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【たら本第35回「おすすめ!子どもの本」】
-渚行き-

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たら本第35回「おすすめ!子どもの本」


いつも憧れつつこっそりのぞいていた企画がありました。それは「たら本」。主催者の指示するテーマに沿って本についての記事を書き、トラックバックしていき、次々に次のテーマへとバトンを回す「たらいまわし」企画なのです。
「いいなー」と思いながらも、積読の身にはとても恐れ多い…!とひれ伏していたところ、今回のテーマが「子どもの本」。
こ、これならおぼろげな記憶をたどっていけるかもしれぬ…。
しかしすこぶる小心者の私は、本好きの友人に先にTBを薦めてみたのでありました(どこまで小心なんだ)。児童書好きの彼女のこと、それは素晴らしい結果となって楽しかった。
と言うわけで、めちゃくちゃに遅れましたが、私もやってみようと思います。間に合うのかな。


企画主催:ほんの保管所さま


「さてさて、今回のお題は、「おすすめ! 子どもの本」であります。
本好きの皆さまのこと、きっと幼い頃もさまざまな本と親しんでこられたことと思います。
「ノンタン」シリーズの絵本、アンデルセンやディズニーのお話、日本昔話、教科書に載っていたお話、世界名作劇場、ライトノベル、まんが、児童文学、一般文芸・・・ 世の中には沢山の本があふれていて、一生のうちに出会える本は限られています。でも子どもの頃に出会ったお話って、その後の自分の読書傾向や、時には人生に臨む姿勢にまで影響を与えることがありますよね。
と、いうことで、ここでは皆さまがおすすめする子どもの本を紹介していただきたいと思います。

◎幼い頃に読んで今も大好きな本
◎大人になってから読んで “しまった。もっと早く子どものうちに読んでおけば” と思った本
◎自分の子ども、又は身近なかわいいあの子、幼い頃の自分に読ませたい本」


さて、これまでに何度も取り上げているものもあるけど、おすすめを考えてみました。

1、幼い頃に読んで今も大好きな本

・『おばけのアッチ』シリーズ(角野栄子)

おばけのアッチこどもプールのまき (ポプラ社の小さな童話―角野栄子の小さなおばけシリーズ (69))
夏はプールでシュールに決めるよ

「好きな本=おいしそうな食べ物が出てくる本」という本能のみで生きていた子ども時代、『ぐりとぐら』のパンケーキ然り、お腹がすいたら読んでいた作品です。最初はちょっと性格が悪そうだったなあ、アッチ(笑)。でもレストランの料理に魅せられ、料理人になってがんばるアッチは応援したくなっちゃう。確か月のようなオムレツを作る話があったはず。夢もあってすごく楽しかったなあ。
今年発売された「角野栄子セット」を買うとついてくる、アッチのパペット人形が欲しくて仕方ないのです。

・『白鳥異伝』『薄紅天女』(萩原規子)
古典ファンタジー『空色勾玉』シリーズの中でも、『白鳥異伝』から読んだせいかこの二作の印象が強いです。『白鳥異伝』は特に遠子の力強さが好き。で、一番好きなキャラクターは菅流だった。
福武書店は気になる児童書だらけだったなあ…。

・『ホビットの冒険』(トールキン)
いわずと知れた『指輪物語』のビルボのお話。確か親が図書館から借りてきてくれました。子ども心に不気味な世界や戦争の描写が恐ろしかった気がするのですが、詳しい内容は記憶の彼方に飛んでしまいました。あー気になる…。


2、大人になってから読んで“しまった。もっと早く子どものうちに読んでおけば” と思った本

・『飛ぶ教室』(ケストナー)
子ども達がこんなに魅力的だなんて!子どもの頃の自分に見せてあげたら、きっと彼らに仲間入りしてけんかしたり遊んだりしたくなってうずうずしたと思います。
新訳も発売されたようだし、また読んでみたいな…。

・『妖精王の月』その他アイルランドシリーズ(O.R.メリング)
もっとアイルランドのことについて知りたくなるにちがいない壮大なファンタジー。今もそうだけど、なんで子どものころって冒険ものが好きなんだろう。自分の知らない世界を旅するって、本当にわくわくするんだよなあ。


3、自分の子ども、又は身近なかわいいあの子、幼い頃の自分に読ませたい本

・『緑色の休み時間』(三輪裕子)
ウェールズでひと夏を過ごす少年と、そこで出会う謎の少年の友情物語。これでイギリスへの憧れを募らせてほしい。

・『秘密の花園』(バーネット)
イギリスへの憧れを募らせてくれる本(第二弾)。とことんぶうたれた金持ちの女の子が突然孤児になり、荒れ果てたヒースの野に立つ屋敷に押し込められる。
あ、何だかこれだけ書くと『千と千尋の神隠し』によく似ている(笑)。
タイトルどおり少女メアリが偶然見つけた鍵で、閉ざされていた庭への扉が開かれる…という展開は、秘密基地好きの子にもぴったりだと思うのです。
少しずつ健康になって生き生きとしてくるメアリが、可愛く思えてくるから不思議。
とにかく子ども時代はバーネットとポターとモンゴメリーが好きだった気がする。「偉い人図鑑」みたいなものでも彼女達のページにしおりを挟みまくっていた。いやはや、恥ずかしいくらい完全なる乙女でありました…昔の光今いずこ。

・『ウィロビー館の狼』(ジョーン・エイキン)
これまたイギリスだった…どれだけかぶれてるんだろう。
舞台はヨークシャー。広大な屋敷に残された二人の少女は、領主がいない間に屋敷をのっとろうとたくらむ悪者たちに寄宿舎に入れられてしまう。予想通りの暗いシーンが延々と続くけれど、その分手に汗を握ってしまいます。

・『クレヨン王国パトロール隊長』『クレヨン王国まほうの夏』(福永令三)
クレヨン王国は皆通る道なんだなあと、他の「たら本」の方々を見ながら思いました。
『パトロール隊長』はとにかく苦しかった思い出が…でもよかった。『まほうの夏』は家でぐたぐたしている子に「夏はねえ、何かが起こるものなんだよ!」と鼻息荒く言いたいときにどうぞ。いっそすがすがしいくらいジュブナイルな感じだった。


こんな感じでしょうか。記憶が遠いものが多く、「図書館の子どもの本コーナーに行きたい!」と思ってしまいます。
それにしても子どもの本、楽しいなあ。もっと読みたいな。


●はじめまして
ninnyさん、こんにちは。ご参加ありがとうございます。初めての参加のときってドキドキしますよね。そのドキドキを押して参加してもらえて嬉しいです。
しかもなんだか私も好きな本やら気になっている本がずらり。
「白鳥異伝」も「妖精王の月」も「ホビットの冒険
」も「クレヨン王国」も「秘密の花園」も大好きですよ〜。(>▽<)。
勾玉シリーズは順番に最初から読みましたが、やっぱり二作目の「白鳥・・・」が一番好きでした(「風神秘抄」は未読なんですけどね)。メリングのケルトシリーズは、つい最近完結版が出ましたね。新作が楽しみです。そして「緑色の休み時間」。こちらの記事を読んで思い出したのですが、昔好きでした。でも中身がほとんど思い出せない〜。結構何回も読んだのだけれど。
小さい頃好きだった本て、こういう風にうろ覚えの本が沢山あります。後で思い出そうとしてもタイトルすら思い出せず悔しい想いをすることが頻繁で・・・。

そうそう「たら本」は他の参加者の皆さんへのコメントやTBも自由なので、ぜひ色々めぐってみてください。きっと楽しめますよ。


●コメントありがとうございます
高さん、こんにちは。
以前からずっと「たら本」を見て楽しませてもらっていたのですが、今回はたまらず参加してしまいました。

『白鳥異伝』好きですか!わーい、うれしいな。小学校の頃、わくわくしながら読んだ覚えがあります。私も『風神秘抄』はまだ読んでいないのですが、先日図書館で見つけたので挑戦しようかな、と考えています。
メリングは本当に面白くて、全部買い集めたいくらいです。あの本を持って、アイルランドに行ってみたらすてきだろうなあ。『緑色の休み時間』は今絶版になっているのですが、作者の三輪裕子さんのブログに取材時の話などが載っていました。感動。イギリス、ウェールズ地方の風景や空気が伝わってくる作品で、子ども心ながら憧れていました。
確かにうろ覚えものって多いです…今回も思い出そうとして、なかなか思い出せずに困ってしまいました(笑)。
また、子ども本コーナーを漁ったら色々と記憶がよみがえってきそうです。

ではでは、ありがとうございました!できたらまた参加したいです。


●はじめまして
トラックバックとコメントありがとうございました。
本好きのお友達に先にオススメしたって…
もしや、なんでもない日、万歳!の茶べすさんですか?(笑)
たら本の輪が広がってくれて嬉しいです♪

という私も大好きな本がずらりと…
菅流が好きで、「風神秘抄」が未読というところまで一緒です。(笑)
とは言っても、これを読んだのは大人になってからだったんですけどね。
あんまり日本人作家さんの本は読んでなかったんですよね…
柏葉幸子さんなんかは大好きだったんですが!
圧倒的にイギリス物が多かったです。特にヨークシャー♪

イギリスとかアイルランドは今も大好きなので、メリングも大好きです。
出版されたのが大人になってからだったので仕方ないんですけど
子供の頃に出てたらなあって思いますね。
先日「夢の書」を読んだところですよ。
(あ、読んだところといえば、エントリーが違いますが
ルバイヤートも読んだところだったのでびっくりしました〜)


●秘密の花園
「秘密の花園」大好きです。
子供のころ、「ヒース」の荒野がよく分からず、田んぼの真ん中であれこれ想像してました。(笑)
カラスと友達になる方法とか、真剣に考えたこともあったなぁ。
思い返してみると、変な子だったのかも・・・。
それでも、現在は、それなりにマトモな大人に成長したと思っています。(笑)

この本、食べ物の描写も好きです。
花園に行くときに持たせてもらうお弁当とか、坊ちゃんのお部屋でのお食事とか。

多分、初めて読んだ外国のお話で、あれこれ想像しながら読むのが、とても楽しかった本です。


●わーい!
>四季さん
遅れましたが、コメントありがとうございます。
菅流がお好きですか!私は小具那より好きだったりします(笑)。かっこいいですよね。
イギリスでヨークシャー好きなんて、何てピンポイントにツボにはまってくれるのでしょう!
子どもの本ではないけど、『嵐が丘』もいいですよね。
ヒースの野に憧れたなあ…。

メリングのおかげで、アイルランドのフェアリーテールが気になってきました。調べたら夢中になりそうで、怖いところ。
それと、『ルバイヤート』まで同じなんてすごい偶然(笑)。久しぶりに見て面白かったです。
わー、色んな本好きの人に会えるって面白い。また「たら本」参加したいなあ。


>たまさん
『秘密の花園』っていう言葉だけでも、とてもわくわくしますよね。
私は、最初にメアリが食べていて、まずそうだったオートミールに憧れたことを思い出します(笑)。

ヒースって確かによく分からない…適当に「あの草かな」と思って想像していました(笑)。イギリスに行ったときも、ヨークシャーの荒野には行っていなかったので、とても気になっています。
あまりに子どもっぽく、まともな大人に未だになれない私…ピーターパンシンドロームでないことを祈ろう…。