La vie de Crillon宝塚歌劇と『ベルサイユのばら』と『ガラスの仮面』を愛する管理人クリヨンのブログ。花組壮一帆さんを心より応援しております。
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壮一帆主演の『小栗判官』のお話が気になって、図書館で関連本を探ししてしまい、2冊見つかりました
。おそらくコンピューターで検索しなければ見つけられなかったかも?という、普段立ち寄らないコーナーにひっそりとありました 。1冊目は『説経 小栗判官』(近藤ようこ著 白泉社)。私が借りたのは単行本のほうだけど、文庫で出ているようです。マンガなのですぐに読めるのも嬉しい。 もう一冊は『小栗判官照手姫物語』。こちらは一般では発売されているのかどうか?岐阜県大垣で出版された本のようです。借りた本には「をぐり連合より寄贈」とのサイン入り。こちらは絵本形式。右はヘビ女と契る小栗の図。 ここから先はネタばれになるのでご注意を。 京都ニ条の大納言ひとり息子である小栗の物語。文武両道にすぐれ美形ではあったものの、人並みはずれたわがままで(特に女性の趣味に関して)、両親が妻をめとらせようと72人もの姫君を送り込むものの、「背が高すぎ」「背が低すぎ」「髪が長くてヘビみたいで気味が悪い」「色黒でゲス女」「色白で雪女みたいだ」などなど、肉体的な欠点を理由にかえしてしまうという、とんでもなくいやな男だったりします。 ところが美形な小栗に惹かれたヘビが人間の女に姿を変えて彼を誘惑。(ヘビが人間の女の姿に変身して人間を呪ったり殺したりする話を、オカルトマンガで読んだことがあります。ヘビが男ではなく女に姿を変えるのは、ネットリとしつこいイメージだから?)小栗は夜な夜なヘビ女のもとに通って密通。さんざんいろんな女性に悪態ついてきたくせに、ヘビ女ならいいのか、そうか... でも密通現場を人に見られて噂になり、その罪で常陸の国に流されて流人の身となります。それから横山の娘照手姫と出会い、恋に落ちて結婚するわけですが、これでめでたしというわけではなくって、小栗にも照手姫にも様々な受難が... 結婚を反対していた照手姫の父の横山氏の陰謀により、小栗は殺されてしまいます。ところが閻魔大王の配慮で生き返ってしまうというありえない展開に... しかし甦った小栗はオカルトマンガに出てくるような「餓鬼」の姿ですごいグロなんですよ 『ベルばら』でルイ15世が天然痘で死んでいく様とか、自殺したディアンヌの白骨化を見たときのようなショッキングな姿... 干上がった河童が水につかって生き返るように、お湯につかったらもとの若者な小栗に戻るという、冗談のような展開に 。照手姫も父の手によって船に沈めて殺されかかるものの、人買いの手に渡りいろいろなところを転々として、遊郭の主人に引き取られるものの、小栗に操を立てる彼女は遊女になることを頑として拒み、ひたすら下働きに徹します。あるとき蘇生してミイラ化した小栗を彼とは知らずに出会い、彼に情けをかけて涙を流し共に過ごしたりして... その後湯につかって元通りの美形な姿に戻った小栗と再会(ギャグのような蘇生の仕方だ )。 2人は故国に帰り、幸せに暮らして2代にわたる長者として栄え、めでたしめでたし...これをどうやってミュージカルにするのだろう?コワいような楽しみなような複雑な気持ち... 小栗という男には感情移入できないけど、照手姫が餓鬼になった小栗に寄り添って「心は二つ、身は一つ」と叫ぶシーンは泣けてきます。どちらかというと、小栗よりも照手姫のど根性物語という感じがする。一見か弱そうなんだけど意外に根性があって、小栗を想うあまり図太くなったりもできて、ロザリーを彷彿とさせるキャラかも? あらかじめ原作を知っておくと、いろいろ想像妄想で遊べるので楽しいです〜。小栗はわがままぼっちゃんな部分もあるけど、Soさんならきっと魅力的に観せてくれるでしょう。(餓鬼の姿をどうするかは気になるが...) ヒロイン照手姫やヘビ女との絡みとか、いろいろ楽しみ ![]() ポスターはぜひ妖しく麗しい感じでお願いします
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