先生のファンだった事もあり、タイトル発表から期待していまして。<br />
去年の「義経」が微妙だっただけに、今は日曜二十時が楽しみで仕方ありません。<br />
<br />
もちろん首を傾げる面もあるのですけどね。<br />
戦国モノの華である合戦シーンをことごとくスルーしたり（反戦なら、なおさらきちんと戦闘を見せるべき）、<br />
カメラを引きで撮り過ぎて学芸会っぽいカット（演出）になっていたり…などと素人目ながら批評してみたり。<br />
特に合戦シーンのカットは深刻で、楽しみにしていた長篠の合戦と小谷落城が<br />
数秒で経過された時はちょっぴり凹みました。<br />
終盤には天下分け目の関ヶ原も控えているわけですが、セット撮影にならないか今から心配です（大河ドラマは<br />
毎年年末になってくると予算が底を尽き、ロケが極端に減る事で有名）。<br />
<br />
今年の「功名が辻」、とりわけ出色なのは、舘ひろしさんが演じる織田信長ではないでしょうか。<br />
人生で初めて出逢ったカッコいい大人・舘ひろし（なにしろギリギリ「あぶデカ」世代なもんで）が<br />
人生で初めて知った危険な男・織田信長を演じると出演者発表があった時は小躍りしたものです。<br />
………正直、第一話の「くぁくぁるぅぇえーッ!!」を聴いた時は「ヤバい、期待し過ぎた」とイヤ〜な汗もかきましたけど、<br />
いや〜、お見逸れしました。こと叡山焼き討ちから晩年へ至るまでの“天魔”信長、素晴らしかったです。<br />
常識を徹底的に破壊する狂気、男もドキッとさせてしまう色香、天衣無縫な立ち居振る舞い………どれを取っても<br />
大河ドラマ史上最強の織田信長で、最近では舘信長が登場する度、テレビの前でニンマリするくらい。<br />
特に明智光秀との対立（一部でドＳプレイと人気）と濃姫とのやり取りは最高！<br />
ここまで狂乱に、セクシーに信長を描いた作品は初めてでした。完全なあぶ長（あぶない信長様の略だとか）中毒です。<br />
<br />
半年間ほぼジャンキー状態でハマり続けてきた舘信長もいよいよ最期の時、『本能寺』を迎えました。<br />
今回の「本能寺の変」は銃撃戦…とは各メディアから拾い上げて知っていました。<br />
史実絶対主義の方はどうお考えになったか存じかねますが、史実よりもエンターテインメント重視の僕としては、<br />
成程、そう来たかと唸る本能寺。<br />
「戦国に銃を持ち込んで革新をもたらした信長が、自ら築いた時代に飲み込まれて散って行く」という解釈も<br />
滅びの美学からいくと最高のモノじゃないですか。<br />
なので今回は明智勢と織田勢の壮絶な銃撃戦。っていうか、まんま西部警察の世界なんですけど（爆）ッ!!<br />
デューク東郷ばりの狙撃で光秀が誇る鉄砲隊を圧倒していくあぶ長様のカッコいい事、カッコいい事!!<br />
正直、これ、織田勢が勝っちゃうんじゃないか、と戦闘中盤まで本気で思ってしまったほど。<br />
<br />
手を負傷した事で火縄銃を使えなくなった中盤以降も凄かった！　というかここからが本能寺の本番と言っても<br />
決して過言では無いくらい!!<br />
サーベルを抜いて応戦するあぶ長様の傍らでは、なんと濃姫までもが小太刀で奮戦!!<br />
<br />
「あの世で会うと仰せになられても殿は地獄、私は極楽。これでは死に別れにございます」<br />
「フハハハハ………、抜かしおったな、お濃！」<br />
<br />
―――このやり取りこそ「辻」版本能寺の真骨頂ではないでしょうか。<br />
ケレン味たっぷりな立ち回りの迫力以上に信長・光秀・濃三者の心の機微が素晴らしく、<br />
心理描写で本能寺の変を見せた大河ドラマは、僕が知る限りでは「辻」が初めて。<br />
光秀と対面した瞬間、銃弾に斃れる濃、『敦盛』を舞わずに苦しげな呼吸で名文句を呟き果てる信長、<br />
全てが終わった後、生きる意味を見失いかける光秀………「功名が辻」第23回『本能寺』、<br />
天河的には大満足の内容となりました。<br />
<br />
次回は山崎の合戦、その次には賎ヶ岳の合戦と大きな戦いが控えているので<br />
歴史ファンとしては楽しみ―――なのですけど、戦闘シーン自体はカットされそうでそれだけが怖い（苦笑）。<br />
柴田勝家が大好きな僕としては、武人らしい見せ場を期待したいところなのですけど。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-06-17T23:07+09:00</dc:date>
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