| 【記事】 木村元彦:『イラク人質事件に対する政府、メディアの卑劣な対応を許すな!』 |
おかしな報道には抗議しよう日記 |
輸入CD規制について何か書いていないかと、普段あまり手に取ることの少ない音楽雑誌を書店で眺めていた。
「ミュージックマガジン」の04年6月号をめくっていたら、木村元彦さんというジャーナリストの書いたコラムのタイトルが目に留まり、一冊購入した。 『イラク人質事件に対する政府、メディアの卑劣な対応を許すな!』 4月9日、イラクでの人質事件が発覚した直後から対策本部が置かれたアンマンの日本大使館を取材した。一言で言えば連日、悶々としていた。対策本部長の逢沢副大臣の会見での文言が判で押したように毎回同じ内容−要は政府側は全く情報収集できていないのだった。 そんな時に"人質の自作自演論"というものが日本で蔓延しているとメールで知人から知らされた。驚いた。自作自演?バグダッドでもアンマンでも思いも寄らぬ発想だ。なぜそんなものが。早速ウラを取った。 「日本人3人が拘束とのニュースが入った直後、僕の携帯が鳴り止まなくなったのです」と教えてくれたのは旧知の政治記者のA氏。かけてきたのは日ごろから可愛がっている自民党の1年生議員3人だった。普段は横の繋がりが何もない彼らが全く同じことを口にした。 「Aさん、あの人質事件は奴らの狂言らしいですよ!」 驚いたAがその情報の出所を質してみるととんでもないことが分かった。二人は外務省からで一人は公安。お喋りな1年生議員に流して報道関係にリークさせ、それがネットの2ちゃんねるなどに瞬く間に流れた。このことを思い出すと今でも怒りで震えて止まらない。ことは国民の人命に関わる一大事である。それを在外の日本人を守るべき当該役所が被害者を真っ先に狂言者に仕立てあげて世論の攻撃の的にさせてしまう卑劣さ。某局の報道局長にあるAは言った。「僕は元々保守派の人間ですよ。その僕にしても今回の自作自演の煽動はひどい、許せない」。 そして政府によって流布された官製デマに乗って煽動された事情通気取りのネットおたくや物書きの危うさ。有事の際に情報の本質を検証できずにいいように利用されるのはこういう訳知り顔の連中だ。 以上は、「イラク日本人人質事件・被害者自作自演説疑惑」の「根拠」を検証するページに引用されていたのをコピーさせてもらった。 自作自演説が政府自ら流した流言であるような話をする人はいないでも無かったが、ここまではっきり書いてあるのは初めてみた。 それにしても、素人目からみて、ああ、政府筋の情報って言うのはこんな風にマスコミ業界に流されるわけね、というのも分かって興味深い。 ついでなので、木村さんのコラムからもう少し引用してみる。 メディアも酷かった。国家が扇動した被害者虐めに対し、「この国は個人を平気で見殺しにする時代にきた」と警鐘を鳴らすのが本来の役目であろう。どころか、強いトコづきしてバッシングした連中の何と醜悪なことか。たかが砂漠で追い剥ぎにあったことを武勇伝のごとく自慢しながら、人質事件発覚後は「自分は誘拐された時のために書き置きを残してあった」と後だしで3人を責めたコラムニスト。強盗に遭ったことを恥とも思わぬこのお坊ちゃんは後10年このネタで食っていく気だろう。 このXXなコラムニストが誰か、あえて名前を書く必要もないだろうね。 |