未来への扉を開け〜ヤングエスパとかを愛するページ〜


お知らせ
12年01月31日(火) 23:49
-

マイぷれす終了のお知らせ
http://www.mypress.jp/v2_writers/admin/story/?story_id=2006473

だそうです。

2月21日をもって、筆者が間借りしていたマイぷれすサービスが終わるということです。

当ブログも2005年2月22日からここで始めたわけですから、終了日はちょうど丸7年というタイミングです。
これを機に当ブログも終了したいと思います。

簡単に過去記事をお引っ越し出来るようなところがあれば良いのですが、筆者はなにせPCの知識もロクにないので上手く出来そうにありませんし、うまい方法を探す気力もないのが現状です・・・。

「せっかくあれだけ試合を見ているのだから、情報を公開しないともったいない」と筆者をけしかけてくれた(笑)タ○カさんに紹介していただいたマイぷれすとともに、当ブログは終了致します。

長らくのご愛顧、ありがとうございました。





コメント更新: 12年02月04日(土) 10:15 / 投稿数:3 / 参照投稿TrackBack(0)

お疲れ様でした(H.P.) 12年02月01日(水)
しんじ大好きパパ(しんじ大好きパパ) 12年02月01日(水)
ありがとうございました(重樹) 12年02月04日(土)



中学一年生大会vsHonda
12年01月29日(日) 12:00
-

清水エスパルスJr.ユース(新U−14) 4−1 HondaFC
※25分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 杉山 尊人 1年
DF 06 八木涼太朗 1年
   05 梅村  豪 1年
   15 立田 悠悟 1年
   14 池谷華未智 1年
MF 19 福原 涼太 1年
   08 佐野 皓平 1年
   03 平松  昇 1年
   09 神戸雄太朗 1年
FW 11 稲葉 章将 1年
   04 橋本 和真 1年
フォーメーション
--------橋本--稲葉--------
--神戸--------------福原--
--------平松--佐野--------
--池谷--立田--梅村--八木--
-----------杉山-----------

HondaFC
GK 01 ?????
DF 06 ?????
   05 ?????
   04 ?????
   03 ?????
MF 14 ?????
   11 ?????
   08 ?????
   15 ?????
FW 09 名尾  隼 1年
   13 ?????
フォーメーション
--------13--名尾--------
--15--------------14--
--------08--11--------
--03--04--05--06--
-----------01-----------

交代
なし

得点
05分 Honda・名尾(HondaGKのゴールキックを15番?がヘッドでDF裏へ流すと、スピードで中央を抜け出した名尾が左足で蹴り込む)
11分 清水・福原(Honda陣センターサークル付近でFKを得た清水は、佐野?が素早く右サイドDF裏へ通す。稲葉がこれで抜け出しPA右から右足シュート。これは前に出たGKにブロックされるが、こぼれを橋本が拾って右足シュートするも、今度は右ポストに阻まれる。それでもPA中央にこぼれたところを右からPA中央まで走り込んで詰めていた福原が右足で蹴り込む)
16分 清水・稲葉(左からの斜めのクサビのパスを中央左寄りPA2mほど手前の橋本が後方へ落とし、左から中央へ入ってきてこれを受けた神戸がスルーパスを送る。これに稲葉が抜け出し、シュートコースを狭めに前に出てきたGKを左へかわして左足で無人のゴールへ)

スタッツ
〜シュート〜
清水 09(枠内5) ×平松、×橋本、◎福原、○福原、○橋本、×福原、○福原、◎稲葉、×佐野
本田 05(枠内4) ○名尾、◎名尾、○13、×名尾、○15
〜右クロス〜
清水 02(成功1) ○稲葉、×福原
本田 01(成功0) ×06
〜左クロス〜
清水 02(成功1) ○池谷、×池谷
本田 02(成功1) ○??、×名尾
〜右CK〜
清水 00
本田 01(成功1) ○11
〜左CK〜
清水 00
本田 01(成功0) ×11
〜オフサイド〜
清水 00
本田 00
〜ファール〜
清水 02      ・八木・佐野
本田 05      ・15・04・11・03・06
〜警告〜
清水 00
本田 00

<後半>
清水エスパルス
--------福原--稲葉--------
--神戸--------------中島--
--------平松--佐野--------
--池谷--立田--梅村--八木--
-----------杉山-----------

Honda
--------13--名尾--------
--15--------------14--
--------08--11--------
--03--04--05--06--
-----------01-----------

交代
25分 清水・04橋本→17中島 杏輔 1年(上記の布陣に)
27分 Hondaポジションチェンジ・13⇔15
38分 Honda・14→07
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------15--名尾--------
--13--------------06--
--------08--11--------
--07--03--04--02--
-----------01-----------
49分 清水・09神戸→20鈴木 晴 1年
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------福原--稲葉--------
--平松--------------中島--
--------鈴木--佐野--------
--池谷--立田--梅村--八木--
-----------杉山-----------

得点
28分 清水・中島(左サイドハーフウェーライン付近でクサビのパスをDFを背負いながら足元で受けた稲葉が素早いターンで左サイドを突破。一気に抜け出した稲葉が中央へ折り返すと、長躯走り込んだ中島がダイレクトで蹴り込む)
37分 清水・稲葉(中央センターサークル付近でクサビのパスを受けた稲葉が左へ叩くと福原からワンツーの形でパスが稲葉へ戻ってくる。スピードでそのまま中央を抜け出した稲葉がGKと1対1となり右足で決める)

スタッツ
〜シュート〜
清水 07(枠内5) ×平松、◎中島、○福原、○佐野、×立田、◎稲葉、○福原
本田 01(枠内0) ×15
〜右クロス〜
清水 02(成功0) ×中島、×中島
本田 03(成功1) ×名尾、○名尾、×名尾
〜左クロス〜
清水 02(成功1) ◎稲葉、×池谷
本田 02(成功0) ×03、×名尾
〜右CK〜
清水 00
本田 00
〜左CK〜
清水 01(成功0) ×平松
本田 00
〜オフサイド〜
清水 01      ・中島
本田 00
〜ファール〜
清水 00
本田 02      ・??・02
〜警告〜
清水 00
本田 00

<戦評など>
緒戦のジュビロ掛川戦を快勝してこの第2戦となるHondaFC(以下「Honda」と表記)戦に臨む清水。連勝して一気にグループ内の優位に立ちたいところ。

清水はジュビロ掛川戦とまったく同じ先発メンバーで試合に臨んだ。試合間隔が僅か1時間ということもあって多少いじってくるかとも思われたが、ジュビロ掛川戦では途中から数人の選手を休ませていたことで、体力的には充分という判断であろう。

対するHondaは西部予選6位でクラブの部県大会に進出してきた。だが6位とはいえ侮れるはずもない。ここ数年中学一年生大会クラブの部の4強が清水、ジュビロ磐田、ジュビロ沼津、そしてこのHondaになることが多く、クラブの中でも強豪の部類に入るチームである。
しかもこの代は先日の県選抜にも複数人を輩出しているようなので、弱い筈がない。

早くも実現した強豪同士の対決。骨のある相手に清水がどのようなプレーを見せるのか、注目された。

立ち上がりに試合の主導権を握ったのはHondaだった。開始1分スルーパスを受けた名尾が中央左寄りを抜け出す。追い縋るDFをスピードで振り切った名尾はPA手前から左足で狙うが、ここはGK杉山が好セーブ。いきなりのピンチを凌ぐ。
しかし5分Hondaはゴールキックを15番がヘッドでDF裏へ流し込む。これに再び抜け出したのは名尾。今度は中央から左足で豪快に蹴り込んで0−1とHondaに先制点を許す展開。
さらにHondaは7分、11番のクサビを右サイドハーフウェーラインから2mほど清水陣にはいったところで9番が中央へ短く叩く。これを受けた13番が右サイドのスペースへスルーパスを送るとPA右に飛び出した14番が中央へ折り返し。これは清水DFがカットするが、これで得たHonda・11番の右CKをPA中央で13番が右足ボレーで合わせる。だがここは戻りながらのボレーで強く叩けず、シュートはGK杉山がセーブする。
ここまでFKでの平松のシュートしかシュートがなかった清水。焦りからか前の展開が早過ぎるきらいがあり、少しイヤな流れだったのだが、そんな空気が変わったのは11分のことだった。センターサークル付近でFKを得た清水は、佐野?が素早く右サイドDF裏へ浮き球で通す。スピードを活かしてこのパスに抜け出した稲葉はPA右に持ち込んで右足シュート。これはHondaのGKに阻まれるが、こぼれに詰めた橋本が拾って右足シュート。だがこれも右ポストに弾かれ「運もないなあ」と思ったのだが、そこへさらにすかさず走り込んできたのは福原。右サイドから入ってきた勢いのまま右足で福原が蹴り込んで1−1。早いタイミングで同点に追いつくことが出来た。
これで完全に形勢は逆転。攻勢に転じた清水は14分左サイドからの横パスを受けた中央の橋本がポッカリと空いた右サイドのスペースへスルーパスを送る。これに福原が飛び込みPA右から右足シュート。だがここもHondaのGKが果敢に前に出てシュートをブロック。だがこぼれに橋本が反応し、倒れているGK越しに浮かしてシュートするが、これもGKが倒れながらも手を伸ばしてストップ。これがPA右にこぼれたところを再び福原が拾って振り向きざまにループで狙うもゴール上へ外れた。失点したもののHondaのGKが急に忙しくなってきた。
さらに直後の15分またまた右サイドをぶっちぎった稲葉がPA右からマイナスに折り返すと、これまた右からゴール前まで入ってきた福原が左足ダイレクトで合わせる。しかしこれまた果敢に前に出てきたGKにブロックされる。
それでもなおも攻める清水はまた直後の16分左から斜めに入ってきたクサビを橋本が落とし、左から平行に入ってきて橋本の後方へフォローした神戸が受けて中央DF裏へスルーパスを送る。これに飛び出した稲葉は、前に出てきたGKを左へかわして無人のゴールへ左足で流し込んで2−1。清水が前半のうちに逆転に成功する。
さらなる追加点を狙う清水は19分一旦ボールを奪われた神戸が粘って左サイド高い位置でボールを奪い返して後方へ戻すと池谷がゴール前にクロスを送る。これをニアに入ってきた橋本が後方へ落としてフォローした佐野が左足ミドルシュート。これはゴール左に外れる。
一気にHondaを呑み込んだ清水に見えたが、Hondaも相変わらずスピードでぶっちぎる「切り札」名尾が脅威となる。22分左サイドをスピードで破った名尾はPA左を深くえぐって浮かしてマイナスに折り返す。PA中央には14番がフリーで詰めており、危険なシーンだったが、右足で合わせるにはボールが僅かに高くファーへ流れていった。清水としては助かった形となり、1点のリードを持って後半へ向かうこととなった。

後半清水は頭から選手交代。橋本に代えて中島を投入し、福原をFWに上げる。
その清水は28分(後半3分)左サイドハーフウェーラインでクサビを足元に受けた稲葉がDFを背負いながら鮮やかなターン。ターンから一気に加速した稲葉は左サイドを突破し長い距離を持ち込んで中央へ折り返す。HondaDFは戻りきれておらず、必死にゴール前にまで駆け込んできたのは逆サイドの中島。中島は長躯ゴール前まで駆け込んでダイレクトで蹴り込んで3−1。大きな1点を生んだのは、またも稲葉の果敢な突破だった。
稲葉はさらに37分今度はセンターサークル付近でクサビを受けた稲葉がすぐ左の福原に叩き、福原がワンツーでDF裏へ。そのまま中央を稲葉が抜け出すと、DFを置き去りにした稲葉はGKと1対1になり、右足で蹴り込んで4−1。勝負を決める一撃は、またまた稲葉から生まれた。
このままでは引き下がれないHondaも44分名尾が右サイドを突破しクロスを入れる。ニアに入った15番がヘッドでファーへ流すと、ファーに13番が詰めていた。そのまま13番がゴールに押し込むかと思われたが、戻った清水DF(中島?)が強引に体を当ててシュートを撃たせず。やや強引なアプローチではあったが、相手の速い攻撃にもキッチリとゴール前まで戻ってきたことは評価したいところだ。
直後の45分清水は今度は福原が稲葉とのワンツーで抜け出してPA左に持ち込んで左足で狙うシーンがあったが(GKセーブ)、その後はスコアは動かず。Hondaの勢いある攻撃に苦戦したが、順当に2連勝を飾った。

序盤にHonda・11番のパスを起点にスピードある名尾にDF裏を衝かれて危険な流れになってしまったが、11分のゴール後は圧倒。Hondaを上回るスピード感ある攻撃で逆転勝ちを収めた。
その中で間違いなくMVPと言えるのは稲葉。これは衆目一致するところだろう。
スピード溢れる突破、キッチリと体を張ってボールを収める力強さで別格の存在感を示し、2得点1アシスト。1点目も実質的にゴールに絡んでおり全ての得点に絡みまくった。
彼の良さはもちろん前述の身体能力もそうなのだが、もう1つ特質モノなのはアクション・リアクションの早さ。同点ゴールもリスタートで誰よりも先に動き出すことで、Hondaの虚を衝くことに成功したし、逆にボールを奪われたシーンでも、すぐに切り替えて体を寄せてピンチを未然に防いだ。
どんなに足が速くても、走り勝てない選手はいる。そういう選手は予測して先んじて動くことが出来ない選手なのだが、彼は速い上に1つの事象が起こった後のアクションが早い。おそらくそれは準備が良いからで、3点目のターンも事前に周りの状況が分かっているから出来るものだ。
これらの彼の良い部分が存分に発揮された50分間だったのではないだろうか。

チームとしては22分のピンチを決められていればどうなったかわからなかったし、先制されてから慌てて前に蹴りすぎたことなど、試合運びの上ではまだ改善が必要ではあるが、ここは素直に押し切った力強さ、選手の能力の高さを賞賛したい。
まあ改善の余地があるということは、逆に言うとまだまだ伸びる可能性が高いということでもありますからね。

2連勝で大きく優位に立った清水は、来週FC.Fujiと城内FCと対戦し、決勝トーナメント進出を目指す。
この2チームの試合を観戦したが、FC.Fujiはかなり特殊な戦い方をしてくるチームなので(徹底して選手を密集させて狭い中で中央を狙ってくる。やたらと足裏を使ったコントロールをする)面食らうというところはあるかも知れないが、そういう相手だからこそワイドにボールを上手く動かして相手を拡げてやれば、まあ問題はないかと思われる。
今のところ来週の試合は観戦出来ない予定だが、良い結果がもたらされることを期待したい。



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中学一年生大会予選Aグループvsヤマハジュビロ掛川
12年01月29日(日) 10:00
-

清水エスパルスJr.ユース(新U−14) 5−0 ヤマハジュビロ掛川
※25分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 杉山 尊人 1年
DF 06 八木涼太朗 1年
   05 梅村  豪 1年
   15 立田 悠悟 1年
   14 池谷華未智 1年
MF 19 福原 涼太 1年
   08 佐野 皓平 1年
   03 平松  昇 1年
   09 神戸雄太朗 1年
FW 11 稲葉 章将 1年
   04 橋本 和真 1年
フォーメーション
--------橋本--稲葉--------
--神戸--------------福原--
--------平松--佐野--------
--池谷--立田--梅村--八木--
-----------杉山-----------

ヤマハジュビロ掛川
フォーメーション
--------13--17--------
--07--------------11--
--------10--19--------
--09--04--02--15--
-----------20-----------


交代
なし

得点
01分 清水・佐野(梅村が右サイドのスペースへ送ったフィードに稲葉が抜け出しPA右深くえぐって折り返す。これにニアに走り込んだ神戸が受けるがシュートは撃てずDFがクリア。これを右サイドPA手前で拾った八木が中央へ繋ぐと佐野が受けるがDFに囲まれて左へ展開。池谷がこれを受けて左クロスを入れるがニアでDFにカットされる。だがカットしたDFに稲葉がプレッシャーをかけてボールを奪い返しPA左から中央へマイナスに返すと、中央PA手前から佐野が右足シュート。GKが弾くもそのままゴールへ)
12分 清水・橋本(立田が左サイドへ繋いだ斜め前方へのパスを掛川陣タッチライン際で受けた池谷がDF裏のスペースへパスを通す。左に流れた橋本がこれを受け、PA左まで持ち込んでから切り返しでDFをかわし、PA中央左寄りまでカットインして右足シュート。ニアを低く抜く)
23分 清水・神戸(右サイドを押し込んでからの戻しを、上がって来た八木が球足の長い右クロスを入れる。ファーに走り込んだ神戸がヘディングで押し込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 10(枠内7) ◎佐野、×橋本、○稲葉、○福原、○稲葉、◎橋本、×神戸、○神戸、×平松、◎神戸
掛川 01(枠内0) ×07
〜右クロス〜
清水 06(成功2) ×稲葉、○福原、×橋本、×八木、×稲葉、◎八木
掛川 01(成功0) ×11
〜左クロス〜
清水 04(成功0) ×池谷、×平松、×池谷、×稲葉
掛川 00
〜右CK〜
清水 01(成功0) ×平松
掛川 00
〜左CK〜
清水 01(成功1) ○平松(ショート)
掛川 02(成功0) ×09、×09
〜オフサイド〜
清水 01      ・稲葉
掛川 01      ・09
〜ファール〜
清水 01      ・八木
掛川 01      ・02
〜警告〜
清水 00
掛川 00

<後半>
清水エスパルス
--------橋本--稲葉--------
--神戸--------------福原--
--------平松--佐野--------
--池谷--立田--梅村--八木--
-----------杉山-----------

ヤマハジュビロ掛川
フォーメーション
--------13--17--------
--07--------------11--
--------10--19--------
--08--04--02--09--
-----------20-----------

交代
25分 ジュビロ掛川・15→08(上記の布陣に)
32分 清水・11稲葉、03平松→02牧野 智樹 1年、20鈴木 晴 1年
33分 ジュビロ掛川・17、10、13、19→06、22、03、05
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------22--06--------
--07--------------11--
--------03--05--------
--08--04--02--09--
-----------20-----------
34分 清水・14池谷→18渡辺 哲平 1年
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------橋本--牧野--------
--神戸--------------福原--
--------鈴木--佐野--------
--八木--立田--梅村--渡辺--
-----------杉山-----------
35分 清水・04橋本→17中島 杏輔 1年
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------福原--牧野--------
--神戸--------------中島--
--------鈴木--佐野--------
--八木--立田--梅村--渡辺--
-----------杉山-----------
37分 ジュビロ掛川・11、07、09→14、18、12
39分 清水・08佐野、06八木、09神戸→10柿野 介成 1年、12高橋 雅和 1年、13八代 真弥 1年
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------福原--牧野--------
--八代--------------中島--
--------鈴木--柿野--------
--渡辺--立田--梅村--高橋--
-----------杉山-----------
44分 清水ポジションチェンジ・17中島⇔12高橋

得点
29分 清水・稲葉(中央右寄りセンターサークル付近で八木がパスカットしたボールをダイレクトでスルーパス。素早い反応でDFと入れ替わった稲葉が中央を抜け出しGKとの1対1から右足でGKの股間を抜く)
50分 清水・牧野(八代?が左サイドのスペースへフィード。デコボコになった掛川DFの裏へ抜けだした牧野がPA手前で左からカットインしPA内に侵入、中央でDFを3人ほど手玉に取ると最後はGKもかわして左足で流し込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 04(枠内4) ○梅村、◎稲葉、○立田、◎牧野
掛川 01(枠内0) ×06
〜右クロス〜
清水 03(成功1) ○福原、×橋本、×福原
掛川 01(成功0) ×18
〜左クロス〜
清水 01(成功0) ×渡辺
掛川 01(成功1) ○06
〜右CK〜
清水 01(成功1) ○平松
掛川 01(成功1) ○09
〜左CK〜
清水 00
掛川 00
〜オフサイド〜
清水 01      ・八代
掛川 00
〜ファール〜
清水 03      ・渡辺・鈴木・鈴木
掛川 02      ・02・09
〜警告〜
清水 00
掛川 00

<戦評など>
中学一年生大会が開幕。一年生にとっては初めての県レベルの公式戦となる。
清水はいつものようにクラブの部中東部1位でこの大会に臨むが、予選はAブロックに入って決勝トーナメント1位進出を狙う。

その清水はこの試合(と続くHondaU−15戦)に18人が参加。フィールドプレーヤーは17人、GKは1人(杉山)ということで、先週の東海選抜大会に続いて八代が欠場か?と思ってチェックすると、どうも不在は望月のようだ。ケガとかでなければ良いが・・・。
清水は上記の11人が先発。GKは秋山不在ということで杉山。DFラインは最近CBを務めることの多くなった立田が、チーム立ち上げから一貫して守備の要となっている梅村とコンビで堅陣を築く。センターMFも最近お馴染みになった平松と佐野のコンビ。望月不在の右MFには東海選抜大会2日目に好プレーを見せていた福原が起用された。

対するはヤマハジュビロ掛川(以下「掛川」と表記)。掛川は西部地区予選を2位で突破しこの舞台に進んできた。ジュビロ磐田のホームページからメンバーをチェックしても、残念ながら筆者が見た事のある選手はいないようだ。速水優作という選手は少年団で清水の平松と一緒だったようだが、残念ながらどの選手なのかはわからなかった。
ところで最近は若い選手の名前を見ても「読めない名前」が増えているが、このジュビロホームページのジュビロ掛川1年のメンバー表にある「山?帝旺」選手のふりがなを見ると「さわぐち ゆうた」になっている。これは読めない(笑)。ただの間違いだろうが。1年生が加入して早10ヶ月が経とうとしているが、誰も指摘しないんですかね・・・(ちなみに2年生に「大石卓己」選手が2人いたり・・・)。

試合は序盤から動く。開始1分梅村?の右サイドのスペースへのフィードに稲葉が飛び出してPA右をえぐってマイナスに折り返す。これをニアで神戸が受けるがDFがう無い返してクリア。このクリアボールをさらに八木が拾って中央へ繋ぎ、佐野が受けるがDFに囲まれて左後方へ戻す。これを受けた池谷が左クロスを入れるがニアのDFにカットされる。それでもカットしたDFに稲葉がプレッシャーをかけてPA内で奪い返すと、PA左深くから中央へマイナスに折り返す。そこへ走りこんだ佐野が右足で強シュートを放つと、勢い良いシュートはGKの手を弾いてゴ−ルに吸い込まれ1−0。早くも清水が先制点を挙げる。
勢いに乗る清水は3分左CKを平松がショートで繋いで神戸?のリターンを受けて左クロスを送る。これはDFにクリアされるが、八木が右サイドで拾って縦に繋ぎ、福原がPA右から折り返す。橋本がニアに走り込んで右足ダイレクトで合わせるが、これはゴール右へ外れる。
9分にも左サイドで池谷から縦パスを受けた稲葉が、左へ流れて走り出した橋本を囮にしてカットインし右足ミドルシュート。これはGKにセーブされるが、続く12分DFラインの立田から組立てて、左サイドタッチライン際の池谷が斜め前方に入れたパスに橋本が反応、そのままPA左まで持ち込むと、切り返しでDFを外して中央へ切れ込んでPA中央やや左寄りの位置から右足を降りぬく。低いシュートがニアの狭いところを抜いて2−0。
さらに直後の13分の清水は橋本が今度は右サイドをえぐって中央へ折り返すと、中央で福原がヘッドでファーへ流す。これをファーで待ち受けていた神戸が右足ボレーシュート。「浮かさないように」と体を折りたたんで放ったボレーだったが、それでもシュートは浮いてしまってクロスバーの上を越えていった。
掛川も15分に?のスルーパスで左サイドを飛び出した17番がPA内に走り込むが、判断良く飛び出したGK杉山がブロック。ピンチを未然に防ぐ。
21分にも左からカットインした橋本からのスルーパスを稲葉がスルーしてPA中央に走り込んだ神戸がGKと1対1となって左足シュート。これはGKに弾かれ、PA左にこぼれたボールを神戸が中央へマイナスに繋ぎ平松が左足シュート。これはゴール上に外れる。
そして前半終了間際の25分右サイドからの仕掛けを一旦はカットされながらも繋ぎ直して入れた八木の右クロスをファーに走り込んだ神戸がヘッドで合わせて3−0。大きなリードを持って後半へ向かうことが出来た。

後半も清水の攻勢は続き、28分(後半3分)右CKを平松がニアに入れると、飛び込んできた梅村がヘディングシュート。動き出しでフリーになった梅村はドンピシャで合わせたが、このシュートは惜しくもGKの正面を衝く。
しかし直後の29分センターサークル付近に絞ってパスカットした右SB・八木がカットしたボールをダイレクトでスルーパス。掛川ボールになったことで後方へ戻りかけていた稲葉が、八木のパスカットの瞬間に切り替えてDF裏目指して走り出しており、八木のボールはその稲葉への絶妙のスルーパスに。そのまま抜け出した稲葉はGKとの1対1を股間を抜いて決めて4−0。完全に勝負を決した。
30分には中央長い距離のFKを得た清水は立田が豪快に強シュートで狙うがGKに弾き出され、この後次の試合を考えてか矢継ぎ早に選手を行う。
同様に掛川も交代を繰り返すと試合は徐々に停滞。両チームともにチャンスを作り出せない時間が増える。
そんな時間帯の中で35分に佐野のパスカットからのスルーパスに抜け出した橋本が右クロスを入れてファーに流れたシーンくらいしか良いシーンのなかった清水だったが、最後の最後で交代で入った選手が結果を出す。50分八代?が左サイドで前方にポッカリと空いたスペースへパスを送ると、左に流れた牧野が抜け出す。PA手前までさしかかったところでカットインした牧野はPA中央まで進出すると、3人ほどの選手に囲まれた状況から切り返しを多用して囲みを突破、最後はGKもかわして左足で蹴り込んで5−0。「ケーキにイチゴを乗せた」。

試合開始1分でから猛攻を見せた清水が順当に大勝し緒戦を飾った。
序盤から稲葉と橋本の2トップが威力を発揮し、ともに足元で受けてターンし、あるいはスペースへパスを呼び込んで一発で抜け出したりと、あらゆる形で掛川のDFを押し込んでいた。
特に稲葉はMVP級の活躍であったと思うが、彼については続くHonda戦での活躍がさらに顕著だったのでそちらで触れることにして、相方の橋本も足元で受けてターンして一気に突破していくシーンを多く見せていた。
まだクサビのボールを体でDFを抑えつつ受ける際に腰が高くなるシーンがあるのは気になるが、それは今後より強い相手と戦っていくことになる中で改善されていくのではなかろうか。

一方守備面では2本のシュートを撃たれているが(少ないけど)、可能性の低いミドルとFKからのもので、ピンチと言えるのは15分の17番にスルーパスで抜けられたシーンくらいだった。
立田、梅村ともクサビが入ってくるところを前に出てカットするシーンが多く、さらにそこから効果的に前線や中盤にボールを供給して、攻撃の第一歩ともなった。
最近の立田のCB起用は彼の将来を考えてのスタッフの深謀遠慮があるのだろうが、低い位置からゲームを作るという副産物を生みつつある。今後彼の起用法がどうなっていくのかわからないが、最終的に本来のセンターMFに戻った時にも、後ろがGKしかいない最終ラインでプレーした経験は必ず活きてくるだろう。

後半メンバー交代とそれに伴う布陣変更を何度もしたせいかバタバタした時間帯が増えてしまったのが課題といえるが、そんな中でも最後にその途中出場の牧野が得点したりと、良い点が見られた試合ともなった。



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県高校新人戦中部
12年01月28日(土) 11:45
-

藤枝東 3−0 静岡東
得点者:白井、大村、宮永(藤枝東)

大好きな「ぱすさっかぁ」がやりたいなら、受け手としての感覚を磨く必要があるでしょうね。

静岡学園 1−1(PK3−5) 静岡北

静岡学園は悪くなかったけど、一つのミスで1失点を喫したのが命取りに。


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東海選抜大会新U14vs静岡県選抜
12年01月22日(日) 14:00
-

清水エスパルスJr.ユース(新U−14) 3−0 静岡県選抜
※20分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 16 秋山 匠也 1年
DF 06 八木涼太朗 1年
   15 立田 悠悟 1年
   05 梅村  豪 1年
   14 池谷華未智 1年
MF 07 望月  陸 1年
   08 佐野 皓平 1年
   03 平松  昇 1年
   17 中島 杏輔 1年
FW 11 稲葉 章将 1年
   19 福原 涼太 1年
フォーメーション
--------福原--稲葉--------
--中島--------------望月--
--------平松--佐野--------
--池谷--梅村--立田--八木--
-----------秋山-----------

静岡県選抜
フォーメーション
--------12--13--------
--06--------------10--
--------09--14--------
--08--03--02--16--
-----------01-----------

交代
なし

得点
02分 清水・稲葉(静岡県選抜GKのゴールキックをセンターサークル付近の立田がヘッドで弾き返す。これが中央DF裏へ抜け、バウンドしたボールをうまく処理して前を向いた稲葉が、マークするDFを中央PA手前で左へかわして左足シュート。ゴール右上隅に決める)
11分 清水・福原(自陣右サイドで八木がハーフウェーライン付近の望月へ縦パス。望月は中央へ持ち出しつつ右へ流れた稲葉に縦に送る。そのまま右サイドに抜け出した稲葉がアーリークロスを入れると、ファーに流れてDFを外した福原が中央PA手前やや左寄りから左足シュート。ゴール右隅に決める)

スタッツ
〜シュート〜
清水 04(枠内2) ◎稲葉、×稲葉、◎福原、×平松
静岡 00
〜右クロス〜
清水 05(成功1) ×望月、×八木、◎稲葉、×望月、×望月
静岡 00
〜左クロス〜
清水 04(成功1) ×中島、×池谷、○中島、×池谷
静岡 00
〜右CK〜
清水 00
静岡 00
〜左CK〜
清水 01(成功0) ×平松
静岡 00
〜オフサイド〜
清水 02      ・福原・望月
静岡 00
〜ファール〜
清水 00
静岡 02      ・12・16
〜警告〜
清水 00
静岡 00

<後半>
清水
--------福原--稲葉--------
--中島--------------望月--
--------平松--佐野--------
--池谷--梅村--立田--八木--
-----------秋山-----------
静岡県選抜
--------12--16--------
--08--------------05--
--------09--07--------
--06--17--02--10--
-----------01-----------

交代
20分 静岡県選抜・13、03、14→05、17、07(上記の布陣に)

得点
22分 清水・福原(平松のダイレクトスルーパスで右サイドを抜け出した望月がドリブルで持ち込み、右サイドPA手前からPA内に侵入を図るがDFが体を入れ、カバー。そのボールがPA内にそのまま転がり、GKが前に出てキャッチに行くが、その鼻先で諦めずに追っていた稲葉が確保し、後方へ短く戻す。PA右でこれを受けた望月は中央へボールを流し、PA中央でフリーになっていた福原が右足で蹴り込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 04(枠内2) ◎福原、、×平松、○望月、×稲葉
静岡 01(枠内0) ×10
〜右クロス〜
清水 00
静岡 00
〜左クロス〜
清水 00
静岡 01(成功0) ×06
〜右CK〜
清水 01(成功0) ×平松
静岡 00
〜左CK〜
清水 00
静岡 00
〜オフサイド〜
清水 06      ・中島・稲葉・稲葉・稲葉・中島・稲葉
静岡 00
〜ファール〜
清水 02      ・立田・稲葉
静岡 02      ・06・07
〜警告〜
清水 00
静岡 00

<戦評など>
岐阜県選抜戦に続いて行われたこの静岡県選抜戦。清水は岐阜県選抜戦から大きくメンバーを代えてこの試合に臨んだ。

静岡県選抜は清水・磐田のJr.ユース抜きとはいえ、「県内3強」の一角、ジュビロ沼津勢が加わっているということで侮れる相手ではない。
実際6番、14番を筆頭に体格に優れた選手も揃っており、パッと見て強そうだ。

そんな相手に清水がどのようなサッカーを展開するのか、注目された。

試合開始2分、静岡県選抜のゴールキックをセンターサークルの立田がヘッドで弾き返す。そのまま中央DF裏まで抜けたボールに中央PA手前で追いついた稲葉は左にDFを外すとそのまま左足シュート。これがゴール右上隅に決まって1−0。早速清水が先制する。
稲葉は5分にも中央PA手前でハーフバウンドのボールを上手く抑えてシュートに持ち込むなど(ゴール左外)序盤から切れの良い動きを見せて前線で攻撃の起点となる。
すると11分八木の縦パスを右サイドハーフウェーライン付近で受けた望月が中央へ持ち出しつつ縦に送ると、右に流れた稲葉がこれを受けDFが戻りきる前にアーリークロスを入れる。このクロスをマークしていたDFの背後を取ってうまくファーへ流れながらフリーになった福原が受け、中央PA手前左寄りから左足シュート。ゴール右隅に流し込んで2−0とした。稲葉のアーリークロスも完璧だったが、福原がうまく動いてマークを外したところで「勝負あり」だった。
14分には佐野の左へのサイドチェンジを受けた池谷が縦に繋ぎ、そのまま縦に突破した中島のクロスをPA中央に走り込んでフリーになった平松がヘッドで合わせるシーンもあったが(シュートはゴール上に外れる)、追加点はなく2−0のまま後半へ。

後半もメンバーを代えずに臨んだ清水は22分(後半2分)平松のダイレクトパスを静岡県選抜陣右サイドで受けた望月がスピードを活かして縦に突破。右サイドPA手前まで持ち込んだ望月は、最後のDFもドリブルでかわそうとするが、DF(6番?)が上手く体を入れてブロック。これで静岡県選抜はピンチを脱した・・・かに思われたが、そのままPA内に抜けたボールを処理しようと前に出たGKの手前で、抜け目無く狙っていた稲葉がボールを拾って後方へ短く戻す。これを望月が中央h帰すと、PA中央の福原がフリーで右足で蹴り込んで3−0。試合時間の短い中で3点という決定的な差がついた。
その後は静岡県選抜も多少立て直すが、前にボールを運べるようになってもシュートまでは撃てない展開が続く。
一方の清水も37分にチャンスこそあったが(望月クサビ→福原中央からダイレクトで右スペースへ叩く→稲葉中央右よりのスペースを抜け出しPA手前から右足シュート→静岡県選抜DFがブロック)追加点は生まれず。そのまま3−0で清水が勝利した。

試合は3−0で清水の完勝となった。スコアだけでなく、被シュート数も1とほぼ危なげなく、1週間後に控える1年生大会に向けて良いステップとなったのではないか。
清水にとってはほぼ現状のベストメンバーと思われる形だったが、立田と梅村のCBを筆頭に、センターラインが安定していたことが、安定した戦いの基盤となっていた。
先述のCBコンビは守備面だけでなくフィード面でも貢献。効果的にクサビ、サイドチェンジ、時には長めのスルーパスなども繰り出して攻撃の起点となった。
センターMFでは佐野が突破、パスと攻撃の中心となった。ただ守備面への切換の部分でアクションが遅れるケースが散見される点は修正点だろう。特に小柄な平松とセンターMFで組む可能性が高まっているだけに、中盤でのフィルター役としての機能を考えた場合に、より守備面の意識向上が必要になってくるかもしれない。
そしてFWでは福原が成長した姿を見せたのが印象的。ゴール前への飛び込み、ヘディングのポイントに入る上手さが光る選手であったが、この日はチーム2点目のシーンに象徴されるようにDFを外す動きに工夫を見せていた。「ゴール前で働くために敢えてゴール前から一旦外れるような」動きが出来ていた。
また福原の動きをハードワークで支えた稲葉の存在も見逃せない。この日1得点1アシストの活躍だったが、前線でのキープ、サイドに流れての突破、中盤のサポートと幅広い動きで活躍した。攻め残ってオフサイドにかかるシーンが多かったのは課題だろうが、補って余りあるほどの働きぶりだったと思う。

この日最も静岡県選抜と「違い」を見せたのは、ダイレクトでのボール処理の面だったように思う。清水が相手ボールをカットしたボールをダイレクトでクサビを入れたりスペースへ通したりすることでチャンスを作っていたのに対し、静岡県選抜はどうしてもキープしたり、不必要なパスが攻撃を滞らせるようなシーンが発生していた。
もちろん選抜チームということで連携面で劣るのは当然であり仕方の無い部分もあろうが、事が起こる前の事前準備が清水のほうが出来ていたのだと思う。状況をしっかり把握しながらのプレーが、プレーの連続性に繋がった。岩下監督のチームっぽくなってきた。

清水は先述のセンターラインの選手たちが光ったが、静岡では6番の大柄なレフティー、同じくレフティーの8番のテクニックが目に付いた。



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東海選抜大会新U14vs岐阜県選抜
12年01月22日(日) 10:00
-

清水エスパルスJr.ユース(新U−14) 2−0 岐阜県選抜
※20分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 杉山 尊人 1年
DF 12 高橋 雅和 1年
   18 渡辺 哲平 1年
   05 梅村  豪 1年
   14 池谷華未智 1年
MF 09 神戸雄太朗 1年
   08 佐野 皓平 1年
   20 鈴木  晴 1年
   10 柿野 介成 1年
FW 04 橋本 和真 1年
   02 牧野 智樹 1年
フォーメーション
--------牧野--橋本--------
--柿野--------------神戸--
--------鈴木--佐野--------
--池谷--梅村--渡辺--高橋--
-----------杉山-----------

岐阜県選抜
フォーメーション
-----------11-----------
--07-----09-----08--
--------06--10--------
--05--03--04--02--
-----------01-----------

交代
なし

得点
02分 清水・牧野(牧野とのワンツーでPA左に侵入した柿野がスクエアに中央へ折り返し。ニアに走り込んだ橋本が背中でDFをブロックしつつ中央斜め後方へ短く落とすと、左から回り込んできた牧野がPA中央から左足で蹴り込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 05(枠内5) ◎牧野、○牧野、○牧野、○神戸、○柿野
岐阜 00
〜右クロス〜
清水 01(成功0) ×高橋
岐阜 00
〜左クロス〜
清水 03(成功0) ×牧野、×佐野、×池谷
岐阜 00
〜右CK〜
清水 01(成功0) ×牧野
岐阜 00
〜左CK〜
清水 03(成功1) ○牧野、×神戸、×柿野
岐阜 00
〜オフサイド〜
清水 00
岐阜 00
〜ファール〜
清水 00
岐阜 01      ・06
〜警告〜
清水 00
岐阜 00

<後半>
清水
--------神戸--牧野--------
--望月--------------高橋--
--------平松--柿野--------
--鈴木--橋本--八木--渡辺--
-----------杉山-----------
岐阜県選抜
-----------11-----------
--07-----09-----08--
--------06--10--------
--05--04--12--03--
-----------01-----------

交代
20分 清水・05梅村、08佐野、14池谷→06八木 涼太朗 1年、07望月 陸 1年、03平松 昇 1年(上記の布陣に)
20分 岐阜県選抜・02→12(上記の布陣に)
24分 岐阜県選抜・08→13
27分 岐阜県選抜・07→14
31分 岐阜県選抜・09→17
33分 岐阜県選抜・06→02(2番右SB、3番センターMF)

得点
24分 清水・神戸(右サイドから高橋がドリブルで斜めに中央へ入りつつ神戸へスルーパスを送る。これは神戸の寸前でDFにカットされるが、こぼれを中央右寄りPA手前で拾った牧野が改めて短いスルーパスをPA中央へ。これに再度走り込んだ神戸がGKと1対1となり右足でゴール右隅に流し込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 06(枠内4) ◎神戸、×鈴木、○望月、○牧野、○神戸、×望月
岐阜 03(枠内2) ×11、○13、○17
〜右クロス〜
清水 02(成功0) ×渡辺、×高橋
岐阜 00
〜左クロス〜
清水 01(成功0) ×鈴木
岐阜 00
〜右CK〜
清水 00
岐阜 00
〜左CK〜
清水 01(成功0) ×平松
岐阜 00
〜オフサイド〜
清水 00
岐阜 00
〜ファール〜
清水 00
岐阜 00
〜警告〜
清水 00
岐阜 00

<戦評など>
前日から2日間の予定の東海選抜大会。2日目のこの日は1年生の試合を見る。

新U−14(現在の1年生)は始動から1週間ではあるが、一方で1週間後に公式戦(中学一年生大会)を控える身。仕上がり具合や、選手のコンディションも気になる。

その清水はこの試合と次の静岡県選抜戦を通じて19人が試合に出場。八代のみが欠場していた。
この試合では牧野と橋本の2トップ、鈴木と佐野のセンターMFでスタートした。

開始2分左サイドの柿野が牧野とのワンツーでPA左に侵入するとスクエアに中央へ折り返し。これを背中にDFを背負った橋本が中央後方へ短く落とすと、左から中央へ入ってきた牧野がPA中央から左足シュート。これが決まって清水が先制。
8分には橋本のスルーパスを左へ流れて受けた牧野がPA左角度の無いところから左足シュート。これは中1にして180cmの長身を有するGKに弾き出されて左CKに。このCKを牧野が速いボールで入れると、ニアで梅村が受けて一旦外へ叩く。これを再度受けた牧野が左クロスを入れるとDFがクリア。これを神戸が左へ繋いでもう一度牧野が左クロス。今度はDFにブロックされてまたまた左CKに。今度は神戸が蹴ったこのCKをPA中央でDFが触るもクリアできずファーへ流れ、PA右で拾った牧野が左足シュート。だがこれはGKの正面を衝いてしまう。
14分にも右サイドで縦パスを受けた牧野が浮き球でDF裏へ通し、走り込んだ神戸がPA右から右足シュート。しかしこれはクロスバー直撃。
16分今度は右サイドで神戸を追い越した高橋のクロスがファーへ抜けるが、上がっていた池谷が拾って中央へ繋ぎ柿野が右足ミドルシュート。だがこれもGKに阻まれてしまう。
早い時間の先制後も攻めた清水は被シュート0で押し込んだものの、前半は1−0のまま終了した。

前半早い時間に先制したことで優位に立った清水は、後半も24分(後半4分)という早い時間帯でゴールを挙げる。後半から右MFへと一列上がっていた高橋が中央へ斜めに持ち上がり、PA中央へ抜ける動きをした神戸へスルーパスを送る。このパスはDFにカットされるが、中央やや右寄りPA手前にこぼれたボールを拾った牧野が短いスルーパスをPA中央へ送ると、今度こそ抜け出した神戸に通り、神戸が右足インサイドでゴール右隅に転がして2−0とした。
その後も攻める清水、守る岐阜県選抜の構図は変わらず、27分八木が右サイドのスペースへ大きくクリアボールを送る。これを追いかけた神戸がPA手前から右へ落とし高橋が中央へ横パスを入れる。これを柿野がスルーし中央PA手前に走り込んだ鈴木が左足シュート(ゴール上外)。
30分平松の縦パスを牧野が左へ叩き攻め残っていた左SBの鈴木が足元で受けてDFが戻る前にアーリークロスを入れる。これをニアに入った神戸?が落とし、後方から入ってきた望月がPA内からシュート。このシュートにGKも反応するが、弾かれたボールがゴール方向へ向かう。「入ったか?」に思われたが、ゴールラインギリギリで岐阜県選抜DFが戻ってクリアする。
岐阜県選抜も一矢報いようと33分右サイドを11番が突破を図る。PAにさしかかろうというところで戻ってきた清水・望月が体を入れて奪った・・・かに思われたが、ボールがこぼれてPA内へ。これをPA右で拾った13番が右足シュート。決定的なシュートだったが、これはGK杉山が弾き、このこぼれに詰めた17番のPA中央からのシュートも当たりが悪く弱くGK杉山の腕の中へ。岐阜は唯一の決定機を逃した。
清水は終了間際の39分に右サイドでボールを奪った渡辺が中央へ持ち込みつつ中央へスルーパスを送る。このパスは一旦はDFにカットされるが、神戸が拾って中央PA手前から右足で狙う。だがこれはGKの正面を衝き追加点はならなかった。

1度危険なピンチこそあったが、個の力で強引に押し切った印象の試合だった。
橋本が前線で上手くサイドに流れてチャンスメークしていた印象が強い。ボールを引き出す役割で大いに貢献したと言えるが、贅沢を言うともっと中央での仕事を増やして欲しい気もする。
「中央で仕事」と言うと「中央に張り付く」というイメージになりがちだが、サイドに流れたことにより中央で仕事が出来るという状況もあり得る(逆説的な話だが)。
サイドに流れながら中央へ向かっていける状況を作っておくことは、「中央で仕事をする」ことに繋がる。逆に中央に張っていてもDFに張り付かれて外へ外へと追い出されては「中央で仕事をした」とは言えない。
結局ゴールを奪える最も可能性の高いエリアというのは「ゴール前」なのだから、FWとしてどこからどう動いて、最後ゴール前に入れるのか?という部分から逆算したプレーが磨かれていくと、より得点力は増してくるに違いない。
もちろんFWがサイドに流れるのであれば、そこに2列目以降の選手が入っていけば良いし、FWだけの問題ではないのだが、FWがサイドに流れてチャンスを作る一方でゴール前に人が足りないことが多かったこの試合は、スペースを衝く動きとそのスペースを感じる能力、そしてゴール前にどう飛び込んでいけるかを逆算する力について考えさせられるもだった。

岐阜県選抜ではGKの1番が印象に残った。出てくるなり長身で目立っていたが(中1で既に180cmある!)、プレーも鈍重さを感じさせることはなく、ハイボールも高いポイントで処理していた。三重県選抜もこの代のGKは大きくてビックリしたけど。
その他CBの大柄な4番も良いプレーをしていたように思う。



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東海選抜大会新U15vs三重県選抜
12年01月21日(土) 14:00
-

清水エスパルスJr.ユース(新U−15) 0−2 三重県選抜
※20分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 長倉 駿介 2年
DF 07 田原 龍二 2年
   12 冨士野雄太 2年
   05 伊藤 圭祐 2年
   13 武田 夏輝 2年
MF 11 白井 玲央 2年
   20 田口 雄太 2年
   06 長谷川歓大 2年
   03 沼野 誠也 2年
FW 08 渡邉啓太郎 2年
   02 興津 利弥 2年
フォーメーション
--------興津--渡邉--------
--沼野--------------白井--
-------長谷川-田口--------
--武田--伊藤-冨士野-田原--
-----------長倉-----------

三重県選抜
フォーメーション
--------13--07--------
--11--------------09--
--------16--06--------
--02--03--04--05--
-----------12-----------

交代
なし

得点
20分 三重県選抜・13番(右サイドタッチライン際清水陣に5mほど入ったところからのFKを5番がゴール前へ。GK長倉が飛び出し7番と競りパンチングで逃れるが小さく、こぼれたところを13番が無人のゴールに左足ボレーで蹴り込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 06(枠内4) ×渡邉、○興津、○興津、○白井、○渡邉、×渡邉
三重 04(枠内2) ×06、○13、×11、◎13
〜右クロス〜
清水 02(成功0) ×白井、×白井
三重 00
〜左クロス〜
清水 03(成功1) ○武田、×渡邉、×沼野
三重 01(成功0) ×07
〜右CK〜
清水 00
三重 01(成功0) ×07
〜左CK〜
清水 00
三重 01(成功0) ×07
〜オフサイド〜
清水 00
三重 01      ・09
〜ファール〜
清水 01      ・??
三重 00
〜警告〜
清水 00
三重 00

<後半>
清水
--------渡邉--白井--------
--名和--------------白鳥--
------冨士野--長谷川------
--武田--伊藤--加納--田原--
-----------長倉-----------
三重県選抜
--------15--07--------
--10--------------08--
--------16--14--------
--02--03--04--05--
-----------12-----------

交代
20分 清水・20田口、02興津、03沼野→14加納 澪 2年、白鳥 速巳 2年、07名和 大聖 2年(上記の布陣に)
20分 三重県選抜・06、13、09→14、15、08(上記の布陣に)

得点
32分 三重県選抜・14番(左サイドに流れてスルーパスを受けた7番がPA左に入った辺りから中央へ短く返す。そこへ14番が走り込み左足で蹴り込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 01(枠内1) ○白鳥
三重 06(枠内5) ×08、○10、○15、◎14、○08、○15
〜右クロス〜
清水 00
三重 02(成功2) ○08、○08
〜左クロス〜
清水 01(成功0) ×武田
三重 00
〜右CK〜
清水 00
三重 00
〜左CK〜
清水 00
三重 00
〜オフサイド〜
清水 00
三重 04      ・15・15・15・16
〜ファール〜
清水 00
三重 01      ・08
〜警告〜
清水 00
三重 00

<戦評など>
ナショナルトレセン組を含む愛知県選抜を2−0で退けた清水は、続いて三重県選抜(以下「三重」と表記)と対戦。

三重県といえば、2種で四日市中央工業が高校サッカー選手権で準優勝しており、さらに優勝チームである市立船橋のエースでキャプテンも三重県出身(FC四日市で10番を着けていましたね)ということで、近年力をつけてきている地域のひとつと言えるだろう。
昨年も三重県の津ラピドFCから岡田匠馬が清水ユースに加入。新年度も同チームから清水に1人進むことが決まっており、さらにG大阪にも同チームのエースが進むようである。C大阪のレギュラーGKや前述の四中工のエースストライカーが三重県の中体連チーム出身ということで、特定のチームに偏らず選手の裾野も広い印象がある。
残念ながら誰も個々の選手については分からなかったが・・・。

清水は緒戦の愛知県選抜戦に較べて6人を代えてこの試合に臨む。田口のセンターMFなど、新味もある先発メンバーとなった。

最初のチャンスは三重。6分6番のスルーパスに13番が走り込むが、ここはGK長倉が飛び出してカット。さらにこのこぼれを三重・11番が拾って左足シュート。しかしこれはゴール左に外れた。
しかし前線の渡邉の足元に繋いで徐々にリズムを掴んだ清水は11分この試合センターMFに入った田口が左サイドのスペースへパスを通す。このパスに同じくセンターMFの長谷川が左サイドPA手前から左足シュート。これはGKにセーブされる。
0−0のまま終わるかと思われた前半だったが、終盤に激しく動く。17分には清水は沼野の縦パスを渡邉が受けて落とし田口が右へサイドチェンジ。そのまま縦に抜け出した白井がPA右に持ち込み右足で狙うが、これもGKにセーブされる。
さらに18分に渡邉が右から切れ込んで中央PA手前まで持ち込み左足シュート(GKセーブ)。19分にも渡邉が三重のDFラインでのパス回しをカットして中央から右足シュート(ゴール右外)と決定機を迎えるが得点には至らない。
そうこうしていると20分三重は右サイドハーフウェーラインから5mほど入ったところでFKを得る。これを5番がゴール前に送ると、清水GK長倉が果敢に前に出てパンチングクリア。しかしこのクリアボールを中央で拾った13番が左足ダイレクトで無人のゴールに蹴り込んで0−1。技術的には「より外へ」弾かなければいけないシーンだったが、ともかくチャンスを作りながら終盤に1点のビハインドを負って後半へ向かう事となった。

後半は一転、三重の攻勢が強まる。28分(後半8分)16番の右サイドのスペースを狙ったパスに抜け出した8番が右クロスを入れる。これをファーでフリーで受けた10番がワントラップ左足シュート。これはGK長倉が弾くが、こぼれに15番が詰めて2点目・・・と思われたが15番のポジションがオフサイドということでノーゴール。
30分にはワンツーで左サイドを抜け出した10番がアーリークロスを入れる。これを中央で受けた15番がGK長倉と1対1となり右足シュート。だがここはGK長倉がセーブし事なきを得た。
しかし32分左サイドに流れてスルーパスを受けた7番がPA左から中央へ折り返すと、PA中央に走り込んだ14番が左足で流し込んで0−2。三重がリードを拡げた。
三重は19分にも決定機を作る(ワンツーでPA右に抜け出した15番が左足シュート→GK長倉セーブ)など、最後まで攻め手を緩めなかった。
一方の清水は後半のシュート僅か1本。前半は悪くない内容で得点出来ないでいると、後半になって内容も落ちてくるという悪い流れを断ち切れないまま0−2での敗戦となった。

前半10分過ぎから清水が押し込み何度か決定機を迎えたが(筆者が数えただけで4本の決定的シュートがあった)それを活かせずにいると、前半終了間際に失点し、ビハインドをを持って後半へ折り返す事に。
これが精神的に影響を与えたのか、後半は個々には頑張りが見えるものの空回りな感を否めず逆に押し込まれ、20分ハーフという短い試合時間ということもあって2点目を取られて押切られてしまった。
1試合目の愛知県選抜戦が効率よくゴールを挙げたことで勝利したことを思えば、その対極にあるような試合だった。
まあ、まだ今年活動し始めて1週間、さらに鈴与第二グラウンドで練習中ということでフルコートでの実戦に即した練習も出来ていないであろうことを思えば、仕方ない部分もあるのかも知れない。
とはいえ負けは負けとして真摯に受け止め、次に活かしていかなければいけない。最後の「仕上げ」の部分の精度、縦に攻撃のスイッチを入れるようなパスが入った時の全体の反応が後半やや下がってしまったことなど、今後の反省材料となろう。

そんな中で光った選手は渡邉、長谷川辺りか。
渡邉は相手DFの間合いを外し続けるドリブルで前半多くのチャンスを作った。それだけにゴールを決めて欲しいところだったが・・・。その持ち前のドリブルをいかにゴールやアシストという結果に結びつけられるか。それが今後のカギとなってくる。
長谷川は中盤で広範囲に動いて、サイドのスペースを衝くミドルレンジのパスで貢献した。もう少し縦に前へ当てるパスが増えてくれば、そのサイドチェンジの威力が増大するだろう。

残念ながら日曜日の2試合は見ることが出来なかったが、一昨年辺りのチームと較べると、この時期の仕上り状態は悪くないと思う。順調に課題を消化して新シーズンに向かって欲しいところである。

三重県選抜では球出しにセンスを感じさせた16番、さかんにDF裏を狙って清水ゴールを脅かした15番、俊敏なFW13番(この選手は昨年の東海リーグ、プレミアカップ東海大会でも対戦している選手だ)が印象に残った。



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東海選抜大会新U15vs愛知県選抜
12年01月21日(土) 10:50
-

清水エスパルスJr.ユース(新U−15) 2−0 愛知県選抜
※20分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 16 眞田 貴永 2年
DF 07 名和 大聖 2年
   12 冨士野雄太 2年
   05 伊藤 圭祐 2年
   20 田口 雄太 2年
MF 02 興津 利弥 2年
   03 沼野 誠也 2年
   04 榊原  春 2年
   10 安本 直樹 2年
FW 14 加納  澪 2年
   18 白鳥 速巳 2年
フォーメーション
--------白鳥--加納--------
--安本--------------興津--
--------榊原--沼野--------
--田口--伊藤-冨士野-名和--
-----------眞田-----------

愛知県選抜
フォーメーション
--------14--11--------
--16--------------10--
--------08--05--------
--06--02--09--03--
-----------12-----------

交代
なし

得点
17分 清水・加納(左サイド高い位置でのスローインからPA左に持ち込んだ沼野が左クロスを入れる。ファーでフリーになった加納がヘッド)

スタッツ
〜シュート〜
清水 02(枠内1) ×白鳥、◎加納
愛知 05(枠内3) ○10、○14、○08、×14、×06
〜右クロス〜
清水 00
愛知 03(成功1) ×14、×05、○10
〜左クロス〜
清水 01(成功1) ◎沼野
愛知 02(成功1) ○06、×16
〜右CK〜
清水 00
愛知 01(成功0) ×05
〜左CK〜
清水 00
愛知 00
〜オフサイド〜
清水 00
愛知 01      ・14
〜ファール〜
清水 02      ・沼野・伊藤
愛知 03      ・??・05・06
〜警告〜
清水 00
愛知 00

<後半>
清水
清水エスパルス
GK 16 眞田 貴永 2年
DF 07 名和 大聖 2年
   12 冨士野雄太 2年
   05 伊藤 圭祐 2年
   20 田口 雄太 2年
MF 02 興津 利弥 2年
   03 沼野 誠也 2年
   04 榊原  春 2年
   10 安本 直樹 2年
FW 14 加納  澪 2年
   18 白鳥 速巳 2年
フォーメーション
--------白鳥--加納--------
--安本--------------興津--
--------榊原--沼野--------
--田口--伊藤-冨士野-名和--
-----------眞田-----------

愛知県選抜
フォーメーション
--------14--11--------
--15--------------10--
--------08--05--------
--06--02--09--03--
-----------12-----------

交代
20分 愛知県選抜・15→16
31分 愛知県選抜・14→07(7番右MF、10番FW)

得点
24分 清水・白鳥(田口?が中央左寄りDF裏のスペースへロングフィード。飛び出した白鳥が最終DFをドリブルでかわしPA左手前辺りから右足)

スタッツ
〜シュート〜
清水 03(枠内2) ◎白鳥、○白鳥、×安本
愛知 05(枠内0) ×06、×14、×11、×10、×松澤
〜右クロス〜
清水 04(成功1) ×興津、×興津、×白鳥、○名和
愛知 00
〜左クロス〜
清水 02(成功0) ×田口、×田口
愛知 04(成功2) ○15、×15、×15、○06
〜右CK〜
清水 00
愛知 00
〜左CK〜
清水 00
愛知 00
〜オフサイド〜
清水 00
愛知 01      ・11
〜ファール〜
清水 01      ・加納
愛知 02      ・14・05
〜警告〜
清水 00
愛知 00

<戦評など>
<戦評など>
久々の、そして今年初めてのエスパルス観戦である。
年明けからこの間、筆者は高校新人戦(清水東vs藤枝西)、静岡県トラック協会杯などを観戦したが、記事を書く時間も気力もない状況だった。

それでもエスパルス絡みの試合をなれば話は別である。なんとか今年も時間を見つけて記事を書き続けるつもりであります。

さて今年Jr.ユースでの最終学年を迎える「97年組」の緒戦となるこの大会。数年前までは清水、磐田、名古屋を含めた県選抜を編成して4県総当たりのリーグを戦っていたが、最近は清水、名古屋、磐田のJr.ユース(この代の磐田はJr.ユースを募集していなかったため、3スクールからの選抜)と、この3チームを除いての4県選抜が変則的に対抗戦を行う形になっている。

清水はこの日、太田、岡部が不参加。田形はジャージ姿で試合には参加しなかった。岡部と田形が不在ということで、CBが人手不足となり、この愛知県選抜戦と、続く三重県選抜戦で伊藤と冨士野がフル出場した(冨士野は三重戦後半はセンターMF)。

愛知県選抜(以下「愛知」と表記))は11番、4番など大柄な選手も目立つ。ともにトレセン関連の著名選手だが、また名前を書くとどこぞの関係者から怒られるので書かない(笑)。
それはともかく個々には力がある選手が揃っているようなので、例年始動からの調整不足でこの大会に苦戦する清水としては大きな難関になるのではないか?と思われた。

序盤愛知は5番を起点に14番の強引な突破を使ってリズムを掴む。6分に11番のポストプレーからその14番が右サイドを突破しクロスを入れる。このクロスは合わなかったものの、9分にはレフティーの左SB・6番が左サイドを深く破ってマイナスの折り返し。ニアに走り込んだ10番が左足ダイレクトで合わせる。だがこれはGK眞田がセーブする。
その直後の同じ9分には14番が単独でPA右に持ち込んで右足で狙うがこれもGK眞田がセーブ。序盤は愛知が攻めに出るシーンが目立った。
キックオフ直後に放った白鳥のシュート以来シュートもチャンスもなかった清水だったが、17分左サイド高い位置でスローインを得ると、田口?が投げ入れたボールをPA左にスルスル上がってきた沼野が受けて浮かしてゴール前に折り返す。これをファーにフリーで走り込んだ加納がヘッドで押し込んで1−0。清水が最初の決定的チャンスを活かして先制点を挙げる。
愛知も19分右CKを得ると、5番のCKはGK眞田がパンチングクリア。このクリアボールが再び5番の元に戻ってきて5番が右クロスを入れる。これも清水DFがカットするが、さらに10番が拾って右クロス。このクロスを長身の11番がニアでヘッドで流すと、中央の6番が左足ミドルシュート。だがこれはゴール上に外れて、1−0で清水リードのまま後半へ折り返した。

前半劣勢ながらも先制した清水にとって後半の立ち上がりが非常に大事になると思われたが、その立ち上がり24分(後半4分)清水は追加点を挙げることに成功する。田口?が左サイドのスペースへ浮かしたフィードを送るとそこへ白鳥が飛び出す。白鳥は対応したDFを「裏街道」からかわしてGKと1対1になると、PA左から右足で豪快に蹴り込んで2−0とした。
2点のビハインドとなった愛知はここから猛攻。29分9番が左サイドDF裏へ送ったオパスに飛び出した15番がグラウンダーの左クロスを入れ、PA中央に飛び込んだ14番がスライディングシュート(ゴール右外)。
31分キープから周囲の上がりを待って14番がスルーパスを送ると中央を11番が抜け出す。しかし清水GK眞田が前に出て対応すると、11番はなんとか先に触ろうとスライディングシュート(ゴール左外)。14番の奮闘から愛知が攻めに出た時間帯だった。
だがその14番はこの31分のシーンの直後に交代してベンチに下がる。すると清水にもチャンスが生まれ始め、37分榊原のパスカットから沼野が右サイドのスペースへスルーパスを送る。このパスに飛び出した白鳥がアーリークロスを入れて加納が飛び込むが、これは僅かに届かず。
終了間際になって激しく動く試合は40分愛知15番のパスを受けてPA左深くえぐった6番のマイナスの折り返しをニアで10番が合わせる。これはゴール右外。
40+1分今度は清水がポストになった加納が右へサイドチェンジ。興津がキープしてから追い越した名和にパスし、名和が1人DFをかわしてからクロスを入れ、ファーに詰めた安本がワントラップ左足シュート。これは愛知DFがブロック。
愛知は40+2分5番が左サイドのスペースへ通したパスに11番が飛び出してPA左から左足シュートに持ち込む。しかしこれもゴール左に外れて試合終了。押し込まれながらもチャンスを確実に活かし、アーリークロスを多用するなど相手の守りを早いタイミングで崩そうというアイディアを感じる勝利だった。

序盤は愛知の攻勢にピンチを招いたが、GK眞田の好守、最終ラインの伊藤、中盤の榊原を中心とした粘り強いDFでしっかりと跳ね返すと、機を見た飛び出しから沼野がチャンスを作り加納がゴールし先制。
後半は機先を制して24分(後半4分)に白鳥が抜け目ない動きからゴールを挙げてリードを拡げると、再び愛知県選抜に攻め込まれるものの相手のシュート精度の低さにも助けられて2−0で逃げ切った。

この勝利に大きく貢献したのはまずは守備陣だろう。GK眞田は9分に立て続けに訪れた決定的なピンチを防ぎ、さらに機を逃さない正確で素早いフィードでも貢献した。
CBの伊藤もまだ初動を誤ることがあるが、それでも奪いきれるところに魅力を感じる。高さだけでなく体の厚みもあり、競り合いの強さが光った。
そして中盤でも榊原と沼野がバランス良く仕事が出来ていたように思う。榊原は中盤のスペースマーキングと攻撃のスイッチを入れる役、沼野が幅広く動くと同時にサイドをワイドに使う役、とお互いの良さが出ていたと思う。
さらに攻撃陣では白鳥の動きが目立った。2点目となる抜け目ない動きだけなく、サイドに流れてボールを受けてドリブルで切れ込んでいく動きにもキレがあった。相方の加納も久しぶりに見たが、テクニックと体の強さを活かして前線の基準点となっていた。

2トップのゴールで確実に勝利を手繰り寄せた清水。例年(特に3年前)と較べると状態は悪くないと感じる。
ただ勝負どころはまだ先だ。東海リーグ、クラブユース選手権予選に向けて個々の力をどこまで伸ばしていけるか?戦術的なレベルは低くないだけに、そこの強化に今後の成否がかかってくるだろう。

愛知県選抜では6番の左足キック、長身GKの12番、そしてなんといってもゴールを目指すアグレッシブなプレーが光った14番が印象に残った。



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Jユースカップ準決勝vsセレッソ大阪U−18
11年12月23日(金) 14:00
-

清水エスパルスユース 1−5 セレッソ大阪U−18
※45分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 瀧川  翔 3年 清水エスパルスJr.ユース
DF 22 柳沢 拓弥 1年 清水エスパルスJr.ユース
   03 犬飼 智也 3年 清水エスパルスJr.ユース
   02 西村 佳祐 2年 愛知FC U−15
   17 藤嵜 智貴 2年 フッチSC
MF 08 伊東  渉 3年 フッチSC
   12 石毛 秀樹 2年 清水エスパルスJr.ユース
   10 山崎 祐也 3年 FC VERDURE
   09 影山 貴紀 3年 清水エスパルスJr.ユース
   14 伊東 直樹 3年 福島ユナイテッドU−15
FW 11 柏瀬  暁 3年 フッチSC
フォーメーション
-----------柏瀬-----------
-伊東直----影山-----山崎--
--------石毛-伊東渉-------
--藤嵜--西村--犬飼--柳沢--
-----------瀧川-----------

セレッソ大阪
GK 01 鶴崎 智貴 3年 鈴鹿総徳中学校
DF 03 藤原 雅斗 2年 セレッソ大阪U−15
   05 永田 慎二 2年 セレッソ大阪U−15
   04 小池 佑平 3年 セレッソ大阪U−15
   14 岡田 武瑠 2年 セレッソ大阪西U−15
MF 07 小暮 大器 2年 パルチーダFC竜ヶ崎
   08 西村 洋亮 3年 セレッソ大阪西U−15
   17 丸岡  満 1年 徳島川内中学校
   11 長谷川 将 2年 セレッソ大阪西U−15
FW 09 風間ワグネル健治 3年 SC岐阜VAMOS
   10 南野 拓実 2年 セレッソ大阪U−15
フォーメーション
--------南野--風間--------
-長谷川-------------小暮--
--------丸岡-西村洋-------
--岡田--小池-永田慎-藤原--
-----------鶴崎-----------

交代
なし

得点
20分 C大阪・小暮(C大阪のロングフィードを犬飼がサイドに流れて拾うが、詰められて長谷川にボールを奪われる。そのまま左サイド縦を衝いた長谷川の左クロスをPA中央でクリアしようとした西村が足を滑らせてボールがこぼれると、南野?が拾って右へ繋ぎPA右の小暮が右足シュート)
26分 C大阪・丸岡(中央で横パスを受けフリーになった丸岡が暫くドリブルで進んでから右足ロングシュート。クロスバーの下を叩いてゴールイン)
42分 C大阪・南野(中央清水陣に入ったところでボールを受けた南野がスルーパスを送る。右サイドPA手前付近まで抜け出した風間はシュートコースを切るために前に出てきたGK瀧川を見て切り返して中央へ横パス。フォローしていた南野が右足で無人のゴールへ)

スタッツ
〜シュート〜
清水 06(枠内2) ×柏瀬、×石毛、×影山、○山崎、○石毛、×影山
C大 06(枠内4) ○小暮、◎小暮、◎丸岡、×南野、◎南野、×小暮
〜右クロス〜
清水 03(成功2) ○山崎、○山崎、×山崎
C大 00
〜左クロス〜
清水 04(成功1) ×伊東直、○犬飼、×影山、×伊東直
C大 01(成功0) ×長谷川
〜右CK〜
清水 01(成功0) ×石毛
C大 00
〜左CK〜
清水 02(成功0) ×石毛、×石毛
C大 00
〜オフサイド〜
清水 02      ・柏瀬・柏瀬
C大 02      ・南野・風間
〜ファール〜
清水 03      ・伊東直・犬飼・石毛
C大 10      ・西村洋・岡田・丸岡・長谷川・藤原・長谷川・丸岡・小池・風間・藤原
〜警告〜
清水 00
C大 01      ・丸岡(27分)

<後半>
清水エスパルス
-----------柏瀬-----------
-伊東直----影山-----山崎--
--------石毛-伊東渉-------
--藤嵜--西村--犬飼--柳沢--
-----------瀧川-----------
セレッソ大阪
--------南野--風間--------
-長谷川-------------小暮--
--------丸岡-西村洋-------
--岡田--小池-永田慎-藤原--
-----------鶴崎-----------

交代
50分 清水・10山崎→18加賀美 翔 2年 ACNジュビロ沼津
66分 ※C大阪ポジションチェンジ
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------風間-----------
--南野-------------長谷川-
--------小暮-西村洋-------
--岡田--小池-永田慎-藤原--
-----------鶴崎-----------
70分 清水・14伊東直→13大木 凌多 1年 清水エスパルスJr.ユース
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------柏瀬-----------
-加賀美----影山-----大木--
--------石毛-伊東渉-------
--藤嵜--西村--犬飼--柳沢--
-----------瀧川-----------
74分 C大阪・11長谷川→12西村 拓馬 3年 セレッソ大阪西U−15
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------風間-----------
--南野--------------小暮--
------西村拓--西村洋------
--岡田--小池-永田慎-藤原--
-----------鶴崎-----------
77分 清水・11柏瀬→15浅沼 大和 1年 清水エスパルスJr.ユース
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------影山-----------
-加賀美----石毛-----大木--
--------浅沼-伊東渉-------
--藤嵜--西村--犬飼--柳沢--
-----------瀧川-----------
81分 C大阪・09風間→19大津 耀誠 1年 セレッソ大阪U−15
81分 ※清水ポジションチェンジ
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------犬飼--影山--------
-加賀美-------------石毛--
--------浅沼-伊東渉-------
--柳沢--藤嵜--西村--大木--
-----------瀧川-----------
83分 C大阪・03藤原→16坂手 優雅 2年 セレッソ大阪西U−15
88分 C大阪・05永田慎→18平田 翔 1年 吹田JFC千里丘
90分 清水・12石毛、22柳沢→19水谷 和磨 2年 清水エスパルスJr.ユース、23佐藤 飛天 2年 清水エスパルスJr.ユース
90+1分 C大阪・10南野→23魚里 直哉 1年 洲本青雲中学校

得点
50分 C大阪・南野(自陣左サイドでパスカットした岡田が中央DF裏へパスを送る。このパスに抜け出した南野がGKと1対1となり、前に出たGK瀧川の頭上をループで抜く)
55分 C大阪・藤原(小暮の右CKを清水DFがクリアするが、中央PA手前で拾った丸岡が右足ボレーシュート。DFに当たってPA中央にこぼれたボールに反応した藤原が右足ボレーで蹴り込む)
63分 清水・C大阪オウンゴール(GKへのバックパスをチェイシングで影山?が追うと、GKからDFに出たところをPA左角付近で伊東直が奪う。そのままPA左に持ち出した伊東直がマイナスに折り返すと、DFに当たったボールがループ上にゴールへ)

スタッツ
〜シュート〜
清水 07(枠内2) ×山崎、○犬飼、×柏瀬、×浅沼、○犬飼、×浅沼、×犬飼
C大 04(枠内2) ×南野、◎南野、◎藤原、×小暮
〜右クロス〜
清水 02(成功1) ×山崎、○影山
C大 02(成功1) ○小暮、×西村洋
〜左クロス〜
清水 02(成功0) ×伊東直、×藤嵜
C大 00
〜右CK〜
清水 01(成功0) ×石毛
C大 01(成功0) ×小暮
〜左CK〜
清水 02(成功1) ×石毛、○浅沼
C大 01(成功0) ×岡田
〜オフサイド〜
清水 02      ・柏瀬・伊東渉
C大 03      ・西村洋・風間・風間
〜ファール〜
清水 04      ・加賀美・石毛・石毛・大木
C大 09      ・岡田・永田慎・風間・丸岡・長谷川・南野・大津・小池・??
〜警告〜
清水 01      ・大木(79分)
C大 02      ・永田慎(65分)・丸岡(66分→退場)

<戦評など>
プレミアリーグ終了から約1週間の間を置いて、遂に迎えたこのJユースカップ準決勝。3年生にとっては泣いても笑っても最大であと2試合だが、負けたら終わりのトーナメント戦。皆との時間をより長く楽しむためには、勝利しかない。
その準決勝の対戦相手はセレッソ大阪U−18(以下「C大阪」と表記)。予選リーグを3戦全勝、22得点0失点という完璧な成績で1位で勝ち上がったC大阪は、決勝トーナメント1回戦で予選リーグでも対戦した大分トリニータU−18を返り討ちにした後、鹿島アントラーズユースに6−2の大勝を収めてここまでやってきた。プレミアリーグWESTでも3位に入った強豪だ。
関西といえば数年前までG大阪の独壇場だったが、ここ3年ほどの間での関西のサッカーレベルの向上は特に顕著であり、全体の底上げが急速に進んでいる地域の1つである。C大阪もその一翼を担っている存在だ。

そのC大阪はU−17W杯で石毛とともに戦った注目の南野が先発。その南野とコンビを組むのは岐阜VAMOSからC大阪に加入した風間。
中盤は小柄な選手が多いがゴールデンウィークのプレミアリーグ(vs東福岡)で見た時から較べると、5人が代わっており、また直前のプレミアリーグ最終節と較べても3人が代わっている。
11人の構成は3年生4人、2年生6人、1年生1人という若い構成になった。

対する我らが清水もプレミアリーグEASTで3位。C大阪を上回る2位でプレミアリーグWESTを終えた京都を準々決勝で破っているだけに、もちろん力で劣っているということはない。
この試合に向けての最後のTMとなった5日前の清商戦は「12人の」清商に敗れているが、公式戦となればまた気持ちの面で変わってくるだろう。もちろんこの試合に向けての気合いは相当なものがあろう。
その清水のメンバーは清商戦の先発メンバーと全く同じものになった。右SBには1年生の柳沢、復帰した西村がCBに入る。3年生7人、2年生3人、1年生1人の構成だ。

負ければ終わりのトーナメント。最後の大会に臨む覚悟、それを試合に強くぶつけられるのは果たしてどちらか?

ファーストシュートは清水。4分左からクサビのパスを受けた柏瀬が強引な反転から左足シュート。これは弱くGKへ。
決定的なシュートは10分のC大阪。西村洋のパスを受けた小暮がスピードを活かしてPA右に持ち込み右足シュート。これはGK瀧川がセーブする。
徐々にリズムを掴んだのは清水のほうで、13分丸岡のハンドの反則で得た中央やや右寄りPA手前からのFKを石毛が右足で狙う。これはゴール右に外れるが、17分左サイド高い位置からの藤嵜のスローインを左サイドコーナー付近で受けた影山が反転から中央へ持ち込みPA左角度の無いところから右足シュート。クロスを予想していたGKの逆を衝いたシュートだったが、このシュートはニアポストを叩き、さらにこのリバウンドをC大阪DFがクリアしたボールが小さく、中央で拾った山崎が右足ミドルシュート。今度はGKの正面を衝いてゴールが奪えない。
しかし徐々にペースを握ったかに見えた清水に落とし穴が待っていた。20分サイドに出てボールを処理しようとした犬飼がC大阪・長谷川にボールを奪われる。長谷川はそのまま左サイドを持ち上がってクロスを入れる。だがこのクロスはPA中央で西村が処理・・・と思われたが西村が不運にも足を滑らせてしまい南野にボールを拾われる。西村はすぐに南野にチェックにいくが、南野は右でフリーの小暮へ叩く。小暮はPA右へ縦に持ち込んで右足で狙う。これが決まって0−1とC大阪が先制点を挙げる。
さらに26分、左からのパスを中央で受けた丸岡がフリー。そのままドリブルで少し運んだ丸岡は右足でロングシュートを狙う。このシュートがGK瀧川が伸ばした手の先をすり抜けクロスバーの下を叩き、そのままゴールに転がり込んで0−2。立て続けのゴールで突き放されてしまう。
序盤は斜めに両ウイングを走らせるようなパスが出ていた清水だったが、早々にリードを拡げられたことでダイレクトにC大阪のDF裏を狙う長いボールが増えすぎ、単調な攻撃が目立ち始めるが、そんな中でも34分中央PA3mほど前でFKを石毛がシュート。これは壁に阻まれるが、リバウンドが左サイドにこぼれたところを犬飼がクロスを入れる。このクロスをファーサイドの影山がヘディングで合わせるがこれはゴール右に外れてしまう。
それでも2点差であれば、清水の得点力があればまだわからなかったのだが、42分C大阪にカウンターを喰らう。中央センターサークル付近やや右寄りから南野が縦にスルーパスを送る。これに風間が抜け出しPA右付近へ走り込むと清水GK瀧川が前に出てコースを消しに来る。風間は切り返しでDFと瀧川を外して中央斜め後方へ落とすと、走り込んだ南野が右足で蹴り込んで0−3。大きな3点のビハインドで後半に向かうことになってしまった。

もう取られてしまったものは仕方がない。とにかく早い時間で1点を奪いたい清水だったが、メンバーを代えずに迎えた後半も最初のチャンスはC大阪。48分(後半3分)右サイドに飛び出した風間が切り返しから左足で右クロスを入れるとファーに走り込んだ南野がPA中央左寄りからヘディングシュート。決定的だったが、これはゴール左に左に外れる。
助かった形の清水はここから反撃に移りたいところだったが、50分C大阪は自陣左サイドでパスカットした岡田が暫時ドリブルで運んでから中央DF裏へ送る。DF裏に広大に広がった中央やや左寄りのスペースに抜け出した南野は、飛び出してシュートコースを狭めようとしたGK瀧川の位置を確認すると右足でループシュート。これが無人のゴールにゆっくりと吸い込まれて0−4。いよいよ苦しくなってしまった。
この直後に清水は山崎に代えて加賀美を投入。得点力のある加賀美の起用を起爆剤にしたいところ。
だがさらに攻めるC大阪は55分小暮の右CKから清水DFのクリアボールを中央で拾った丸岡がミドルシュート。PA内の清水DFに当たったボールがPA中央にこぼれると、これを藤原が右足ボレーで蹴り込んで0−5。ビハインドはさらに拡がってしまった。
58分バックパスを奪われてC大阪・小暮に決定的なシュートを放たれた清水だったがこれを凌ぐと(ゴール左外)、63分GKへのバックパスを影山が諦めずに追いかける。C大阪GK鶴崎は右(清水から見て左)へ繋ぐが、PA左角付近で伊東直が奪い返す。そのままPA左に持ち込んだ伊東直はPA中央へマイナスの折り返しを狙うと、戻ってきたC大阪DFに当たったボールがゆっくりと弧を描いてGK鶴崎の伸ばした手の先を抜けて行きゴールイン。結果はオウンゴールだが、3年生たちが諦めずに追いかけたからこそ生まれたゴールだった。
追い上げられたC大阪だが、大量リードもあって狡猾にカウンターからゴールを狙う。70分には南野がGK瀧川と1対1になる決定機。ここも前に出てコースを狭めたGK瀧川に対し、南野は「さっきは頭上をループで越したから今度は股下を」と思ったか、股間を抜きにいくシュートを見せるが、ここはしっかり瀧川が阻止。
直後の快足1年生・大木を伊東直に代えた清水は、72分影山のスルーパスに斜め左へ流れながら受けた柏瀬がPA左から右足シュート。しかしここはC大阪DFがスライディングブロックで阻止する。
77分に柏瀬に代えて浅沼を投入し影山を前線に据え、さらに81分ヘディングに長じる犬飼を前線に上げてなんとか追加点を狙う清水だが、なにぶん普段からやっているわけではない戦いに慣れないのか、なかなかチャンスを生み出せない時間が続く。
もう残り少なくなった87分右サイドをドリブルで突破した影山がPA右からマイナスに折り返すとPA中央の犬飼が左足ダイレクトシュート。これはDFにブロックされるが、これで得た石毛の右CKをファ−の藤嵜が左足シュート。これもC大阪DFに弾かれ、さらにこのリバウンドに詰めた浅沼の左足シュートもゴール上に逸れていった。
その後も必死に前に出る清水だったが、長いボールを入れても整然と守備陣系を引くC大阪にこぼれを拾われて単発に終わってしまうことが多く、追加タイムに入っても諦めずにボールを追うも、無情のホイッスル。2011清水エスパルスユースの波乱万丈の一年、そして6(3)年間の集大成として狙った最後のタイトルに向けての冒険が終わった。

無念の準決勝敗退。3年生にとってはこの試合が最後の試合になってしまった。
試合開始から15分ほどは悪い内容でもなく、チャンスもそれなりに作れていた。結果からすればその時間帯に得点できなかったことが問題だったということなのだろう。
開始4分に柏瀬が反転シュートを見せ、13分には石毛のFKがゴール右に僅かに逸れる。17分には影山がPA左角度のないところからポストを叩くシュートを放つなど、普段ほどではないにしろ両サイドをワイドに使うことも出来ていた。
しかし20分に不運にも西村が足を滑らせてしまってPA内にこぼれたボールを拾われてゴールを奪われると、6分後には素晴らしいロングシュートを決められて2点のビハインド。そこから遮二無二ゴールを目指したが、カウンターから3点目を奪われて前半のうちにビハインドが3点に拡がってしまった。
さらに後半立ち上がりに4点目を奪われて本格的に厳しくなってしまったのだが、やはり大きかったのは3点目だった。正直、昨今の戦いぶりから見て、筆者は「2点までなら十分大丈夫」と思っていた。多分選手も同じ感覚があったのではないかと思う。ただ前半終了間際から後半立ち上がりにかけて一気に3点、4点と差が開いてしまったら、これは致命傷だった。

技術的、戦術的、戦略的な点で言えば、指摘するような点はたくさんあろうと思う。スペースへのフィフティーの長いパスが多過ぎたこと、そればかりにならないように一度中央でボールを収めるて斜めにサイドを使うことなど、指摘したくなるようなポイントは多かった。負けたのだから当たり前だが・・・。
しかしもうそんな話はしないでおきたい。むしろこの試合から学べる点は1つに絞られる。
それは負けるというのはこんなに悔しいことなんだ、ということ。
どうしても勝ちたい試合に負けることの喪失感は、こんなにも大きなものなんだ、ということ。
負けるということは、ある意味で勝つことよりもいろいろな事を教えてくれる。「あの時はどうすべきだったのか?」「もっとこんなことが出来たのではないか?」。そんな反省と試行錯誤の積み重ねがチームと選手を強くする。反省とその後の努力が伴わない敗戦には1%の価値もない。
それは技術、戦術、戦略を越えたところにあるもので、実践の果てにあるもの。どこのチーム、どんな環境でこれからサッカーを続けるにしても、決して忘れてはならないベーシックな部分だ。
「あの時は負けたけど、負けたからこそその後努力出来た」。この試合が、そんな話を後々笑って出来るような試合だったとするならばそれで良いし、是非そうして欲しい。

今年のチームには筆者もいろいろと学ばされました。こんなにも選手というのは変われるものなのか、と。
春先は調子が上がらず、アウェーでは大敗続き。なんとかホームで体を張って戦って勝ち点を拾っていくような試合が続き、クラブユース選手権予選では東海予選敗退。苦しい時期が続いた。正直筆者も「今年は苦しいな」と感じていた。
ただこのクラブユース東海予選で負けた磐田戦の時、「苦しい」と思いつつも、多少の光を感じてもいた。だからその記事の中でも「今後の変化を楽しみにしている」という趣旨のことを書いた。
そしてその変化を秋以降に大いに楽しませてもらいました。大榎監督もおっしゃっているように、1年というスパンの中でここまで変化したチームはそう多くはない。
例えば前回Jユースカップを優勝した2005年のチームも今年と状況が多少似ていたところがあった。
春先思うように成績が残せなかったが、まずは守備を立て直してから攻撃面を向上させてチーム力を高めていった。
苦しい試合でもセットプレーからキャプテンを務めるCBが窮地を救い(2005年=石垣勝矢、2011年=犬飼)、中盤では渋く輝く3年生が的確なプレ−で貢献(2005年=柴田和也、2011年=酒井→伊東渉)、2年生がポイントゲッターとして大いに成長した(2005年=長沢駿、2011年=石毛)。
だからこそ、今年も2005年同様優勝できるのでは・・・とも思っていたのですが・・・。そんなに甘くはないですね。
だが準決勝で負けたからといってここまで積み上げられてきたことが水泡に帰すわけではないし、自分たちで掴み取った「成長の跡」は、チーム関係者、父兄の方々など関係する全ての人の心に残ったと思う。

春の屈辱、夏の雌伏、秋の進撃、そしてこの冬の悔恨・・・。まるで繰り返し訪れる日本の四季の如くいろいろな面を見せた今年のチーム。
ずっと継続的に強いチームは確かに素晴らしいが、激しい浮き沈みを垣間見せる「人間臭さ」のあるチームがあったっていいじゃないか、と思う。
精神の発露がダイレクトに試合に反映されるチ−ムで、素直に感情移入できるチームでもあった。

ただ、より上を目指すには安定して力を発揮していくことも重要。その部分は今後の選手達の成長に期待したいと思う。
特にトップチームに昇格する犬飼と柏瀬には。

U−13の頃から不動のGKとして君臨した瀧川は、初めて見た時から既に完成度が恐ろしく高く、ビックリさせられた。キャッチング、キック、フィールディングあらゆる部分で傑出した能力を持ち、中学3年時のクラブユース選手権東海予選準決勝(vs名古屋グランパス)で敗れはしたものの何度も好フィールディングでシュートを撃たせなかったプレーが思い出されます。中学3年の頃からか、周囲の選手が大きくなってくるとともに、ハイボール時に相手とボールを同時に捕らえる距離感に苦しみ出した感こそあったが、「地上戦」での強さは一貫していた。
進藤は中学3年の夏までは控え選手だったが、クラブユース選手権(U−15)東海予選あたりから前への推進力を武器に台頭。強烈なミドルとFKも兼ね備え、徐々にセンターMFの位置を自分のものにすると、スルガカップからは完全にレギュラーとしてプレーし、ユースに昇格した。「預けて前に出る」スタイルでチームとともに自ら前進していくタイプだが、それ故チームの状況が良くないと良さが出難いタイプでもあり、上手く活かされなかったのが残念だった。それでも最後までチームに残って一緒に戦い続けたことに感謝したい。
柏瀬と一緒にフッチSCからユースに加入した伊東渉は、敵の間を通すダイレクトパスが光る攻撃のスイッチ役として奮闘した。1年時から前目のポジションで出場機会を得ていたが、その頃は「使い方がちょっと違うかも」と思いながら見ていた。だがその時の経験は2年生になってから下がり目のセンターMFとして活かされたと思う。「一撃必殺」のパスを出さずとも、「なんでもないパス」でセンスを感じさせる稀有な選手だ。2年時のJユースカップでの骨折で3年時も出遅れたが、復帰すると酒井が受験で引退した後に再びレギュラーに返り咲き、影山と並んで攻撃的に変貌していったチームの象徴的存在になった。1年時のプリンシリーグ清商戦でスルスルと抜け出して決めたドリブルシュートはカッコ良かった。大榎監督の母校でもある名門大学でも、その輝かしいセンスを見せ続けて欲しい。
ユースから加入組の山崎はスピードと敢闘精神溢れる「10番」。VERDURE時代はクラブユース選手権全国大会まであと1勝と迫りながら、そこで清水Jr.ユースに敗れて全国切符を逃した。その試合でドリブルが光った山崎を筆者も少し試合記事の中で触れていて、ちょっと誇らしい(笑)。奇しくもその清水のユースに進んで2年生の高円宮杯から出場機会を得ると、3年生でトップ下を経験するなど大きく成長した。プレミア最終節の静学戦での鮮やかなミドルは深く胸に刻まれるものだ。卒業後はツェーゲン金沢でサッカーを続けるということで、正直厳しい環境だとは思うが上を目指す気持ちを持ち続けて、ぜひ「J」の舞台に上がってきて欲しい。
伊東直は獅子内以来の東北からのユース加入選手。ウイングとして3年時になってから活躍したが、1・2年時は試合出場の機会も限られ大変な時期だったと思う。もちろんドリブルでも活躍してくれたのだが、筆者が一番印象に残っているのはその活動量だ。アウトサイドの位置からサイドを突破するだけでなく、斜めに入ってきてDF裏を取ったり、時にはボールを受け渡ししつつ逆サイドまで顔を出してボールに絡んでくるなど、幅広く活躍した。今年のプレミアリーグ第15節の三菱養和戦ではそんな流れからPA右まで飛び出していってアシストも決めた。技術で貢献しつつハードワークできる選手であり、これからどこへ行っても必要とされる選手であろう。
影山は吉原第一少年団から体躯とスピードを併せ持ったFWとして鳴らし、NTT西日本グループカップでの大活躍を経て清水Jr.ユースに加入。エースFWとして活躍したが、ユースへ昇格を果たした辺りから次第に献身的な動きが目立つようになる。味方のパスを諦めずに追いかけ、時になんでもないクリアボールをビッグチャンスに変えた。相手ボールになればプレスの尖兵となり、奪ったら一番にゴール前に駆け込んだ。チームのために戦える選手だった。今年終盤の怒涛の快進撃の立役者はまさに影山だったわけで、もしプレミア開幕から影山がプレー出来る状態だったら、果たしてどういう結果になったのだろうか?と考えることもある。でもそんな「タラレバ」は無駄だし、そんなことよりも今は我々には影山のような男がいたことの幸運に感謝したいと思う。大学で今まで以上に活躍して、是非プロ選手として日本平に戻ってきて欲しい。

さてトップチーム昇格する2人。
柏瀬は確か小学校6年生の頃から度々清水の練習に参加し、ユースから加入した。フッチSCに所属した中学生の時のクラブユース選手権(U−15)ではJFAアカデミー相手に4ゴール1アシストの大活躍を見せるなど「鳴り物入り」での清水加入だったが、レギュラーを掴んだのは2年生から。テクニカルでスピードある選手が揃う中盤の前に立ちゴールが期待されたが、「1トップの役割」に悩んでいるようにも見えた。1トップとしてポストプレーをしなければいけない、というような呪縛があったように感じられたが、本来は前を向いて強さを見せる選手。本来のプレーを見せれば昨年のプリンスリーグ静学戦のハットトリックを見せることもあれば、シュートを1本も撃つことなく終わってしまうことも。まだまだ覚えるべきこと、やるべきことが多い選手ではあるが、それでも現状でこのくらい出来ているのだから、素材としては申し分ない。ただ若年層では「素材」が評価されるのに対し、プロになれば「結果」がより求められる。ストライカーとしてその覚悟を持ってトップチームの臨んでほしい。
キャプテンとしてこの1年のチームの「変貌」を引っ張って来た犬飼。Jr.ユース時代から一貫して守備の中心として戦って来たが、ハイボールの強さ、ロングフィードの上手さといった良さを持つ一方で、「上手いが故に」良いパスを狙い過ぎて判断が遅れたりする部分がまだある。育成年代では失敗してもトライする姿勢が重要視されるが、プロ選手たるトップチームで活躍するためにはシンプルに割り切ってプレーする必要性がより高まってくる。ポテンシャルは十分なものを持っている選手である上に、1つ1つのプレーを切り出してみればレベルは高いだけに、自分の力のどの部分をどう活かせるのか、それをまずは考えてプレーして欲しい。
2人ともポテンシャルはある。プロ選手として、必ず訪れるであろうチャンスを逃すことなく活かして欲しい。力がありながらも、訪れたチャンスを逃して消えていった選手も何人もいる。そうならないために、いつでもチャンスを掴めるだけの準備をやっていって欲しい。
それがトップ昇格ならず他の道に進む選手にとっても希望となるはずだ。

劇的な変化を見せ、筆者のサッカー観にも強い影響を与えた世代となったこの世代。6年間(若しくは3年間)ありがとうございました。



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TMユースvs清水商
11年12月18日(日) 14:00
-

清水エスパルスユース 3−4 静岡市立清水商業高校
※20分×4本

<1本目>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 29 瀧川  翔 3年 清水エスパルスJr.ユース
DF 17 柳沢 拓弥 1年 清水エスパルスJr.ユース
   03 犬飼 智也 3年 清水エスパルスJr.ユース
   20 西村 佳祐 2年 愛知FC U−15
   13 藤嵜 智貴 2年 フッチSC
MF 07 伊東  渉 3年 フッチSC
   10 石毛 秀樹 2年 清水エスパルスJr.ユース
   19 山崎 祐也 3年 FC VERDURE
   09 影山 貴紀 3年 清水エスパルスJr.ユース
   14 伊東 直樹 3年 福島ユナイテッドU−15
FW 11 柏瀬  暁 3年 フッチSC
フォーメーション
-----------柏瀬-----------
-伊東直----影山-----山崎--
--------石毛-伊東渉-------
--藤嵜--西村--犬飼--柳沢--
-----------瀧川-----------

清水商
GK 01 志村 俊樹 2年 AZ’86東京青梅 
DF 13 松永 将磨 2年 清水FCJr.ユース
   79 新井 一耀 3年 フッチSC
   07 望月 翔太 2年 清水FCJr.ユース
   61 兼岡  平 3年 清水FCJr.ユース
MF 65 青木  翼 3年 清水FCJr.ユース
   10 小山 祥生 2年 LIBERO FC
   67 川尻  卓 3年 フッチSC
   60 風間 宏矢 3年 清水FCJr.ユース
   63 中田 智樹 3年 フッチSC
FW 85 遠藤 維也 3年 清水FCJr.ユース
フォーメーション
-----------遠藤-----------
--中田--風間--川尻--小山--
----------青木翼----------
--兼岡-望月翔-新井--松永--
-----------志村-----------

交代
09分 清商・07望月翔→18青木 佑介 2年 東京ヴェルディJr.ユース
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------遠藤-----------
--中田--風間--川尻--小山--
----------青木翼----------
--兼岡--松永--新井-青木佑-
-----------志村-----------

得点
22分 エスパルス・柏瀬(中央で石毛が影山?とのワンツーから中央の密集を衝いて右へ短く叩く。中央PA手前やや右寄りでこれを受けた柏瀬が右足でゴール左下隅へ決める)

スタッツ
〜シュート〜
SP 04(枠内1) ×山崎、×石毛、×伊東直、◎柏瀬
清商 00
〜右クロス〜
SP 03(成功1) ○山崎、×柳沢、×山崎
清商 00
〜左クロス〜
SP 02(成功0) ×柏瀬、×藤嵜
清商 00
〜右CK〜
SP 01(成功0) ×石毛
清商 00
〜左CK〜
SP 01(成功1) ○石毛
清商 01(成功0) ×風間
〜オフサイド〜
SP 00
清商 01      ・風間
〜ファール〜
SP 03      ・影山・山崎・伊東直
清商 03      ・遠藤・小山・松永

<2本目>
清水エスパルス
GK 29 瀧川  翔 3年 清水エスパルスJr.ユース
DF 04 水谷 和磨 2年 清水エスパルスJr.ユース
   03 犬飼 智也 3年 清水エスパルスJr.ユース
   20 西村 佳祐 2年 愛知FC U−15
   13 藤嵜 智貴 2年 フッチSC
MF 07 伊東  渉 3年 フッチSC
   10 石毛 秀樹 2年 清水エスパルスJr.ユース
   18 加賀美 翔 2年 ACNジュビロ沼津
   09 影山 貴紀 3年 清水エスパルスJr.ユース
   14 伊東 直樹 3年 福島ユナイテッドU−15
FW 11 柏瀬  暁 3年 フッチSC
フォーメーション
-----------柏瀬-----------
-伊東直----影山----加賀美-
--------石毛-伊東渉-------
--藤嵜--西村--犬飼-水谷和-
-----------瀧川-----------

清水商
GK 01 志村 俊樹 2年 AZ’86東京青梅 
DF 18 青木 佑介 2年 東京ヴェルディJr.ユース
   79 新井 一耀 3年 フッチSC
   13 松永 将磨 2年 清水FCJr.ユース
   61 兼岡  平 3年 清水FCJr.ユース
MF 65 青木  翼 3年 清水FCJr.ユース
   10 小山 祥生 2年 LIBERO FC
   67 川尻  卓 3年 フッチSC
   60 風間 宏矢 3年 清水FCJr.ユース
   63 中田 智樹 3年 フッチSC
FW 85 遠藤 維也 3年 清水FCJr.ユース
フォーメーション
-----------遠藤-----------
--中田--風間--川尻--小山--
----------青木翼----------
--兼岡--松永--新井-青木佑-
-----------志村-----------

交代
なし

得点
31分 清商・風間(風間が左サイドDF裏へ浮き球パスを送る。そこへ川尻が走り込むと、PA左でセービングに行ったGK瀧川と川尻が接触し、PKの判定に。このPKを風間が右足で決める)

スタッツ
〜シュート〜
SP 01(枠内0) ×影山
清商 04(枠内2) ×川尻、◎風間、○風間、×風間
〜右クロス〜
SP 02(成功2) ○加賀美、○加賀美
清商 04(成功2) ×小山、×青木佑、×青木翼、×遠藤
〜左クロス〜
SP 02(成功0) ×石毛、×伊東直
清商 02(成功0) ×中田、×中田
〜右CK〜
SP 00
清商 02(成功0) ×風間、○青木翼(ショート)
〜左CK〜
SP 00
清商 00
〜オフサイド〜
SP 00
清商 02      ・小山・川尻
〜ファール〜
SP 01      ・瀧川
清商 02      ・川尻・風間

<3本目>
清水エスパルス
GK 29 瀧川  翔 3年 清水エスパルスJr.ユース
DF 17 柳沢 拓弥 1年 清水エスパルスJr.ユース
   03 犬飼 智也 3年 清水エスパルスJr.ユース
   13 藤嵜 智貴 2年 フッチSC
   23 佐藤 飛天 2年 清水エスパルスJr.ユース
MF 07 伊東  渉 3年 フッチSC
   10 石毛 秀樹 2年 清水エスパルスJr.ユース
   19 山崎 祐也 3年 FC VERDURE
   18 加賀美 翔 2年 ACNジュビロ沼津
   14 伊東 直樹 3年 福島ユナイテッドU−15
FW 11 柏瀬  暁 3年 フッチSC
フォーメーション
-----------柏瀬-----------
-伊東直---加賀美----山崎--
--------石毛-伊東渉-------
--佐藤--藤嵜--犬飼--柳沢--
-----------瀧川-----------

清水商
GK 01 志村 俊樹 2年 AZ’86東京青梅
DF 18 青木 佑介 2年 東京ヴェルディJr.ユース
   79 新井 一耀 3年 フッチSC
   13 松永 将磨 2年 清水FCJr.ユース
   61 兼岡  平 3年 清水FCJr.ユース
MF 65 青木  翼 3年 清水FCJr.ユース
   60 風間 宏矢 3年 清水FCJr.ユース
   85 遠藤 維也 3年 清水FCJr.ユース
   63 中田 智樹 3年 フッチSC
FW 10 小山 祥生 2年 LIBERO FC
   67 川尻  卓 3年 フッチSC
フォーメーション
--------川尻--小山--------
--中田--------------遠藤--
--------風間-青木翼-------
--兼岡--松永--新井-青木佑-
-----------志村-----------

交代
51分 エスパルス・03犬飼、13藤嵜、07伊東渉、10石毛、19山崎、14伊東直、11柏瀬→30鈴木 準弥 1年 ACNジュビロ沼津、02江井 亮太 2年 清水エスパルスJr.ユース、15浅沼 大和 1年 清水エスパルスJr.ユース、16大木 凌多 1年 清水エスパルスJr.ユース、22浅井 凱都 2年 ロプタ静岡、08進藤 優東 3年 清水エスパルスJr.ユース、24白石 悠人 2年 フッチSC
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
----------加賀美----------
--白石--進藤--浅井--大木--
-----------浅沼-----------
--佐藤--江井-鈴木準-柳沢--
-----------瀧川-----------

得点
55分 清商・小山(中央やや左寄り混戦でキープした風間が左サイドのスペースへスルーパス。中田が抜け出してPA左からマイナスに折り返すとPA中央に走り込んだ小山が左足ダイレクト)

スタッツ
〜シュート〜
SP 01(枠内0) ×石毛
清商 06(枠内4) ○川尻、○青木翼、◎小山、×兼岡、○川尻、×遠藤
〜右クロス〜
SP 02(成功0) ×石毛、×大木
清商 04(成功1) ×遠藤、○遠藤、×遠藤、×青木佑
〜左クロス〜
SP 00
清商 02(成功1) ×風間、◎中田
〜右CK〜
SP 00
清商 00
〜左CK〜
SP 00
清商 01(成功0) ×風間
〜オフサイド〜
SP 00
清商 04      ・中田・小山・中田・中田
〜ファール〜
SP 05      ・柏瀬・??・大木・??・大木
清商 00

<4本目>
清水エスパルス
GK 21 八谷 惇希 2年 清水エスパルスJr.ユース
DF 04 水谷 和磨 2年 清水エスパルスJr.ユース
   30 鈴木 準弥 1年 ACNジュビロ沼津
   02 江井 亮太 2年 清水エスパルスJr.ユース
   27 菊池  涼 1年 清水エスパルスJr.ユース
MF 23 佐藤 飛天 2年 清水エスパルスJr.ユース
   16 大木 凌多 1年 清水エスパルスJr.ユース
   08 進藤 優東 3年 清水エスパルスJr.ユース
   15 浅沼 大和 1年 清水エスパルスJr.ユース
   28 丸山 友輔 1年 清水エスパルスJr.ユース
FW 33 海野 智貴 1年 清水エスパルスJr.ユース
フォーメーション
-----------海野-----------
--丸山--浅沼--進藤--大木--
-----------佐藤-----------
--菊池--江井-鈴木準-水谷和
-----------八谷-----------

清水商
GK 01 志村 俊樹 2年 AZ’86東京青梅
DF 18 青木 佑介 2年 東京ヴェルディJr.ユース
   79 新井 一耀 3年 フッチSC
   13 松永 将磨 2年 清水FCJr.ユース
   61 兼岡  平 3年 清水FCJr.ユース
MF 65 青木  翼 3年 清水FCJr.ユース
   60 風間 宏矢 3年 清水FCJr.ユース
   63 中田 智樹 3年 フッチSC
   85 遠藤 維也 3年 清水FCJr.ユース
FW 10 小山 祥生 2年 LIBERO FC
   67 川尻  卓 3年 フッチSC
フォーメーション
--------川尻--小山--------
--遠藤--------------中田--
--------風間-青木翼-------
--兼岡--松永--新井-青木佑-
-----------志村-----------

交代
72分 エスパルス・30鈴木準→25粟冠 陸 1年 清水エスパルスJr.ユース

得点
61分 エスパルス・海野(水谷和?の右スペースへの縦パスに大木が抜け出して右クロスを入れる。これをPA中央に走り込んだ海野がヘッドでゴール右上隅に決める)
66分 清商・青木翼(左サイドからの長いFKを中央PA手前で遠藤?がヘッドで競ってPA左に落とす。そこへ小山が走り込むがGK八谷がキャッチ・・・するが、どこかで誰かが何かのファールをしたらしくPKに。このPKを青木翼が左足でゴール向かって右に豪快に決める)
72分 エスパルス・進藤(浅沼が中央から前線へクサビを入れる。海野がPA手前中央左寄りから中へ短く返すと進藤が抜け出しPA中央から右足でゴール左隅へ蹴り込む)
80分 清商・遠藤(兼岡の左サイドのスローインをPA左で受けた遠藤が反転しゴール前に持ち込もうとするが、水谷和?が体を入れてブロック。再度入れ替わろうとした遠藤が倒れるとPKの判定に。このPKを遠藤が右足でゴール向かって右へ決める)

スタッツ
〜シュート〜
SP 04(枠内2) ◎海野、×浅沼、×浅沼、◎進藤
清商 03(枠内2) ◎青木翼、×川尻、◎遠藤
〜右クロス〜
SP 02(成功1) ◎大木、×大木
清商 02(成功0) ×中田、×青木佑
〜左クロス〜
SP 02(成功1) ○菊池、×丸山
清商 03(成功0) ×遠藤、×遠藤、×遠藤
〜右CK〜
SP 00
清商 01(成功1) ○青木翼(ショート)
〜左CK〜
SP 00
清商 00
〜オフサイド〜
SP 00
清商 03      ・中田・小山・小山
〜ファール〜
SP 04      ・鈴木準・??・??・水谷和?
清商 00

<PK戦>
      1人目  2人目  3人目  4人目  5人目
先攻:清商 風間 ○ 青木翼○ 兼岡 × 新井 ○ 川尻 ×
後攻:SP 石毛 ○ 藤嵜 ○ 柏瀬 × 山崎 × 犬飼 ×

<戦評など>
プレミアリーグを3位で終え、いよいよ残された最後のタイトル・Jユースカップに臨むエスパルスユースは最終調整試合として、地元の雄・清水商業高校(以下「清商」と表記)とTMを行った。

エスパルスは前述の通り23日にJユースカップ準決勝を控える。公式戦では3ヶ月負けなしで他チームに比べ勢いでは上回っているだろうが、ピッチ上では勢いだけでは乗り切れない。あらゆる状況を想定してこの試合を有意義なものにしてもらいたいところ。
エスパルスは西村が戦列に復帰しCBに。西村の不在の間はCBを務めた藤嵜が左SBに移動した。そして静学戦で左SBに起用された1年生・柳沢が右SBで先発した。3年生7人、2年生3人、1年生1人の11人。

対する清商も年末からの高校選手権に久しぶりの出場を決めている。この出場も佐野裕哉(現:SC相模原)、小林大悟(現:清水エスパルス)が3年、菊地直哉(現:アルビレックス新潟)が1年の時以来ということで、本当に久しぶりである。
清商も選手権に向けて鋭意調整中であるが、前日はアウェーに赴いて東京ヴェルディユースとTMを行った清商Aチームは、1−3で敗れているらしい(新聞報道に拠る)。風間のFKから1点を奪ったものの攻め立てられて完敗だったようだ。
とはいえ、そういう事実があった後だからこそ清商のようなチームは怖い。喝を入れられて我武者羅に来る可能性が高いからだ。
その清商のメンバーは故障中の佐野翼を欠き、上記のメンバー。風間、青木翼、遠藤、新井といった主力が顔をそろえ、注目度も高まる。

両チーム大事な大会を控える身。自力強化と調整という2つのテーマを抱える中でどのような試合を見せてくれるのか。そして県内トップチームとしてのレベル・内容も期待されての試合だった。

1本目は6分中田のパスをカットした山崎が右からカットインし左足ミドルシュート。これはゴール上に外れるが、全般的にエスパルス優勢で立ち上がる。
そんな中の9分、エスパルス・影山と空中戦で競り合った清商・望月翔が落下の際に痛んでうずくまって起き上がれず。そのままストレッチャーで運ばれ交代。大事な大会を前にしているので、大きなケガでないことを祈ります・・・。
CBのケガが影響を与えているのかどうかはわからないがリズムがまったく出ない清商に対し、清水は直後の10分に伊東渉のクサビを影山が右へ叩き、右サイドを縦にえぐった山崎がマイナスに右クロスを入れる。これをファーで受けた石毛がワントラップから左足シュート。これはDFに当たって左CKになり、石毛の左CKをPA中央で伊東直がスタンディングヘッドで合わせる。だがこのシュートはゴール上に外れる。
時計の針が21分を過ぎたところで中央で石毛が影山?とのワンツーで中央突破を図る。中央PA手前まで進出した石毛にDFが絡んでくると、石毛がパスしたのか、それともDFがカットしたボールがこぼれたか、ともかく柏瀬の下にボールが繋がり、柏瀬が右足を振り抜くとシュートはグラウンダーでゴール左下隅に蹴り込まれ1−0でエスパルスが先制する。
このゴールの直後に1本目終了のホイッスル。1本あたり20分という変則マッチの1本目をリードして終えた。

しかし2本目になると状況が一変する。清商がよりゴールにダイレクトに向かってくるようになり、エスパルスはDFラインを押し上げられなくなる。
22分(2本目2分)清商は浮き球を左サイド前線へ入れる。これをエスパルス・水谷和が処理するが、コントロールがやや大きくなったところを中田が拾って左サイドPA外深い位置から後方へ下げる。これを受けた風間の左クロスはファーへ流れ、小山のクロスもエスパルスDFがクリア。さらに青木佑がゴール前に放り込んでくるがGK瀧川がキャッチ。
直後にエスパルスは加賀美の右アーリークロスに対しニアに飛び込んだ影山が右足ダイレクトで合わせるシーンこそあったがこれはゴール右に外れる。エスパルスの2本目のチャンスシーンはこのシーンくらいだった。
31分清商は風間が左サイドDF裏へ浮き球パスを送ると、そこへ走り込んだ川尻に対しGK瀧川が前にでて対応。しかし川尻が僅かに早くボールに触り、瀧川が川尻に接触しPKに。このPKをキャプテン・風間が決めて1−1の同点に。
33分エスパルス・影山のパスをカットした小山が右から中央へ繋ぎ、中央PA手前まで持ち込んだ遠藤が右足シュート。しかしここはエスパルスDFがスライディングブロックで阻止する。
さらに清商39分再び縦パスをカットして風間が右足ミドル(GK瀧川セーブ)、40分右から斜めに中央へ入ってきた風間のクサビのパスを遠藤が落とし、走り込んできた風間が左足シュート(ゴール左外)と清商優勢のまま2本目を終えたが、勝ち越し点を奪われることだけは阻止して3本目へ。

3本目も先発からの流れでメンバーを組んできた両チームは中盤の攻防に時間を割く。
そんな中でも45分(3本目5分)エスパルスは山崎のパスを受けた石毛が中央から右足ミドル(ゴール右外)、対する清商は47分右サイドを突破した遠藤の右クロスをニアで受けた川尻がコントロールから反転し右足シュート(GK瀧川セーブ)と両チームチャンスを作り始める。
しかし51分にエスパルスが7人もの選手交代を施すと清商がエスパルスに襲い掛かる。55分落ち着かないエスパルスに対し風間のパスを受けて左サイドをえぐった中田の折り返しをPA中央で本来DFの小山が左足で合わせて1−2。清商が逆転に成功する。
さらに追加点を狙う清商は58分(兼岡縦パス→中田中央へ横パス→中田の内側をオーバーラップした兼岡中央やや左寄りPA手前まで持ち込み右足シュート→ゴール右外)、59分(ドリブルで鈴木準をかわして持ち込んだ川尻がPA左に持ち込み左足シュート→GKセーブ)と立て続けにチャンスを作るが、決めきることが出来ずに4本目に。

3本目に「Bチーム」が押された印象を残したので、4本目も厳しいかな?と感じていた筆者だったが、その4本目の立上り30秒弱、エスパルスは水谷和?の縦パスをスペースへ走り込んで受けた大木が右クロスを入れると、ニアで被ったDFの背後を取った海野がヘディングでゴール右上隅に決めて2−2の同点に。昨年のクラブユース選手権(U−15)決勝でのゴールを思い起こさせるようなゴールが決まってエスパルスが同点に追いつく。
しかし66分(4本目6分)左サイドタッチライン際でFKを得た清商は、これをゴ−ル前に高いボールを送る。これを中央PA手前の遠藤?がヘディングで競り勝ってPA左に落とす。これに小山が飛び込むがGK八谷が余裕を持ってキャッチする・・・が、ここで主審のホイッスルが鳴る。筆者には何処で誰が何をしたのかわからなかったが、エスパルスの平岡コーチは「そういう流れを悪くするようなことするなよ〜」と声が掛かっていた(誰に対してなのかはわからなかった)ので、きっと何かファールがあったのだろうと思うが、とにかくこれで得たPKを清商・青木翼が左足で豪快に蹴り込んで2−3と再び清商がリード。
直後の67分にも清商はエスパルスDFラインで切り返しでかわそうとした鈴木準からボールを奪った川尻がボール奪取。そのままGKと1対1になった川尻はGK八谷を右へかわしにいくが、しっかりと対応した八谷はこれを手を伸ばしてストップ。追加点を与えない。
すると再びエスパルスが反撃を開始し、71分進藤が左スペースへ叩いたボールに菊池が走り込んで球足の長い左クロスを入れるとファーに飛び込んだ浅沼がヘディングシュート。これは強く叩けずゴール右へ外れるが、続く72分中央で浅沼から海野?へのクサビのパスが入ると、中央へ短く叩かれたボールに対して走り込んだ進藤がPA中央に抜け出して右足でゴール左隅に流し込んで3−3。再び同点に追いついた。
直後に鈴木準に代えて粟冠を投入したエスパルスは78分に訪れたピンチ(右へ流れた風間が中央へスルーパスを送る→川尻が飛び出し中央でGK八谷と1対1になり右足シュート→左ポスト→DFクリア)も凌いで、同点のまま終了・・・かに思われた。
しかし80分左サイドでの兼岡のスロ−インを受けた遠藤がターン。エスパルスDFも水谷和?が密着しターンを体を入れて阻止する。すると入れ替わりを狙った遠藤がPA左で転倒・・・したところでホイッスルが鳴って3度目のPKが宣告される。このPKを遠藤が右足でゴール向かって右側に蹴り込んで3−4となり、このPKが決まったことを確認して主審が試合終了のホイッスルを鳴らし、3−4で清商が予定通りに勝利を収めた。

試合終了後、今後両チームが臨むトーナメントでの試合を想定してかPK戦が行われ、エスパルスもGK瀧川が2本ストップする頑張りを見せたものの、柏瀬がGK志村にストップされ、山崎が左ポストに当て、さらに犬飼がゴール上に蹴り上げてしまったエスパルスは、PK戦でも敗れて、最近の「TMで敗れて公式戦で勝つ」という流れをしっかりと踏襲することに成功した一戦となった(笑)。

20分×4本という変則で行われた試合は、エスパルスが先制しながら清商が2度のPKを活かして逆転。それでもエスパルスが4本目に追いつくも、試合終了前のラストプレーで得た3度目のPKで清商が勝利を収めた。
筆者がエスパルス側の人間だからなのかも知れないが、あのPK3つはちょっと・・・という印象を拭えない。PKに値するプレーが本当に3つあったとするならば、当然のことなのだろうが、4本目の2つのPKはどこでなにが起こったのかわからないものだった。まあレフェリーhはちゃんと見ていたのでしょうが・・・。
試合後、誰とは言わないけど(笑)清商の臨時コーチとしてベンチに入っていた方が、レフェリーに「いやぁ、今日のレフェリングは良かった。ワールドカップで表彰されたレフェリー(西村雄一氏のことと思われる)より遥かに良かった」と話しかけていた(試合後スタンドでレフェリーが着替えしている時)。まあ別にどうでもいいことですけどね。

PK3つでの失点で敗れたとはいえ、それがエクスキューズになるのか、というと、それもまた別問題なのは確か。エスパルスとしては良い内容とはいえない試合だった。
1本目こそ主導権を握って攻めていたものの、2本目になるとパスカットされてそこからダイレクトにスペースへ走り込まれてピンチを招いていたシーンが何度も見られた。
「ミスが多かった」というと一言だが、ではなぜカットされるようなパスが多かったのか考えてみると、2本目と3本目以降では理由が多少違うような気がする。
2本目は単純にミスが多かったのは確かだろう。そのミスが多発して繋がらない中で、手っ取り早く長いボールでダイレクトにDF裏を狙おうとし過ぎて、結果間延びしてしまって悪循環で繋ぐところが無くなってしまった感がある。
それに対し3本目以降は、それではいけないと思ったか、繋ごうという意識があるあまりに足元が多くなってしまって裏を狙うような動きが減ってしまった印象だ。
結局のところどちらも重要な動きであって、どちらが正でどちらが誤という問題でもない。バランスの問題。
その「急ぐべき時」「落ち着いて回すべき時」の判断を司るべき伊東渉のところにボールが収まることが少なかったのが、有効な展開が出来なかった要因の一つではないだろうか?
伊東渉を経由して現在の魅力ある攻撃が展開されることが多い現状なので、いかに彼のところで有効な展開が出来るかもJユース準決勝&決勝に向けて重要なポイントになってくるだろう。
ハードワークの光る石毛、影山がいるので、「本番」になればこの日以上にやってくれると思いますが・・・。

他方清商はボールを失わない風間を信頼して積極的に飛び出す中田のスピードを活かしてエスパルスを混乱させたことが勝因になった。中田はフッチで柏瀬、伊東渉の同期(新井、川尻も)。最後にかつての仲間の前でよいところを見せられたのではないでしょうか?
選手権でも活躍して欲しいと思います。

ところで試合翌日の「日刊ス○ーツ」を読んだら、スコアが2−4、その2点目の得点者が「伊東直」になっていたのですが、4本目は伊東直は出場していないはずなのに、どうやって点を取ったのでしょうか?海野のゴールもなかったことになっているのですが・・・。謎です・・・。

さて、筆者は旅支度を始めるとします・・・。



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プレミアリーグEAST第18節vs静岡学園高校
11年12月11日(日) 13:00
-

清水エスパルスユース 5−3 静岡学園高校
※45分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 瀧川  翔 3年 清水エスパルスJr.ユース
DF 19 水谷 和磨 2年 清水エスパルスJr.ユース
   03 犬飼 智也 3年 清水エスパルスJr.ユース
   17 藤嵜 智貴 2年 フッチSC
   22 柳沢 拓弥 1年 清水エスパルスJr.ユース
MF 08 伊東  渉 3年 フッチSC
   10 山崎 祐也 3年 FC VERDURE
   09 影山 貴紀 3年 清水エスパルスJr.ユース
   15 浅沼 大和 1年 清水エスパルスJr.ユース
   14 伊東 直樹 3年 福島ユナイテッドU−15
FW 11 柏瀬  暁 3年 フッチSC
フォーメーション
-----------柏瀬-----------
-伊東直-浅沼--影山--山崎--
----------伊東渉----------
--柳沢--藤嵜--犬飼-水谷和-
-----------瀧川-----------

静岡学園高校
GK 30 亀川 雅人 3年 静岡学園中学校
DF 16 手塚 朋克 1年 ヴァンフォーレ甲府U−15
   04 木本 恭生 3年 静岡学園中学校
   03 望月 大知 2年 静岡学園中学校
   05 伊東 幸敏 3年 静岡学園中学校
MF 13 柴田 則幸 2年 静岡学園中学校
   10 渡辺  隼 2年 静岡学園中学校
   14 山本 真也 3年 ボアソルテ美都FC 
   08 秋山 一輝 3年 静岡学園中学校   
   21 木部 未嵐 2年 静岡学園中学校
FW 28 深瀬 健也 2年 静岡学園中学校
フォーメーション
-----------深瀬-----------
--木部-----秋山-----山本--
--------渡邊--柴田--------
--伊東--望月--木本--手塚--
-----------亀川-----------

交代
なし

得点
06分 静学・山本(ロングボールを中央右寄りPA手前の木部がヘッドで右へ。これを山本が中央へ返しPA中央右寄りで受けた木部が反転から左足シュート。これはクロスバーに当たって混戦に。混戦から拾った木部が中央から左足シュート。今度はGK瀧川が右手一本で弾き出して難を逃れたかと思われたが、PA左外から柳沢?浅沼?が中央へ斜め前方に繋げようとしたボールをカットした山本がそのままPA中央にスピードに乗って持ち込んで右足シュート。ゴール左上隅へ決める)
13分 清水・山崎(浅沼の右CKはファーへ抜けるが、戻って拾った伊東直がPA手前左外から中央へ横パスを返す。これを受けた山崎が右足で無回転気味のミドルシュート。ゴール左上隅に決める)

スタッツ
〜シュート〜
清水 06(枠内4) ×伊東直、○影山、◎山崎、○影山、×柏瀬、○影山
静学 04(枠内2) ×木部、○木部、◎山本、×秋山
〜右クロス〜
清水 06(成功0) ×山崎、×山崎、×山崎、×水谷和、×影山、×浅沼
静学 01(成功0) ×手塚
〜左クロス〜
清水 06(成功2) ×伊東直、○伊東直、○浅沼、×伊東直、×影山、×伊東直
静学 03(成功0) ×伊東、×伊東、×伊東
〜右CK〜
清水 04(成功2) ○浅沼(ショート)、×浅沼、×浅沼、○山崎(ショート)
静学 01(成功0) ×渡辺
〜左CK〜
清水 02(成功?)
静学 00
〜オフサイド〜
清水 01      ・柏瀬
静学 01      ・山本
〜ファール〜
清水 04      ・水谷和・藤嵜・水谷和・水谷和
静学 04      ・深瀬・秋山・柴田・山本
〜警告〜
清水 00
静学 00

<後半>
清水エスパルス
-----------柏瀬-----------
-伊東直-浅沼--影山--山崎--
----------伊東渉----------
--柳沢--藤嵜--犬飼-水谷和-
-----------瀧川-----------
静岡学園
-----------深瀬-----------
--木部--渡辺--大村--山本--
-----------柴田-----------
--吉田--望月--木本--伊東--
-----------亀川-----------

交代
45分 静学・08秋山、16手塚→18大村 颯士 2年 静岡学園中学校、25吉田 蒼一朗 2年 J SPORTS FC(上記の布陣に)
60分 清水・15浅沼→12石毛 秀樹 2年 清水エスパルスJr.ユース
61分 静学・21木部→12瀧崎 貢 2年 静岡学園中学校
69分 静学・28深瀬→19野田 侑成 3年 静岡学園中学校
71分 清水・19水谷和→23佐藤 飛天 2年 清水エスパルスJr.ユース
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------柏瀬-----------
-伊東直-石毛--影山--山崎--
----------伊東渉----------
--佐藤--藤嵜--犬飼--柳沢--
-----------瀧川-----------
82分 清水・10山崎→18加賀美 翔 2年 ACNジュビロ沼津
87分 清水・01瀧川、14伊東直→16八谷 惇希 2年 清水エスパルスJr.ユース、30鈴木 準弥 1年 ACNジュビロ沼津
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------柏瀬-----------
--佐藤--石毛--影山-加賀美-
----------伊東渉----------
--藤嵜--犬飼-鈴木準-柳沢--
-----------八谷-----------

得点
58分 清水・柏瀬(犬飼が自陣中央から右サイドハーフウェーライン付近の影山へフィード。影山は対面する静学・吉田をスピードで振り切って右サイドを突破し、DFが戻り切る前に右アーリークロスをDFとGKの間へ流し込む。このクロスに対し中央に走り込んだ柏瀬が右足ダイレクトで合わせゴール左隅へ蹴り込む)
72分 清水・山崎(右サイドに開いてボールを受けた柏瀬が中央へ短く繋ぐと伊東渉が縦に当てる。これを右サイドPA手前で受けた影山が小さく中央へ叩くと後ろから入って来た山崎が抜け出してPA中央でGKと1対1になり右足)
74分 清水・柏瀬(犬飼のクサビを静学陣中央やや右寄りで受けた影山が右サイドのスペースへ送ると、山崎が走り込んで右からアーリークロスを入れる。これをファーに走り込んだ柏瀬がダイレクトで蹴り込む)
83分 静学・野田(瀧崎が右からカットインし中央やや右寄りPA手前から左足シュート。DFのブラインドから飛んできたボールにGK瀧川の反応が僅かに遅れるが、このシュートは右ポストに当たって弾き返される。しかしこのこぼれに反応した野田が左足で蹴り込む)
90+2分 静学・山本(右サイドのスペースへ出たロングフィードに抜け出した山本がPA右から右足でファーへ決める)
90+2分 清水・影山(キックオフからのロングフィードでPA右に抜け出した加賀美がマイナスの折り返し。PA中央に走り込んだ影山が右足ダイレクトで蹴り込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 07(枠内5) ×山崎、×柏瀬、◎柏瀬、◎山崎、◎柏瀬、○影山、◎影山
静学 04(枠内2) ×吉田、×瀧崎、◎野田、◎山本
〜右クロス〜
清水 07(成功5) ○山崎、◎影山、×柏瀬、×藤嵜、◎山崎、○加賀美、◎加賀美
静学 01(成功0) ×伊東
〜左クロス〜
清水 07(成功0) ×柳沢、×柳沢、×伊東直、×石毛、×伊東直、×佐藤、×石毛
静学 01(成功0) ×瀧崎
〜右CK〜
清水 00
静学 00
〜左CK〜
清水 02(成功1) ○伊東直(ショート)、×伊東直
静学 01(成功1) ○渡辺
〜オフサイド〜
清水 00
静学 02      ・野田・瀧崎
〜ファール〜
清水 ??
静学 05      ・深瀬・吉田・渡邊・吉田・野田
〜警告〜
清水 01      ・鈴木準(90+3分)
静学 01      ・深瀬

<戦評など>
首位まで勝ち点差3。得失点で大きく離された状況ながら優勝の可能性を僅かに残した形でこの最終節を迎えた清水ユース。非現実的な得失点差とはいえ、挑戦する価値のあるシチュエーションではある。
その最終節の相手は県内のライバルといえる静岡学園高校(以下「静学」と表記)。10点以上の差をつけて勝つには大変な相手だが、挑戦する気持ちがなければ、何も得られない。

この試合に臨むにあたって、清水には若干の不安があった。主力の数人に清水西高校在学生がいるが、その清水西2年生は今週修学旅行に赴いていて、練習に満足に参加できていないという背景があった。1年以上をかけて一緒にやってきた仲間たちだからコンビネーションの部分ではそれほどの不安はないが、コンディション面では大きな不安材料はある。
果せるかな清水はその清水西2年生勢が揃ってベンチからのスタートとなった。先週の青森山田戦を欠場した伊東直が左のワイドMFとして復帰。右には加賀美に代わって山崎、影山とトップ下でコンビを組むのは1年生の浅沼となった。来年は浅沼はこの時期修学旅行に行くんだな、覚えておこう(笑)。
そして左SBには佐藤に代わって1年生の柳沢が入った。柳沢がこのポジションでプレーしているのを筆者は見たことがないので若干の不安はある。だが練習で認められてのことだろうし、ここは大いに期待したいところ。
結果3年生7人、2年生2人、1年生2人の11人でプレミアリーグ最終戦に臨んだ。

対する静学はここまでプレミアリーグで7位。すでに残留を決めた上優勝の可能性もなく、勝っても負けてもそれほど影響はない。
しかし高校選手権県予選決勝で清水商に敗れた静学にとっては、この試合は今年のメンバーで戦う最後の試合となる。3年のスパンで選手が否応なく入れ替わる高校サッカーにとっては、ある意味最も重要な試合であるとも言えるだけに、気持ちの部分では選手権全国出場を決めているよりも高まっている可能性がある。
静学は前節先発していた望月遙が退場処分になりこの試合は出場停止。木本が前節のサスペンション(高校選手権県予選決勝の退場に拠るものと思われる)から復帰してキャプテンとしてこの最後の試合に登場した。
静学は3年生6人、2年生5人の11人。期待値の高い2年生が3年生を気持ちよく送り出せるだろうか?

両チームの直接対決はプレミアリーグ前半戦での対戦の際はスコアレスドローに終わっている。昨年のプリンスリーグでは清水が4−0で快勝しているが、その前数年は清水は静学に負け続けていたという事実もある。9月11日のプレミアリーグ第11節(vs尚志高校)以来公式戦で負けていない清水としてはそういった過去を払しょくし、プレミアリーグ優勝、そしてJユースカップ準決勝を見据えて最高の試合をしていきたいところだ。

キックオフ直後、静学は清水DF裏へロングボールを蹴り込んで来る。このボールはGK瀧川まで届き、瀧川が足元に収める。そこへ静学のFWがフォアチェックにくるが、瀧川は冷静に蹴り返し・・・たはずがFWにボールを当ててしまい大ピンチに。ここは犬飼が拾ってなんとか繋いで事なきを得るが、不安な立ち上り。
それでもファーストシュートは清水。山崎の左への大きなサイドチェンジを大きく開いて受けた伊東直がカットインし右足ミドルシュート。DFに当たってゴール右へ大きく外れるが、得意のサイドチェンジを多用した大きな展開からリズムを掴みにかかる。
だが先制は静学だった。右サイドPA手前でロングボールを木部が右へ落とす。これを山本がもう一度中へ返すと、木部が鋭い反転から左足シュート。これはクロスバーに阻まれるがこぼれがPA中央に落ち混戦に。この混戦を制した静学は再び木部が左足シュート。混戦のブラインドから抜けてきたシュートだったが、今度はGK瀧川が片手で弾き出す。これを清水DFが一旦PA左外へ逃げ、そのボールを柳沢?浅沼?が中央へ斜めに入れようとしたボールを、今度は鋭い出足で静学・山本がカット。そのままDFの間をスピードで割って入った山本はPA中央に持ち込み右足シュート。これがゴール左上隅に決まって静学が先制。清水にしてみれば何度かピンチを逃れる機会がありながら、結局は自らミスで失点したもったいない形になってしまった。
しかしむしろ失点を契機に清水がリズムを取り戻す。直後の7分右サイドを抜け出した山崎の右クロスはニアのDFにカットされるものの、右サイドPA手前の影山が拾って右足ボレーシュート。これはGK亀川の正面を衝く。
さらに13分清水は右CKのチャンス。浅沼のキックはファーでGK亀川にパンチングされるものの、PA左外へ流れたボールを伊東直が戻りながら拾って中央へ繋ぐ。これを受けた山崎は右足で無回転気味のミドルシュートを狙う。これがゴール向かって左へ一直線に突き刺さって1−1の同点に。静学のプレッシャーが甘かったとはいえ、実に鮮やかなシュートが決まって清水が勢いづく。
21分には伊東直が影山とのワンツーで左サイドを抜け出しPA左へ持ち込みマイナスの折り返し。ニアに突っ込んだ柏瀬はこれをスルーするが、その後ろにいた静学DFがクリア。だがこのクリアを伊東直がカットすると、そのこぼれを影山が拾ってPA左に持ち込んでシュート。ニアを狙ったシュートだったが、これは静学GK亀川に弾き出される。
その後静学・伊東が左サイドを突破し何度かクロスを上げるシーンこそあったが、両チーム決定的な形が作れない時間が10分ほど続く。
そんな35分、清水は左サイド自陣深くでボールを奪った藤嵜が左へ持ち出しつつ大きくクリアボールを前線へ蹴り込む。これがDF裏を衝く形となり、スピードで柏瀬が抜け出す。静学DFも2人必死に追い縋り、PA左に持ち込んだ柏瀬が右へ持ち直そうとしたところにスライディングタックル。柏瀬は倒れるが、これはボールに行っていたということでノーファールの判定に。ここはそのまま左足でシュートを撃たなければいけないシーンだった。
さらに清水は38分右サイド静学陣に入ったあたりから浅沼が長いFKをゴール前に送る。これをファーの犬飼がヘッドで合わせるが当たりが弱く、こぼれをGK亀川にキャッチされる。
静学も直後の39分木本のクリアボールをPA右角付近の深瀬が中央へ返すと、木部が落として秋山が右足ミドルシュート。このゴールシーン以来ひさびさの静学のシュートはゴール上に外れる。
前半はそのまま1−1で終了。押し気味だった清水にしてみれば出来れば勝ち越しておきたいような内容だっただけに、それが後半心理面でどう出るか?内容は悪くないだけに、そこだけが筆者は少々引っかかっていた。

後半頭から静学は2人を交代。1年生手塚に代えて吉田を左SBに入れ、伊東が本来の右SBに。またトップ下の秋山に代えて2年生大村が投入された。
その静学が後半立ち上がりに押し込みにかかり、大村、山本、渡辺がドリブルで侵入を図るが、センターFWの深瀬がそこに効果的に絡むことが出来ずにシュートまでには至らない。
それに対し徐々に静学の攻撃を寸断するようになった清水は、49分(後半4分)左サイドを上がってきた柳沢がスルーパスを送る。PA左に飛び出した柏瀬だったが、DFに内側からキッチリ付かれて中央へは切り込めず、PA左外に逃げながら後方へ戻す。これを受けた柳沢がファーの山崎へとクロスを入れるが、GK亀川が出てきて体を一杯に伸ばしてキャッチ・・・したかに思われたがファンブル。このボールを戻りながらPA右で拾った山崎が左足ボレーで狙うが、このシュートはゴール左に外れてしまう。
続く54分影山がドリブルで中央やや左寄りを持ち込んでPA手前で左へ叩く。伊東直が右斜め後方へ短く戻すと伊東渉が右足ミドルシュート。これはDFに当たるが、リバウンドがPA中央にこぼれ、柏瀬が戻りながら体を捻り右足ボレーシュート。だがこれもゴール上に外れる。
しかしリズムを掴んだ清水に勝ち越しゴールが生まれる。58分犬飼のダイレクトクリアが右サイドタッチライン際ハーフウェーライン付近の影山の元へ。影山は静学・吉田と対峙すると、ファーストタッチで吉田の背後にボールを置くとそのままスピードに乗って吉田を置き去りにする。中央で柏瀬がDFと併走しながら走り込んでいるのを確認した影山は右からアーリークロスをDFとGKの間に送り込む。これを中央PA手前でDFの前に入った柏瀬が右足であわせてゴールに流し込んだ。影山も柏瀬もスピードで静学DFを制してのゴールだった。
その2分後となる60分、清水は修学旅行帰りの石毛を浅沼に代えて投入。追加点を狙いに動いた。
その石毛は投入直後の61分GK瀧川のロングキックをセンターサークル付近で柏瀬がヘッドで競り勝ちDF裏へ送り込む。これを石毛が受けて左へ叩くと伊東直がクロスを入れ、ニアに石毛が突っ込む。これは寸前でGK亀川がキャッチし、亀川と石毛が激突するが、石毛のゴール意欲を感じさせるシーンだった。
静学も65分深瀬?がドリブルで中央やや左寄りPA近辺まで切れ込んでくる。これを犬飼が正確にボールにアプローチしてカットするが、水谷和と山崎?がこのこぼれを「お見合い」してしまい、これを拾った吉田が右足ミドルシュート。これはゴール右に逸れて事なきを得るが、もし失点してしまったら、実に惜しまれるシーンになったであろう。
69分静学は深瀬に代えて3年生・野田を投入。前線の活性化を図ると、清水も71分水谷和に代えてレフティー・佐藤を投入してきた。
佐藤投入1分後となる72分、清水は右サイド下がってポストになった柏瀬がタッチライン際から中央へ短く返す。これを伊東渉がPA右角付近の影山へ当てると、影山は素早く中央へ横パスを通す。そこへ右から斜めにゴール前に入ってきたのは山崎。影山にボールが入る前からすでにPA中央へ走り出していた山崎は、影山のパスが出てから動き出していたDFをあっさりと置き去りにしPA中央でGKと1対1になり、右足で冷静に蹴り込んで3−1。大きな大きな追加点が生まれた。
気落ちする静学を畳み掛ける清水は2分後の74分、犬飼の縦パスを右サイドで受けた影山が、その外を走り出していた山崎の前方スペースへパスを送る。山崎は中央を確認すると、2点目のシーンの影山と同じようにDFとGKの間にアーリークロスを入れる。2点目のシーンではDFの前に入ってゴールを決めた柏瀬は、今度は逃げながらDFの背後を取ってファーに走り込み左足でゴールに蹴り込んで4−1に。ここでもスペースを積極的に活かす攻撃が功を奏した。
完全に勢いに乗った清水は80分石毛とのワンツーでPA左に飛び出した影山が左足シュート。しかしこれは静学GK亀川がブロック。好プレーを連発する影山だが、なかなかゴールが奪えない。
清水は82分3点のリードに多大な貢献をした山崎に代えて、こちらも修学旅行帰りの加賀美を投入。更なる追加点を狙う。
・・・が、この選手交代の直後に心のエアポケットが生まれてしまい、83分右サイドでスローインを受けた瀧崎に簡単にドリブルで中央までカットインされてシュートに持ち込まれてしまう。DFのブラインドになって瀧崎のシュートが見えなかったか、GK瀧川の反応が遅れてしまうが、このシュートは右ポストに当たって弾かれる。弾かれたボールに慌てて清水DFが反応するが、こぼれに先に詰めたのは静学・野田。これを野田がゴールに難なく蹴り込んで4−2に。好リズムに冷や水が浴びせられる。
とはいえ残り時間は少ない。清水は瀧川と伊東直の両3年生に代えて八谷と鈴木準を投入。試合を締めに掛かる。
だが追加タイムに入った90+2分、今度はロングパス一本で静学・山本に抜け出されてしまう。一気にPA右に走り込んだ山本は右足でGK八谷の脇を抜いて4−3に。これも83分の失点同様に集中力の問題から来る失点だった。
しかしこのままなら後味の悪い試合になってしまうところを、自らの力で「大団円」に持っていけるのが、今の清水ユース。失点の直後のキックオフから右サイドにボールを入れると、加賀美が抜け出してPA右を抉りゴールライン際からマイナスに折り返すと、PA中央に詰めていたのは影山。影山は右足ダイレクトでこれをゴールに蹴り込んで5−3。好プレーを連発しながら「ゴールだけが足りなかった」影山がゴールを決めて、今度こそゲームを決めた。
試合はそのまま5−4で試合終了。スコアこそ2点差だったが、スコア以上に静学を圧倒した清水がライバル対決を制した。

キックオフからの流れでいきなりGK瀧川がフィードをフォアチェックのFWに当ててしまうなど、バタバタしてしまった立ち上がりに失点。暗雲が漂ったかに思われたが、目の覚めるような山崎のミドルシュートが決まると清水が試合の主導権を握った。
前半は勝ち越し点までは奪えなかったものの、後半に攻撃陣がスピードを活かして爆発。「10番」と「11番」が2得点、「9番」が1得点と取るべき人が取ったのだから、勝利もついてくるというもの。
清水は攻撃のスピード感で静学を凌駕していた。それが完全に勝敗の肝になっていたが、そのスピード溢れる攻撃を支えていたのが、2列目の3年生トリオ(山崎、影山、伊東直)だった。3人とも前向きに仕掛ける意識が高く、自らのスピードを最大限に発揮していただけでなく、周囲のスピードを活かすプレーも際立っていた。
それからこの3人は攻撃面だけでなく、守備面でも執拗に相手を追いかけ、フォアチェック、DFと挟みこんでの守備と労を惜しまない動きが光った。
中でも影山は前半から相手ボランチの位置へしつこくチェックし、時にボールを奪って速攻に繋げ、時に縦パスのコースを切って静学の攻撃を遅らせていた。とにかく献身的なプレーぶりで、90分間攻守のタスクを完遂し、MVP級の活躍だった。
試合運びという点で4−1にしてから1点差に追い上げられてしまうなど相変わらず拙い点があるが、4−3に追い上げられてから貢献度の高かった影山に、その頑張りへの「ご褒美」となるゴールが生まれたのだから、本当にわからないものだ。

筆者は思う。果たして4−1の状態だったら、影山の1点は生まれただろうか?と。
1点差になったからこそ静学も隙が出来て、それが影山のゴールを生んだという側面もあっただろうし、それによって影山の頑張りが報われたのだから、終盤の2失点は歓迎されるべきだったのかも知れない。
もちろんこんなのは仮定の話で、4−1から単純に5−1に出来たのかも知れない。
だけど不思議とそんな気分にさせられてしまう。
そんな深い意味はなく、単純に影山にゴールが生まれたことは偶然の産物だったのかも知れないが、過程はどうあれ影山のゴールはチームに勢いをつけるだけに十分なものだと思う。
こういう「何か」を生み出す力が、今のこのチームにはある。
そしてそれはこの日の影山に代表されるように前向きに、ひたむきに戦っているからこそ得られたものなのだ。
まあもう一人の立役者である伊東直にもゴールが生まれれば、百点満点だったんですけどね。

他方静学は不思議と繋ぎのプレーが少なく、いわゆる「静学らしい」とされるプレーが少なかった。
特に序盤、清水が前へ前へボールを取りに来るのを避けるためか、長いボールをDF裏へ蹴り込んで「陣地を回復する」ようなプレー選択が目立っていた。
実際今の清水は前にボールを奪いに行く守備を徹底してきており、戦法としては静学の選択は間違いではなかったと思う。
ただ裏を衝くにしてもあまりに直線的に縦に出すパスが多く、やはりそれではなかなか清水DFは崩れない。もっとSBあたりから長い斜めのロングパスで逆サイドの裏を衝くような工夫が必要だったように思う。
前線でスライドする3枚(深瀬、木部、山本)のギャップに秋山が走り込んでいこうとする意図は見えたが、パスが「後ろから前」という単純な形過ぎた。
静学といえば「ドリブル」「ショートパス」「ワンツー」というイメージ・・・を関係者がマスコミを通じて植え付けさせているが(笑)、実際2年前にプリンスで清水に完勝したときの静学は落合や深澤から正確な長いクロスパスをサイドの裏へ送って、そこから和田や戸高がドリブルを狙うような効率の良いサッカーをしていたわけだし、静学がそういうサッカーをしてこなかったわけではない。ただこの代はそういうサッカーをしてこなかったし、そういうタイプの選手もいないのであろう。
「これこそが自分たちの形」というイメージも重要なのだろうが、3年で全選手が入れ替わる高校サッカーにおいては、やはり選手個々の特性に合わせた柔軟性が必要だ。「シズガクというイメージ」も一種の遺産として重要なのだろうが、時代が変われば求められるものも変わる。変わるべきときに変わっていくことも選手個々の成長のために必要だ。
そういう意味でこの日の静学は清水に負けたというよりも「シズガクというイメージ」に負けたような気もする。選手・関係者がそれで良いというならば、別に外野が止めるようなことではないけど。

清水に話を戻す。前述のように影山がこの試合のMVPだと筆者は考える。守備・攻撃両面での直接的な貢献だけでなく、繋ぎ目に入って中継点になるなどあらゆるエリアでチームに貢献していた。
思い起こせば苦戦していたプレミア前半戦は影山がケガで不在だった。前半戦も終りに近づいた青森山田戦で影山が途中出場で復帰し、先発復帰した後半戦からは7勝1分1敗。これは偶然ではないだろう。
前から率先してボールを追い掛け回し、マイボールになれば誰よりも早くスペースへボールを呼び込むべく動き出した影山が、チームの急上昇に寄与した力は、疑いようもない。
Jr.ユースの頃からその献身性を発揮していたものの、一方であの頃は「エースストライカー」としても期待されていたわけで、正直に言ってあの頃の影山は「ハードワークしつつも、ゲームを決め切れないストライカー」だったと思う。当時のチーム力を考えれば厳しい言い方だが、エースストライカーというのはゲームを決めるいう宿命を背負ってピッチに立つものだ。
柏瀬がユースから加入したことで、影山はゲームを決める存在としての自己の責任感を保ち続けながらも、より献身性を発揮する存在として飛躍を遂げたと思う。
影山自身は「エースストライカー」としてピッチに立ちたいと願っているかも知れない。もしかしたら今の「立ち位置」が本意ではないかも知れない。
でも彼の役割が「エースストライカー」ではなくなったとしても、どれだけ重要な存在なのかは試合内容と結果が雄弁に物語っている。彼が先頭に立って戦ってくれていてどれほど他の選手が助かっていることか。彼はこのリーグで7得点を挙げているが、彼の選手としての価値はその数字では量れきれないものだ。
彼とともにJユースカップのタイトルを手にしたい。部外者の筆者でもそんな思いにさせられてしまうのが、影山の選手としての、そして人間としての魅力なのだろう。

もちろんこの試合では、影山だけでなく他の選手も輝いた。
驚異的な運動量で攻守に貢献した前述の山崎は2ゴール1アシストと大車輪の活躍。1点目は本当に鮮やかなゴールで、プロ顔負けどころか、プロでもなかなか決められないようなゴールだった。残り8分でベンチに下がったこともあり、試合後はサポーターの声援に踊って応える余裕すらあった(笑)。
同じく伊東直も攻守に幅広く貢献したが、こちらは前述の通りゴール・アシストなどの形にならなかったのは残念。ただそんなことでこの日の彼の活躍が色褪せることもなく、SBのフォローなど地味な仕事もキッチリこなしていた点も評価される必要がある。
2ゴールの柏瀬は下がってきてのボールキープで攻撃の起点ともなった。2列目の「追い越す動き」が静学DFを引っ張ってくれたこともあって、ポストプレーが嵌りまくった。2ゴールともクロスに対し適切に走り込んで、必然のゴールだった。
この試合ではこういった3年生の活躍が光った。この時期のJユースチームの試合で活躍するのは下級生、という場合が多いが、進路のことなどいろいろと大変な3年生がチームを引っ張ってくれるのは、実に頼もしい限りだ。

これで初年度のプレミアリーグにおいて、清水は3位となった。序盤戦は結果だけでなく内容でも低調だったことを思えば、よくぞここまで上がってきた。という感慨がある。
リーグが進んでいくにつれ、ボールを奪える位置がドンドン前になってきたし、それによって仕掛けのプレーを始める位置が前になっていった。
前目の位置だったら多少の仕掛けの失敗もピンチにならないし、ドンドン仕掛けられる。仕掛けの回数が増え、それにつれてその成功回数も増えていって、それが自信となって積み重なっていった。その結果が3位という順位であり、後半戦の好成績だ。
長いリーグで大変な時期もあっただろうが、定期的に試合が行われるリーグ戦だからこそ、この成長があったのではないだろうか?
全国リーグの是非はこれから各方面で検証されるだろうが、今年の清水ユースこそ全国リーグの成果の象徴と言えると思う。

ただ、選手達は優勝を目指してやってきたと思うし、この成績に満足していないだろう。
いや、満足してもらっては困る。満足したら、そこで終わりだ。

そしてその充足しない気持ちを埋め合わせるだけの大会が、まだある。



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TMU15vsジュビロ磐田U15
11年12月10日(土) 12:00
-

清水エスパルスJr.ユースU−15 2−3 ジュビロ磐田U−15
※40分×2本+30分×1本

<1本目>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 山川 卓己 3年
DF 17 井上 敬開 3年
   13 杉本  頼 3年
   18 深澤優太郎 3年
   03 鈴木 翔太 3年
MF 05 杉山 和希 3年
   02 西澤 健太 3年
   10 宮本 航汰 3年
   11 望月  大 3年
FW 09 北川 航也 3年
   08 大塚 聖磨 3年
フォーメーション
--------大塚--北川--------
-望月大-------------杉山--
--------宮本--西澤--------
--鈴木--深澤--杉本--井上--
-----------山川-----------

ジュビロ磐田
GK 21 ?????
DF 03 石田 峻真 3年
   08 小野原和哉 3年
   19 鈴掛  涼 3年
   02 池谷 泰典 3年
MF 04 糸繰 優介 3年
   14 高部 佳樹 3年
   11 佐藤  光 3年
   15 袴田裕太郎 3年
FW 17 松原  后 3年
   05 大石 竜平 3年
フォーメーション
--------大石--松原--------
--袴田--------------糸繰--
--------佐藤--高部--------
--池谷--鈴掛-小野原-石田--
-----------21-----------

交代
21分 磐田・15袴田→07岡田凛太郎 3年
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------岡田--松原--------
--糸繰--------------大石--
--------佐藤--高部--------
--池谷--鈴掛-小野原-石田--
-----------21-----------
24分 磐田・19鈴掛→18横原 康太 3年

得点
26分 磐田・糸繰(右サイドハーフウェーライン付近で浮き球を岡田がヘッドで縦に送る。これをDFを背負いながら足元で受けた松原が中央へドリブルで小さく持ち込むと清水DFが寄せる。DFを引き付けた松原は左へ展開し、PA左角付近で糸繰がボールを受ける。中央へカットインするようなフェイクから縦に持ち込んでPA左に侵入した糸繰は左足シュートでファーへ流し込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 11(枠内5) ×西澤、○北川、○大塚、○井上、×鈴木、○北川、×北川、×鈴木、○北川、×望月大、×北川
磐田 06(枠内2)
〜右クロス〜
清水 09(成功4) ×北川、○井上、○井上、×北川、×杉山、×杉山、○杉本、×北川
磐田 01(成功0) ×松原
〜左クロス〜
清水 02(成功0) ×鈴木、×深澤
磐田 03(成功1) ○大石、×石田、×糸繰
〜右CK〜
清水 01(成功0) ×杉山
磐田 01(成功0) ×松原
〜左CK〜
清水 02(成功0) ×望月大、×望月大
磐田 00
〜オフサイド〜
清水 00
磐田 00
〜ファール〜
清水 00
磐田 03      ・松原・大石・池谷

<2本目>
清水エスパルス
GK 01 山川 卓己 3年
DF 13 杉本  頼 3年
   17 井上 敬開 3年
   18 深澤優太郎 3年
   03 鈴木 翔太 3年
MF 03 沼野 誠也 2年
   02 西澤 健太 3年
   10 宮本 航汰 3年
   11 望月  大 3年
FW 09 北川 航也 3年
   08 大塚 聖磨 3年
フォーメーション
--------大塚--北川--------
-望月大-------------沼野--
--------宮本--西澤--------
--鈴木--深澤--井上--杉本--
-----------山川-----------

ジュビロ磐田
GK 21 ?????
DF 03 石田 峻真 3年
   18 横原 康太 3年
   08 小野原和哉 3年
   02 池谷 泰典 3年
MF 05 大石 竜平 3年
   14 高部 佳樹 3年
   11 佐藤  光 3年
   04 糸繰 優介 3年
FW 17 松原  后 3年
   07 岡田凛太郎 3年
フォーメーション
--------岡田--松原--------
--糸繰--------------大石--
--------佐藤--高部--------
--池谷-小野原-横原--石田--
-----------21-----------

交代
63分 清水・08大塚→14森主 麗司 3年
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------西澤--北川--------
-望月大-------------沼野--
--------森主--宮本--------
--鈴木--深澤--井上--杉本--
-----------山川-----------
65分 磐田・05大石→10金山 晃典 3年
73分 清水・11望月大→15森田 一世 3年
74分 磐田・02池谷→06大家 諒 3年

得点
48分 清水・宮本(左サイドタッチライン際ハーフウェーライン付近からドリブルで縦に持ち込んだ望月大が、PA手前付近で一旦ストップしてから今度は方向転換して中央へカットインする。その内側を宮本が走り抜けると望月大は宮本の前方左サイドのスペースへスルーパスを送る。そのままPA左に飛び出した宮本は左足でファーへ蹴り込む)
50分 磐田・石田(清水右CKを沼野がファーへ入れると深澤がヘッドで折り返す。これを磐田DFがクリアしてカウンター。中央DF裏へ?が長いクリアボールを蹴り出すとスピードを活かして石田が抜け出し、飛び出したGK山川を右へかわして無人のゴールへ右足で蹴り込む)
64分 磐田・糸繰(磐田陣左サイドから高部が縦に送ったパスを左に流れた松原がキープし中央へ返す。これに高部が走り込んで長い距離を走ってPA左に持ち込むが、磐田陣から高部に付いて戻ってきた杉本がゴールラインに逃れて左CKに。この高部のCKをファーのDFがカットするが小さく、中央右寄りPA手前で拾った糸繰が右足ボレーシュート。PA内に林立する清水DFの間を縫うようにゴール左隅に突き刺さる)
77分 清水・森主(右サイドに開いて戻しのボールを受けた宮本が左サイドにダイヤゴナルのロングフィード。これを森田が受けて粘り、ターンして縦に持ち出してPA左ゴールラインを割りそうなボールをスライディングで中央へ返す。これをニアで受けた北川が後方へ戻すと森主が右足ミドルシュート)

スタッツ
〜シュート〜
清水 11(枠内5) ◎宮本、○西澤、×宮本、×望月大、×深澤、×宮本、○森主、×西澤、○北川、◎森主、×北川
磐田 05(枠内4) ○松原、◎石田、×松原、×松原、◎糸繰
〜右クロス〜
清水 06(成功1) ×宮本、×沼野、×杉本、×沼野、×杉本、○北川
磐田 01(成功1) ○大石
〜左クロス〜
清水 01(成功0) ×宮本
磐田 00
〜右CK〜
清水 04(成功3) ○沼野、○沼野、○沼野、×沼野
磐田 00
〜左CK〜
清水 01(成功0) ×望月大
磐田 01(成功0) ×高部
〜オフサイド〜
清水 00
磐田 01      ・松原
〜ファール〜
清水 00
磐田 02      ・石田・松原

<3本目>
清水エスパルス
GK 16 望月 幸輝 3年
DF 05 杉山 和希 3年
   17 井上 敬開 3年
   03 鈴木 翔太 3年
   03 沼野 誠也 3年
MF 15 森田 一世 3年
   12 西田 健人 3年
   14 森主 麗司 3年
   08 渡邉啓太郎 2年
FW 06 出口 大将 3年
   19 片瀬 隆輔 3年
フォーメーション
--------片瀬--出口--------
--渡邉--------------森田--
--------森主--西田--------
--沼野--鈴木--井上--杉山--
----------望月幸----------

ジュビロ磐田
GK 16 ?????
DF 03 石田 峻真 3年
   08 小野原和哉 3年
   18 横原 康太 3年
   06 大家  諒 3年
MF 10 金山 晃典 3年
   14 高部 佳樹 3年
   11 佐藤  光 3年
   15 袴田裕太郎 3年
FW 07 岡田凛太郎 3年
   05 大石 竜平 3年
フォーメーション
--------大石--岡田--------
--袴田--------------金山--
--------佐藤--高部--------
--大家--横原-小野原-石田--
-----------16-----------

交代
95分 ※清水ポジションチェンジ
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------森田--出口--------
--渡邉--------------沼野--
--------森主--西田--------
--片瀬--鈴木--井上--杉山--
----------望月幸----------
101分 清水・03鈴木→13杉本

得点
なし

スタッツ
〜シュート〜
清水 01(枠内1) ○森主
磐田 05(枠内3) ○大石、×高部、○佐藤、○佐藤、×大石
〜右クロス〜
清水 00
磐田 00
〜左クロス〜
清水 02(成功0) ×沼野、×渡邉
磐田 03(成功2) ○袴田、○袴田、×大家
〜右CK〜
清水 00
磐田 01(成功0) ×高部
〜左CK〜
清水 01(成功1) ○渡邉
磐田 00
〜オフサイド〜
清水 00
磐田 02      ・小野原・金山
〜ファール〜
清水 00
磐田 02      ・石田・石田

<戦評など>
2週間後に始まる高円宮杯に向けてTMを繰り返す清水は、先週の知多SCに続いて同じく高円宮杯に出場するジュビロ磐田U−15(以下「磐田」と表記)とTMを行った。

清水はこの試合に19人が参加。U−14からは先週の知多SC線に続いて沼野と渡邉が参加し、3年生のうち斉藤と水谷がこの試合を欠場した。水谷は翌日に控えるプレミアリーグ最終節(vs静岡学園)に参加するのかも知れない(後述:プレミアリーグには出場しませんでした。ケガでなければいいのですが・・・)。

磐田も清水同様先述の通り高円宮杯に向けての最終調整となる。通常であれば前線で松原とコンビを組むであろう加藤が欠場。GKが誰だか判別できなかった。
1本目に先発していた19番はもしかしたら鈴掛ではないかも知れない。違っていたらすみません。

両チーム慎重な立ち上がりだったが、清水はスペースへの早い働きかけで、磐田は松原の足元にボールを収めて、次第にチャンスを作り始める。
13分清水DFのクリアボールが右サイドのスペースに抜けるとFWと入れ替わるようにスペースへ宮本が飛び出し、対面するDFをPA右で縦にかわしてマイナスに折り返す。このクロスに対しニアに走り込んだ北川がスルーし、PA中央に走り込んだ西澤がスライディングシュート。だがこれはゴール上に外れる。
15分左サイドでボールを奪った望月大が縦にスペースへ送るとPA左に飛び出した北川が左足シュート。今度はGKに阻まれる。
18分には左サイドでFKを得ると杉山が低めのボールを入れる。ニアDFの前を取った大塚がヘッドですらしてゴール前に送ろうとするがDFにカットされる。しかしこのクリアを拾った杉本が右クロスを入れると、PA中央で西澤が戻りながら右足シュート。これがDFに当たりPA中央にこぼれ、これを拾った大塚がPA中央やや左寄りから左足でゴールに押し込んだ・・・と思われたが、ゴールラインにカバーに入った磐田DFに間一髪でクリアされてしまった。
さらに20分(ドリブルで右サイドPA手前まで持ち込んだ井上が大塚とのワンツーでPA右に抜け出し右足シュート→GKセーブ)、24分(深澤ヘディングクリア→北川が右サイド抜け出しPA右に持ち込んで右足シュート→GKセーブ)と清水がチャンスを迎えるが、なかなか得点を奪うことが出来ない。
すると26分磐田は岡田がヘッドで繋いだボールを右サイドで松原が足元で受けて体を上手く使ってキープすると、中央へ短く持ち出してから左へ展開。糸繰がこのパスをPA左角付近で受け、中央に走りこんでいた高部?にインサイドでパスをする・・・と見せかけて深い切り返しで縦に持ち出すとDFが付いていけず。糸繰はPA左でフリーで左足シュートを流し込んで0−1と磐田が先制。PA近くの1対1に負ければ、それは即ち失点である。
清水も直後の27分鈴木の左サイドのスペースへのフィードに、左へ流れて抜け出した北川がPA左から右足アウトフロントでシュート。ゴール右隅を狙ったシュートだったが、これは枠を外れる。
直後の28分にも宮本が右サイドのスペースへ送ったパスに北川が飛び出す。良いタイミングで抜け出したのだが、ファーストコントロールが大きくなってGKへ。ファーストコントロールがキッチリ出来れば「1点もの」だったが・・・。
逆に磐田も29分(岡田が右からカットインしスルーパス→中央DF裏へ松原が飛び出しシュート体勢に入る→清水・井上が体を入れてカバー)、30分(左サイド糸繰がノールックスルーパス→PA左に松原が飛び出して左足シュート→ゴール右外)とチャンスを作り、得点が入ったことで大きく動いた時間帯だった。
終盤になっても36分(望月大左サイドのスペースへ→北川飛び出し左サイドPA手前からカットインし右足シュート→GK)、37分(中央センターサークル付近でボールを受けた望月大が単独ドリブルで持ち込みPA左から左足シュート→磐田・横原スライディングブロック→望月大左CK→GK)、39分(自陣中央深澤縦パス→西澤中央DF裏へスルーパス→北川抜け出しPA中央右足シュート→GK前に出てブロック)、40分(左サイド望月大PA手前から中央へ横パス→大塚右足アウトサイドでDF裏へ落とす→北川飛び込むがGKセーブ)と立て続けに清水がチャンスを作るが、磐田GKの頑張りもあり無得点に終わる。
そのまま1点のビハインドで2本目へ向った。

2本目清水は1人だけ選手を代えてくる。杉山に代えて2年生のレフティー沼野を投入し、そのまま右MFに入れる。その他杉本と井上の位置を交換する。
その2本目は43分(2本目3分)に望月大の縦パスに対し左サイドのスペースへ飛び出した宮本がクロスを送る。これは中央で合わせることが出来なかったが、48分同じように左サイドでボールを持った望月大が中央へカットインしていくと、そこを宮本が縦に動き出す。望月大は宮本の走り出した前方スペースへスルーパスを送ると、PA左に飛び出した宮本が左足シュート。これがファーに決まって1−1と清水が同点に追いついた。望月大の「横の動き」と宮本の「縦の動き」が合わさって、ピッチの縦幅を上手く使えたシーンだった。編み物は横に編むだけでは完成できない。縦にも編まなければいけない。「横」と「縦」とは常にそういう関係だ。
追いついた清水は直後の49分に沼野が右CKをファーへ入れる。これを深澤がヘッドで競り勝って折り返すが、これは誰も合わせられずに磐田DFにクリアされてしまう。
するとそのクリアボールから磐田がカウンターのチャンスを掴み、中央にポッカリ空いたスペースへロングパスが送られる。全員が磐田陣に入っていた清水を尻目に、俊足の石田が中央を抜け出す。石田は飛び出してきたGK山川を右へかわし、無人のゴールへ右足で蹴り込んで1−2。再び磐田がリードを奪った。
ここからは磐田ペースとなり、54分磐田・佐藤が右サイドDF裏へ対角線フィードを送り、抜け出した大石が右クロスを入れる。このクロスに対しファーに飛び込んだ松原がヘディングシュート。しかしワンバウンドでハーフバウンドを叩いたこの難しいヘディングシュートはゴール上に外れる。
リードを許した清水は63分、先発を外れていた森主を大塚に代えて投入しセンターMFに。西澤が前線へ上がる。
だがその直後の64分磐田は自陣左サイドから高部が前線左サイドに開いていた松原へ縦パス。松原がキープして中央へ短く返すと、上がってきた高部が受けてそのまま縦にPA左まで持ち込む。ここは磐田陣から高部に付いてきた杉本が体を入れてゴールラインに逃れて磐田の左CKとするが、高部の左CKのクリアボールが小さくなったところを糸繰に鮮やかに右足ボレーで蹴り込まれて1−3と点差が拡がる。
TMとはいえ東海リーグで勝てなかった磐田に負けたくない清水はここから怒涛の反撃。68分望月大の左CKはGKにパンチングされるが、PA中央で空中に浮いたボールを西澤が競るとこぼれを深澤が右足シュート。これはゴール上に外れる。
直後の69分森主が右サイドのスペースへサイドチェンジのボールを入れると沼野がPA右でDFと対峙。磐田GKからDFへ「左足!左足!」と沼野の利き足からカットインしてくることを警戒するよう声が掛かるが、沼野はそれを逆手にとってか縦に抜いて右足でクロス。これはDFにカットされ右CKに。これを沼野がファーに入れると深澤がヘディングシュート。これもゴール左へ外れる。
74分には北川の右クロスをファーで西澤がヘッドで合わせるがゴール上外。75分宮本のクサビを中央でDFを背負いながら受けた北川がターンから強烈な右足ミドルシュートを放つもGKに弾き出される。
それでも77分磐田陣右サイドに開いてボールを受けた宮本が左サイドで斜めにサイドチェンジのボールを入れる。PA左でこれを受けた途中出場の森田が、切り返しを一旦は奪われかけながらも粘って縦に持ち出してマイナスに中央へ折り返すと、北川がPA中央やや左寄りで受けて後方へ戻す。これに走り込んだ森主が強烈な右足ミドルをゴール左上に突き刺して2−3。再び1点差に。
2本目終了間際の80分にも森主が右サイドのスペースへ送ったフィードに抜け出した北川がPA右から右足シュート。これはゴール上に外れて、2−3とリードを許して3本目へ。

3本目は清水が大幅にメンバー交代。磐田は人数が少ないこともあってそれほど変わらないメンバーで臨んだ。
その3本目は磐田が一貫して優勢に試合を進める。
82分(3本目2分)右サイドでクサビを受けた岡田がターンし左へ叩くと、中央やや左寄りを持ち出した大石がフリーで左足シュート。これはGK望月幸がセーブ。
93分には袴田の左クロスをニアで岡田が落とし中央の佐藤が右足ミドルシュート。これもGK望月幸がフィスティングで逃れると、97分左サイドのスペースへ抜け出した大石のPA左角付近からのループシュートもゴール右に外れた。
一方の清水のチャンスは105分渡邉の左CKをGKの前に入った森主のヘディングシュートくらい。このシュートも弱くゴールカバーのDFにカットされてGKにキャッチされてしまい、万事休した。
3本目はそのままスコアが動くことなく試合終了。東海リーグでの敗戦の雪辱を果たすことは出来なかった(クラセン東海準決勝では清水が勝っていますが)。

隣の磐田市民プールの解体工事(跡地に建て直しなのでしょうか?それとも別の施設でも出来るのでしょうか?)の粉塵が時折飛んでくる中で行われた試合は2−3で磐田が勝利。水谷を欠き、森主を外した実験的な布陣でスタートしたとはいえ、県内のライバルに敗れたのは選手達もひっかかる部分はあるだろう。
とはいえ内容は悲観するようなものでもなく、FWとセンターMFの4人が入れ替わりながらスペースへ動き出して長いボールを引き出してチャンスを作っていた。
横殴りとはいえどちらかといえば風がアゲインストだった1本目に、特にその攻撃が威力を発揮していた。風で長めのフィードが止まるために、走り込む選手も「走り込めば追いつけるかも知れない」ということで逆に狙いがはっきりしたという側面があるのだろう。
特に大塚の動き出しの良さが光り、北川がDFを引っ張る動きをしたところを利用して裏を取ったり、逆に足元に収めてから少ないタッチでMF陣の上がりを活かしたりと、賢い動きを繰り返した。
しかし磐田GKの好守もあって(キックは微妙だったが、シュートストップは凄かった)なかなか得点できずにいると、26分糸繰の個人技で失点してしまった。特に攻撃的に試合を進めている時の守備陣の集中力や対応は、「本番」に向けて教訓になったことだろう。
2本目は風向きの面で優位に思われたが、むしろ磐田に内容で上回られた印象がある。先述の通りスペースへダイレクトに働きかけるような動きに対し、フィードが流され気味だったこともあって、特に2本目序盤はなかなか噛み合わなかった
それでも望月大の突破から長い距離を走り込んだ宮本が正確なシュートを決めて同点にするが、直後にカウンターから失点すると、その後は強靭な体躯と技術を活かして前線で存在感を示した松原にボールをキープされて、リズムを掴ませてもらえなかった。
その松原のキープから高部が飛び込んだ64分のシーンは象徴的なシーンであり、このシーンこそ杉本が長い距離をよく戻って失点を免れたが、続くCKから失点してしまった。
松原にキープされるために低い位置から攻撃を始めざるを得ず、攻撃は単発に終わることが多かった。それでも北川がスピードを活かして単独でも何度かチャンスを作っており、その辺りはさすがという他ない。ただこの試合に関しては最後の部分で決めきれなかった。
3本目は清水が大きくメンバーを代えたのに対し、磐田はそれほど代えずに臨んだのだが、高部と佐藤のセンターMFコンビのところを清水は越えることがなかなか出来ず、放ったシュートもCKから森主が合わせた1本のみ(右サイドからのコンビプレーから森主が飛び込んだシーンがあったが、シュートは大きく外れすぎでシュートにカウントせず)。GK望月幸の好守で失点こそ免れたが、大きなチャンスは作れないまま30分を終えることになった。

この試合では先述の大塚、北川の他、宮本、渡邉のプレーについて触れてみたい。
大塚はボールの引き出しが上手くボールの受け手として機能するだけでなく、周りを活かすプレーの上手く、「シュートの前の前」あたりでボールに絡んでいた。ゴール前では存在感の大きい北川の影から飛び出してきてゴールを陥れるのも得意だが、この日はそこを見せることが出来なかったのは残念。
北川は自ら単独でシュートまで持ち込むシーンを何度も見せ、また右足の強シュートを何度も磐田ゴールにお見舞いした。得点こそならなかったが、それは本番で・・・。
宮本は長い距離を走ってスペースへ抜ける動きを何度も見せていたのが印象的。ゴールシーンもその長い走り込みから生まれたものだったし、特にSBがボールを持った時にFWが逆サイドに流れたり下がってきたりという動きの逆を衝いて縦のスペースへ走り込むシーンが多く、相手にスペースを与えるリスクを負ってでも前に出ようというダイナミックな動きを繰り返した。リスクはあるが、彼は必ず戻ってきて守備に参加してくれるところも素晴らしいところだ。
3本目に出場した渡邉は数字上はクロス1本、CK1本を記録した程度だが、磐田相手でも得意のドリブルが何度か通用するというところを見せた。一度自陣左サイドで複数人に囲まれながら鮮やかに突破して磐田・石田に引きずり倒されるシーンがあったが、こういう人を食ったようなドリブルが彼の魅力でもある。U−15代表にも選ばれる石田があんなことするのだから、よっぽど抜かれたのは悔しかったに違いない(笑)。

来週は名古屋U−15とTMを行い、夏冬連覇のかかる高円宮杯への最終調整に入る清水だが、九州で行われる全国大会を筆者は出来ず、名古屋とのTMもトップの天皇杯を観戦するため観戦不可能。よってこの試合がこの代の約半数の選手を見ることが出来る最後の機会となった。
高円宮杯での健闘もさることながら、ユースに進む選手、他の道に進む選手、すべての選手の今後が素晴らしいものになることを祈念しております。



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TMU−15vs知多SC
11年12月10日(土) 07:39
-

清水エスパルスJr.ユースU−15 9−0 知多SC
※40分×2本+30分×1本

<1本目>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 山川 卓己 3年
DF 13 杉本  頼 3年
   18 深澤優太郎 3年
   03 鈴木 翔太 3年
   20 水谷 拓磨 3年
MF 02 西澤 健太 3年
   10 宮本 航汰 3年
   14 森主 麗司 3年
   11 望月  大 3年
FW 09 北川 航也 3年
   08 大塚 聖磨 3年
フォーメーション
--------大塚--北川--------
-望月大-------------西澤--
--------森主--宮本--------
--水谷--鈴木--深澤--杉本--
-----------山川-----------

※知多SCメンバーは途中からの観戦のため省略。


交代
なし

得点
??分 清水・西澤(PA左に流れてスルーパスを受けた宮本のグラウンダーの左クロスをファーに詰めた西澤が右足ダイレクト)
??分 清水・大塚(水谷が左から中央へ繋いだ横パスを受けた森主が中央に空いたスペースへスルーパスを送る。これに大塚が抜け出しGK杉本を左へかわして無人のゴールへ左足で流し込む)

※途中からの観戦のためスタッツも省略

<2本目>
清水エスパルス
GK 01 山川 卓己 3年
DF 13 杉本  頼 3年
   18 深澤優太郎 3年
   03 鈴木 翔太 3年
   20 水谷 拓磨 3年
MF 02 西澤 健太 3年
   10 宮本 航汰 3年
   14 森主 麗司 3年
   11 望月  大 3年
FW 09 北川 航也 3年
   08 大塚 聖磨 3年
フォーメーション
--------大塚--北川--------
-望月大-------------西澤--
--------森主--宮本--------
--水谷--鈴木--深澤--杉本--
-----------山川-----------

知多SC
フォーメーション
--------30--10--------
--19--------------37--
--------43--28--------
--16--31--13--11--
-----------杉本-----------

交代
60分 清水・13杉本→17井上 敬開 3年
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------大塚--北川--------
-望月大-------------西澤--
--------森主--宮本--------
--鈴木--深澤--井上--水谷--
-----------山川-----------
64分 清水・10宮本→05杉山 和希 3年
67分 清水・01山川→16望月 幸輝 3年
69分 清水・02西澤、11望月大→06出口 大将 3年、03沼野 誠也 2年
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------北川--出口--------
--沼野--------------大塚--
--------森主--杉山--------
--鈴木--深澤--井上--水谷--
----------望月幸----------

得点
42分 清水・北川(宮本が右サイドのスペースへ送ったパスを北川が受け、PA右でDFに付かれながら縦に持ち出してPA右ゴールラインギリギリの角度の無いところから右足シュート。GKとポストの間の僅かなスペースを強シュートで抜く)
59分 清水・西澤(ロングフィードをPA中央の北川が落としPA右に走り込んだ西澤が右足シュート。GK触るもゴールへ)
78分 清水・水谷(水谷が右から中央PA手前の北川へクサビのパスを入れる。北川が短く後方へ戻すと水谷が中央へ入ってきてパスを受け、ドリブルでDFをかわしてPA中央でGKと1対1となり右足でゴール右隅へ流し込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 14(枠内5) ◎北川、×宮本、×西澤、×北川、×水谷、○水谷、○望月大、×望月大、×望月大、◎西澤、×森主、×西澤、×北川、×大塚、◎水谷
知多 02(枠内1) ×28、○16
〜右クロス〜
清水 03(成功2) ×西澤、○西澤、○西澤
知多 01(成功0) ×13
〜左クロス〜
清水 03(成功1) ○水谷、×望月大、×沼野
知多 00
〜右CK〜
清水 01(成功0) ×杉山
知多 00
〜左CK〜
清水 06(成功2) ×望月大、×望月大、○望月大(ショート)、×望月大、○望月大、×杉山
知多 00
〜オフサイド〜
清水 01      ・水谷
知多 00
〜ファール〜
清水 02      ・??・宮本
知多 00

<3本目>
清水エスパルス
GK 16 望月 幸輝 3年
DF 07 斉藤 孝輝 3年
   13 杉本  頼 3年
   17 井上 敬開 3年
   04 榊原  春 2年
MF 03 沼野 誠也 2年
   05 杉山 和希 3年
   12 西田 健人 3年
   08 渡邉啓太郎 2年
FW 15 森田 一世 3年
   06 出口 大将 3年
フォーメーション
--------出口--森田--------
--渡邉--------------沼野--
--------西田--杉山--------
--榊原--井上--杉本--斉藤--
----------望月幸----------

※知多SCのメンバー・フォーメーションは割愛

交代
なし

得点
88分 清水・沼野(PA左をえぐった森田が中央へ折り返し。ファーに詰めた沼野が左足ダイレクトで蹴り込む)
92分 清水・沼野(沼野が右から中央へ斜めのクサビを入れる。中うPA手前で受けた出口?がこれを後方へ戻し、走り込んだ沼野が左足でゴール左隅へ蹴り込む)
102分 清水・?(西田のミドルシュートを知多GKがキャッチ・・・したはずだが、その後筆者がピッチから目を離していたらゴールインしていた模様)
106分 清水・西田(沼野が右から中央DF裏へスルーパス。抜け出した西田がPA右に持ち込み右足シュート。ファーへ決める)

スタッツ
〜シュート〜
清水 11(枠内8) ◎沼野、○杉山、×西田、◎沼野、○森田、○出口、○西田、×出口、◎西田、○??、×沼野
知多 01(枠内1) ○27
〜右クロス〜
清水 05(成功2) ×沼野、○出口、×沼野、○出口、×斎藤
知多 00
〜左クロス〜
清水 02(成功1) ◎森田、×榊原
知多 01(成功0) ×27
〜右CK〜
清水 00
知多 00
〜左CK〜
清水 01(成功0) ×盛田
知多 01(成功1) ×27
〜オフサイド〜
清水 01      ・出口
知多 00
〜ファール〜
清水 03      ・杉山・斉藤・??
知多 00

<戦評など>
高円宮杯U−15のトーナメント櫓も決まり、本番に向けて調整に余念の無い清水U−15は、この日知多SC(以下「知多」と表記)とTMを行う。
清水と知多は共に高円宮杯全国大会進出を決めており、良い調整試合としたいところだろうが、共に勝ち上がると2回戦で対戦するということで、微妙な気分はあるかも知れない。

筆者はこの試合の前に、日本平スタジアムで行われたユースのプレミアリーグ(vs青森山田高校)を観戦してから鈴与人工芝グラウンドへハシゴ。14:30前にはプレミアリーグの試合が終わるはずなので、終わって速攻で鈴与グラウンドへ向かえば15:00予定となっているこの試合のキックオフには間に合う・・・ということで移動し、14:40過ぎには鈴与に到着したのだが、試合は既に始まっていた(苦笑)。

清水は夏のクラブユース選手権を制した時のレギュラー11人がスタメンに並んだ現状のベスト布陣・・・だったが、DFの並びが変わっている。夏前までのように杉本が右SB、水谷が左SBに戻り、深澤とCBを組むのは鈴木。中盤から前はおなじみのメンバーが揃った。
少しの変更点はあるが、まだ本番までは時間が有るし、本番でどんな布陣で戦うのだろうか。

一方の知多は高円宮杯東海予選で岐阜VAMOSに次ぐ準優勝で本大会出場権を勝ち取った。準決勝でジュビロ磐田U−15に勝っての準優勝であり、実力を示したものであろう。
知多のメンバーについてはよくわからなかったが、ナショナルトレセンメンバーであり某ユースチームに進むことが決まっているGK杉本は1&2本目に出場していたようだ。

なお両チームは今シーズン2度対戦しており、4月のJFAプレミアカップ東海予選では4−1、5月の東海リーグ前期では8−3でそれぞれ清水が勝利を収めている。

1本目は30分ほど観戦。ノートもつけず、したがってスタッツも数えていないが、宮本と森主が中央で知多の攻撃を寸断。そこからトップに当てて前に出たりサイドに繋いでさらにそこから大きくサイドチェンジしてからゴール前に多人数が殺到するような人数をかけた攻撃が出来ていた。
人数をかければ良いというものではないが、リスクを負ってでも攻めに出ようとする市井が強く感じられる試合の進め方だった。

2本目になると、1本目(の30分間)でゴールを挙げられなかった北川がいきなりの42分(2本目2分)に爆発。角度のないところから凄まじいキャノン砲を叩き込んで観衆のどよめきを誘う。
44分には水谷が左から中央へ短く繋いだボールを受けた宮本がPA手前中央やや左寄りでDFを2度の切り返しでかわし右足でカーブをかけファーを狙う。これはゴール右外。
46分右サイドのスペースへ宮本が流れてPA右手前でボールを受けると、後ろにフォローした西澤へ下げる。西澤は中央PA手前の北川へクサビを当てると北川からのリターンを受けて左足シュート。これはゴール左外。
51分には左サイドから切れ込んできた水谷がPA左に持ち込み、DFに寄せられて戻りながらも右足でシュート。ファーを狙うもこれもゴール右外へ。
57分左から北川が右へ大きくサイドチェンジ。これを受けた宮本が浮き球をコントロールしてDFを頭越しにかわし右へ繋ぐ。西澤がこのパスを受けてアーリークロスを入れると、左からPA中央へ入ってきた望月大がワンバウンドしたところをヘディングシュート。だがこれもゴール上にはずれ、なかなかシュートが枠を捕らえられない時間帯だった。
そんな59分ロングパスをPA中央で受けた北川の落としから西澤が右足シュート。GK杉本が触るも弾き出すまでには至らずシュートはゴールに転がりこんで4−0。西澤はこの試合2得点目。
ここから清水は60分に杉本に代えて井上を投入(井上がCB、鈴木が左SB、水谷が右SBへ配置転換)。64分に空中戦の競り合いで痛んだ宮本(今後に響くようなケガではなさそう)に代えて杉山、GKを67分に山川に代えて望月幸、69分西澤と望月大の両サイドMFに代えて出口と2年生・沼野(出口FWで大塚が右MF)と次々と選手交代を行う。
それでも攻勢を続ける清水は67分深澤が中央DF裏のスペースを狙ったロングフィードを見せると、浅い知多のDFラインの裏を取った北川が中央やや右寄りPA手前から右足シュート(ゴール左外)、74分左からカットインしてきた鈴木がドリブルで中央へカットインしPA手前まで持ち込んでDFを引き付けてから右へ叩く。これをPA右で受けた大塚が寄せてきたDFを左へ切り返してかわし左足シュート(ゴール左外)とチャンスを作ると、2本目終盤の78分水谷が右から斜めにクサビを当てるとそのまま斜めに走り込み、北川からの落としを受けて自らドリブル突破。PA中央に侵入するとGKと1対1となり右足でゴール右隅に流し込んで5−0。大きくリードを拡げて2本目を終えた。

3本目は両チーム控えメンバー中心となる。
なかなかチャンスの生まれない序盤だったが、88分(3本目8分)PA左に持ち込んだ森田の折り返しをファーに詰めた沼野が左足ダイレクトで合わせて6点目。
ここからリズムを掴んだ清水は92分に沼野が右から斜めに入れたクサビを出口?が落としたところに沼野自らが入ってきて左足でカーブをかけたシュートをゴール右に蹴り込むと、96分沼野のスルーパスで抜け出した出口がPA右角度のないところから右足シュート(GKセーブ)の後も102分西田が右足ミドルシュート。これを知多GKがキャッチ。ここで筆者は一緒に観戦していた方と談笑・・・していると、その後なにかあったのか、それとも西田のシュートが決まっていたのか、ともかくゴールが決まったらしくセンターサークルから知多が試合を再開。8−0となった・・・ようだ(笑)。
最後は106分沼野が中央DF裏へ通したパスに抜け出した西田がPA右に持ち込んで右足でファーにキッチリ蹴り込んで9−0とした。

試合は(筆者が見逃した最初の10分程度を除き)9−0で圧勝。知多も力をつけているのだろうが、今までの決定的な差を埋めるところまでは縮まっていないのだろう。
知多は30分ほどしか見ていない1本目もラインを積極的に押し上げて、清水をプレスの網にかけようと試みたが、宮本と森主の両センターMFがプレスをかいくぐってファーストディフェンスをいなして縦に入れ、さらに両サイドMFとSBの計4人が大きく逆サイドまで振る展開を何度も見せ、知多のプレスを骨抜きにした。
1点目は大きな展開で知多の守備がワイドに降られて空いた穴に宮本が飛び込んで入れたクロスを逆サイドで西澤が決め、2点目は外に付けたボールを中央まで繋いだところから抜け目なくDFのギャップに入り込んだ大塚が決めた。ともにスペースへ素早く仕掛けていこうとする意識と、ギャップを生み出そうとする効果的な動きが併さって生まれたもので、このチームの強さが凝縮されたような1本目の2点だった。
そして3点目である。PA右で宮本からのパスを受けた北川は、対峙するDFを縦にかわしにいったのは良いがシュート角度がなくなってしまった。PA右本当に角度のないゴールラインギリギリまで持っていった北川にはクロスの選択肢しかないだろう、と観戦していた全ての人が感じたシーンだったが、ポストとGK杉本の間ボール1個分程度しかなかった隙間を、北川は物凄い強シュートで抜いた。まさに「ネットを突き破らんばかり」のシュートで北川の凄みを感じさせるゴールだった。著名なGK杉本も、さすがにあんなシュート今まで決められたことがなかったのではないだろうか?
その後どうしても点が取りたそうだった(笑)水谷も僚友・北川のワンツーからゴール前まで持ち込んで得点を取れたし、収穫の多い80分間だったように思う。
それでも一発で危ないシーンを作られるシーンが未だに何度かあるので、そこだけは注意が必要であろう。

3本目以降は控えメンバー中心の構成。それでも知多もメンバーを大きく変えたこともあって清水が着実に追加点を挙げてリードを拡げることが出来た。
中でもU−14から合流し、2本目途中から出場していた沼野は2得点を挙げ、試合を大きく決定付ける仕事をこなした。
この技術に長けたMFはここのところのU−14での試合でも好調を維持しており、このタイミングでU−15にピックアップされるもの納得いくところだが、この試合でも得点だけでなく96分に出口に決定的なパスを通すなど、プレーの多彩さを発揮した。
今年のU−15は素晴らしいメンバーが揃っている反面、それゆえ下級生が食い込んでくる機会が少なかった。その意味でもチームの底上げのために沼野のような下級生が出てくるのは良い刺激になるだろう。夏冬連覇のためには彼のような存在が必ず必要になってくる。
沼野とともにU−14から参加した榊原、渡邉の両選手も決定的な仕事こそなかったが、榊原は球際の強さで、渡邉は得意の軟体系ドリブルでアピールしていた。「上」での全国大会の経験を積んで、来年のチームでの中心的な働きを期待したいところだ。

筆者はこう見えても日中は働くサラリーマンなので(笑)九州で行われる全国大会を観戦することは出来ない。だから彼らが全国で活躍する姿を見ることは出来ない。
でも彼らをずっと見続けてきて、夏に続いて結果を出すだけのものを持っていることは知っているつもりだ。
だからこそちょっとしたことでも見逃さず、細部にまでこだわって、後悔することなく準備して欲しいと思う。



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プレミアリーグEAST第17節vs青森山田高校
11年12月04日(日) 12:30
-

清水エスパルスユース 2−1 青森山田高校
※45分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 瀧川  翔 3年 清水エスパルスJr.ユース
DF 19 水谷 和磨 2年 清水エスパルスJr.ユース
   03 犬飼 智也 3年 清水エスパルスJr.ユース
   17 藤嵜 智貴 2年 フッチSC
   23 佐藤 飛天 2年 清水エスパルスJr.ユース
MF 08 伊東  渉 3年 フッチSC
   12 石毛 秀樹 2年 清水エスパルスJr.ユース
   18 加賀美 翔 2年 ACNジュビロ沼津
   09 影山 貴紀 3年 清水エスパルスJr.ユース
   10 山崎 祐也 3年 FC VERUDURE
FW 11 柏瀬  暁 3年 フッチSC
フォーメーション
-----------柏瀬-----------
--山崎-----影山----加賀美-
--------石毛-伊東渉-------
--佐藤--藤嵜--犬飼-水谷和-
-----------瀧川-----------

青森山田高校
GK 01 野坂 浩亮 2年 フロンティアトルナーレFC
DF 15 竹林  伸 3年 むつ市立田名部中学校
   02 桑原幸太郎 3年 FCみやごバルセロナジュニアユース
   03 縣  翔平 2年 ディアマンテ大阪U−15
   22 蒔苗 耕平 2年 青森山田中学校
MF 20 菅原 啓祐 2年 市川カネヅカSC
   10 椎名 政志 2年 札幌ジュニアFC
   19 丹代 爽弥 2年 青森山田中学校
   07 差波 優人 3年 青森山田中学校
   16 石井 大樹 3年 水戸ホーリーホックジュニアユース
FW 18 佐藤 逸柊 3年 青森山田中学校

フォーメーション
-----------佐藤-----------
--石井-----差波-----丹代--
--------椎名--菅原--------
--蒔苗---縣---桑原--竹林--
-----------野坂-----------

交代
なし

得点
27分 清水・影山(右サイドで「ドッグファイト」が続いたあとのこぼれを中央右寄りPA手前で柏瀬が受けて後方へ落とすと、後ろから走り込んだ伊東渉がファーストコントロールで前に出てDFと入れ替わりPA右に侵入。DFをひきつけて中央へ短く返すと、PA中央でフリーの影山が右足ダイレクトでゴール左隅へ流し込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 09(枠内6) ○山崎、×影山、○加賀美、○石毛、◎影山、○石毛、×犬飼、○山崎、×影山
青森 01(枠内1) ○桑原
〜右クロス〜
清水 03(成功1) ○藤嵜、×加賀美、×影山
青森 01(成功0) ×佐藤
〜左クロス〜
清水 07(成功2) ○佐藤、×山崎、×石毛、○佐藤、×山崎、×石毛、×柏瀬
青森 02(成功0) ×椎名、×佐藤
〜右CK〜
清水 03(成功1) ○石毛、×石毛、×石毛
青森 00
〜左CK〜
清水 06(成功2) ×石毛、×石毛、×石毛、○石毛、×石毛、○石毛(ショート)
青森 01(成功1) ○差波
〜オフサイド〜
清水 00
青森 00
〜ファール〜
清水 06      ・伊東渉・佐藤・伊東渉・影山・藤嵜・加賀美
青森 04      ・椎名・桑原・椎名・蒔苗
〜警告〜
清水 00
青森 00

<後半>
清水エスパルス
-----------柏瀬-----------
--山崎-----影山----加賀美-
--------石毛-伊東渉-------
--佐藤--藤嵜--犬飼-水谷和-
-----------瀧川-----------
青森山田
-----------佐藤-----------
--石井-----差波-----丹代--
--------椎名--菅原--------
--蒔苗---縣---桑原--竹林--
-----------野坂-----------

交代
52分 青森山田・15竹林→08室屋 成 2年 ゼッセル熊取FC
59分 青森山田・18佐藤→11石田 柊冴 3年 室蘭市立蘭東中学校
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------丹代-----------
--石田-----差波-----石井--
--------椎名--菅原--------
--蒔苗---縣---桑原--室屋--
-----------野坂-----------
61分 清水・19水谷和→22柳沢 拓弥 1年 清水エスパルスJr.ユース
83分 清水・10山崎→15浅沼 大和 1年 清水エスパルスJr.ユース
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------柏瀬-----------
--石毛-----影山----加賀美-
--------浅沼-伊東渉-------
--佐藤--藤嵜--犬飼--柳沢--
-----------瀧川-----------
85分 青森山田・20菅原→13飯島 諒 1年 Forza’02
90+1分 清水・11柏瀬→24白石 悠人 2年 フッチSC
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------影山-----------
--白石-----石毛----加賀美-
--------浅沼-伊東渉-------
--佐藤--藤嵜--犬飼--柳沢--
-----------瀧川-----------

得点
53分 清水・加賀美(右サイドハーフウェーライン付近で前に出てパスカットした水谷和が斜めに中央へ持ち出してから右へ流れた柏瀬へスルーパスを送る。中央やや右寄りを抜け出した柏瀬はGKと1対1となり右足シュート。このシュートはGKの足元を抜けるが左ポストに当たってリバウンドは倒れていたGKの方へ。GKは体勢を立て直しボールをキャッチしようとしたところを抜け目なく狙っていた加賀美が走り込み、GKよりも一瞬早くスライディングシュートで押し込む)
67分 青森山田・丹代(青森山田陣深くでの清水のFKを青森山田が弾き返してカウンター。差波?が中央をフリーで持ち上がると、前方を走っていた丹代が右へ回り込むように動き直しスペースへ抜けようとすると、そこへスルーパスが通り、DFの裏を取った中央やや右寄りPA手前から丹代が右足シュート。ゴール左隅へ流し込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 13(枠内4) ×柏瀬、×加賀美、×柏瀬、◎加賀美、○石井、×影山、○山崎、×加賀美、×影山、○石毛、×影山、×石毛、×犬飼
山田 02(枠内1) ◎丹代、×石井
〜右クロス〜
清水 00
山田 02(成功0) ×石井、×石井
〜左クロス〜
清水 06(成功3) ○山崎、×佐藤、×佐藤、×山崎、○佐藤、○山崎
山田 01(成功0) ×差波
〜右CK〜
清水 03(成功0) ×石毛、×石毛、×石毛
山田 00
〜左CK〜
清水 02(成功2) ○石毛(ショート)、○石毛
青森 00
〜オフサイド〜
清水 00
山田 05      ・佐藤・蒔苗・丹代・丹代・丹代
〜ファール〜
清水 07      ・犬飼・伊東渉・犬飼・藤嵜・柳沢・浅沼・藤嵜
山田 03      ・丹代・丹代・室屋
〜警告〜
清水 00
山田 00

<戦評など>
残り2戦で首位・札幌を勝ち点差6で追いかける清水ユース。正直に言って優勝はほとんど望み薄なところだが、優勝の可能性がなくなったわけでもない。Jユースカップも残っているし、負けて良い試合もあるはずもない。

そんな中で行われたこの青森山田(以下「山田」と表記)との第17節、清水は伊東直が先発を外れ、加賀美が右サイド、山崎が左サイドのそれぞれワイドの位置に。
それから西村が出場停止?のために外れ藤嵜がCBに。代わりに左SBには佐藤が起用された。Jユースカップも含め9月11日のプレミアリーグ第11節以降公式戦10戦負けなしの勢いを持続したい清水は3年生6人、2年生5人の構成。

対する青森山田も高校選手権全国大会出場を決め(15年連続17回目!)、プレミアリーグもここまで4位。この時期青森で試合を行うことが難しいということから最後はアウェー戦が続くが、少しでも順位を上げて選手権に勢いを付けたいと思っている事だろう。
11人の構成としては3年生5人、2年生6人の構成。清水より少しだけ若く、前節となる第16節(vs札幌U−18)から4人が代わっている。
なお石毛とともにU−17ワールドカップを戦い、清水トップチームの練習にも参加している室屋はリザーブからのスタートとなった。

開始からアクセルを踏み込む清水は開始早々の1分犬飼が左サイドのスペースへ正確なロングフィードを繰り出す。これを左サイド大きく開いた位置で受けた山崎が、PA手前あたりから中央へカットインし右足ミドルシュート。GKの頭上を襲ったシュートはGK野坂がフィスティングで逃れて右CKに。このCKを石毛がニアに入れると、走り込んだ影山がヘディングですらす。これはDFに当たってゴール左に逸れ、続く石毛の左CKもDFにクリアされる。
4分にはパスカットした影山が左へ繋ぎ、柏瀬を経由してさらに左の山崎へ。PA左外でキープする山崎を左SB佐藤が外から追い越すと、山崎は佐藤へ足の裏でシザースにパスを通す。そのまま縦に抜けた佐藤が左足でクロスを入れると、ファーに飛び込んだ影山がダイビングヘッド。DFの背後を上手く取ってフリーになっていた影山のヘッドは決定的だったが、シュートはクロスバーに阻まれる。
11分にも佐藤が今度は縦にえぐらず球足の長いクロスを入れると、ファーにポジションを取った加賀美がしっかりとボールの落下点に入ってDFに競り勝ってのヘディングシュート。これは山田GK野坂の正面を衝く。
序盤から出足良く攻め込む清水だったが、23分に一瞬の隙を作ってしまう。山田に左CKのチャンスを与えると、差波の左CKに対しファーの桑原をフリーにしてしまう。桑原は右足で丁寧にダイレクトインサイドボレーに行くが、丁寧に行き過ぎたシュートはワンバウンドでGK瀧川の腕の中に収まる。セットプレーで完全にフリーにしてしまった清水にしてみれば、助かった形だった。
それでも流れは変わらず、25分佐藤の左サイド高い位置からのスローインを山崎→影山と繋いで、左サイドPA手前でボールを受けた石毛がPA左に持ち込み右足シュート。これもGK野坂に阻まれるが、2分後の27分清水に待望の先制点が生まれる。右サイドの空中戦の競り合いから柏瀬がゴールに背を向けた状態でルーズボ−ルを拾う。そこへ伊東渉が後ろから入ってきて追い越しを図ると、柏瀬の短い落としを伊東渉がコントロールしDF裏へ抜け出す。そのままPA右に侵入した伊東渉に最終DFが寄せると、伊東渉はPA中央の影山へ丁寧に折り返す。PA中央で完全にフリーの影山が右足ダイレクトで蹴り込んで1−0。ようやく猛攻を実らせて清水が先制。
そのまま得点を積み重ねたい清水は29分山崎が左サイドPAライン辺りの高さからスローインを入れる。これを石毛が足元で受け、DFを背負いながらターン。そのままDFをかわしPA左に持ち込むと右足で流し込むようなシュート。だがこれもGK野坂が左足で弾き出してCKへ逃れる。続く石毛の左CKはニアにカットされ、再度の石毛の左CKをファーの藤嵜がヘッドで折り返す。これも山田DFにクリアされる。
直後の30分右サイドからの30mFKを得た清水は、石毛が球足の長いボールを入れる。このボールをファーで頭で捕えたのは犬飼。チームの大きな得点源ともなっているセットプレーからの犬飼のヘッドだが、このチャンスは活かすことが出来なかった。
前半の終盤も清水がゲームを支配し、36分石毛が左に展開したボールを山崎が中央へカットイン・・・するもボールを置いていってしまい、改めて山崎は中央の柏瀬へ預ける。柏瀬は粘って中央PA手前から左へ繋ぎ直し影山?が後方へ戻したボールを石毛がPA中央へ浮かしたパスを送る。DFと入れ替わって山崎が飛び出してワントラップ左足シュート。決定的だったがこれまたGK野坂が僅かに触り、そのままゴールに向かうものの右ポストに阻まれてしまう。
さらに42分にも犬飼のクリアボールが右サイドのスペースに抜けていくと、押し上げた山田DFの動きと入れ替わって抜け出した影山がPA右に飛び出し右足ダイレクトボレーシュート。だがこれもゴール上に外れて得点ならず。
結局前半放った9本全てのシュートが決定的な形だったものの、得点は1点のみ。山田を圧倒した45分間だったことを思えばもっと得点しておきたかったが、前半から飛ばしていた清水の選手の足が止まることさえなければ後半も問題ないであろう、と思わせる前半だった。

後半両チームとも選手交代なく立ち上がる。前半の劣勢を考えれば山田は動いてくるか、と思われたが・・・。
選手交代という刺激がなければ当然流れはそれほど変わりづらい。実際後半最初のチャンスは51分の清水だった。右サイドでクサビを受けた柏瀬が小さく中へ叩くと加賀美が中央の石毛に預けて前線のスペースへダッシュ。そこへ石毛からワンツーが返ってきてPA右に飛びだした加賀美は右足シュート。これはゴール左へ外れる。
直後の52分山田はU−17ワールドカップで石毛とともに戦った2年生の室屋を投入。サイドのテコ入れを図る。
だがその直後の53分、反撃態勢に入った山田に清水が冷や水を浴びせる。右サイドハーフウェーライン付近でパスカットした水谷和が中央へ斜めにドリブルで持ち上がる。中央へ入ってきながらも、右へ流れてDF裏を狙って走り出していた柏瀬を見逃さなかった水谷和は、両サイドのウイングに気を取られて下がり過ぎていた山田のSBとラインを上げようとしていたCBの間に生れたギャップ(これを90分間山田DFは修正出来ていなかった)に走り込んだ柏瀬へスルーパスを送る。難なく抜け出してGKと1対1になった柏瀬は右足でゴール左隅へ流し込んだ・・・と思われたがシュートは左ポストを叩く。その跳ね返りも柏瀬のシュートに反応して倒れていたGKの元へ跳ね返り、体勢を立て直したGKがそのままキャッチ・・・と思われたが、1人だけ諦めずにリバウンドを狙っていたのが加賀美。キャッチする寸前のGKの前に体を入れた加賀美がそのまま右足で蹴り込んで2−0。加賀美の抜け目なさが清水に追加点を呼び込んだ。
これで勢いのついた清水は55分左サイドハーフウェーライン付近でのボール争奪に勝った石毛がGKの位置を見てすかさず右足ロングシュートを狙う。シュートは正確に枠を捕えたが、これはGK野坂が戻ってキャッチ。
57分には伊東渉が右サイドDF裏へ送ったスルーパスに影山が抜け出して右サイドPA手前から右足ダイレクトシュート。ニアを狙ったシュートは右ポストを叩いてしまう。
58分にも石毛が右から中央へ繋いだパスを受けた影山がスルーパスを中央DF裏へ送る。左から回り込んだ山崎がこれに抜け出してPA中央から右足で狙うが、前に出てシュートコースを狭めたGK野坂がブロック。こぼれを中央PA手前で柏瀬が拾うが、右足に切り返そうとしたところを山田DFにクリアされる。
さらに65分左サイドでボールを奪った影山が縦に運んでから中央へ繋ぐ。これを柏瀬が左サイド高い位置の山崎へ繋ぐと、山崎がDFと対峙し後方へ戻したところを佐藤が左クロスを入れる。この滞空時間の長いクロスをファーで加賀美がDFに競り勝ってヘディングシュート。これはゴール上に外れる。
と、ここまでは良かったのだが、67分思わぬところから失点を喫する。清水は右サイドでFKを得ると石毛がゴール前に送る。これを山田DFが弾き返してカウンターに出る。清水の戻りよりも早く5人ほどがカウンターに切り替えた山田は中央を差波がドリブルで運ぶ。中央を直線的に裏を狙って走っていた丹代は差波はドリブルで運ぶ間に方向転換、右へ回り込むように動き直すと、そこへ差波がスルーパスを送る。そのままPA右に抜け出した丹代の右足シュートはゴール左にグラウンダーで決まって2−1。高い位置からのチェックでゲームを圧倒的に優位に進めていた清水にとっては不当とも言える最小得点差に追い上げられてしまう。
もう一度突き放しておきたい清水は影山がチャンスを掴む。69分には右サイドでボールを奪った伊東渉のスルーパスに抜け出して中央右寄りPA手前から右足シュート。これはゴール左へ外すと、79分今度は左サイドでパスカットした山崎からパスを受けて中央左寄りPA手前から右足シュート。今度はゴール右へ外れてしまう。
81分今度は石毛が山崎の左クロスに対しニアに飛びこんで右足アウトサイドシュート。これもゴール上に外れてしまい、シュートを撃てども枠を捕えることが出来ない。
前からボールを奪って攻めているとはいえ、まだ1点差。足も止まりつつある清水に対し山田も同点を狙ってくる。84分室屋のクサビを丹代が後方へ落とすと、スピードに乗ってゴール前に入って来た石井が入れ替わるようにDF裏へ抜け出しPA右から左足シュート。肝を冷やしたシーンだったが、このシュートはゴール右に逸れていった。
残り時間は完全に足の止まった清水に対し山田がボールを回して攻めに出ようとするも、効果的な攻撃を繰り出してシュートに持ち込むまでには至らず、そのまま試合終了。清水が勝ち点を29に伸ばし、プレミアリーグEAST3位以上を確定するとともに、かすかながらも優勝の可能性を残した。

前半は快調に飛ばして「今日も何点取るのか?」という感じで試合を進めていた清水だったが、山田GK・野坂の好守もあって1得点に終わり、後半になると攻守に出足が一歩ずつ遅くなって山田に機先を制せられて押し込まれるシーンも多くなってしまった。
足が止まったという事実を「体力不足」と断じてしまうのは簡単なのだろうが、この日の日本平は12月とは到底思えないような暑さであり、後半足が止まってしまうのはある程度仕方がないのかも知れない。
例えとして適切かは難しいところだが、前日のトップチーム(vsG大阪)の後半の足の止まり方は体力よりも精神面で「キレてしまった」という感が強く、それと較べればこの日のユースの足の止まり方は気候面での問題と、「本当に前からボールを追いかけ回した結果」のヘトヘトぶりという印象で、むしろ清々しさすら感じる(笑)。
へばったことよりも問題だったのはやはりシュートを決め切れなかったことに尽きる。前半の決定的なシュートは筆者が数えただけで7本。4分の影山のダイビングヘッドが決まっていれば、この日も大量点だった可能性はある。
それからこの日は得意のセットプレーから1点も取ることが出来なかったことが、得点量産に至らなかった原因だろう。この試合ではCKが14本、ゴール前に合わせるようなFKが1本あったが、それだけあったら1本や2本決めておきたかった。さすがに得点を積み重ねてきたCB犬飼も対策(警戒)されてきたのかも知れない。
後半はシュート精度そのものを欠くシーンが増え、これも疲れから来るものと思われるので、そこは割り引いて考えてやらなければいけないだろう。

守備面では後半中盤が空き過ぎてしまって一気に山田の選手にドリブルで持って来られることが多くなってしまったのも気になった。これも足が止まったことに起因しているのだが、前線にボールが入ったところで追い切れずにボールを奪われ、前線のフォローのために押し上げた中盤の選手の背後に簡単に抜けられてしまったためにピンチになっているもの。
簡単にスペースを空けないようにするには上がらないのが一番なのかも知れないが、前に仕掛けられる時には前に仕掛けていく意識は大事にしなければいけない。背後を取られるのが怖いからと言って上がらないのはチャレンジしないことに繋がる。チャレンジしない選手になってしまうのが一番良くない。取られたら取り返せば良い。取られないために仕掛けない選手なんて、なんの価値もない。だから今のやり方は筆者は嫌いではない。
そういう危ない橋を渡ってはいたが、最後の最後ではしっかりと体を張ってシュートブロック出来ており、数えられるようなシュートは後半も2本だけ。スペースが生れる分だけ守備陣もしっかりと意識を高く保っているといえるのかも知れない。

この日活躍を取り上げたいのは影山、加賀美、伊東渉といったところ。
影山は1得点。ゴールシーンも冷静に決めたものだったが、ゴール以上に精力的な動きが目立ち、石毛や伊東渉と挟みこんでボールを奪って直ぐに守から攻へ切り替えて仕掛けていった。特に後半疲れからかシュートの精度を欠いてしまって得点を挙げることが出来なかったが、もうこれ以上暑い中で試合が行われることはないと思われるので(笑)、今後は90分間フルタイムでの活躍が期待される。
加賀美も1ゴール。ゴールシーンは抜け目なくこぼれを狙う彼らしいものだった。それ以外にも佐藤の左からのロングクロスをファーで競り勝ってシュートするシーンが2度ほどあり、「第3ストライカー」としての存在感も大きかった。
そしてこの試合でも活躍が目立った伊東渉。強気に相手の嫌がる「縦」に当てられる能力に秀でており、簡単にサイドや後ろに逃げないところが群を抜いている。筆者に近くで観戦していた普段はトップしか見ていないであろうおばさん・・・もといお姉さま(笑)が「あの8番の子は上手いね〜」と感心していた。結果的に1アシストを記録し、中盤の深い位置からのオーガナイザーとしてだけでなくゴールの近くでの「危険な存在」にもなり得ることも証明した。

プレミアリーグもこれで残り1試合となった。最後に残るは県内のライバルである静岡学園。前半戦ではスコアレスドローに終わっているだけにここで白黒をつけ、Jユースカップ準決勝に向けて勢いをつけたいところだ。



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【前半のみ】U13ボルケーノvs名古屋グランパス
11年12月04日(日) 11:00
-

清水エスパルスJr.ユースU−13 2−1 名古屋グランパスU−13
※30分ハーフの前半のみ観戦

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 16 秋山 匠也 1年
DF 17 中島 杏輔 1年
   05 梅村  豪 1年
   15 立田 悠悟 1年
   14 池谷華未智 1年
MF 07 望月  陸 1年
   08 佐野 皓平 1年
   03 平松  昇 1年
   13 八代 真弥 1年
FW 04 橋本 和真 1年
   11 稲葉 章将 1年
フォーメーション
--------稲葉--橋本--------
--八代--------------望月--
--------平松--佐野--------
--池谷--立田--梅村--中島--
-----------秋山-----------

名古屋グランパス
フォーメーション
-----------12-----------
--17-----10-----13--
--------18--08--------
--15--06--03--04--
-----------01-----------

交代
なし

得点
02分 名古屋・17番(13番の右クロスを中央PA手前で受けた12番がDFを引き付けて左へ短く叩く。これを受けた17番がPA左へ回り込むように持ち込み左足でゴール右隅へ蹴り込む)
08分 清水・八代(中島?の右サイド高い位置でのスローインをPA右角付近の橋本が体を張ってDFをブロックしスルー。PA右に流れてきたボールを後ろから走り込んだ稲葉が受け中央へ折り返すと、PA中央に走り込んだ社が右足ダイレクトでゴール左隅に流し込む)
21分 清水・橋本(池谷の右への大きなサイドチェンジを中島が縦に繋ぎ望月が名古屋陣右タッチライン際に大きく開いた形で足元に受ける。そこへ名古屋DF2人が寄せてくるとその2人の背後に望月が短くパスを通し、走り込んだ稲葉がそのまま縦に持ち込んでPA右に侵入。PA右角度の無いところから橋本が右足でグラウンダーのシュートを放つと、GKの足元を抜いたシュートが逆サイドネットに収まる)

スタッツ
〜シュート〜
清水 05(枠内4) ◎八代、×望月、○稲葉、◎橋本、○稲葉
名鯱 02(枠内1) ◎17、×04
〜右クロス〜
清水 02(成功0) ×橋本、×望月
名鯱 01(成功1) ○13
〜左クロス〜
清水 03(成功0) ×橋本、×八代、×平松
名鯱 03(成功1) ×17、×12、○15
〜右CK〜
清水 01(成功0) ×平松
名鯱 00
〜左CK〜
清水 00
名鯱 00
〜オフサイド〜
清水 01      ・橋本
名鯱 00
〜ファール〜
清水 02      ・稲葉・望月
名鯱 03      ・12・17・17
〜警告〜
清水 00
名鯱 00

<戦評など>
ユースのプレミアリーグ観戦の前に前半だけでもいいから見ておきたい、ということで筆者は朝から鈴与人工芝グラウンドを訪れた。それというのも対戦相手が名古屋グランパス(以下「名古屋」と表記)だからである。
近年の名古屋の若年層での「結果」は目覚しいものがある。毎年のように「全少」で決勝に進出。その選手達がU−13に上がってどのようなプレーを見せるのか、筆者は興味があった。
どういう素材がいて、どういうサッカーをしているのか?どれだけのレベルにあるのか?4種年代で名古屋がチームとして残している成績は、静岡の各チームが越えられない領域だが、本当に「個として」越えられないレベルなのかは見てみなければわからない。
そして出来れば清水の選手達にとって名古屋が「良い壁」になってくれるような存在であってくれれば良いな、と思っていた。それを乗り越えることで清水U−13の「現在地」も測れる、というものである。

その清水は上記の11人が先発。八木が欠場し、中島が右SBに起用された。また最近試されていたようにCBに立田が起用され、池谷が左SBに移る。立田がCBに下がったことによりセンターMFにアイディア豊富な平松が入り、前への強い推進力が魅力の佐野とコンビを組む。2トップは稲葉と橋本の2人。
そしてU−12時代には名古屋に所属していた八代が左MFで先発出場。活躍が期待された。

名古屋のメンバーは1人もわからず。残念。

ボルケーノでの前回対戦時は2−3で名古屋に敗れている清水だが、それはもう半年以上前の話。この半年の積み上げを実感する良い機会となれば、そんな気持ちでこの試合の観戦に臨んだ筆者である。

開始2分、名古屋が右サイドからのクロスを中央PA手前で受けた12番が左へ叩き、これを受けた17番がPA左に持ち込んで左足でファーへお手本通りに蹴り込んで先制する。
しかし清水も右サイド高い位置でのスローインのチャンスを活かし、橋本が体を張って生かしたボールを稲葉が持ち込み、最後はゴール前に詰めていた「名古屋OB」八代が恩返しゴール。これで同点に。
これに勢いを得た清水は19分名古屋のパスを頭でカットした平松がダイレクトで左へ繋ぐと八代もヘッドで左サイドDF裏へ送る。これに走り込んだ稲葉がPA左に持ち込み左足で狙う。これはGKにセーブされるが、2分後の21分池谷のサイドチェンジを起点に望月がDF2人を引き付けて橋本に繋ぐと、PA右角度のないところまで持ち込んだ橋本が右足でGKの足元を抜いて2−1と逆転に成功。
27分にも自陣左サイドから平松が送ったロングスルーパスに橋本が抜け出し、PA左でGKを右へかわすチャンスがあったがここは戻った名古屋DFにカバーされて得点ならず。
しかし橋本と稲葉の精力的なランニングを望月、平松らが効果的に使った清水が1点のリードを奪って前半を折り返した。

筆者は前半だけ観戦し日本平へ向かったが、清水が後半も2点を追加して4−1で快勝した・・・そうである。

U−13の試合を見ていると、望月のスピードを活かした展開が多いという印象を持っていた筆者だったが、この試合では前述の通り望月が警戒されていることを逆手に取ってか、DFを引き付けておいて上手く周りを使っていたのが印象に残った。その典型的な例が逆転ゴールのシーンだった。
もちろん望月は最大の持ち味である個人での突破を見せるシーンもあった(それがあるからこそ周囲を活かすプレーが活きてくるのだが)。そのスピード溢れる突破の際の脚の回転の速さを見ていると、筆者はどうしても「バカボンのパパを追いかける本官さん」を思い出してしまうのだが(笑)、本当にあのマンガの世界のような脚抜きの速さというのは尋常ではない。
上のレベルになればなるほど「速い」だけでは通用しなくなるものだが、同年代の試合では彼を真正面から止める術を持つ選手は少なかろう。
また1ゴールの橋本は精力的なランニングで後ろからのボールを引き出して貢献した。長身だが中央で張っているタイプではなく、左右に流れて長い距離を走ってスピードに乗っていくタイプ。その持ち味を出せていたし、狭いコースを抜いたシュートも見事だった。
八代も1ゴール。ゴールシーン以外で目立つシーンは少なかったが、「古巣」相手にゴールを決めて本当にうれしかっただろう。
27分の鮮やかなロングスルーパスがあったもののいつもほどほど攻撃センスを見せ付けるシーンが少なかった平松だが、この日は守備時のポジショニングにセンスを感じさせた。守備面でもセンスが高いんだ、と感心させられた。サッカーをするために生まれてきたような選手だ。



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TMU14vsJFAアカデミー福島
11年11月27日(日) 12:00
-

清水エスパルスJr.ユースU−14 2−4 JFAアカデミー福島
※40分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 長倉 駿介 2年
DF 09 田原 龍二 2年
   19 岡部 歩夢 2年
   05 伊藤 圭祐 2年
   20 田口 雄太 2年
MF 15 太田  光 2年
   04 榊原  春 2年
   06 長谷川歓大 2年
   03 沼野 誠也 2年
FW 08 渡邉啓太郎 2年
   18 白鳥 速巳 2年
フォーメーション
--------白鳥--渡邉--------
--沼野--------------太田--
-------長谷川-榊原--------
--田口--伊藤--岡部--田原--
-----------長倉-----------

JFAアカデミー福島
GK 01 オビ パウエル オビンナ 2年
DF 13 小林 睦葵 2年
   14 ?????
   04 牧野  潤 2年
   11 梅木玲於奈 2年
MF 08 ?????
   07 吉田 直矢 2年
   02 櫻井 崇之 2年 HondaFC U−12
FW 06 吉田 鴻太 2年
   05 山中 天太 2年
   03 ?????
フォーメーション
---03----山中---吉田鴻--
-----------櫻井-----------
-------吉田直-08--------
--梅木--牧野--14--小林--
-----------オビ-----------
※選手間の呼び名に基づいた推測です。間違いあったらすみません。

交代
30分 清水・19岡部、08渡邉、06長谷川→12冨士野 雄太 2年、17田形 彪雅 2年、02興津 利弥 2年
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------白鳥--興津--------
--田形--------------太田--
--------沼野--榊原--------
--田口--伊藤-冨士野-田原--
-----------長倉-----------

得点
13分 清水・渡邉(田原が右から斜めに入れたクサビのボールを福島DFがPA手前でカット。そこへ渡邉がアプローチして奪い返しPA右へ回り込むようにドリブルで持ち込む。そこへ戻って来た福島・梅木が後ろから押し倒すような形となりPKに。このPKを渡邉自身が右足でゴール右上隅へ)
38分 清水・興津(右サイドPA近くの高い位置でボールを奪うと白鳥がキープしPA右へ短いスルーパス。榊原が飛び出し中央へ折り返すとPA中央で受けた興津がワントラップから右足シュート。左ポストの内側を叩いてゴールイン)

スタッツ
〜シュート〜
清水 12(枠内8) ×白鳥、×渡邉、○沼野、◎渡邉、×白鳥、○太田、○沼野、○岡部、○田原、○興津、×田形、◎興津
福島 02(枠内1) ○03、×吉田鴻
〜右クロス〜
清水 05(成功2) ×太田、○太田、○沼野、×太田、×田原
福島 00
〜左クロス〜
清水 04(成功2) ×田口、×沼野、○田口、○白鳥
福島 01(成功1) ○梅木
〜右CK〜
清水 03(成功2) ×沼野、○沼野、○沼野
福島 00
〜左CK〜
清水 00
福島 00
〜オフサイド〜
清水 02      ・白鳥・田形
福島 03      ・山中・吉田鴻・山中
〜ファール〜
清水 03      ・長谷川・榊原・冨士野
福島 05      ・梅木・梅木・08・牧野・08

<後半>
清水エスパルス
--------白鳥--興津--------
--田形--------------太田--
--------沼野--榊原--------
--田口--伊藤-冨士野-田原--
-----------長倉-----------
JFAアカデミー福島
---山中----08----03---
-----------櫻井-----------
-------吉田直-牧野--------
-吉田鴻-梅木--14--小林--
-----------12-----------

交代
50分 清水・09田原、20田口、15太田、03沼野、04榊原、18白鳥→07名和 大聖 2年、13武田 夏輝 2年、10安本 直樹 2年、06長谷川、11白井 玲央 2年、08渡邉
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------白井--渡邉--------
--田形--------------安本--
-------長谷川-興津--------
--武田--伊藤-冨士野-名和--
-----------長倉-----------
52分 清水・05伊藤→19岡部
52分 JFAアカデミー福島・03、06吉田鴻→09吉田 湧亮 2年、10
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
---山中----08---吉田湧--
-----------櫻井-----------
-------吉田直-牧野--------
--小林--梅木--14--10--
-----------12-----------

得点
46分 JFAアカデミー福島・吉田直(牧野?が左サイドのスペースへ送ったパスに山中が走り込みPA左ゴールラインギリギリで追いつく。一旦切り返して中央へ斜め後方へ戻すと、走り込んだ吉田直がPA手前から右足ミドルシュート。ゴール左上隅に決まる)
49分 JFAアカデミー福島・山中(右サイド高い位置でのボール奪取から吉田直が左へ斜め前に繋ぐ。中央PA手前やや左寄りでゴールに背を向けて受けた山中が強引なターンから左足で強シュート。ゴール左上隅に突き刺さる)
68分 JFAアカデミー福島・櫻井(清水DFラインでの繋ぎを右サイド高い位置でカットした山中が強引にドリブルで突破しPA右に持ち込みマイナスの折り返し。PA中央で受けた櫻井が右足でゴール左隅へ流し込む)
79分 JFAアカデミー福島・吉田直(清水・岡部のパスをカットした山中がそのままPA左へ持ち込んでから中央へマイナスに返す。これを受けた吉田直が短いスルーパスを狙うが清水DFがカット。しかしカットされたこぼれを自ら拾った吉田直が今度は自らドリブルで持ち込んでPA右へ持ち込み右足で決める)

スタッツ
〜シュート〜
清水 06(枠内3) ○沼野、×白鳥、○白井、×興津、○安本、×渡邉
福島 08(枠内5) ×山中、◎吉田直、◎山中、×08、○山中、◎櫻井、◎吉田直
〜右クロス〜
清水 02(成功1) ×渡邉、○名和
福島 01(成功1) ◎山中
〜左クロス〜
清水 10(成功2) ×田形、×田形、○田形、○田形、×田形、×田形、×田形、×武田、×武田、×田形
福島 02(成功0) ×小林、×吉田直
〜右CK〜
清水 05(成功0) ×長谷川、×長谷川、×長谷川、×長谷川、×安本
福島 00
〜左CK〜
清水 01(成功0) ×長谷川
福島 00
〜オフサイド〜
清水 00
福島 03      ・吉田直・山中・08
〜ファール〜
清水 01      ・白鳥
福島 01      ・小林

<戦評など>
県クラブ新人戦残り1試合で首位に立つ清水U−14。一週間後のHondaとの首位攻防となる最終節を控え、JFAアカデミー福島(以下「アカデミー」と表記)とTMを行った。

清水は相変わらず加納が別メニューで19人での戦い。白鳥と渡邉の2トップでスタート。岡部と伊藤のCB、榊原と長谷川のセンターMFという安定感あるメンバーで縦のラインを組み、沼野と太田の両サイドMFがセンターまで入ってきて組み立てに参加する形だ。

対戦相手のアカデミーは震災後から御殿場時の栖で活動しておりもっと交流が多くても良いような気がしていたが、U−15などもTMを組んでいたこともある。
この現在のU−14の代のアカデミーを見るのは筆者は初めてだ。まあ上の代と違うサッカーを指向しているとは思えないが、同じようなことを教えても選手個々の個性がプレーから滲み出るのがサッカーの面白さでもある。
またこのU−14には現在6期生までいるアカデミー選手の中で唯一の静岡県出身選手である櫻井崇之がいるということで注目である。おそらく2番を付けて出場していた「タカユキ」と呼ばれていた選手がそうではないかと思う。一昨年度のNTT西日本グループカップで決勝に進出した際のHondaU−12のエースでしたね(決勝では榊原、冨士野、白鳥、伊藤と5年生で出場していた望月陸のサルファスがHondaを破って優勝している)。

前半立ち上りはアカデミーがボールを回して攻め込むが、清水も安定した守備で「DFの前」でボールを回させることに終始させ、シュートまでは撃たせない時間が続く。
清水は徐々にアカデミーのボール回しに慣れ始めると、10分榊原が高い位置でパスカットしたこぼれを沼野が左サイドDF裏へ送る。このパスでPA左へ抜け出した渡邉が左足ダイレクトボレーで狙うが、これはゴール上に外れる。
直後の11分自陣左サイドから渡邉とのワンツーで持ち上がった沼野が一旦減速しボールキープ、それをオーバーラップした田口が追い越してPA左ゴールラインギリギリから中央へ折り返すとPA中央に走り込んでいた渡邉がマイナスのボールを戻りながら受け後方へ落とす。これを沼野が受け林立するDFを左へ回り込んでかわしてから左足で狙うが、この決定的シュートはGKオビが弾き出す。続く沼野の右CKもファーへ抜けてゴールならず。
しかしすっかりリズムを掴んだ清水は13分田原の右からの斜めのクサビを一旦はDFにカットされながらも渡邉が中央PA手前で拾ってドリブルで右へ回りこむ。PAに差し掛かったあたりで後ろからアカデミー・梅木が強引に体を寄せると渡邉が転倒。PAの中か外か微妙なところだったが、主審を務めたアカデミーのスタッフが下した判定はPK。このPKを渡邉自らがゴール右上に思いっきり蹴り込んで1−0。清水が先制。
その後も清水の攻勢が続き、14分DFラインのパス回しをカット白鳥が右45度の角度から鋭いシュートで狙うがゴール左外。20分岡部が左サイドに大きくクリアしたボールをアカデミーDFがヘッドで触るがDFの裏へ抜けて行き、そのボールに走り込んだ白鳥がDFに走り勝ってえぐり左クロスを入れると、ファーに詰めた渡邉が左足ダイレクトボレーシュート・・・のはずがヒットせずにボールが後方へこぼれる。このボールを拾った太田が左足シュート。だがこのシュートもGKオビに阻まれる。
22分にも中央での榊原のパスカットからチャンスを作り榊原がスルーパスを狙う。このスルーパスは一旦はDFにカットされるものの、白鳥が戻りながらカットされたこぼれを拾って左へ落とす。後ろから走り込んだ沼野がそのまま左サイドを抜け出して左足シュート。ファーを狙った鋭いシュートだったが、またまたGKオビに弾き出されて右CKに。続く沼野の右CKをファーの岡部がヘッドで折り返すが、これはアカデミーDFがクリア。しかしこのクリアボールを拾った榊原が右へ繋いでCKの流れで右に残っていた沼野が縦に持ち出すフェイクから切り返して左足で右クロスを入れる。このクロスをPA中央で岡部が打点の高いヘッドで捕らえる。今度こそ決まったかに思われたがシュートはGKオビの正面を衝いてしまう。
40分×2本ということを考慮してか30分に3人の選手を交代させた清水に対し、アカデミーも33分梅木が清水・田原に走り勝って左サイドを縦に破ってマイナスに折り返す。このクロスに対しPA中央に3番が走り込む決定機を迎えたが、3番のシュートはヒットせず、弱いシュートがGK長倉の元へ。山中の強引なシュートこそ序盤にあったが直近のDFにブロックされており、これが数えられるような最初のシュートだった。
1つチャンスを作られたものの依然ペースを握る清水は35分田口が中央DF裏へ入れた浮き球を渡邉が中央PA手前から右へ短く落とす。これを受けた興津が肩でフェイクをかけながら左へ回り込んでPA左に持ち込み左足シュート。しかしこれまたGKオビに阻まれる。36分には興津が中央から左へ捌いたボールを、30分から出場の田形が中央へカットインし珍しい右足ミドルシュート。これはゴール左へ外れる。
そして38分前半嵌りまくった高い位置からのプレスで右サイドPA外で奪った白鳥がキープしPA右へスルーパスを送る。これにセンターMF榊原が走り込み中央へ折り返すと、PA中央にDFと折り重なるように走り込んだ興津が右足で流し込む。左ポストの内側を叩いたボールがゴールに転がり込み2−0と清水がリードを拡げた。
アカデミーも直後の39分に3番とのワンツーで左サイドを抜け出した梅木が中央へ繋ぐと、山中を経由して中央PA手前やや右寄りの位置でフリーで吉田鴻が受け右足シュート。決定的なシュートだったが吉田鴻はこれをゴール上に外し、2−0と清水リードのまま後半へ折り返した。

ハーフタイム、いつものようにベンチに座った選手達に久保山監督が立ちながら語りかける清水ベンチに対し、アカデミーは選手全員が立ったまま監督の話を聞いていた。ちょっと高体連チックだ。
後半立ち上がりの42分(後半2分)右サイドDF裏のスペースへ出たボールに8番が走り込みPA右に持ち込むとDFを切り返しでかわして中央斜め後方へ戻す。これに走り込んだ山中が右足ボレーシュート。強シュートだったがこれはゴール上に外れる。吠えて悔しがる山中。
直後の43分に清水も沼野が右からカットインして左足ミドルを放つもGKに阻まれると、46分アカデミーは長いスルーパスに抜け出した山中がPA左から中央斜め後方へ戻したボールに走り込んだ吉田直が右足で強烈なミドル。レフティー(だと思う)の吉田直の右足での強シュートがゴール左上隅に突き刺さって2−1とアカデミーが追い上げ体制に入る。
勢いに乗ったアカデミーは3分後の49分、前半は清水が繰り返した高い位置のチェックを「やり返し」吉田直が中央やや右寄りで奪って左斜め前方へクサビのパスを当てる。中央PA寸前やや左寄りの位置で受けたのは山中。山中は強靭な体躯を活かし体の右側へ鋭くターンすると左足で強シュート。これが吉田直の1点目と同じく左上隅に突き刺さるように決まる。清水GK眞田にとってはノーチャンスのクリーンシュートが立て続けに決まってあっという間に2−2の同点に追いつかれた。
追いつかれた清水は、2失点目の直後に田形の左からのロングクロスをファーへ流れた白鳥がPA右で右足ダイレクトボレーで合わせるが、これはゴール右外。
さらに51分にも再び田形の左ロングクロスに今度は白井が飛び込む。左斜め後方からの難しい長いボールだったが、PA中央に走り込んだ白井は右足ダイレクトでインサイドボレーで合わせるが、これはGKの正面に飛んでしまう。
その後も田形のキック力と突破力を活かして左からクロスが入るものの、それがなかなかチャンスに繋がらない清水に対し、アカデミーは54分吉田直のクサビのパスを山中が落として吉田直が左サイドのスペースへスルーパスを送る。このパスに飛び出した小林が左足ループでGK眞田を破る。だがここはゴールカバーに戻った岡部が戻ってCKに逃れる。
63分には10番の右からのクサビを?がスルーし中央PA手前で山中が受け、2点目のシーン同様に鋭く反転し左足シュート。今度はGK眞田がセーブする。
その4分後に清水にビッグチャンスが訪れる。中央でパスカットした興津(この時間帯はセンターMFでプレー)が前線へクサビを当てる。これを白井が右へ叩くと右から入ってきた安本がフリーで受ける。PA中央やや右寄りでGKと1対1になった安本の左足シュートは決定的だったが、GKに弾き出されてしまう。結果的にこれが勝負の分かれ目となってしまった。
直後の68分右サイド(清水の左サイド)高い位置で奪ったアカデミー・山中が強引なターンからPA右に持ち込んでマイナスに中央へ折り返すと、PA中央に走り込んだ櫻井が左足で丁寧にゴール左隅に流し込んで2−3。とうとうアカデミーに逆転を許してしまう。
このままでは終われない「ホーム」清水に74分同点機が訪れる。右サイドで縦パスをカットした名和がそのままドリブル突破。PA右深くまで持ち込んだ名和は切り返してDFをかわし左足でクロスを入れると、ファーでDFのマークを外していた渡邉がゴール右隅を狙ってスタンディングヘッド。しかし丁寧にゴール右隅を狙ったはずのシュートはゴール右へ外れてしまい、万事休した。
78分牧野のスルーパスで中央抜け出した山中がGKを右へかわしながらもコケてしまってチャンスを逃したアカデミーだったが、直後の79分岡部のパスをカットした山中がPA左から右斜め後方へ戻したボールを受けた吉田直がダイレクトでショートスルーパス。これは清水DFがカットするものの、自ら拾った吉田直がドリブルで持ち込んでゴールに蹴り込んで2−4とし、ダメを押した。


試合は前半清水が圧倒し2点のリードを奪いながらも、後半は立ち上がりに失敗してあっという間に追いつかれ、終盤に突き放されて敗れるという悔しいものになってしまった。

前半はシュート数を見てもわかる通りで清水が効果的に攻め込んでいた。
アカデミーは低い位置から多少無理目でも繋いでこようとする意識が高かったが、清水はそれを逆手に取って前から効果的に「ボール狩り」を敢行。白鳥と渡邉が追い込み、榊原と長谷川が球際の強さを見せてボール奪取。そこへ沼野と太田が絡んできて前線へ配球し、渡邉と白鳥のドリブルで撹乱した。
中でも榊原と沼野は出色の出来。榊原は中盤で繋いでくるアカデミーのグラウンダーのパスを寸断、ドリブルを喰い止めて効果的に配球した。沼野は中央へ絞って組み立てに参加することが多く、守備でも榊原らセンターMFと挟みこんで守備面へ貢献した。
2人共にいつもよりもゴール前に進出する回数こそ少なかったものの、榊原は2点目のシーンで果敢に飛び出していってゴールに絡んでくるなど、ここぞというところでは前に絡むことが出来ていた。機を見るに敏、というところか。
まあそれでも結果からすれば、それだけ圧倒していたにも関わらず2点しか取れなかったことが、直接的に結果に結びついてしまったのだから、やはり取るべき時に取っておかないと、ということになるのだろう。

後半は先述の通り立ち上がりに押し込まれて46分、49分と連続失点し追いつかれて試合のリズムを明け渡してしまった。
疲れからか前から追いきれなくなり、中盤のアプローチが少しずつ遅れ出すと、中途半端に奪いに行ったところを素早く回されてバイタルエリアにスペースが生まれてしまった。そこを吉田直に使われて押し込まれた。
その吉田直はレフティーのセンターMF。テクニック・キックの威力とも高レベルでアタッカー的要素とプレーメーカー的要素を併せ持つ選手で印象に残った。
それからもう1人印象的だったのが山中。とにかくアグレッシブで、体と負けん気が強いアタッカーだ。「とにかく自分で点を取るんだ」という意欲がピッチ外にまでビンビン伝わってくるような選手で、2点目などはいかにもストライカーという感じのゴールだった。フィジカルの強さが印象に残るが、これからそこの部分のアドバンテージが小さくなってきた時にどういう風に育っていくのか興味もある。
また黒人系GKのオビ・パウエル・オビンナ選手も大柄な体躯と敏捷性が印象に残ったが、ただ、前半無理に短いパスをDFの選手に繋いではピンチを招いていた面もあり(それによって撃たれたシュートを自ら止めていたが・・・)、判断の面では大きく改善の余地があるだろう。そういった部分は教育でなんとかなるだろう。
・・・とアカデミーの話ばかりになったが、清水もチャンスがなかったわけではない。同点に追いつかれた後も51分に田形の左ロングクロスに合わせた白井のダイレクトボレー、勝ち越し点を奪われる直前の67分にフリーでGKと1対1となった安本のシュート、勝ち越された後の74分の名和の右クロスに合わせた渡邉のヘッドなど、最後の詰めを欠いた。
大量リードしてもおかしくなかった前半同様に、結局「決めきれない」ところが勝負を分けた。
サッカーにおいて最も難しく、大切な部分が出来るか出来ないか、やはりそこが最も重要な部分になってくるということか。

しかし清水のサッカーの内容としては全体的にきっちり中盤でボールを奪って攻めの形も構築出来ているので、方向性としては間違っていないと思う。春先などと比べてもチームが大きく成長していることを感じる。
より練習に厳しく、ゴールを集中的に意識したプレーが見られれば、もっと結果がついてくるように思われる。成長の余地が十分にあるチームだ。



コメント更新: 11年12月13日(火) 23:00 / 投稿数:2 / 参照投稿TrackBack(0)

補足(清水港) 11年12月12日(月)
補足ありがとうございます。(ナカジマ) 11年12月13日(火)



Jユースカップ決勝トーナメント2回戦vs浦和レッズユース
11年11月23日(水) 14:30
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清水エスパルスユース 3−1 浦和レッズユース
※45分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 瀧川  翔 3年 清水エスパルスJr.ユース
DF 19 水谷 和磨 2年 清水エスパルスJr.ユース
   02 西村 佳祐 2年 愛知FC U−15
   03 犬飼 智也 3年 清水エスパルスJr.ユース
   27 菊池  涼 1年 清水エスパルスJr.ユース
MF 08 伊東  渉 3年 フッチSC
   17 藤嵜 智貴 2年 フッチSC
   18 加賀美 翔 2年 ACNジュビロ沼津
   09 影山 貴紀 3年 清水エスパルスJr.ユース
   14 伊東 直樹 3年 福島ユナイテッドU−15
FW 11 柏瀬  暁 3年 フッチSC
フォーメーション
-----------柏瀬-----------
-伊東直----影山----加賀美-
--------藤嵜-伊東渉-------
--菊池--犬飼--西村-水谷和-
-----------瀧川-----------

浦和レッズ
GK 30 関口 亮助 1年 浦和レッズJr.ユース
DF 19 西澤 秀平 2年 浦和レッズJr.ユース
   18 西袋 裕太 2年 浦和レッズJr.ユース
   04 小出 啓太 3年 浦和レッズJr.ユース
   05 佐藤 大介 2年 浦和レッズJr.ユース
MF 06 野崎 雅也 3年 浦和レッズJr.ユース
   08 片  槙吾 3年 浦和レッズJr.ユース
   10 矢島 慎也 3年 浦和レッズJr.ユース
FW 07 鈴木 悠太 3年 浦和レッズJr.ユース
   12 高田 拓弥 3年 幸手市立西中学校
   11 堀田  稜 3年 浦和レッズJr.ユース
フォーメーション
-----------高田-----------
--堀田--矢島---片---鈴木--
-----------野崎-----------
--佐藤--小出--西袋--西澤--
-----------関口-----------

交代
なし

得点
06分 清水・柏瀬(犬飼?のロングフィードを浦和陣中央左寄りでDFとヘッドで競り合った影山が、競り勝ってDF裏へ送る。これに走り込んだ柏瀬が中央を抜け出してGKと1対1となり右足インサイドで蹴り込む)
41分 清水・影山(センターサークルから浦和陣に入ったところからの伊東渉の長い縦パスを中央に入って受けた加賀美が後方へ落とす。これを柏瀬が受けて左へドリブルで回り込んでから左足でクロスを送ると、PA中央やや右寄りの影山がヘディング)

スタッツ
〜シュート〜
清水 09(枠内6) ○藤嵜、◎柏瀬、○伊東直、○加賀美、×伊東渉、×犬飼、○影山、◎影山、×加賀美
浦和 08(枠内2) ○片、×鈴木、×矢島、×高田、×高田、×矢島、×高田、○鈴木
〜右クロス〜
清水 03(成功0) ×加賀美、×加賀美、×加賀美
浦和 03(成功0) ×矢島、×西澤、×西澤
〜左クロス〜
清水 05(成功1) ×伊東直、×伊東直、×伊東直、×伊東直、◎柏瀬
浦和 02(成功1) ○堀田、×片
〜右CK〜
清水 02(成功1) ○伊東直、×伊東直
浦和 01(成功0) ×矢島
〜左CK〜
清水 00
浦和 00
〜オフサイド〜
清水 00
浦和 01      ・矢島
〜ファール〜
清水 10      ・影山・柏瀬・伊東渉・藤嵜・伊東渉・西村・菊池・犬飼・伊東直・柏瀬
浦和 07      ・片・高田・小出・矢島・西袋・西袋・高田
〜警告〜
清水 00
浦和 01      ・西袋(45分)

<後半>
清水エスパルス
-----------柏瀬-----------
-伊東直----影山----加賀美-
--------藤嵜-伊東渉-------
--菊池--犬飼--西村-水谷和-
-----------瀧川-----------
浦和レッズ
-----------高田-----------
--堀田--矢島---片---鈴木--
-----------野崎-----------
--佐藤--小出--西袋--西澤--
-----------関口-----------

交代
56分 浦和・18西袋→17今泉 賢人 3年 三郷Jr.YOUTH FC
67分 浦和・11堀田、07鈴木→24中村 駿介 2年 浦和レッズJr.ユース、28関根 貴大 1年 浦和レッズJr.ユース
69分 清水・17藤嵜→23佐藤 飛天 2年 清水エスパルスJr.ユース
81分 浦和・05佐藤→03寄特 直人 2年 フォルトゥナSC U−15
81分 清水・27菊池→07進藤 優東 3年 清水エスパルスJr.ユース
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
-----------柏瀬-----------
-伊東直----影山----加賀美-
--------進藤-伊東渉-------
--佐藤--犬飼--西村-水谷和-
-----------瀧川-----------
86分 清水・14伊東直→22柳沢 拓弥 1年 清水エスパルスJr.ユース
87分 清水・18加賀美→13大木 凌多 1年 清水エスパルスJr.ユース
90+3分 清水・09影山→30鈴木 準弥 1年 ACNジュビロ沼津

得点
56分 清水・伊東直(ボールを持った浦和DFを高い位置からチェイスし、クリアボールを浦和陣中央やや右寄りで伊東渉がカット。すかさず伊東渉は中央やや右寄りPA手前付近の影山へ縦に鋭いクサビを入れ、影山がDFを引きつけて左へ短く叩く。フリーで中央に入って来た伊東直がこれを受けPA中央からフリーで右足シュート。ゴール左隅へ転がす)
90分 浦和・高田(矢島の右クロスをPA中央の清水DFが触るもファーの中村の足元に収まり、中村が胸トラップから右足シュート。ゴール左隅を狙ったシュートはGK瀧川が弾き出して左CKに。このCKを中村がゴール前に入れると、PA中央ゴール手前で混戦となり高田が押し込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 05(枠内5) ○柏瀬、◎伊東直、○柏瀬、○伊東渉、○佐藤
浦和 05(枠内3) ×高田、○佐藤、○中村、◎高田、×片
〜右クロス〜
清水 04(成功0) ×水谷和、×加賀美、×水谷和、×加賀美
浦和 04(成功0) ×鈴木、×矢島、×鈴木、×矢島
〜左クロス〜
清水 06(成功2) ○菊池、×影山、×伊東直、×伊東直、×伊東直、○伊東直
浦和 03(成功1) ○堀田、×片、×中村
〜右CK〜
清水 00
浦和 02(成功0) ×矢島、×矢島
〜左CK〜
清水 01(成功0) ×伊東直
浦和 03(成功1) ×矢島、×矢島、○中村
〜オフサイド〜
清水 02      ・伊東直・大木
浦和 01      ・野崎
〜ファール〜
清水 08      ・水谷和・藤嵜・加賀美・菊池・佐藤・加賀美・犬飼・大木
浦和 06      ・堀田・佐藤・小出・野崎・佐藤・寄特
〜警告〜
清水 00
浦和 00

<戦評など>
予選グループを1位通過し、この2回戦から決勝トーナメントに進出した清水ユース。6年ぶりのタイトルに向けて負けたら終わりのトーナメントに臨む。

ここのところマリノスとの引き分けを除くと「公式戦は」連戦連勝の清水は攻撃陣が充実。万全の体制でこの2回戦を戦う・・・と思われた。
しかしこの試合に向けて思わぬところから不安材料が出てきた。中盤の核としてプレーする2年生・石毛がAFC(アジアサッカー連盟)の表彰を受けるために表彰式に向かった。もちろん石毛個人として、そしてクラブとして誇らしいことであり止めるべきものでもない。だがチームとしては痛い。
だがむしろ筆者は石毛の不在を皆でどれだ力に変えられるか、選手が意識をいつも以上に高く持って試合に臨んでくれるのではないか?と期待していた。「鬼の居ぬ間になんとやら」ではないが、不在の間に石毛のポジションを奪ってやろうというくらいの意気込みで選手が臨んでくれるのであれば、これ以上うれしいことはない。

その石毛を欠く清水は上記の布陣。石毛のポジションには藤嵜が上がり、左SBには菊池が先発。また右のウイングの位置には加賀美が復帰した。
この日は藤嵜がやや下がり目にポジションを取ることが多く、4−2−3−1気味の布陣で戦う。学年構成としては3年生6人、2年生4人、1年生1人というクラブユースとしては標準的な構成となった。

対する浦和は現在プレミアリーグで5位。3位の清水とは勝ち点4の差だが、ここのところのパフォーマンスはそれほど上がっていないようだ。
そのプレミアリーグでの対戦は1勝1敗。開幕戦でホームの浦和が4−0で快勝している(筆者は観戦出来ず)が、折り返しの第10節では清水が気合の入った戦いで2−1で勝利を収めている。
その第10節と比べると、浦和は4人のメンバーが代わっている。トップ昇格が決まっている野崎が本来のアンカーの位置に戻り、片が一列上がった。この2人にとってはJr.ユースの頃からの「本来の位置関係」に戻った形だが、10節では右サイドから自由に動いて清水を悩ませていた矢島が2列目中央で片とコンビを組む。
そして両サイドのFWは堀田と鈴木というウイングタイプの選手が並んだ。3年生7人、2年生3人、1年生1人で、下級生が守備、3年生が攻撃(中盤から前は全員3年生)という布陣だ。

まだプレミアリーグを残しているということで悲壮感はないだろうが、それでも負ければこのチ−ムの最終戦が早まってしまうことに変わりがない。3年生にとって少しでも仲間と過ごす時間を長くしたいと思う気持ちも、勝敗の大きな分かれ目になるであろう。

最初のチャンスは浦和。開始3分左へのサイドチェンジを受けた堀田はドリブルで小さく運んでからDFとGKの間に鋭いアーリークロスを入れる。このボールはファーまで抜けてきて鈴木がダイレクトで小さく中央へ返す。このボールに対しPA中央に詰めていたのは片。片は右足でシュートを狙うが、鈴木からの折り返しの瞬間に素早くポジションを取り直し間合いを詰めたGK瀧川がブロック。シュートはゴール右に逸れて右CKへと逃れる。続く矢島のCKは清水DFが弾き返し、さらに続く矢島の右クロスもGK瀧川がキャッチする。
いきなりの守護神の好プレーに触発されたか、攻撃陣もエンジンをかけ始める。4分清水のロングボールを浦和DFがクリア。しかしボールを諦めずに追った影山がこのクリアボールをブロック。中央PA2m手前あたりにこぼれたそのこぼれに柏瀬がアプローチし、浦和DFに絡まれながらも粘って落とすと、藤嵜が左へ持ち出して左足ミドルシュート。これはGKの正面を衝く。
続く6分犬飼?のクリアボールが中央左寄り前線へ。これを影山がDFとヘッドで競り合い、競り勝って中央DF裏へ落とす。影山が競り勝つことを信じてDF裏へ柏瀬が走り込むと、そのままスピードを活かしてDFを置き去りに。GKと1対1となった柏瀬は右足でGKの足元を抜いてゴールに流し込んだ。開始早々幸先の良いゴールをエースが決めるこれ以上ない展開。
その後も浦和にボールを回させながらも主導権は与えない清水は17分PA右外で粘ってボールを奪い返した柏瀬が後方へ戻すと、伊東渉がこの戻しを受けて中央へ切れ込んで左足シュート。これはDFに弾かれるが、リバウンドがPA右にこぼれると、そこを抜け目なく狙っていた加賀美が右足スライディングシュート。しかしこれは前に出てコースを狭めた浦和GK関口がブロックして右CKに。石毛不在でCKを蹴るのは伊東直。伊東直はファーへ高いボールを蹴ると、この日はセットプレーでファーに居ることが多かった犬飼がヘッドで折り返す。これが誰かに当たってこぼれPA中央で混戦となるが、浦和DFに掻き出されてしまう。
直後の18分菊池が縦にフィードしたボールを足元で受けた伊東直がファーストタッチでDFの背後にボールを置いてターン、そのまま左サイドを抜け出して左クロスを入れる。これは浦和DFにクリアされるも、クリアボールを中央で拾った伊東渉が右足ミドルシュート。低い弾道のシュートだったが、これはゴール右へ外れた。
しかし浦和も25分、矢島?のループパスに高田が反応、一発でPA右に抜け出して右足シュート。決定的だったがこれはゴール上に外れる。清水は良いリズムでやれていただけに、こういう集中力の欠けた守備で一発でやられるもったいない失点は避けたいところ。
その清水は27分中央右寄り25m強のFKを水谷和がゴール前へ。ファーに犬飼が飛び込んでヘッドで合わせるがニアのサイドネットにかかる。
直後の28分浦和は左サイドのスローインから堀田が中央へ短く繋ぐと、走り込んだ高田がPA左に持ち込んで左足シュート。しかしこのシュートも25分同様クロスバーの上に外れる。清水としては助かっている形。
一進一退の時間帯を過ごした後の30分自陣でのFKをGK瀧川がロングキック。柏瀬がヘッドで競り勝ち左サイドDF裏へ流し込むと、伊東直が拾って中央へ切れ込みつつスルーパスを送る。これに飛び出した影山はPA左に持ち込み左足シュート。しかしこれは浦和GK関口がセーブ。
32分には右サイドのスペースへ犬飼がロングフィードを送り、走り込んだ加賀美が右クロスを入れる。このクロスに影山が飛び込むが、影山の寸前でDFにクリアされる。
それでも好リズムを保つ清水は前半残り時間5分を切った41分貴重な追加点を挙げる。センターサークルからやや浦和陣に入ったところから伊東渉が鋭いクサビのパスを前線へ入れる。右から中央へ入ってこれを加賀美が受ける。加賀美は浦和DFに絡まれ一度後方へ戻すと、柏瀬が前向きで受けドリブルを仕掛ける。DFの密集する中央を避けるように左へ回り込んだ柏瀬はDFを引き付けてクロスを入れると、PA中央やや右寄りで影山がジャンプヘッドで合わせてゴール。柏瀬・影山と「取るべき人」が取って2点のリードを奪う理想的な展開に持ち込む。
しかし好事魔多しとはよく言ったもので、2点のリードを奪った直後に浦和にチャンスを作られる。44分西澤が右サイドのスペースへフィードを送るとPA右に飛び出した鈴木が右足シュート。だがここも3分のシーン同様にGK瀧川が前に出てシュートコースを狭めてブロック。得点を与えない。
前半追加タイムとなる45+2分左サイド菊池のクリアボールに柏瀬が走り込み、DFに引っ張られながら強い体を活かして中央へ繋ぐと加賀美がPA中央やや右寄りから右足シュート。決定的だったがこのシュートはゴール上に外れて得点ならず。
3点目こそ奪えなかったが、それでも好内容で2点のリードを保って後半へ向かう。

後半2点のビハインドの浦和のベンチが動いてくることも予想されたが、両チーム前半と同じメンバーで立ち上がる。
後半最初も浦和がチャンスを作る。52分(後半7分)佐藤が中央DF裏へ浮き球を入れる。このパスに対しDFと入れ替わって出た高田が飛び出す。しかしこのファーストコントロールが大きくなりGK瀧川が対応する。
徐々にリズムを掴んだ清水は54分パスカットした犬飼がすかさず前線へクサビのパスを入れて前へ出る。犬飼のクサビを柏瀬が落とすと、犬飼自らがフォローし左サイドのスペースへダイレクトでスルーパス。伊東直が抜け出してクロスを入れる綺麗な形を見せるが、このクロスは合わすにファーへ抜けていく。
その2分後の56分、清水にとって大きな3点目が生れる。浦和DFが低い位置(清水にとっては高い位置)で前線へのパスコースを探しつつボールを繋ぐ。前からチェックにいく清水の前線の選手達がボールを右サイドに追い込むと浦和・佐藤?が苦し紛れにクリアする。これが中央に斜めに入ってくると浦和陣中央右寄りで伊東渉がカット。奪った伊東渉はすかさずPA手前中央やや右寄りの影山へクサビを当てると、慌てて影山に浦和DFが寄せてくるが、DFを引き寄せた影山は中央へ短く叩く。これに左から走り込んできた伊東直が右足インサイドでゴール左隅へグラウンダーでしっかりコントロールしたシュートを蹴り込んで3−0。大きな大きな「次の1点」だった。
野崎から縦にボールが入るものの、そこから先を崩せない浦和を尻目に4点目を目指す清水は62分西村が右へ斜めにグラウンダーで預けると水谷和が縦に預ける。加賀美がこれを受けキープすると水谷和が預けた勢いのまま縦に追い越し、加賀美のパスを受けて右クロスを入れる。このクロスにも影山が飛び込むがここはGK関口に対応される。
64分にはこの日フィードミスが目立った浦和GK関口のフィードミス(昨年のクラブユース選手権U−15準決勝では好フィードを連発していたのだが・・・)を右サイドPA手前で加賀美がカットして中央へ繋ぐ。GKのフィードに備えて浦和DFは外に大きく広がっており、柏瀬は易々とGKと1対1となり右足シュート。しかし6分には決めた1対1を今度は柏瀬が決め切れずGK関口に弾かれ、こぼれを拾った伊東渉のミドルもDFに阻まれる。
67分流れを変えたい浦和は3年生の両ウイングを下級生に代えてくる。中村はプレミアリーグ第10節では先発していた選手、関根も途中出場していた選手だ。
清水も69分最初の交代。藤嵜に代えて同じ2年生の佐藤を投入。そのまま中盤下がり目の位置に入る。
しかし選手交代もなかなか直接的に効果を表すことなく両チーム膠着状態が続く中、74分浦和は矢島が高田とのワンツーでPA中央に飛びだす。しかしこれもGK瀧川がセービング。浦和では数少ない攻撃に変化をつけてくる矢島だが、PAの中までは清水が仕事をさせない。
さらに佐藤に代えて寄特を投入するなどカンフル剤を打つ浦和だが、清水もフレッシュな選手を次々と投入して逃げ込みを図る。3年生進藤も久しぶりに出場してきた。
時間を潰しながらそのまま終えるかに思われた試合だったが、終了間際の90分右サイドに回り込んだ矢島が右クロスを送る。PA中央で清水DFが頭でコースを変えるが、ファーに詰めていた中村が胸でコントロール。そのまま右足で叩くが、このゴール左隅を襲ったシュートもGK瀧川が弾き出す。しかし中村の左CKは清水DF陣がクリア出来ずPA中央で混戦に。これを高田が押し込んで3−1に。せっかく良い試合をしたのだが、最後の失点で画竜点睛を欠いた感は否めなくなってしまったが、それでも3−1の快勝。4日後の準々決勝に進出が決定した。

早い段階で先制し、比較的楽に試合を進められた感のある試合だが、試合の趨勢を考えるとやはり41分に挙げた2点目が大きかった。
この2点目のシーンでは伊東渉が前線の厳しいコースに完璧なパスを出したことが起点となった。このシーンの他にもボール奪取からすかさず前線へ当てたり(3点目のシーンなど)、サイドのスペースへウイングを走らせたりと、チーム全体を前に上手くドライブさせた。プレミアリーグ後半戦からのチームの攻撃的に変貌していった流れの中で、伊東渉が果たしている役割が大きいということを改めて感じさせられた。
ただ2点目のシーンにおいては伊東渉だけが素晴らしかったわけではなく、柏瀬が仕掛けたことが得点に繋がった要因でもある。結局どこかで仕掛けのプレーがないとなかなか相手は崩せない。伊東渉のパスは本当に素晴らしかったが、その段階ではまだDFの裏までは取れていなかった。そこを柏瀬がドリブルで持って行ったことによってマークがずれて、影山がフリーになった。
正直浦和のほうかボール回し自体は上手かったと思う。FWへクサビをあて、センターのMFと近い位置のウイングがそこを2人でフォロー、FWの落としから中央を狙うか、それが出来ないのならウイングが空けたスペースへSBが上がってきてサイドから・・・と、いかにも「トレーニングを繰り返してきました!」ってな感じの攻撃を繰り返してきた。それからFWが下がったり開いたりした時に2列目が入れ替わって前線を狙う動きも。
もちろんそれは悪いことではない。日々のトレーニングが大事なのも充分にわかっているつもりだ。ただあまりに浦和は「教科書的」過ぎた気がする。最後の局面までキレイに崩そうとする意識があるのか、その「最後の一線」でしっかり戻って対応した清水DFを崩しきれなかった。
筆者は今年のプレミア開幕戦を見ることが出来なかったので、昨年の高円宮杯で敗れた浦和戦のことを思い出していた。あの時の浦和も序盤はボールは回ってもなかなか清水を崩すことが出来ていなかった。しかし礒部や矢島らが仕掛け始めてからは、完全に浦和の試合になった。この試合でも矢島は低い位置から仕掛けのプレーを見せたことはあっても、高い位置ではそれが出来なかった。結局、その部分がこの試合の浦和には足りなかったのだろう。

それから清水としては最初の3分のピンチをGK瀧川がストップしたことも大きかった。両サイドに振られて完全にマークがズレた決定的なピンチだったが、鋭い出足でコースを狭めキッチリとブロック。そこから清水に流れを呼び込むことが出来たし、貢献度は高かった。
2点目を取った直後の44分に迎えたピンチも、瀧川が同じように間合いを詰めてブロックしてピンチを防いでいる。ここだって取られれば1点差に詰め寄られるところだったわけで、このシーンも勝利のキーになった見逃せないプレーだ。

また前線のスペースへ盛んに走りこんで長いボールの受け手となった影山は1得点2アシスト。常に攻撃の尖兵として、柏瀬の影から飛び出して浦和DFを悩ませた。後半彼の足が止まり始めるとともにチーム全体が前に行く力を減退させてしまったという事実は、逆説的に彼の貢献度の高さを物語っている。
その他力強い守備と正確なグラウンダーフィードで貢献した西村、盛んに左サイドを突き守備でも菊池をフォローする働きも見せた伊東直も好プレーを見せた。

とはいえこれらの選手だけでなく、皆好プレーを見せた結果が勝利に結びついた。次の京都戦に勝てば、年末までみんなでサッカーが出来る。
京都は強敵だが、今のチームに怖いものなどない。筆者は準々決勝を観戦出来ないが、プレミア残り試合、そして年末にまた一回り成長した姿を見せてくれると期待している。



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TMU15vs常葉橘高校
11年11月13日(日) 15:00
-

清水エスパルスJr.ユースU−15 3−0 常葉学園橘高校
※40分×2本+30分×1本

<1本目>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 山川 卓己 3年
DF 20 水谷 拓磨 3年
   13 杉本  頼 3年
   18 深澤優太郎 3年
   03 鈴木 翔太 3年
MF 02 西澤 健太 3年
   10 宮本 航汰 3年
   14 森主 麗司 3年
   05 杉山 和希 3年
FW 09 北川 航也 3年
   08 大塚 聖磨 3年
フォーメーション
--------大塚--北川--------
--杉山--------------西澤--
--------森主--宮本--------
--鈴木--深澤--杉本--水谷--
-----------山川-----------

常葉橘
GK 01 ?????
DF 96 筒井 康太 高2
   33 石川 大輔 高2
   99 登崎 雅貴 高2
MF 95 高沢 健太 高2
   12 石井 光輝 高2
   35 島田 隼希 高2
   23 ?????
FW 90 森下 拓哉 高2
   46 山本 一輝 高2
   89 前田 直輝 高2
フォーメーション
-----------山本-----------
----前田----------森下----
--23--島田--石井--高沢--
-----登崎--石川--筒井-----
-----------01-----------

交代
なし

得点
32分 清水・北川(橘・筒井のバックパスをPA中央で受けたGKがツータッチでクリアしようとしたボールに猛然と北川がチェックしブロック。そのボールがそのままゴールへ)

スタッツ
〜シュート〜
清水 04(枠内1) ×北川、×北川、×西澤、◎北川
橘高 04(枠内3) ×前田、○前田、○高沢、○山本
〜右クロス〜
清水 03(成功1) ○水谷、×水谷、×北川
橘高 04(成功1) ×高沢、○高沢、×高沢、×高沢
〜左クロス〜
清水 03(成功1) ×北川、×杉山、○森主
橘高 01(成功1) ○23
〜右CK〜
清水 01(成功1) ○水谷(ショート)
橘高 01(成功0) ×石井
〜左CK〜
清水 02(成功0) ×杉山、×杉山
橘高 02(成功1) ×石井、○石井
〜オフサイド〜
清水 01      ・宮本
橘高 00
〜ファール〜
清水 02      ・森主・宮本
橘高 04      ・石井・23・前田・山本

<2本目>
清水エスパルス
GK 01 山川 卓己 3年
DF 20 水谷 拓磨 3年
   13 杉本  頼 3年
   18 深澤優太郎 3年
   03 鈴木 翔太 3年
MF 02 西澤 健太 3年
   10 宮本 航汰 3年
   14 森主 麗司 3年
   05 杉山 和希 3年
FW 09 北川 航也 3年
   08 大塚 聖磨 3年
フォーメーション
--------大塚--北川--------
--杉山--------------西澤--
--------森主--宮本--------
--鈴木--深澤--杉本--水谷--
-----------山川-----------

常葉橘
GK 35 ?????
DF 96 筒井 康太 高2
   33 石川 大輔 高2
   99 登崎 雅貴 高2
MF 95 高沢 健太 高2
   12 石井 光輝 高2
   35 島田 隼希 高2
   23 ?????
FW 90 森下 拓哉 高2
   46 山本 一輝 高2
   89 前田 直輝 高2
フォーメーション
-----------山本-----------
----前田----------森下----
--23--島田--石井--高沢--
-----登崎--石川--筒井-----
-----------35-----------

交代
51分 常葉橘・23→45
59分 清水・18深澤→17井上 敬開 3年
63分 清水・05杉山→19片瀬 隆輔 3年
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------片瀬--北川--------
--西澤--------------大塚--
--------森主--宮本--------
--鈴木--井上--杉本--水谷--
-----------山川-----------
68分 常葉橘・90森下→25

得点
72分 清水・片瀬(水谷の縦パスを右サイド相手陣に入ったところで受けた片瀬がダイレクトで中央へ叩く。これを宮本が受けてドリブルで斜めに中央へ入りつつ左へ流れた北川を囮に右サイドのスペースへ短いスルーパスを送る。これに走り込んだ片瀬がPA右から右足でファーへ蹴り込む)

スタッツ
〜シュート〜
清水 02(枠内1) ×北川、◎片瀬
橘高 05(枠内3) ○高沢、○森下、×山本、○前田、×島田
〜右クロス〜
清水 08(成功0) ×北川、×森主、×西澤、×西澤、×水谷、×水谷、×宮本、×大塚
橘高 02(成功0) ×山本、×高沢
〜左クロス〜
清水 04(成功2) ○杉山、○宮本、×北川、×鈴木
橘高 02(成功1) ×山本、○45
〜右CK〜
清水 01(成功1) ○水谷(ショート)
橘高 03(成功1) ○石井、×石井、×高沢
〜左CK〜
清水 00
橘高 00
〜オフサイド〜
清水 04      ・大塚・北川・片瀬・片瀬
橘高 01      ・前田
〜ファール〜
清水 01      ・水谷
橘高 01      ・筒井

<3本目>
清水エスパルス
GK 16 望月 幸輝 3年
DF 13 杉本  頼 3年
   17 井上 敬開 3年
   03 鈴木 翔太 3年
   07 斉藤 孝輝 3年
MF 06 出口 大将 3年
   12 西田 健人 3年
   05 杉山 和希 3年
   15 森田 一世 3年
FW 19 片瀬 隆輔 3年
   02 西澤 健太 3年
フォーメーション
--------西澤--片瀬--------
--森田--------------出口--
--------杉山--西田--------
--斉藤--鈴木--井上--杉本--
----------望月幸----------

常葉橘高校
フォーメーション
--------98--44--------
--97--------------71--
--------85--93--------
--31--92--47--94--
-----------35-----------

交代
95分 清水・13杉本、02西澤→20水谷、08大塚
102分 常葉橘・94→25
107分 常葉橘・44→??

得点
104分 清水・出口(右サイド高い位置でボールを奪った出口がPA右に持ち込み右足でニア上を豪快に抜く)

スタッツ
〜シュート〜
清水 09(枠内4) ○西澤、○西澤、×片瀬、×西澤、◎出口、×片瀬、×大塚、○杉山、×井上
橘高 01(枠内1) ○44
〜右クロス〜
清水 04(成功2) ○出口、×出口、×出口、○大塚
橘高 01(成功0) ×94
〜左クロス〜
清水 01(成功0) ×森田
橘高 00
〜右CK〜
清水 03(成功3) ○杉山、○杉山、○杉山
橘高 00
〜左CK〜
清水 00
橘高 00
〜オフサイド〜
清水 03      ・西田・西澤・片瀬
橘高 00
〜ファール〜
清水 00
橘高 03      ・94・47・71

<戦評など>
高円宮杯本大会に向けて強化に余念がない清水U−15は高校生とのTMを行う。この日の相手は常葉橘高校(以下「橘」と表記)。

橘はただいま開催中の高校選手権において決勝トーナメント1回戦で静岡高校を破ったものの、2回戦の浜松開誠館戦で敗れて新チームでリスタートを切ったばかりのチーム。
とはいえ筆者が観戦した静岡高校戦でも2年生が4人先発、1人途中出場しており、そのメンバーを中心にチームが組まれていると思われる。
選手間の呼び名やら筆者の過去の記憶やらでメンバーを確認していくと、先述の静高戦に出場している5人が全員先発出場している模様で、このチームはどうもAチームと読んで差支えないメンバーのようだ。対戦相手に不足はない。

その高校生に対する清水U−15だが、望月大が別メニューでランニング。軽いダッシュもこなしていたので大きな問題はなさそう。それ以外はいつもの先発メンバーだ。

立ち上りから前からプレッシャーをかける橘に対し戸惑った様子の清水だったが、次第にその早いリズムに慣れ始めると2トップが積極的にスペースを狙ってランニングしチャンスを作る。
16分杉山が右サイドDF裏のスペースへフィード。大塚?が流れて抜け出しかけるが、その手前でDFがカット。このこぼれを中央で拾った北川が右足ダイレクトボレーで強烈に叩くがこれはゴール右に外れる。
橘も直後の17分登崎が左サイドのスペースへ縦にフィード。これに飛び出した前田がPA手前で切り返してDFを外して右足ミドルシュート。これはゴール上に外れるが、21分にもワンツ−でPA右に飛び出した高沢が決定的なクロスを上げるも清水DFがカット。決定的なエリアでは仕事をさせない。
宮本&森主を含む中央の守備が粘り強く対応し続けると。守備陣に応えるかのように清水のチャンスが増え始める。23分宮本が右へ展開したボールを上がってきた水谷が受けて右クロスを入れる。これをニアに走り込んだ北川が右足ダイレクトで合わせるが、これはゴール右外。
28分には深澤が右サイドのスペースへロングフィード。このボールに橘DFが先に追いつき体を入れるが、粘り強く追いかけて奪い返した大塚がPA右から後方へ戻す。これを受けた西澤が右足ミドルシュ−トを狙うがDFが体で阻止して左CKに。続く杉山のCKも橘DFにクリアされてしまう。
直後の29分右CKを得た清水は水谷がショートコーナーで繋いで杉山からリターンを受けて右クロスを入れる。これはDFに弾かれるが、小さくなったクリアを北川がヘッドで押し返し、PA中央で宮本が落としたボールを森主が右足ダイレクトで狙う。これがゴールに突き刺さり清水が先制・・・かと思われたが宮本がボールを受けた時点でオフサイドだったとしてノーゴールの判定に終わる。
それでも攻める清水は32分橘・筒井がGKへ返したバックパスを北川が追いかける。GKは北川のスピードを見誤ったか、意外に余裕を持って対応していると、北川が猛然と追い込んでくる。GKは寄せてきた北川を切り返して外してからクリア・・・したはずが北川がこれをブロック。リバウンドはそのまま転々とゴールに吸い込まれて1−0。意外な形ではあったが、普段同年代を相手に試合をしている(と思われる)高校生でも見誤るほどの北川のスピードが活きた形だったとも言える。こういう風に「前から追ったら良い事がある」とわかれば、北川だけでなく他の選手もこれからドンドン前から追いかけてくれるに違いない(笑)。
年長の意地もあり負けられない橘は35分に23番の左クロスに対しニアに飛び込んだ前田が左足ダイレクトシュート。だがこれはヒットせず弱々しくGK山川にキャッチされると、38分高い位置でのボール奪取から高沢がPA右に持ち込み右足シュート。これもGK山川がブロックし、さらにそのこぼれをPA中央で拾った山本のシュートもDFがブロック。さらに山本はDFブロックのこぼれを下がりながら拾って右足で狙うがこれは大きくゴールの上に外れ、そのまま1−0清水リードで2本目へ。

2本目は1本目以上に中盤での激しい攻防が繰り広げられた。その結果なかなかお互いにシュートチャンスを作れない時間帯が続いた。
そんな中清水は59分(2本目19分)深澤が橘の選手が振り上げた脚が顔に当たって交代(たいしたことはなさそうだったが)。63分には片瀬が杉山に代わって投入され前線へ。大塚が右MF、西澤が左MFへ配置転換される。
同じ63分橘は清水・杉本の縦パスをカットした森下が右足ミドルシュート。これがようやく両チーム最初のチャンスらしいチャンスとなるが、清水も徐々に片瀬がボールに絡み始めてチャンスを作り始める。
69分その片瀬が右サイドのスペースへ送ったボールに抜け出した大塚が右クロス。一旦はDFにカットされるもののこぼれを中央で拾った北川が右足で強烈なシュート。しかしこれはクロスバーに直撃し得点ならず。
続く72分に清水が追加点を挙げる。水谷が自陣右サイドから縦に当てると、右サイドハーフウェーラインから少し橘陣に入ったところで受けた片瀬がダイレクトで中へ短く叩く。これをフォロ−した宮本がドリブルで斜めに中央へ運ぶと、前線の北川が左へ膨らんでゴール前を狙う動きを見せる。DFがそちらを注視すると、宮本もそちらを見つつDFの逆を衝いて右サイドのスペースへスルーパスを送る。右サイドで簡単に叩いてからゴール前へ走り込んでいた片瀬がこれを受け、そのままPA右へ持ち込んで右足シュート。これがファーへキレイに決まって2−0。交代選手が結果を出して清水がリードを拡げた。
橘も2本目追加タイムの80+1分45番の左クロスをニアに走り込んだ前だが左足ダイレクトシュート。決定的だったがシュートはGK山川が素早い反応で弾き出して難を逃れると、続く高沢の右CKも清水DFがカットするが、中央PA手前の島田が右足シュート。だがこのシュートはゴール上に外れ、ほどなく主審のホイッスルが鳴って2本目は終了。お互いにAチームと思われる80分間は清水が2−0で勝利し3本目へ。

3本目は橘の選手の力量が明らかに落ち、清水が攻勢の時間帯が長い30分間となった。
86分(3本目6分)に清水は斉藤が右サイドへ大きくサイドチェンジ。これを3本目は右SBを務める杉本が上がってきて受け、その右外前方へ開いていた出口へパス。出口はDFが戻りきる前にGKとDFの間にアーリークロスを入れるとファーの西澤がダイレクトで合わせる。しかしこのシュートは当たりが悪く弱くなってGKへ。
90分攻めあがった杉本の突破を47番がファールで止めPA右外でFKを得る。このFKを杉山がグラウンダーで中央へ返し中央右寄りの西澤が右足シュート。しかしこのシュートはGKに弾き出されてしまい右CKに。さらにこの杉山の右CKをニアで片瀬がバックヘッドで合わせる。決まったかに思われたが、シュートはゴール前を横切ってゴール左へ逸れてしまう。
95分にもCBに入った鈴木が左サイドのスペースへ送ったフィードに飛び出した西澤が中央へカットインし右足シュート(ゴール左外)とチャンスを作る清水に対し、橘も99分清水バックパスをPA右でカットした44番が右足で狙う決定機を作るが、これはゴールカバーに戻ったDFがクリアして事なきを得る。
すると104分今度は清水が高い位置でボールを奪ってショートカウンター。右サイドでボールを奪った出口がDFのスライディングをかわして右足で豪快に蹴り込んで3−0。リードを大きく拡げた。
直後の106分にも井上の縦パスを受けて中央をドリブルで進んだ西田が左を見つつノールックで右サイドのスペースへ走り込んだ片瀬へスルーパスを送る。フリーで抜け出した片瀬は右45度から右足でファーを狙ったシュート。しかしこれは左ポストを直撃。
107分西田のスルーパスを橘DFがカットしたこぼれを拾った出口が中央へ通すと、中央フリーで受けた大塚が右足でゴールに流し込み・・・と思われたが今度は右のポストを直撃してゴールならず。
109分にも出口?の右クロスをDFがカットしたボールを中央やや右寄りPA手前で拾った西田が大きなモーションから右足ミドルシュート・・・と見せかけてPA右でフリーになっていた杉山へ意表を衝いたパス。杉山はそのままシュートを狙うが前に出てきたGKにブロックされてしまった。
試合はそのまま終了。県内でも強豪に位置する高校(新)Aチームに内容も伴った勝利を挙げた。

歴戦の高校Aチームに対して3−0での勝利。内容も伴ったもので良いTMだった。
清水は橘の強い当たりに苦しんだが、中盤で宮本、森主が奮闘し中盤のラインを越えさせるのは稀だった。
それでも橘は前線へクサビを当ててそこへ2列目以降の選手が近い距離にフォローしてゴール前に雪崩れ込んできたり、サイドをワンツーで破ったりと狙いは見て取れたが、清水のMFを含めた中央のブロックが、最後までゴールを許さなかった。
特にGK山川は38分、80+1分の大きなピンチをセーブし、完封勝利に大きく貢献した。
また攻撃面では2トップの北川と大塚がスペースへのボールの引き出しや、下がってボールを受けた際のキープ・ダイレクトの叩きなど工夫した動きで橘DFに対抗した。
さすがに相手は高校生なので北川のような能力の高い選手でもやりたい放題とはいかなかったが、そんな中でも自分の今の力を測るかの如くチャレンジしてみたり、一方でそれが上手く運べないときにどうすれば良いのか工夫してみたり、と努力の跡が窺えた。
やっぱりそういう経験こそ重要なんだなあ、と改めて感じた。ライオンが子供を谷底に突き落とすが如く、壁にぶつけてあげるようなシチュエーションを与えてやることこそが親心なんだ、と。チャレンジしていかなければいけないような高い壁を与えてあげて、それを乗り越えるような努力を選手に促すことが、選手のためになる。
この日の橘はレベル的にも今の清水には良い相手だったと思うし、激しくても汚いタックルなどもなく戦ってくれたので、そういう点でもTMとしては良いものになったと思う。感謝したいところだ。

この試合ではなんといっても宮本だろう。中盤で守備のフィルター役としても機能したが、なんといってもボールを奪われない点。そしてパスでもドリブルでもチームを前にドライブさせる能力が秀逸だった。
眼前の敵をいなして前に運んでDFを引き付けてからスペースを上手く使ってパスが出せる。周囲の選手達もこれなら奪われる心配もせず前に出ることが出来る。すでに高校レベルでも十二分にやれるところを示した。
それから水谷も好守両面で局地戦の強さ、タフさ、中盤や前線に効果的なボールを当てる能力の高さを見せつけた。高校生相手でもなんらの問題もなかった。
まあ既にプレミアリーグなどでもプレーしているだけに、ある意味これくらい出来て当然なのだろうが。
また3本目に出場した西田は106分、109分と2度敵の意表をつくパスを出し、観客をも驚かせた(笑)。相変わらずセンスの高さを見せてくれて、筆者も個人的に大満足だった(笑)



コメント更新: 11年11月16日(水) 00:30 / 投稿数:2 / 参照投稿TrackBack(0)

えっ!(あ) 11年11月15日(火)
おっ(ナカジマ) 11年11月16日(水)



U13ボルケーノ&TMvs愛知FC
11年11月13日(日) 12:00
-

清水エスパルスJr.ユースU−13 1−0 愛知FC
※30分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 16 秋山 匠也 1年
DF 06 八木涼太朗 1年
   05 梅村  豪 1年
   15 立田 悠悟 1年
   14 池谷華未智 1年
MF 09 神戸雄太朗 1年
   08 佐野 皓平 1年
   03 平松  昇 1年
   13 八代 真弥 1年
FW 11 稲葉 章将 1年
   19 福原 涼太 1年
フォーメーション
--------福原--稲葉--------
--八代--------------神戸--
--------平松--佐野--------
--池谷--立田--梅村--八木--
-----------秋山-----------

愛知FC
フォーメーション
--------06--18--------
--08--------------17--
--------04--07--------
--11--10--15--12--
-----------01-----------

交代
なし

得点
なし

スタッツ
〜シュート〜
清水 04(枠内0) ×平松、×稲葉、×福原、×福原
愛知 03(枠内2) ○17、×04、○08
〜右クロス〜
清水 02(成功1) ×佐野、○八木
愛知 00
〜左クロス〜
清水 01(成功0) ×池谷
愛知 00
〜右CK〜
清水 03(成功1) ×平松、×平松、○平松
愛知 00
〜左CK〜
清水 00
愛知 00
〜オフサイド〜
清水 04      ・福原・稲葉・稲葉・八代
愛知 00
〜ファール〜
清水 02      ・佐野・立田
愛知 02      ・18・17
〜警告〜
清水 00
愛知 00

<後半>
清水
--------牧野--橋本--------
--平松--------------稲葉--
--------立田--佐野--------
--池谷--八木--梅村--中島--
-----------秋山-----------
愛知FC
--------06--18--------
--08--------------17--
--------04--07--------
--11--10--15--12--
-----------01-----------

交代
30分 清水・19福原、13八代、09神戸→02牧野 智樹、04橋本 和真、17中島 杏輔(上記の布陣に)
40分 愛知・08→13
42分 清水・11稲葉→12高橋 雅和
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------牧野--橋本--------
--平松--------------中島--
--------立田--佐野--------
--池谷--八木--梅村--高橋--
-----------秋山-----------
43分 ※清水ポジションチェンジ・14池谷⇔06八木
56分 愛知・11、18→09、02

得点
53分 清水・平松(中央でパスカットした佐野がドリブルで持ち上がってから右サイドのスペースへスルーパスを送る。これに中島が飛び出すと中央やや右寄りPA手前で愛知11番がファールで止めFKに。このFKを平松が左足で壁の上を曲げて落としニアに決める。

スタッツ
〜シュート〜
清水 04(枠内2) ◎平松、○橋本、×橋本、×橋本
愛知 04(枠内1) ×17、×06、○04、×04
〜右クロス〜
清水 05(成功2) ○橋本、×中島、○中島、×中島、×高橋
愛知 01(成功1) ○07
〜左クロス〜
清水 03(成功0) ×平松、×平松、×平松
愛知 02(成功1) ×11、○06
〜右CK〜
清水 00
愛知 00
〜左CK〜
清水 00
愛知 00
〜オフサイド〜
清水 03      ・橋本・牧野・橋本
愛知 02      ・13・18
〜ファール〜
清水 03      ・牧野・立田・平松
愛知 03      ・12・12・11
〜警告〜
清水 00
愛知 01      ・11(52分)

<戦評など>
ここまでU−13ボルケーノにおいて名古屋と磐田に敗れ4勝2敗の清水U−13。この日は愛知FCとのホーム戦に臨む。

この後行われたTMも含めて、清水は20人全員が参加している。筆者にとって久々のU−13観戦だが、皆元気なようで何よりだ。

なお愛知FCとの前回対戦時は清水が8−1で勝利。愛知の父兄の方々は「はるばる見に来て、また8点とか取られたら・・・」と試合前から心配していた(笑)。それでも来てしまうのが、家族愛、親子愛なのでしょう。
愛知U−13には先日発表されたナショナルトレセンに選出されている選手が1人いるようだが、残念ながらそれがどの選手なのかはわからなかった。

ファーストシュートは開始4分。清水は横パスを廻しながら中央DF裏へ八木がロブパスを送る。下がって受けに来たFWにDFが付いてきて空いたスペースに中盤から飛び込んだ平松が抜け出し、飛び出してきたGKよりも僅かに早く触って左足ループで狙う。しかしこれはゴール上に外れる。
7分には神戸が右から斜めのスルーパスを送るとPA右に福原が走り込む。しかしこれには素早く飛び出したGKがクリア・・・したが、このクリアボールを福原がブロックしボールは転々とゴール方向へ・・・向かうが、これもゴール右に逸れる。
愛知も17分18番が右サイドに大きく空いたスペースへパスを出すと、そのまま抜け出した17番がPA右で切り返してDFをかわし左足シュート。ニア上を強いシュートで狙うも、ここは清水GK秋山がストップ。
直後の18分佐野のスルーパスをDFにカットされたこぼれを拾った平松がPA右に送ったスルーパスから稲葉が右足シュート。これはDFにブロックされてゴールならず。
そして前半最大の決定機は22分、神戸が右からドリブルでPA手前をカットインしてきて中央の平松に預けると、平松は神戸がDFをつり出して空いた右サイドのスペースへ送る。ここに右SBの八木が走り込んでPA右を深くえぐってマイナスの折り返し。ニアに入った平松がこれをコントロールしようとするが流れPA中央へこぼれる。ここに走り込んでいた福原が右足でシュートするが、力の入ったシュートはゴール上に外れてしまう。ここはストライカーとしては決めなければいけないシーンだったが・・・。
さらに28分左から八代がダイレクトで中央へ繋いだボールをファーストコントロールをDF裏へ置いてそのまま自ら抜け出した稲葉がさらに中央へ返す。これはDFにかかるが、再びこぼれに反応したのは福原。スライディングシュートで蹴り込みにいった福原だったが、シュートはまたもゴール上に逸れてゴールならず。終盤は押し込んだ清水の前半だったが、最後の決定機逸が試合結果に響かなければ良いが。。。

後半も33分に右サイドをスピードで抜け出した橋本が入れた右アーリークロスを後半から左MFに移っていた平松が中央に走り込んで合わせるが大きくゴール右へ外す。
すると次第に試合は膠着。両チームともシュートすらないまま残り15分を切る。
そんな膠着状態の中に勝機を見出した愛知は前回の大敗の記憶以上に「勝てる」という気持ちが高まり、次第に積極性を増してくる。
その愛知は48分4番の左スペースへのパスに6番が飛び出しPA左手前まで持ち込んで左足シュート。しかし最初のコントロールを外側に持ち出してしまったためにシュートコースが狭まっており、シュートはコース左へ外れる。
愛知の積極性に押される場面も目立ち始めてきた清水だったが、53分中央センターサークル付近でパスカットした佐野がドリブルで運んでから右斜めへスルーパスを送ると、後半途中から右MFに移っていた中島がゴール前に駆け込む。これを愛知の大柄なレフティーが絞って対応するが、中島を倒す形となりPA手前中央やや右寄りで清水がFKを得る。ちょうどトップの4月の福岡戦で大前が決めたポジションの左右逆のようなポジションからのFKをレフティーの平松が左足で狙う。カーブをかけて「曲げて落とした」ボールは壁を越えてニアに決まって1−0と清水が先制。攻めあぐね、イヤな雰囲気も出始めた時だっただけに、まさに値千金の一撃だった。
ダメ押し点を狙って勢いにのる清水が攻める。54分中央でボールを奪った立田が右へ展開。中島がPA右へ持ち出すと中央へ折り返し、PA中央の橋本がダイレクトで合わせる決定機。これはGKの正面を衝くと、59分佐野のクサビを橋本が落として立田が左へ展開。これを受けた平松が中央DF裏へ浮かしパスを入れると飛び出した橋本がループシュート。しかしこれもクロスバーの上を叩いてゴール上に逸れてしまう。
なんとか追いつきたい愛知も残り時間少ない中で反撃。60分?のクサビを清水DFにカットされながらも中央PA手前から4番が右足シュート。これはGK秋山がセーブし、60+1分スルーパスでPA左に抜け出した6番のクロスを中央で受けた4番が頭でコントロールしてから右足ボレーシュート。これはゴール上に外れて万事休す。清水がFKによる貴重な得点を守りきって、どうにかこうにか勝利を収めた試合となった。

結果は平松の直接FKで挙げた虎の子の1点を守りきっての1−0の勝利となったが、内容的には選手にとっても満足できるものではなかったに違いない。
得点を奪う上で非常に重要な「最後の局面を打ち破る働きかけ」が少なかったように感じた。ボールは廻しているようであってもシュートが少なく、シュート数の上では8−7とほぼ互角。7割方ボールを持ってはいたが、足元で受けて周りを探すプレーが多く、決定的な突破口となる崩し役が現れなかったのは残念だった。
結局のところ相手DFの裏を取らないと得点にならないのだから、愛知DFの前でボールを廻してもそれを個人の力やコンビネーションで突破したり、スペースを生む為に相手を誘き出す動きを見せたり、という部分が欠ければ、必然的にこの試合のように攻めあぐねてしまい、そしてセットプレーやミドル・ロングシュートが決まらなければ勝つ事は出来ない。
だからこのボルケーノはFKの1点、続くTMはミドルシュートによる2点に終わったのは、必然的だったとも言える。

相手を崩しに行く部分での物足りなさは岩下監督も感じているようで、特に稲葉に対して「もっとゴールに向かってプレーしよう」「ゴールに向かわなきゃ」と促していた。小学生の頃から鳴らしていた選手達だけにやろうと思えば出来るのだろうから、その辺りは意識の問題か?
選手にしてみれば中学生になって「大人のサッカー」への入口に差し掛かったところで、いろいろと覚えることが多かったり、数多くの方法論を提示されて選択肢が増えた事で悩む部分もあるだろう。その部分で「周りを使わなきゃ」とか「こういう練習をしてきたからこうしなきゃ」とかあるだろうが、結局のところゴールに向かってナンボ、ゴールを挙げてナンボである。最終的な目的である「ゴール」より重要な手段や方法論などあるはずもない。
まあ育成段階なので、ここは今は選手に大いに悩んでもらって、数ある方法論を理解・咀嚼して身につけてもらって、選手としての「引き出し」を増やしてもらった上で、最終的にその一番シンプルな部分である「ゴールに向かう」ことの重要性に気がついてくれれば、それで良いのだろう。

こういううまくいかない経験も経て、それをただの失敗にするのか、それとも将来の自分への投資に出来るか。そこは自分自身にかかっているし、成功するために必要不可欠な部分だろう。
才能ある清水の選手達にとっては、現在はまだ良い選手になるためのプロセスに過ぎない。ただそのプロセスを疎かに出来ないのも事実。
しっかりとプロセスを踏ませつつ選手を正しい方向へ向かわせる努力をし、だけど最終的な目的だけは忘れないようにさせないといけない。人間的にも多感な次期で、誘惑も多い年代だけに・・・。この年代の指導者の方は本当に大変です・・・。

なおボルケーノの試合後、20分×2本のTMが行われた。

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清水エスパルスJr.ユースU−13 2−0 愛知FC
※20分ハーフ

<前半>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 杉山 尊人 1年
DF 12 高橋 雅和 1年
   04 橋本 和真 1年
   18 渡辺 哲平 1年
   13 八代 真弥 1年
MF 10 柿野 介成 1年
   07 望月  陸 1年
   20 鈴木  晴 1年
   19 福原 涼太 1年
FW 09 神戸雄太朗 1年
   02 牧野 智樹 1年
フォーメーション
--------牧野--神戸--------
--福原--------------柿野--
--------鈴木--望月--------
--八代--渡辺--橋本--高橋--
-----------杉山-----------

愛知FC
フォーメーション
--------16--13--------
--09--------------08--
--------21--19--------
--03--05--02--14--
-----------01-----------

交代
なし

得点
なし

スタッツ
〜シュート〜
清水 05(枠内3) ○神戸、○福原、○神戸、×牧野、×神戸
愛知 01(枠内0) ×08
〜右クロス〜
清水 03(成功0) ×高橋、×柿野、×高橋
愛知 01(成功0) ×14
〜左クロス〜
清水 01(成功0) ×八代
愛知 00
〜右CK〜
清水 00
愛知 00
〜左CK〜
清水 01(成功0) ×八代
愛知 00
〜オフサイド〜
清水 00
愛知 00
〜ファール〜
清水 01      ・牧野
愛知 01      ・08

<後半>
清水エスパルス
--------福原--稲葉--------
--牧野--------------望月--
--------平松--柿野--------
--鈴木--高橋--橋本--渡辺--
-----------杉山-----------
愛知FC
--------13--16--------
--19--------------14--
--------09--21--------
--03--05--15--02--
-----------01-----------

交代
32分 愛知・15、13→12、06

得点
25分 清水・八代(自陣右サイドで柿野だ縦に送ったパスを右サイドハーフウェーライン付近で稲葉が受けてキープし縦に送る。望月がこれに走り込んでPA右を深くえぐってマイナスに折り返したボールはDFにカットされるものの、こぼれを中央PA手前で拾った八代が左足シュート。クロスバーの下を叩いてゴールイン)
29分 清水・柿野(PA手前右サイドの望月が中央へ短い横パス。これを柿野が足元に止めると見せかけてボールをさらして中央へ短く持ち込んで

スタッツ
〜シュート〜
清水 06(枠内4) ◎八代、◎柿野、×八代、×望月、○稲葉、○稲葉
愛知 02(枠内1) ○02、×06
〜右クロス〜
清水 01(成功0) ×望月
愛知 01(成功1) ○14
〜左クロス〜
清水 01(成功1) ○牧野
愛知 00
〜右CK〜
清水 00
愛知 01(成功0) ×02
〜左CK〜
清水 01(成功0) ×牧野
愛知 00
〜オフサイド〜
清水 00
愛知 01      ・06
〜ファール〜
清水 01      ・高橋
愛知 01      ・13

<戦評など>
ボルケーノの試合に続いて行われたTMもボルケーノの試合同様に仕掛けの動きに物足りなさを感じさせる一戦となった。

清水はなぜかボルケーノに出てこなかったスピードスター望月がこのTMのほうに出場。しかしこの試合ではセンターMFでのプレーだった。いろいろと試してるのだろう。

試合はほとんど動きの無い前半を終えた後の後半に八代と柿野がミドルシュートを叩き込んで2−0で勝利。とはいえボルケーノ同様最終局面でのプレーにスピード感を欠き、崩しきれないという点でボルケーノと同じ課題が残った。
そう考えていて気になったのだが、ダイレクトパスの回数がすごく少なかったような気がしてならない。もちろん数えていたわけではないのだが、一定のリズムでプレーしていたために変化が出せず、スピードも上がらなかったというのは真実だろう。
のべつ幕なしダイレクトでプレーする必要は無いが、ゆっくり繋いでいる中で入れてくる縦へのダイレクトパスは攻撃のスイッチを入れる合図になる。それがないために、スイッチが入らないまま戦っていたような印象になってしまったのは残念だった。



コメント更新: 11年12月01日(木) 23:53 / 投稿数:3 / 参照投稿TrackBack(0)

見てましたよ!(シンジ大好きパパ) 11年11月18日(金)
もやっとした展開でしたね。(清水三保) 11年11月21日(月)
コメント遅くなって申し訳ございません。(ナカジマ) 11年12月01日(木)



TMU14vsACNジュビロ沼津
11年11月13日(日) 09:45
-

清水エスパルスJr.ユースU−14 3−1 ACNジュビロ沼津
※35分×3本

<1本目>
先発メンバー
清水エスパルス
GK 01 長倉 駿介 2年
DF 07 名和 大聖 2年
   19 岡部 歩夢 2年
   05 伊藤 圭祐 2年
   13 武田 夏輝 2年
MF 12 冨士野雄太 2年
   15 太田  光 2年
   04 榊原  春 2年
   17 田形 彪雅 2年
FW 02 興津 利弥 2年
   18 渡邉啓太郎 2年
フォーメーション
--------渡邉--興津--------
--田形-------------冨士野-
--------榊原--太田--------
--武田--伊藤--岡部--名和--
-----------長倉-----------

ACNジュビロ沼津
GK 01 小俣  惣 2年
DF 12 土谷 竜也 2年
   19 渡邉 弦太 2年
   10 佐野 祐貴 2年
   13 浅沼  薫 2年
MF 18 藤川 隼哉 2年
   03 鈴木 厚太 2年
   08 立川  嶺 2年
   15 細川 香貴 2年
   17 杉本  隼 2年
FW 09 梶田 涼真 2年
フォーメーション
-----------梶田-----------
--杉本--細川--立川--鈴木--
-----------藤川-----------
--浅沼-佐野祐-渡邉--土谷--
-----------小俣-----------

交代
なし

得点
33分 清水・興津(冨士野がPA手前右外から中央へ短く繋いだ横パスを受けた白鳥がキープしてからPA右へ短いスルーパスを送る。これに飛びだした冨士野が中央へ折り返すとPA中央に走り込んだ興津が右足ダイレクト)

スタッツ
〜シュート〜
清水 12(枠内7) ○興津、○太田、○白鳥、×榊原、×白鳥、×白鳥、○冨士野、○興津、×白鳥、○白鳥、×太田、◎興津
沼津 06(枠内2) ○梶田、○杉本、×細川、×梶田、×鈴木、×梶田
〜右クロス〜
清水 04(成功2) ×名和、×冨士野、○名和、◎冨士野
沼津 01(成功1) ○梶田
〜左クロス〜
清水 10(成功2) ×田形、×田形、×田形、○田形、×武田、○田形、×田形、×田形、×武田、×田形
沼津 00
〜右CK〜
清水 00
沼津 00
〜左CK〜
清水 00
沼津 00
〜オフサイド〜
清水 00
沼津 01      ・浅沼
〜ファール〜
清水 00
沼津 00

<2本目>
清水エスパルス
GK 01 長倉 駿介 2年
DF 09 田原 龍二 2年
   05 伊藤 圭祐 2年
   17 田形 彪雅 2年
   20 田口 雄太 2年
MF 02 興津 利弥 2年
   03 沼野 誠也 2年
   06 長谷川歓大 2年
   10 安本 直樹 2年
FW 11 白井 玲央 2年
   08 渡邉啓太郎 2年
フォーメーション
--------渡邉--白井--------
--安本--------------興津--
-------長谷川-沼野--------
--田口--田形--伊藤--田原--
-----------長倉-----------

ジュビロ沼津
GK 01 小俣  惣 2年
DF 12 土谷 竜也 2年
   19 渡邉 弦太 2年
   10 佐野 祐貴 2年
   13 浅沼  薫 2年
MF 08 立川  嶺 2年
   18 藤川 隼哉 2年
   14 戸谷 祥大 2年  
   17 杉本  隼 2年
FW 03 鈴木 厚太 2年
   09 梶田 涼真 2年
フォーメーション
--------梶田--鈴木--------
--杉本--------------立川--
--------戸谷--藤川--------
--浅沼-佐野祐-渡邉--土谷--
-----------小俣-----------

交代
46分 ジュビロ沼津・19渡邉→07木ノ内 大史 2年(木ノ内センターMF、戸谷CB)
51分 清水・02興津→18白鳥
56分 ジュビロ沼津・03鈴木→11小川 駿哉 2年
57分 ジュビロ沼津・01小俣→21佐野 力也 2年
61分 ジュビロ沼津・13浅沼、17杉本、08立川→06林 直宏 2年、04川口 恕也 2年、20高橋 稜平 2年
↓↓↓下記の布陣に↓↓
--------梶田--小川--------
--川口--------------高橋--
-------木ノ内-藤川--------
---林---戸谷--佐野祐-土谷--
----------佐野力----------
65分 清水・01長倉→16眞田 貴永 2年

得点
43分 清水・沼野(右サイドPA手前の高い位置でボールを奪った興津が中央へ横パス。これに走り込んだ沼野がファーストコントロールでDFの裏にボールを置いてDFと入れ替わり、PA中央に飛びだし左足シュート。GKに当たるもゴールイン)

スタッツ
〜シュート〜
清水 07(枠内4) ×長谷川、○沼野、○沼野、◎沼野、×沼野、×沼野、○長谷川
沼津 01(枠内1) ○梶田
〜右クロス〜
清水 06(成功1) ×田原、×田原、×興津、×興津、×田原、○田原
沼津 00
〜左クロス〜
清水 02(成功0) ×安本、×渡邉
沼津 00
〜右CK〜
清水 02(成功0) ×沼野、×沼野
沼津 00
〜左CK〜
清水 02(成功0) ×長谷川、×長谷川
沼津 00
〜オフサイド〜
清水 01      ・安本
沼津 01      ・梶田
〜ファール〜
清水 00
沼津 00

<3本目>
清水エスパルス
GK 16 眞田 貴永 2年
DF 04 榊原  春 2年
   15 太田  光 2年
   12 冨士野雄太 2年
   18 白鳥 速巳 2年
MF 11 白井 玲央 2年
   13 武田 夏輝 2年
   10 安本 直樹 2年
   20 田口 雄太 2年
FW 07 名和 大聖 2年
   09 田原 龍二 2年
フォーメーション
--------田原--名和--------
--田口--------------白井--
--------安本--武田--------
--白鳥-冨士野-太田--榊原--
-----------眞田-----------

ジュビロ沼津
GK 21 佐野 力也 2年
DF 15 細川 香貴 2年 
   19 渡邉 弦太 2年
   06 林  直宏 2年
   04 川口 恕也 2年
MF 14 戸谷 祥大 2年
   12 土谷 竜也 2年
   18 藤川 隼哉 2年
   07 木ノ内大史 2年
   20 高橋 稜平 2年
FW 11 小川 駿哉 2年
フォーメーション
------------小川----------
--高橋-木ノ内-藤川--土谷--
-----------戸谷-----------
--川口---林---渡邉--細川--
----------佐野力----------

交代
84分 ジュビロ沼津・12土谷、18藤川→03鈴木、17杉本
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
------------小川----------
--高橋-木ノ内-細川--鈴木--
-----------戸谷-----------
--川口---林---渡邉--杉本--
----------佐野力----------
88分 清水・09田原→08渡邉
91分 清水・04榊原→06長谷川
91分 清水・18白鳥→03沼野
↓↓↓下記の布陣に↓↓↓
--------渡邉--名和--------
--沼野--------------白井--
--------安本--武田--------
--田口-冨士野-太田-長谷川-
-----------眞田-----------

得点
79分 ジュビロ沼津・土谷(小川が右サイドのスペースへ送ったボールに抜け出した細川がPA右からクロス。ファーの藤川がヘディングシュートすると、GK眞田が反応するも、弾いたボールに土谷が詰め左足で蹴り込む)
97分 清水・渡邉(中央安本が左へ繋いだボールを左MF沼野がキープし、それを追い越した田口がDF裏へ飛び出して沼野のパスを受けて左クロス。ニアに走り込んだ渡邉がハーフバウンドを上手くヘディングで合わせてゴール左隅に決める)

スタッツ
〜シュート〜
清水 07(枠内3) ×名和、○名和、◎渡邉、×沼野、×渡邉、○武田、×渡邉
沼津 04(枠内2) ○藤川、◎土谷、×細川、×細川
〜右クロス〜
清水 02(成功0) ×武田、×長谷川
沼津 02(成功1) ○細川、×藤川
〜左クロス〜
清水 08(成功3) ×田口、×田口、×田口、○田口、×沼野、◎田口、×沼野、○沼野
沼津 00
〜右CK〜
清水 00
沼津 00
〜左CK〜
清水 01(成功1) ○白鳥(ショート)
沼津 01(成功1) ○高橋(ショート)
〜オフサイド〜
清水 00
沼津 00
〜ファール〜
清水 01      ・渡邊
沼津 00

<戦評など>
いつの間にかクラブ新人戦の最終節(vsHonda)が延期となり、空いたこの日に組まれたACNジュビロ沼津(以下「沼津」と表記)とのTM。

沼津とは11/3にクラブ新人戦を戦ったばかり。その際は清水が勝利を収めており(筆者は観戦せず)、さらに言うと2月の中学一年生大会でもクラブの部決勝で対戦し2−1で清水が勝利。
沼津はクラブ新人戦でも冴えない結果だが、そこは代々清水Jr.ユースを苦しめてきた沼津である。侮ることなど到底出来ない。

清水は19人が試合に参加。加納が軽いランニングで別メニュー調整中のようだ。先発は筆者が見た藤枝明誠SCとの新人戦などとは大きく変えたメンバー。CBでの起用が多かった田形が左MF、名和の右SBなど新味に溢れるメンバー構成だ。
対する沼津は1年生大会では1トップを務めていた俊足の杉本が左MFに配置転換を行っているようだ。

開始いきなりの1分白鳥のスルーパスでPA左に飛び出した興津がGKを良く見て右足シュート。シュートはGKの足元を破るが、これをゴールカバーに戻った沼津DFがクリア。先制ならず。
沼津も3分右サイドを突破した鈴木が中央へ繋ぐと、中央やや右寄りで受けた梶田がPA右へ持ち込む。梶田はそのままシュートに持ち込むが、寄せたDFがブロックし、こぼれはGK長倉が確保する。
このピンチを凌いだ清水は7分白鳥が右から中央へ繋いだ横パスを興津が落とし榊原が右足ミドルシュート。このキレイな弾道のシュートは右ポストを直撃するが、10分右サイドで榊原→冨士野→興津と短く繋いで白鳥がPA右から右足シュート(GKセーブ)、11分興津の短いスルーパスでPA左に飛び出した白鳥が左足シュート(ゴール右外)、14分中央に絞ってボールを奪った冨士野が興津とのワンツーから右足ミドルシュート(GKセーブ)と清水が攻勢に。
対する沼津も16分縦パスをカットした渡邉が右サイドのスペースへスルーパスを送るとPA右に抜けた梶田が右クロスを入れファーに走り込んだ細川が右足ダイレクトで合わせる決定機を作るが、このシュートは強くヒット出来ずにGK長倉が難なくキャッチ。
18分にも岡部のパスをカットした梶田がPA左に持ち込んで左足シュート。一旦はDFにブロックされたものの再度拾った梶田が左足シュート(ゴール左外)とチャンスは作るが決められず。双方決めきれない我慢の時間が続く。
直後の19分、11分のシーン同様興津のスルーパスでPA左に抜け出した白鳥の左足シュートはDFに当たってゴール左へ外れる。24分興津が左から中央へ繋いだ横パスを受けた太田が中央DF裏へ浮き球を送り、DFぼ裏を取った白鳥がGKの出際を右足ループで狙うも、ここはGKの伸ばした手に引っかかりこれもゴールならず。
沼津も27分右サイドのスペースへ立川が長いスルーパスを送り、PA右に鈴木が持ち込む。鈴木はPA右で切り返しでDFをかわして左足シュート。決定的だったがこれはゴール右へ外れる。
すると1本目残り2分となった33分右サイドPA手前付近から冨士野が中央の白鳥に預けて斜めにPA内に入っていくと、白鳥はキープしタイミングを見計らってPA右へ短いスルーパスを送る。抜け出した冨士野がすかさずゴール前に折り返すとDFに先んじてPA中央に走り込んだ興津がダイレクトで蹴り込んで1−0。1本目終盤にようやく先制点を挙げリードを奪って2本目に折り返した。

2本目の序盤は沼津の手数が減り・・・というよりもほとんど沼津の攻撃機会がなくなる。
36分(2本目1分)に清水は長谷川が中央から強烈な右足ミドルで機先を制すると(クロスバー直撃)、40分中央高い位置でボールを奪った渡邉のスルーパスでPA中央に飛び出した沼野が左足シュート。これはヒットせずにGKへ。
さらに41分にも白井→渡邉→沼野と壁パスが繋がり、再びPA中央に飛び出した沼野が左足シュート。これはGKに弾かれさらにこぼれを拾った沼野が右足で押し込みに行くがこれもGKに弾かれる。
それでも再三ゴール前に絡んでくる沼野は43分、右サイドPA手前の高い位置でボールを奪った興津の横パスを受け、ファーストタッチでDFの裏へ置いてDFとキレイに入れ替わって左足シュート。これもGKに触られるも「三度目の正直」でゴールに押し込んで2−0。中盤の積極的な攻守での関わりが追加点に繋がった。
ここから沼津が選手交代を繰り返し、やや混乱したのかボールがますます繋がらなくなる。
他方清水も2点差に安心したわけでもあるまいが攻撃のスピード感がなくなり、停滞した時間が続いた。
結局その後は63分に清水が右からカットインした白鳥が中央の沼野の預けて沼野が左足ミドルシュートを放ったシーン(ゴール左外)を作ったくらいで、最初の8分間以降は盛り上がりどころのない2本目となってしまった。
特にFWのシュートがなかったという問題もあるが、それでも沼野と長谷川のセンターMFの頑張りも目立った35分間だった。

3本目はこのまま終われない沼津が反撃姿勢を見せる。
その沼津の姿勢が実ったのが79分(3本目9分)小川が右サイドのスペースへ送ったフィードでPA右に抜け出した細川が浮かした右クロスを入れる。これをファーに走り込んだ藤川がヘディングシュート。これは素早い反応でGK眞田が弾くが、そのこぼれを土谷が押し込んで2−1と沼津が1点差に追い上げる。
3本目は攻めあぐねていた清水だったが、83分田原のフォアチェックからボールを奪った武田が左へ繋ぎ、安本を経由してカットインしつつ白鳥が左へ叩いたボールをオーバーラップした田口が左クロス。これをPA中央で名和が頭で合わせるが、これはゴール上外。
追いつきたい沼津も89分スルーパスでPA右に抜け出した鈴木が切り返してから後方へ短く戻す。これを走り込んだ杉本が受けそのままスイッチする形で縦に抜けてPA右角度の無いところから右足シュート。鋭い動きからのシュートだったがクロスバーを叩く。
すると97分清水は安本→沼野と左サイドへ繋いで、沼野のキープしている外側を追い越した田口が沼野のパスを受けて左クロスを入れる。このクロスに対しニアに飛び込んだ渡邉が、難しいハーフバウンドをヘッドで押し込んで3−1、勝負を決めた。
100分沼津の浅沼にロングパスから抜けられてPA左手前からシュートされるピンチ(ゴール左外)こそあったが、その後も攻めた清水は103分中央に絞ってボールを奪った沼野が中央をドリブルで運んでからスルーパスを送り、渡邉がGKと1対1となって右足シュート(ゴール左外)。105分沼野の左アーリークロスにファーへ渡邉が走り込んでスライディングシュート(ゴール右外)と追加点こそ奪えなかったが良い形を作って「ライバル」を下した。

最終的には1〜3本目でそれぞれ1点ずつ奪って3−1での勝利となったが、内容的にはもっとスコアに差がついてもおかしくない内容だったように思う。
1本目開始1分にいきなりビッグチャンスを作るなど、時折沼津のカウンターを受けながらもゴール前だけは自由を許さずに守ると、左の田形の単独突破、右の冨士野が中盤中央と絡んでの突破、と両サイドの攻防を制してリードした。
その両サイドが躍動できたのも、中盤センターの榊原と太田の安定、そしてよくボールを収めて周囲が連動する時間を与えた白鳥と興津の2トップの頑張りが基盤となっていた。
特に中盤では榊原が局地の守備に勝ち続けて沼津の攻撃を寸断。さらにそこから前線へ的確にボールを当てて自らそこへ絡んでいって攻撃にも厚みを加えた。
太田はその榊原を後ろからフォローする形が多く、「渋く」輝いた。こぼれ球を黙々と拾い続け、大きくサイドに振ってサイド攻撃の起点ともなった。
前線では白鳥がボールを次々と前線で収めてその榊原らの攻め上がりを促した。小柄ながら難しいボールをキープ出来る体の無理の効くところを見せたし、ボールを収めてからグッと前に出ることが出来る力強さも光った。
その白鳥とコンビを組んだ興津も前後左右に上手く動きながら攻撃の起点作りに貢献。クロスに飛び込んで得点も挙げた。

2本目は攻勢を支えた榊原と太田がベンチに下がったが、それに勝るとも劣らない活躍を見せたのが沼野。中盤から前線にかけて幅広く動き、決定的なエリアで決定的な仕事をこなした。2本目の35分間でチーム総シュート7本のうち沼野が放ったシュートは5本。積極的に前に絡んだ証拠だろう。
逆に言うと残りの2本のシュートもセンターMFを務めた長谷川であり、もっと前線の選手がシュートを放つようなシーンが見たかったが、やはり中盤が安定して良いプレーを見せられれば、チームは好転するということがよくわかる35分間だったように思う。

3本目は序盤こそ沼津に攻め込まれたが、最後の15分間はほぼこちらのターンで進んだ。
渡邉は簡単そうに見えて実は難しいヘディングを決めて1得点。彼のドリブル能力からすればもっと出来ることがあったように思うし、終盤に2度の決定機を逃してはいるが、それでも結果を出すことができるあたりはさすがだった。

また試合を通じて沼津が細かく繋ぐことを徹底してきたことも清水が優位になった要因だろう。沼津は1つ上の代(現在のU−15)もそうだが、沼津がGKからも徹底して繋ぐことに取り組んでいることで、中盤での攻防が増えることに繋がり、結果的に中盤に勝る清水が試合を支配した。
それでも沼津は公式戦になると割り切って戦ってくることが多く、本番ではどうなるかわからないですが。



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しんじ大好きパパ (しんじ大好きパパ) - 12年02月01日(水) 11:05
お疲れ様でした (H.P.) - 12年02月01日(水) 09:07
ふぁいと (なおか) - 12年01月16日(月) 21:42
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記者名:マナカジ 開始:05年02月22日 全記事:849 アクセス数: 93/ 349/ 364920