| 楽婚レシピ |
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楽婚レシピ
今さらながらだが、ゆみぞうことほしのゆみさんの「楽婚レシピ」を購入した。 相変わらずよくできている。120ページ少々の小ぶりの本だが、オールカラーで980円は良心的。見開き2ページがコマ漫画、次の2ページがイラストエッセイとほぼ交互の構成になっている(漫画が多目の箇所もある)。登場人物はゆみぞうさんご自身と、「絵日記でもかいてみようかNEW」ファンにはおなじみのオットさん。いつもにも増して「オット大好き」モード全開の作品となっている。 全作書き下ろしのため、ネタはわかっても、最後まで興味をもって読める。「絵日記でもかいてみようかNEW」に好印象を持っている人にはお薦めだ。 ただ、本の成り立ちに疑問を感じたのも事実。編集者にお伺いしたいのだが、これはほしのゆみさんの著書なのか? それとも、テーマ優先の企画本なのか? もし前者なら、エッセイなんかいらない。また後者なら、エッセイの部分は専門のライターに書かせるべきだっただろう。悪いけど、彼女の文章はプロの作家のレベルじゃない。 こうした漫画、イラスト、文章などが入り混じった本というと、西原理恵子や内田春菊などがすぐに思い浮かぶが、彼女らがそうした本を出すようになったのは、既に漫画家としてゆるぎない地位を確立したあとである。 また、私生活の切り売りに読者が興味を持つのは、その当人がそれなりに有名人である場合だけ。そうでなければ、事実に基づく話を描いても、それを「ネタ」に昇華させないといけない。そういう点、無名時代のけらえいこは、やはりうまかったなァ。 私は、前作「奥さまはマリナーゼ」を読んだ時は、この人は第二のけらえいこになれるのではないかと思った。新しいタイプの「セキララ結婚生活」が出たと思ったのだ。しかし、こういう形で彼女の能力を使い潰されてしまえば、それも叶わぬ夢だろう。ゆみぞうさんも、あまり安直な企画には耳を貸さないことだ。 <参考リンク> ・楽婚レシピ〜オットと仲良く暮らすレシピ24〜 <参考:過去記事> ・続・奥さまはマリナーゼ(2006/09/02) ・「奥さまはマリナーゼ」の続編は「楽婚レシピ」?(2006/12/11)
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