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映画涼宮ハルヒの憂鬱感想。
ネタバレを含みます。
ご注意ください。
全宇宙の皆さま、まずは上映劇場情報を御覧ください。
http://www.kyotoanimation.co.jp/haruhi/movie/theater.html
……関西住民にとっては、梅田、難波、神戸、京都の4択でした。
万が一、あなたの隣で映画を見てたのが私だったとしても、それは言わぬが花なのです。
そういうわけで「特製メモパッド」も入場する時に貰いました。
表紙は長門有希です。
「家の電話の横にメモ帳、置いとこー」と私が喜んでいたら、
「え、こういうのって使うんですか」とツレが驚いていました。
そう、今回は連れが居たのです。
何やねん、表紙だけ切り取って保存してメモ帳だけ使たらあかんのかいな。
ちなみにツレの人は、こういうのは大事に保存するタイプらしいです。
……ツレは長門有希が、とっても大好きらしく、
「消失は長門の物語で(以下省略)」
と仰っていました。
今回は、
私:原作未読、アニメ1期未視聴、アニメ2期視聴と
ツレ:原作熟読、アニメひと通り見てるらしいの登場人物でお送りします。
お昼頃、見に行った事もあってか館内は人いきれがする程でした。
おいおい今日は雪、降ってへんけど、今、冬やで、ナンボほど人、来てんねん(ってウチも、か)
GWに公開される銀魂の前売り第1弾は、そこではもう完売らしいなどとボードを眺めつつ、
物販ではツレがパンフレットを購入するので、列に一緒に並んでいると、
どうやらポスターがバンバン売れている模様。
パンフレットは、あとでツレの方に見せて頂きました。
入場開始、メモ帳を貰い席に着くと、右も○○○、左も○○○……。
……あ、左側はツレやった、それにオタクは私もです。
そんな状態で流れる銀魂映画予告。
銀さーん、アニメぎんたまが始まった時、私は涼宮ハルヒの憂鬱アニメを見てなかったんですが、
まさか数年後、ハルヒの映画を見に来るとは思ってもいませんでしたよーーー。
杉田さんの声は、種運命→ハチクロ→銀魂→BLEACH→絶望→ハルヒの順に聞いてるせいか、
ガンダムオタクのイメージが強くって……じゃなくて、
青年声のイメージが強いんですよねー。
さて、ここまでグダグダと本編感想の前に色々と書いてきたので、もうさすがにネタバレを書いても大丈夫でしょう。
なおツレの長門大好きな人は映画を見た後、号泣だったそうですよ。
上映時間は164分と、最初HPで見た時は「……え?」と本気で呆気に取られましたが、
鑑賞後は「ああ、この内容だったら90分とか無理。むしろ、あと2,30分あっても私は見ただろう」
と思う内容でした。
原作は未読ですが、大変良い映画だったと思います。
勿論、初めて「涼宮ハルヒの憂鬱」を映画から見始めるのは無謀ですが。
それで何でハルヒの映画について、こんなに長々と書いているのかというと
ツレのひとが号泣したというのがポイントなんですよね……。
私も涙腺、弱い人なんですが、涼宮ハルヒの消失では泣かなかったんですよ。
べ・別に泣いたからエライとか感受性が豊かとか言うつもりはないんだからねっ!
という問題ではなく、おそらく重要なのは「ツレが長門大好き。特に眼鏡長門が」という所なのでしょう。
映画を見た後、私は「屋上の”ユキ”は原作表記では”有希?雪?”」と聞いたりもしたんですが、
(キョンのアクセントは明らかに”有希”だったと思いますけどね)
実は「○○さんは、ああいうのでは泣かないんですか?」と私は聞かれてもいるんです。
「泣かないですねー。人が死んだりベタな所では泣くんですが」と答えましたが、
ひとつ言い忘れてた事があるんです。
キョンが、あの場面で死んでも、私は泣かないと思うって言い忘れました。
そして私は、映画を見る前より映画を見た後の方が長門有希が好きになったよ、っていうのは
内緒にしとこうと思います。
もし私がキョンだったら、文芸部に入ると思うんですよ。
(何で迷うの?眼鏡長門に何の不満があるっていうの?
大体、長門の事をキョンは”鬱な娘”って言ったけどさ、
キョンだって十二分に覇気のない陰鬱な男子高校生に見えるよ?)
朝比奈さんは書道部の上級生で、長門は同じ部の同級生。
朝倉さんを怒らせなければ、クリスマス・イブを長門と過ごす事も可能。
確かに今までの世界とは違うし、この世界に違和感を感じ”間違っている、正しくない”
と思うのならば、キョンの心は晴れないでしょう。
だけど、猫は喋らないし、宇宙人はいないし、未来人も居ない、
夜中に古泉の訪問を受ける事もなければ、エンドレスエイトを15,000回も繰り返さない世界を
拒む理由もないと思うんですよね。
谷口の口から「涼宮ハルヒ」の名を聞いて、キョンが走りださなければ、
の話ですけれど。
長門が再構築した世界は、たったひとつの希みに満ちていたと私は思います。
それは多分、長門の「私を見て」というキョンへのメッセージです。
私は、キョンは再構築された世界で眼鏡長門を、きちんと見たと思います。
だけど、それでもキョンは「長門じゃなくてハルヒを」選ぶから、朝倉さんに刺されるんですよねー……。
七夕の日のジョン・スミスの件がなくとも、
きっとキョンは必ず「ハルヒのジョン・スミス」になるんだと思います。
別に3年前とか七夕が重要なんじゃないんだから、
何だったら明日にでもキョンはジョン・スミスとして
ハルヒの「私はここにいる」を何かの形で知ればいいし、
SOS団とは違う形での共犯者になればいいんですよ。
キョン君は谷口や国木田のクラスメイトで、キョンの妹にとっては兄だけど、
ジョン・スミスはハルヒだけのものですからねえ。
話は一気に変わりますが、映画館で見ると、やはり笑いどころでは劇場内から笑い声が自然と出てきます。
私は静かに見るタイプなんですが、個人的にヤバかったのは、
キョンがシャミセン(猫)に真面目に「喋れ」と語りかけて、
「にゃあ」と猫に腹を見せられているところでした。
おかーさーんキョン君が、おかしくなったーーー。
と思わずキョンの妹とハモりそうになりましたよ。
あと意外と笑い声を聞いたのは、キョンがブレザーハルヒに「ジョン・スミス」と名乗るところですね。
鑑賞後の第一声が
「ジョン・スミスで意外と笑ってる人が多くってビックリした。
シリアスなシーンやのに〜〜〜」だったのは私ですorz
隣の人、ごめんなさい。
両隣とも、あのシーン、笑ってたよね。
原作既読やったら、余裕を持って笑えたんかもしれへんねんけど、
うち、あれ見るまで「笹の葉ラプソディ」のこと忘れてたせいもあって、
衝撃が人一倍あったんよね……。
そうか、そこに繋がるのか!
と思ってたら両隣のみならず比較的、みんな笑ってて。
いやー、真面目な話、警備員に取り押さえられながらもキョンが名乗ったシーンは、
私、ちょっと惚れましたよ、獄寺君への愛の1割ぐらいの愛ですけど(←多いんやで、これでも。
うちの獄寺君への愛は元々が、ちょっと多すぎるから……)
つくづく、ああいうベタな捨て身の行為に私は胸がときめいてしまうんだなあと再確認いたしました。
あと笑っちゃいけないと思いつつも、笑いを誘われたのはキョンが朝比奈さんにセクハラ発言する所。
……よくグーで殴れたな、みくるちゃん!エライ!と思いました。
暴力は、良くありませんが……ちょっとねえ、キョン君、問題発言すぎましたから……。
話を眼鏡長門に戻します。
私は眼鏡長門の用意した世界は、なかなか周到だったと思います。
もし私が長門でキョンを本気で射止めるとしたら、
朝比奈さんも谷口も隣の甲陽学院に設置するでしょうね……。
うーん、朝比奈さんがキョンを知らないという設定は、かなりキョンを叩きのめ……
いやいや絶望の淵に追いやるには効果的ですし、
谷口の風邪と彼女の有無も、キョンを戸惑わせるには十分だと思います。
そして涼宮ハルヒに繋がる糸を谷口に設定するのも、タイムリミットの観点から見れば
綱渡り的要素が高くスリルに満ちていると思います。
眼鏡長門が「世界に私とあなたしかいないから、あなたは私を選ぶべき」ではなくて、
「眼鏡長門とブレザーハルヒが居る世界で、あなたはどうする?」なのはフェアだと思います。
じゃあ朝比奈さんも谷口も隣の甲陽学院に設置する私は卑怯なのかと問われれば、
その代わり、私は朝倉涼子を設置しないとします。
どうでしょう、これだったら良い交換条件になるのではないでしょうか。
どっちがズルイのかな、好みの問題になるのかな。
キョンは文芸部に入っても、きっとブレザーハルヒを遠からず選ぶと思います。
それでもエラーを起こすほどの眼鏡長門を、一度はキョンに選択肢として認識させたいというのなら、
それはハルヒであっても拒めなかったほどの現象なのかなと思いました。
はたしてキョンが、そこまでされるほどの男なのかどうかは
個人的な趣味としては疑問が残るところですが(映画見て、ちょっと惚れたんちゃうんかい)
まあ、キョンは主人公ですから。
あんだけ色々あって、結局、目が覚めて真っ先に視界に入るのが古泉ってとこが、キョンの不幸なところですよ。
女子のほうが数は多いのになあ、SOS団。
後でツレの方に聞いた話ですが、原作既読者の間では、
どうも古泉がどんなウサギリンゴを作るのか興味をそそられていたようで
(……他に楽しみないのか?違った、そんなに皆、古泉の事が好……、いや、リンゴって美味しいよね)
何やろう、3日間ひたすら暇にまかせてリンゴ剥きしてて、
中の人に配慮して、お台場の等身大ウサギ耳つきガンダムをリンゴで作れるようになってたとか?
それとも、悪魔で執事ですから紅茶を注ぐように優雅に等身大ウサギ耳つきガンダムを剥いてたとか?
色々、書きましたがキョンがエラー後の長門を良しとするならば、
私はキョンの選択は正しかったのだと思いました。
けど、作者が関西の感覚の人間だって知ってて鑑賞してるけど、
……それでも……、
面白いか、面白くないかで、あの場面は決めて良いのか?と私は思ったのでした。
そりゃあ面白いか、面白くないかで選ぶなら、
私だってReady?の次は、Enterですよ!
基準が、面白いか、面白くないか、ならばね。
だけど眼鏡長門が示した世界も悪くはないんですよねー。
キョンはハルヒがクラスメイトの世界が正しくて、あの世界は間違ってると思ったから、
Ready?の次は、Enterなのかなーって私は予想してたんですよね。
勘違いしないでよね、長門が身をていしてでもキョンにハルヒの存在を
「失って初めて知る有難さ」と痛感させる事が目的で、
キョンなんてハルヒを制する存在でしかないんだからっ!
……それだけなんだから。
というのが長門の真意であって欲しいなあ……とか書いてるから、
映画見ても泣けなかったのかもしれないですけどね。
あ、そうそう、キョンの妹がキョン君を起こすとき、
よく掛け布団ごとシャミセンとキョンを床に落としてましたが、
シャミセンが可哀そうなので、キョンの妹は猫を抱っこしてから思う存分
キョンを起こせばいいのになーと思いました。
終わり。
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10年02月09日(火)
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