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  <title>役に立たないドイツ語の話</title>
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  <description>日常生活で見聞きした、あまり役に立たないような？ドイツ語の話を綴る。</description>
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  <title>バニラ味プディングの謎</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1452417</link>
  <description>この記事は、別ブログに書いた記事をそのまま使用しております（…手抜き…_ _;）

今日は乳製品で定評のあるドイツのメーカー、Landliebeから発売されている、プディングのお話。

日本でプリンというとカスタードプリンのことだが、ドイツでPudding（プディング）はとろりとした、クリーム状のデザートのこと。
安いメーカーのを買えば、ハズレもあるかもしれないが、意外と美味しいものである。

特にLandliebeの、&quot;Sahnepudding mit Vanille&quot;（バニラ入り生クリームプディング）が好きな私。ところが、なんと近頃出た、新製品が


&quot;Vanille-Pudding mit Sahne&quot;

（生クリーム入りバニラプディング）


…おいっ！
こんなの言葉の順番入れ替えただけじゃないか〜〜！！
何が違うんだよ、何が！！！

私がドイツ語を母国語としていないから、違いがわからないのだろうか…（汗）

…というわけで、検証してみることに^^;


右：Sahnepudding mit Vanille
（バニラ入り生クリームプディング）
左：Vanille-Pudding mit Sahne
（生クリーム入りバニラプディング）



蓋をはがしてみると…

…おお。
まずは見た目が違う！（笑）

携帯電話のカメラでは色がきれいに写っていないけれど、左の方が微妙に黄色が濃い感じで、その上に生クリームが乗っかっている。



食べてみると…

どちらもバニラ味のプディング！（爆）でも、やはり味が違う。


左のVanille-Pudding mit Sahne（生クリーム入りバニラプディング）は、濃いバニラ味のプディングの上に、泡立てた生クリームが乗っかっていて、プディングの状態も、ムースほどではありませんがふんわりとまとまっている。

一方、右のSahnepudding mit Vanille（バニラ入り生クリームプディング）は、生クリームの液体がプディングの中に入っていて、それにバニラ味をつけてあるという感じ。プディングの状態も液体状で、味ももう一つの方に比べてさっぱりしている。




う〜む。奥が深い。（……何が…！？）



ちなみに、ドイツ語を母国語としている人には、名前を見ただけでこの違いが一発でわかるそうである。
やはり外国語は難しい。一つ一つの単語の意味が全部わかっていたとしても、組み合わせで指しているものが違ったりするのだから。こういうのは、経験しながら学んでいくしかないのかなぁ…^^;</description>
  <content:encoded><![CDATA[この記事は、<a href="http://hneko.exblog.jp/">別ブログ</a>に書いた記事をそのまま使用しております（…手抜き…_ _;）

今日は乳製品で定評のあるドイツのメーカー、<a href="http://www.landliebe.de/">Landliebe</a>から発売されている、プディングのお話。

日本でプリンというとカスタードプリンのことだが、ドイツでPudding（プディング）はとろりとした、クリーム状のデザートのこと。
安いメーカーのを買えば、ハズレもあるかもしれないが、意外と美味しいものである。

特にLandliebeの、"Sahnepudding mit Vanille"（バニラ入り生クリームプディング）が好きな私。ところが、なんと近頃出た、新製品が


"Vanille-Pudding mit Sahne"

（生クリーム入りバニラプディング）


…おいっ！
こんなの言葉の順番入れ替えただけじゃないか〜〜！！
何が違うんだよ、何が！！！

私がドイツ語を母国語としていないから、違いがわからないのだろうか…（汗）

…というわけで、検証してみることに^^;

<img src="http://blog.mypress.jp/imagew/h_neko/VanillePudding.JPG">
右：Sahnepudding mit Vanille
（バニラ入り生クリームプディング）
左：Vanille-Pudding mit Sahne
（生クリーム入りバニラプディング）



蓋をはがしてみると…

…おお。
まずは見た目が違う！（笑）

携帯電話のカメラでは色がきれいに写っていないけれど、左の方が微妙に黄色が濃い感じで、その上に生クリームが乗っかっている。



食べてみると…

どちらもバニラ味のプディング！（爆）でも、やはり味が違う。

<img src="http://blog.mypress.jp/imagew/h_neko/PuddingInhalt.JPG">
左のVanille-Pudding mit Sahne（生クリーム入りバニラプディング）は、濃いバニラ味のプディングの上に、泡立てた生クリームが乗っかっていて、プディングの状態も、ムースほどではありませんがふんわりとまとまっている。

一方、右のSahnepudding mit Vanille（バニラ入り生クリームプディング）は、生クリームの液体がプディングの中に入っていて、それにバニラ味をつけてあるという感じ。プディングの状態も液体状で、味ももう一つの方に比べてさっぱりしている。




う〜む。奥が深い。（……何が…！？）



ちなみに、ドイツ語を母国語としている人には、名前を見ただけでこの違いが一発でわかるそうである。
やはり外国語は難しい。一つ一つの単語の意味が全部わかっていたとしても、組み合わせで指しているものが違ったりするのだから。こういうのは、経験しながら学んでいくしかないのかなぁ…^^;]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-07-14T19:56+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1440306">
  <title>トーナメントの数え方</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1440306</link>
  <description>私が更新をサボっている間に、ワールドカップもすでに予選が終わって、決勝トーナメントに入っているわけなのだが、今日はその話をちょっと。

電車に乗っていてサッカーの話を小耳に挟むなんていうのは、ここのところ全然珍しくない。が、今日改めて話を聞きながら、トーナメントの数え方って面白いな、と改めて思った。

ドイツ語では次のようになっている。
最終戦：Finale（フィナーレ）
準決勝：Halbfinale（半分フィナーレ）
準々決勝：Viertelfinale（４分の１フィナーレ）
準々々決勝（今回のトーナメント初戦）：Achtelfinale（８分の１フィナーレ）

どんどん分数になっていく、というのも興味深い話だ。確かにチーム数とも呼応しているが、日本語にはこういう発想はない。参考までにFIFAの日本語サイトの表記を見てみたところ、
決勝
準決勝
準々決勝
決勝トーナメント１回戦
となっていた。

他のヨーロッパ言語ではどうなのであろうか。ついでなので、FIFAのほかの言語のサイトで調べてみた。

まずは英語。
Final
Semi-finals
Quarter-finals
Round of 16
…なるほど。８分の１はないが、４分の１と２分の１は同じ。

フランス語。
Finale
Demi-finale
Quarts de finale
Huiti&amp;egrave;mes de finale
おお、これは見事にドイツ語と同じく、８分の１からだ。ということは、フランス語の親戚のスペイン語・イタリア語・ポルトガル語も同じだろうな、と思って見てみたら、見事に全部８分の１からになっていた。

この分数になっていく数え方と同じ発想なのが、音符の長さの数え方なのではないかと思う。
全音符
二分音符
四分音符
八分音符　　（…と続く）
上から順番に図にして書くと、トーナメントの図になるし（笑）

…と、自分の専門分野なのでピンと来たのだが、他にも同じ発想で数えているものがあったら、皆さんぜひ教えてくださいm(_ _)m

こんな風にトーナメントの数え方にも文化があるわけだが、この数え方の違いはどういう文化の違いを反映しているのだろうか。折に触れて考えてみると面白いかもしれない。</description>
  <content:encoded><![CDATA[私が更新をサボっている間に、ワールドカップもすでに予選が終わって、決勝トーナメントに入っているわけなのだが、今日はその話をちょっと。

電車に乗っていてサッカーの話を小耳に挟むなんていうのは、ここのところ全然珍しくない。が、今日改めて話を聞きながら、トーナメントの数え方って面白いな、と改めて思った。

ドイツ語では次のようになっている。
最終戦：Finale（フィナーレ）
準決勝：Halbfinale（半分フィナーレ）
準々決勝：Viertelfinale（４分の１フィナーレ）
準々々決勝（今回のトーナメント初戦）：Achtelfinale（８分の１フィナーレ）

どんどん分数になっていく、というのも興味深い話だ。確かにチーム数とも呼応しているが、日本語にはこういう発想はない。参考までにFIFAの日本語サイトの表記を見てみたところ、
決勝
準決勝
準々決勝
決勝トーナメント１回戦
となっていた。

他のヨーロッパ言語ではどうなのであろうか。ついでなので、FIFAのほかの言語のサイトで調べてみた。

まずは英語。
Final
Semi-finals
Quarter-finals
Round of 16
…なるほど。８分の１はないが、４分の１と２分の１は同じ。

フランス語。
Finale
Demi-finale
Quarts de finale
Huiti&egrave;mes de finale
おお、これは見事にドイツ語と同じく、８分の１からだ。ということは、フランス語の親戚のスペイン語・イタリア語・ポルトガル語も同じだろうな、と思って見てみたら、見事に全部８分の１からになっていた。

この分数になっていく数え方と同じ発想なのが、音符の長さの数え方なのではないかと思う。
全音符
二分音符
四分音符
八分音符　　（…と続く）
上から順番に図にして書くと、トーナメントの図になるし（笑）

…と、自分の専門分野なのでピンと来たのだが、他にも同じ発想で数えているものがあったら、皆さんぜひ教えてくださいm(_ _)m

こんな風にトーナメントの数え方にも文化があるわけだが、この数え方の違いはどういう文化の違いを反映しているのだろうか。折に触れて考えてみると面白いかもしれない。]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-06-27T06:49+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1388606">
  <title>ワールドカップの略語は…</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1388606</link>
  <description>　サッカーのワールドカップへ向け、徐々にお祭りモードになりつつあるここドイツ。街角にもワールドカップグッズがあふれ、別ブログで紹介したようにスペシャルワインまで製造され、今日はサッカーボール柄の灰皿まで見かけたという有様…^^;　今からこれでは、開催期間中はどうなるのであろう。ちょっと怖いな〜（苦笑）

　ところで、ワールドカップは当然、英語だとWorld Cup。これを略して何と書くのだろうか？
　WCという略語も英語圏では本当に存在するらしい。だが、WCといえばもちろんWater Closet、水洗トイレのイメージが強いから、変な気分である。
　ドイツ語ではWM。&quot;Weltmeisterschaft&quot;の略である。話す時も、アルファベットをそのまま「ヴェーエム」と発音するだけで、ワールドカップの意味になる。サッカーワールドカップであれば&quot;Fussball-WM&quot;といえば通じる。

　というわけなので、もしもドイツにサッカー観戦等で来られることがあれば、WCの標識を見てワールドカップ会場と勘違いされないように、くれぐれもお気をつけ下さいm(_ _)m 十中八九、WCはトイレであると思われますので。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　サッカーのワールドカップへ向け、徐々にお祭りモードになりつつあるここドイツ。街角にもワールドカップグッズがあふれ、<a href="http://hneko.exblog.jp/">別ブログ</a>で紹介したようにスペシャルワインまで製造され、今日はサッカーボール柄の灰皿まで見かけたという有様…^^;　今からこれでは、開催期間中はどうなるのであろう。ちょっと怖いな〜（苦笑）

　ところで、ワールドカップは当然、英語だとWorld Cup。これを略して何と書くのだろうか？
　WCという略語も英語圏では本当に存在するらしい。だが、WCといえばもちろんWater Closet、水洗トイレのイメージが強いから、変な気分である。
　ドイツ語ではWM。"Weltmeisterschaft"の略である。話す時も、アルファベットをそのまま「ヴェーエム」と発音するだけで、ワールドカップの意味になる。サッカーワールドカップであれば"Fussball-WM"といえば通じる。

　というわけなので、もしもドイツにサッカー観戦等で来られることがあれば、WCの標識を見てワールドカップ会場と勘違いされないように、くれぐれもお気をつけ下さいm(_ _)m 十中八九、WCはトイレであると思われますので。]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-04-19T05:36+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1377163">
  <title>続・左手の話</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1377163</link>
  <description>　またまた久しぶりの更新となってしまいましたm(_ _)m
　気を取り直すとか言いながら、おサボりも癖になってしまうとなかなか戻らないでいるのですが、この間にまたいろいろな方から励ましの言葉をいただき、本当にありがとうございました。少しずつでも、更新していきたいと思っております。

　さて、今回は拙記事「左手の話」に関連した話題である。
　少し前の話になるが、私の住むバーデン・ヴュルテンべルク他、ドイツのいくつかの州で３月26日に州議会選挙が行われた。そのため、３月にはそこら中に選挙のポスターが貼ってあったのだが、そのうち一つに、こんな言葉が書いてあったのを見かけた。

　&quot;Arbeit schafft man nicht mit links.&quot;

　直訳すると「職は左手では作り出せない」ということだが、この&quot;mit links&quot;「左手では」がどういう意味かは、「左手の話」をお読みの方ならすでにおわかりのことと思う。失業率の高い現状を踏まえて、「雇用を増やすのは簡単ではない」と言っているのだ。

　これだけなら、誰もがわかっていることをただ書いただけで、何も特別ではないのだが、私はとっさに政党名に目をやってニヤリとしてしまった。果たしてこのポスターを作ったのは、保守政党のCDU（キリスト教民主同盟）だったのである。
　つまり、この場合の&quot;links&quot;は「左手」と「左翼」との掛け言葉になっていて、この一文は「職は左翼には作り出せない」ことを同時に意味しているのだ。スマートなやり方である。「上手い！」と思わず唸ってしまった。

　選挙の結果、バーデン・ヴュルテンベルク州では、44,2％の得票率でCDUが圧勝した。「職は左翼には作り出せない」などと吹聴したからには、失業問題には真剣に取り組んでもらいたいものである。後から「左手では出来ないのだから、我々にも出来ません」などという、みっともない言い訳は聞きたくないものだ。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　またまた久しぶりの更新となってしまいましたm(_ _)m
　気を取り直すとか言いながら、おサボりも癖になってしまうとなかなか戻らないでいるのですが、この間にまたいろいろな方から励ましの言葉をいただき、本当にありがとうございました。少しずつでも、更新していきたいと思っております。

　さて、今回は拙記事<a href="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1216244">「左手の話」</a>に関連した話題である。
　少し前の話になるが、私の住むバーデン・ヴュルテンべルク他、ドイツのいくつかの州で３月26日に州議会選挙が行われた。そのため、３月にはそこら中に選挙のポスターが貼ってあったのだが、そのうち一つに、こんな言葉が書いてあったのを見かけた。

　"Arbeit schafft man nicht mit links."

　直訳すると「職は左手では作り出せない」ということだが、この"mit links"「左手では」がどういう意味かは、「左手の話」をお読みの方ならすでにおわかりのことと思う。失業率の高い現状を踏まえて、「雇用を増やすのは簡単ではない」と言っているのだ。

　これだけなら、誰もがわかっていることをただ書いただけで、何も特別ではないのだが、私はとっさに政党名に目をやってニヤリとしてしまった。果たしてこのポスターを作ったのは、保守政党のCDU（キリスト教民主同盟）だったのである。
　つまり、この場合の"links"は「左手」と「左翼」との掛け言葉になっていて、この一文は「職は左翼には作り出せない」ことを同時に意味しているのだ。スマートなやり方である。「上手い！」と思わず唸ってしまった。

　選挙の結果、バーデン・ヴュルテンベルク州では、44,2％の得票率でCDUが圧勝した。「職は左翼には作り出せない」などと吹聴したからには、失業問題には真剣に取り組んでもらいたいものである。後から「左手では出来ないのだから、我々にも出来ません」などという、みっともない言い訳は聞きたくないものだ。]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-04-05T05:11+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1296140">
  <title>Ein gutes neues Jahr!!　〜新年の挨拶〜</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1296140</link>
  <description>　皆様、大変ご無沙汰しておりますが、明けましておめでとうございます。
　旧年中は更新の滞っているこのブログを、懲りずに訪れてくださり、ありがとうございました。今年はこまめな更新を目標にして頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

　さて、新年最初の更新ということで、新年の挨拶の話を。日本語でも、年が明けて一番最初に人に会ったとき、「明けましておめでとうございます」は欠かせないわけだが、ドイツ語にもちゃんと決まり文句がある。
　&quot;Ein gutes neues Jahr!!&quot;がそれだ。直訳すると「良い新年を！」。&quot;Ich wuensche Ihnen ein gutes neues Jahr!!&quot;を省略した形である。
　年始には出会い頭に必ずといっていいほど交わされる挨拶なので、とっさの時に口が回らなくならないように、少し練習してから外出するとよいかも。別バージョンとして&quot;Alles Gute im neuen Jahr!&quot;（新しい年は、すべてが良いようになりますように！）という言い方もある。

　&quot;gut&quot;（良い）の部分を他の形容詞に置き換えてもいいのだが、私の知る限り、たいていの人がまずは&quot;Ein gutes neues Jahr!!&quot;と言ってから、例えば&quot;Ich wuensche Ihnen viel Erfolg! Bleiben Sie gesund.&quot;（多くの成功を収められますよう願っています、そして健康でいてくださいね）などというように、文章を付け加えているように思う。私なんかは、とっさに人と出会ったときにそんなに長い文章はしゃべれなくて、相手が言ってくれた言葉に対して&quot;Danke, gleichfalls!&quot;（ありがとう、あなたにも同じようでありますように！）と返すのが精一杯だったりするのだが。

　挨拶の決まり文句を覚えるのは日常会話の基本だが、それがすっと出てくるようになるまでには若干の練習が必要だ。新年・イースター・クリスマスといった重要な季節の挨拶ぐらいは、とっさの時にでも口から出るようにしておきたいものである。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　皆様、大変ご無沙汰しておりますが、明けましておめでとうございます。
　旧年中は更新の滞っているこのブログを、懲りずに訪れてくださり、ありがとうございました。今年はこまめな更新を目標にして頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

　さて、新年最初の更新ということで、新年の挨拶の話を。日本語でも、年が明けて一番最初に人に会ったとき、「明けましておめでとうございます」は欠かせないわけだが、ドイツ語にもちゃんと決まり文句がある。
　"Ein gutes neues Jahr!!"がそれだ。直訳すると「良い新年を！」。"Ich wuensche Ihnen ein gutes neues Jahr!!"を省略した形である。
　年始には出会い頭に必ずといっていいほど交わされる挨拶なので、とっさの時に口が回らなくならないように、少し練習してから外出するとよいかも。別バージョンとして"Alles Gute im neuen Jahr!"（新しい年は、すべてが良いようになりますように！）という言い方もある。

　"gut"（良い）の部分を他の形容詞に置き換えてもいいのだが、私の知る限り、たいていの人がまずは"Ein gutes neues Jahr!!"と言ってから、例えば"Ich wuensche Ihnen viel Erfolg! Bleiben Sie gesund."（多くの成功を収められますよう願っています、そして健康でいてくださいね）などというように、文章を付け加えているように思う。私なんかは、とっさに人と出会ったときにそんなに長い文章はしゃべれなくて、相手が言ってくれた言葉に対して"Danke, gleichfalls!"（ありがとう、あなたにも同じようでありますように！）と返すのが精一杯だったりするのだが。

　挨拶の決まり文句を覚えるのは日常会話の基本だが、それがすっと出てくるようになるまでには若干の練習が必要だ。新年・イースター・クリスマスといった重要な季節の挨拶ぐらいは、とっさの時にでも口から出るようにしておきたいものである。]]></content:encoded>
  <dc:date>2006-01-03T07:59+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1216244">
  <title>左手の話　=linke Hand=</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1216244</link>
  <description>　更新おサボりもすっかり常連になってしまってまずいなぁ、と思いつつ…。ネタばかりたまる一方なので、気を取り直して頑張らねば。

　さて、たまっていたネタのひとつ、左手の話を今日は書きたいと思う。「え？左手？何が特別なの？」という声が聞こえてきそうだが…。
　例えば&quot;Er macht das mit linken Hand.&quot;（もしくは&quot;mit links&quot;）という言い回しがある。直訳すると「彼はそれを左手でやる」になるのだが、これでは意味が取れない。
　実はこれは「彼にとってそれは朝飯前だ」と訳すべき文章なのだ。ドイツ人の大部分も右利きである。利き手でない右手を使わず、左手でも簡単にやってのける、という意味なのだ。

　このように、「左手」という言葉は「器用でない手」の代名詞のように使われることがある。この意味でよく使われるもう一つの言い回しが、&quot;Er hat zwei linke Haende.&quot;（彼は左手を２つ持っている）である。もうお分かりであろう。要するに、利き手があるとは思えないほど不器用な人のことである。（←あっ、つまり私のことだ〔自爆〕）

　ただし、左利きをわざわざ右利きに矯正したりしないドイツのこと、左利きの人の割合は日本よりはるかに多い。左利きの人が、２つ左手を持っていたらさぞかし器用なことであろう、なんてちょっと思ったりする私なのであった…（笑）</description>
  <content:encoded><![CDATA[　更新おサボりもすっかり常連になってしまってまずいなぁ、と思いつつ…。ネタばかりたまる一方なので、気を取り直して頑張らねば。

　さて、たまっていたネタのひとつ、左手の話を今日は書きたいと思う。「え？左手？何が特別なの？」という声が聞こえてきそうだが…。
　例えば"Er macht das mit linken Hand."（もしくは"mit links"）という言い回しがある。直訳すると「彼はそれを左手でやる」になるのだが、これでは意味が取れない。
　実はこれは「彼にとってそれは朝飯前だ」と訳すべき文章なのだ。ドイツ人の大部分も右利きである。利き手でない右手を使わず、左手でも簡単にやってのける、という意味なのだ。

　このように、「左手」という言葉は「器用でない手」の代名詞のように使われることがある。この意味でよく使われるもう一つの言い回しが、"Er hat zwei linke Haende."（彼は左手を２つ持っている）である。もうお分かりであろう。要するに、利き手があるとは思えないほど不器用な人のことである。（←あっ、つまり私のことだ〔自爆〕）

　ただし、左利きをわざわざ右利きに矯正したりしないドイツのこと、左利きの人の割合は日本よりはるかに多い。左利きの人が、２つ左手を持っていたらさぞかし器用なことであろう、なんてちょっと思ったりする私なのであった…（笑）]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-10-11T07:41+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1172415">
  <title>ワンちゃんの語学教育</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1172415</link>
  <description>　しばらく前になるが、別ブログで「ドイツ在住」ということを明かしたら、面白い質問が…。

　「『おすわり』『ふせ』『待て』『おいで』『つけ』のドイツ語と発音を教えてください！」

　これって、どう見てもやっぱりワンちゃん教育用？なんて思いながら

　おすわり・sit→　Sitz （ジッツ）
　ふせ・down→　Platz （プラッツ）
　待て・stay(wait)→　Bleib （ブライプ）
　おいで・come→　Komm （コム）
　つけ・heel→　Fuss （フス）
　発音の際は最後に母音をつけずにお願いしま〜す^^;

　と回答したついでにきいてみたら…な〜んと、質問者の方は愛犬をマルチリンガルに教育してるんだそうで。すでに、日本語・英語・ポルトガル語はOKとのこと。すご〜い@_@

　皆さんも愛犬をマルチリンガルにしてみてはいかが？（←こらこら^^;）</description>
  <content:encoded><![CDATA[　しばらく前になるが、別ブログで「ドイツ在住」ということを明かしたら、面白い質問が…。

　「『おすわり』『ふせ』『待て』『おいで』『つけ』のドイツ語と発音を教えてください！」

　これって、どう見てもやっぱりワンちゃん教育用？なんて思いながら

　おすわり・sit→　Sitz （ジッツ）
　ふせ・down→　Platz （プラッツ）
　待て・stay(wait)→　Bleib （ブライプ）
　おいで・come→　Komm （コム）
　つけ・heel→　Fuss （フス）
　発音の際は最後に母音をつけずにお願いしま〜す^^;

　と回答したついでにきいてみたら…な〜んと、質問者の方は愛犬をマルチリンガルに教育してるんだそうで。すでに、日本語・英語・ポルトガル語はOKとのこと。すご〜い@_@

　皆さんも愛犬をマルチリンガルにしてみてはいかが？（←こらこら^^;）]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-08-31T20:24+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1163098">
  <title>彼氏？男友達？</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1163098</link>
  <description>　長ら〜く更新サボってましたが、ふとカレンダーを見ると今日は月曜日…！てなわけで、忘れないうちに記事を書いてしまおう、とPCに向かった次第。

　ドイツ語をちょこっと勉強したぐらいのレベルの人が、よくやらかしてしまう間違いがある。「彼氏？男友達？」もしくは「彼女？女友達？」てな話である。
　女性の私が連れの男性を、&quot;mein Freund&quot;だと紹介したら、この男性は私の彼氏だということである。一方で、&quot;ein Freund von mir&quot;だと紹介したら、男友達だということになる。日本語だとどちらでも「私の（男の）友達」ということになるので、ものすごくややこしい。うっかりしてすべての男友達を&quot;mein Freund&quot;だと紹介すると、複数の彼氏を持つモテモテ、もしくはだらしない女性だと思われてしまう^^;
　一方で、女性の友達なら&quot;meine Freundin&quot;でも&quot;eine Freundin von mir&quot;でも、あらぬ誤解を受ける心配はない。一度ドイツ人の友人とその話をしたら、「そりゃ、ニュアンスの問題。もし相手の肩に手をのばして（いやらしい口調で）&quot;Ja, sie ist meine Freundin〜&quot;とか言ってたら、（同性愛の）『彼女』なんでしょうよ。それでなければ女友達だよね」だそうで。

　男性ならその逆。私も何度か男友達に&quot;meine Freundin&quot;だと紹介されて途方にくれた（？）ことがあるが、男性が連れの女性を&quot;meine Freundin&quot;だと紹介したら彼女、&quot;eine Freundin von mir&quot;だと紹介したら女友達。男友達なら&quot;mein Freund&quot;でも&quot;ein Freund von mir&quot;でもどちらでもいい……一部の例外を除いては。（笑）

　結構よくある間違いなので、皆様も複数の彼氏彼女を持たないようにお気をつけを。特に結婚している方、「言葉」が原因で離婚問題に発展しないよう、くれぐれもお気をつけ下さいm(_ _)m（さすがにこの間違いで離婚に至ったという話は聞いたことがないけれど^^;）</description>
  <content:encoded><![CDATA[　長ら〜く更新サボってましたが、ふとカレンダーを見ると今日は月曜日…！てなわけで、忘れないうちに記事を書いてしまおう、とPCに向かった次第。

　ドイツ語をちょこっと勉強したぐらいのレベルの人が、よくやらかしてしまう間違いがある。「彼氏？男友達？」もしくは「彼女？女友達？」てな話である。
　女性の私が連れの男性を、"mein Freund"だと紹介したら、この男性は私の彼氏だということである。一方で、"ein Freund von mir"だと紹介したら、男友達だということになる。日本語だとどちらでも「私の（男の）友達」ということになるので、ものすごくややこしい。うっかりしてすべての男友達を"mein Freund"だと紹介すると、複数の彼氏を持つモテモテ、もしくはだらしない女性だと思われてしまう^^;
　一方で、女性の友達なら"meine Freundin"でも"eine Freundin von mir"でも、あらぬ誤解を受ける心配はない。一度ドイツ人の友人とその話をしたら、「そりゃ、ニュアンスの問題。もし相手の肩に手をのばして（いやらしい口調で）"Ja, sie ist meine Freundin〜"とか言ってたら、（同性愛の）『彼女』なんでしょうよ。それでなければ女友達だよね」だそうで。

　男性ならその逆。私も何度か男友達に"meine Freundin"だと紹介されて途方にくれた（？）ことがあるが、男性が連れの女性を"meine Freundin"だと紹介したら彼女、"eine Freundin von mir"だと紹介したら女友達。男友達なら"mein Freund"でも"ein Freund von mir"でもどちらでもいい……一部の例外を除いては。（笑）

　結構よくある間違いなので、皆様も複数の彼氏彼女を持たないようにお気をつけを。特に結婚している方、「言葉」が原因で離婚問題に発展しないよう、くれぐれもお気をつけ下さいm(_ _)m（さすがにこの間違いで離婚に至ったという話は聞いたことがないけれど^^;）]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-08-23T03:39+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1081471">
  <title>羊の寒さ　=Schafskaelte=</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1081471</link>
  <description>　ぼけーっと日々をすごしているうちに６月に入ってしまった。Eisheiligeに続いてよく話題にのぼる「寒い日々」、&quot;Schafskaelte&quot;の季節である。

　&quot;Schafskaelte&quot;は直訳すると「羊の寒さ」。５月後半に天候が安定して、暖かくなったところで羊の毛を刈ると、ちょうどその直後に来て羊を凍えさせるのでそういう名前になったのだそうである。
　北西方向から湿度の高い、冷たい空気が流れ込んでくるため、天気の安定しない、雨の多く寒い数日となるのだそうで、正確には６月11日前後。統計によると89％この&quot;Schafskaelte&quot;が訪れているというから、かなりの高確率である。本当に寒いときには、平均気温が一桁にまで下がるそうだ。

　先週、確かにドイツはすごく寒くて、皮のハーフコートを再び着る羽目となってしまったのだが、数日早く来た&quot;Schafskaelte&quot;だったのだろうか？屋根裏部屋の住人としては、涼しい日々は快適でありがたいのだけれど、あまり寒いままだと夏が来ないのではないかとちょっと心配になる。ただでさえどんよりした冬の長いドイツ、この時期の「お天道様」は人間にとっても植物にとっても貴重だ。もうすこ〜しお天気よくならないかなぁ、でも暑くなりすぎないで、などとわがままなことを考えているここ数日の私であった^^;</description>
  <content:encoded><![CDATA[　ぼけーっと日々をすごしているうちに６月に入ってしまった。Eisheiligeに続いてよく話題にのぼる「寒い日々」、"Schafskaelte"の季節である。

　"Schafskaelte"は直訳すると「羊の寒さ」。５月後半に天候が安定して、暖かくなったところで羊の毛を刈ると、ちょうどその直後に来て羊を凍えさせるのでそういう名前になったのだそうである。
　北西方向から湿度の高い、冷たい空気が流れ込んでくるため、天気の安定しない、雨の多く寒い数日となるのだそうで、正確には６月11日前後。統計によると89％この"Schafskaelte"が訪れているというから、かなりの高確率である。本当に寒いときには、平均気温が一桁にまで下がるそうだ。

　先週、確かにドイツはすごく寒くて、皮のハーフコートを再び着る羽目となってしまったのだが、数日早く来た"Schafskaelte"だったのだろうか？屋根裏部屋の住人としては、涼しい日々は快適でありがたいのだけれど、あまり寒いままだと夏が来ないのではないかとちょっと心配になる。ただでさえどんよりした冬の長いドイツ、この時期の「お天道様」は人間にとっても植物にとっても貴重だ。もうすこ〜しお天気よくならないかなぁ、でも暑くなりすぎないで、などとわがままなことを考えているここ数日の私であった^^;]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-06-14T00:04+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1049383">
  <title>ドイツに「パスタ」は存在しない！？</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1049383</link>
  <description>　今週の月曜日は聖霊降臨祭の祝日だったのだが、ドイツ人の友人にお昼ご飯に招待されたので行ってきた。シュヴァーベン特有のヌードル&quot;Spaetzle&quot;（シュペッツレ）に、刻み玉ねぎとチーズをかけてオーブンで焼いた&quot;Kaesespaetzle&quot;を作ってくれたのだが、同行した日本人の友人がこのシュペッツレのことを指して&quot;Pasta?&quot;と聞いたばっかりに、一体全体ドイツに「パスタ」は存在するのかどうか、という妙な話になった^^;
　「&quot;pasta&quot;はイタリア語で単純に&quot;Teig&quot;（生地）っていう意味でしかないのだが、ドイツのヌードル類は要するにイタリアの生地では出来てないわけだから、結局ドイツに&quot;pasta&quot;は存在しないってことになるね」ってのがその場にいたドイツ人の友人２人が出した結論だったのだが、何というかこの言葉の定義の細かさがいかにもドイツ的で、とても面白く感じられた。
　実際、シュペッツレを説明するのに&quot;pasta&quot;という言葉を用いているのを見たことがない。ドイツのヌードルとイタリアのヌードルはきっちりと区別されているようだ。

　こういう風に定義のかなりはっきりしているドイツ語に接していると、ときどき日本語のあいまいさが妙に気になることがある。特に議論のときなど、言葉の定義をはっきりさせないまま話を展開させてしまうために、非常に不毛な議論になってしまうことが少なくない。会議のときもそうである。
　列車が１分半の遅れを取り戻そうとして大事故に至ってしまうぐらい時間には正確なのに、言葉に関してはあいまいなままで平気というのは、ある意味で不思議な国民性である。逆に言えば、ドイツでは言葉の定義はここまできっちりしているのに、１分半の遅れは遅れのうちに入らない。列車に限らず、３分〜５分の遅れなら日常茶飯事だ。これまた不思議な国民性だと言えるかもしれないが、これも「文化」の一部なのだろうか！？</description>
  <content:encoded><![CDATA[　今週の月曜日は聖霊降臨祭の祝日だったのだが、ドイツ人の友人にお昼ご飯に招待されたので行ってきた。シュヴァーベン特有のヌードル"Spaetzle"（シュペッツレ）に、刻み玉ねぎとチーズをかけてオーブンで焼いた"Kaesespaetzle"を作ってくれたのだが、同行した日本人の友人がこのシュペッツレのことを指して"Pasta?"と聞いたばっかりに、一体全体ドイツに「パスタ」は存在するのかどうか、という妙な話になった^^;
　「"pasta"はイタリア語で単純に"Teig"（生地）っていう意味でしかないのだが、ドイツのヌードル類は要するにイタリアの生地では出来てないわけだから、結局ドイツに"pasta"は存在しないってことになるね」ってのがその場にいたドイツ人の友人２人が出した結論だったのだが、何というかこの言葉の定義の細かさがいかにもドイツ的で、とても面白く感じられた。
　実際、シュペッツレを説明するのに"pasta"という言葉を用いているのを見たことがない。ドイツのヌードルとイタリアのヌードルはきっちりと区別されているようだ。

　こういう風に定義のかなりはっきりしているドイツ語に接していると、ときどき日本語のあいまいさが妙に気になることがある。特に議論のときなど、言葉の定義をはっきりさせないまま話を展開させてしまうために、非常に不毛な議論になってしまうことが少なくない。会議のときもそうである。
　列車が１分半の遅れを取り戻そうとして大事故に至ってしまうぐらい時間には正確なのに、言葉に関してはあいまいなままで平気というのは、ある意味で不思議な国民性である。逆に言えば、ドイツでは言葉の定義はここまできっちりしているのに、１分半の遅れは遅れのうちに入らない。列車に限らず、３分〜５分の遅れなら日常茶飯事だ。これまた不思議な国民性だと言えるかもしれないが、これも「文化」の一部なのだろうか！？]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-05-19T07:12+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1038505">
  <title>氷の聖人　=(die)Eisheilige=</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1038505</link>
  <description>　不調のノートPCに代わって、ファンから新しいPCをプレゼントしてもらった放浪猫です（←まぢかい^^;）。IBMのThinkPadでOSはWinXP（しかもProfessional）という、猫のおもちゃとしては異例の高級品なのですが、おかげさまで快適な環境となりました(=^^=)　大切に使わせていただきますm(_ _)m

　さて、新しいPCの設定やら何やらで再び更新遅れちゃいましたが、今週はこの寒さにちなんでまたお天気の話を。５月１日に一旦30℃近くにまで上がって「一気に夏だ！！」と思われたドイツでしたが、なんとその後再び気温が急降下、先週末は雪が降るという噂まで立つ始末。ドイツ人の知人にたまたま道で会ったら、「ちょっと早いけどもう&quot;Eisheilige&quot;が来ちゃったのかもねぇ」と言っていた。
　この&quot;(die)Eisheilige&quot;、５月に気温が下がって寒くなる時のことをいうのは前から聞いて知っていたのだが、詳細を知らなかったので調べてみた。

　カトリック教会では、１年365日（もしくは366日）、毎日その日の「聖人」がいる。ご存知、２月14日は聖人「バレンタイン」の日であるが、この日が特別に聖人の日なのではなく、実は毎日が何かしらの聖人の日なのである。
　そんなこんなで、５月の半ばごろ、気温が下がって霜が降りる時期の聖人を&quot;Eisheilige&quot;「氷の聖人」と呼ぶのだそうだ。ただし、実は北ドイツと南ドイツで微妙に日付がずれている。北ドイツでは11日〜13日の聖人&quot;Mamertus&quot;「マメルトゥス」、&quot;Pankratius&quot;「パンクラティウス」、&quot;Servatius&quot;「セルヴァティウス」が「氷の聖人」となる。南ドイツではこれがずれて12日から14日になるので、前出の&quot;Pankratius&quot;と&quot;Servatius&quot;に加えて、&quot;Bonifatius&quot;「ボニファティウス」が「氷の聖人」。いずれにせよ３人の男性の聖人なので、&quot;Eismaenner im Mai&quot;「５月の氷の男たち」または&quot;Die drei gestrengten Herren&quot;「３人の厳しい男たち」と呼ぶことも。
　更に南ドイツではもう一日遅い15日の聖人&quot;Sophie&quot;「ゾフィー」も「氷の聖人」に数えることがある。&quot;Sophie&quot;は女性なので、&quot;Eismaenner&quot;や&quot;Die gestrengten Herren&quot;の仲間入りは出来ないが、その代わり&quot;Die kalte Sophie&quot;「冷たいゾフィー」と呼ばれている。遅霜に関しての守護聖人なのだそうだ。

　統計では本当にこの日付に気温が下がり、霜が降りる年が多いのだそうである。ドイツでは、農作物が霜でだめにならないように、この&quot;Eisheilige&quot;が過ぎ去った後で植えることが多い。農事暦と教会暦が合わさってこのような言い回しが出来たというわけだが、さすがはキリスト教圏の国、と言うべきなのかもしれない。中世の田舎の農夫たちが「今年はまだ氷の聖人様たちが来てないから苗を植えたらだめだっぺ」（←どこの方言！？）とか素朴な会話をしている様子を、なんとなく思い浮かべてしまった放浪猫であった。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　不調のノートPCに代わって、ファンから新しいPCをプレゼントしてもらった放浪猫です（←まぢかい^^;）。IBMのThinkPadでOSはWinXP（しかもProfessional）という、猫のおもちゃとしては異例の高級品なのですが、おかげさまで快適な環境となりました(=^^=)　大切に使わせていただきますm(_ _)m

　さて、新しいPCの設定やら何やらで再び更新遅れちゃいましたが、今週はこの寒さにちなんでまたお天気の話を。５月１日に一旦30℃近くにまで上がって「一気に夏だ！！」と思われたドイツでしたが、なんとその後再び気温が急降下、先週末は雪が降るという噂まで立つ始末。ドイツ人の知人にたまたま道で会ったら、「ちょっと早いけどもう"Eisheilige"が来ちゃったのかもねぇ」と言っていた。
　この"(die)Eisheilige"、５月に気温が下がって寒くなる時のことをいうのは前から聞いて知っていたのだが、詳細を知らなかったので調べてみた。

　カトリック教会では、１年365日（もしくは366日）、毎日その日の「聖人」がいる。ご存知、２月14日は聖人「バレンタイン」の日であるが、この日が特別に聖人の日なのではなく、実は毎日が何かしらの聖人の日なのである。
　そんなこんなで、５月の半ばごろ、気温が下がって霜が降りる時期の聖人を"Eisheilige"「氷の聖人」と呼ぶのだそうだ。ただし、実は北ドイツと南ドイツで微妙に日付がずれている。北ドイツでは11日〜13日の聖人"Mamertus"「マメルトゥス」、"Pankratius"「パンクラティウス」、"Servatius"「セルヴァティウス」が「氷の聖人」となる。南ドイツではこれがずれて12日から14日になるので、前出の"Pankratius"と"Servatius"に加えて、"Bonifatius"「ボニファティウス」が「氷の聖人」。いずれにせよ３人の男性の聖人なので、"Eismaenner im Mai"「５月の氷の男たち」または"Die drei gestrengten Herren"「３人の厳しい男たち」と呼ぶことも。
　更に南ドイツではもう一日遅い15日の聖人"Sophie"「ゾフィー」も「氷の聖人」に数えることがある。"Sophie"は女性なので、"Eismaenner"や"Die gestrengten Herren"の仲間入りは出来ないが、その代わり"Die kalte Sophie"「冷たいゾフィー」と呼ばれている。遅霜に関しての守護聖人なのだそうだ。

　統計では本当にこの日付に気温が下がり、霜が降りる年が多いのだそうである。ドイツでは、農作物が霜でだめにならないように、この"Eisheilige"が過ぎ去った後で植えることが多い。農事暦と教会暦が合わさってこのような言い回しが出来たというわけだが、さすがはキリスト教圏の国、と言うべきなのかもしれない。中世の田舎の農夫たちが「今年はまだ氷の聖人様たちが来てないから苗を植えたらだめだっぺ」（←どこの方言！？）とか素朴な会話をしている様子を、なんとなく思い浮かべてしまった放浪猫であった。]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-05-11T07:36+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1028996">
  <title>&quot;hoehere Gewalt&quot;〜人間の力を超えたもの</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1028996</link>
  <description>　先週、外来語についての記事を書いて、今週はその続き…と思っていたのだけれど、調べれば調べるほどいろいろなデータが出てきて、「これは大変なことに首を突っ込んだぞ」という気分になってきた。大体、外来語に関してはかの権威あるドイツ語辞典&quot;Duden&quot;が１冊辞書を出しているくらいなのだ（滝汗）やはり安易に取り上げた私が迂闊だったかも！？
　そこでどうやってこの先、外来語について書いていくか考えるのにしばらくお時間をいただくことにして、今日のところは別の話を。

　自分が原因ではないのに、予期せぬ事態が起こって損害を被ることがある。例えば天災や第三者が起こした事故などのことなのだが、これを称したドイツ語の表現に&quot;hoehere Gewalt&quot;というものがある。直訳すると「（より）高い暴力」という意味だ。
　おおよそ科学的ではない表現だが、個人的にこれはとても興味深いと思っている。というのは、この言葉の背後には「人間の力の及ばない、高い次元のもの」が存在し、それが人間に損害を及ぼすことがある、という世界観があることがうかがえるからである。
　一見人災に見える事故に、この表現が用いられるのも興味深い。電車が信号の故障で遅れたとかの小さな事故から、命に関わる大事故まで、一般的に&quot;hoehere Gewalt&quot;と表現している。
　更に面白いのは、この言葉が法律用語として使われていることで、その場合は当然ながら裁判で「何が&quot;hoehere Gewalt&quot;とみなされるか」が議論になるのである。例えば9.11テロの直後、アメリカ行きのツアーをキャンセルした人たちと旅行会社との間で、キャンセル料の件でもめて裁判になった例があるのだが、フランクフルトの裁判所は9.11テロを&quot;hoehere Gewalt&quot;と認め、旅行会社に参加費用全額の返却を命ずる判決を出したそうである。

　この間に日本では悲惨な脱線事故が起こり、100名以上の方が亡くなった。遺族の方々が「ＪＲに殺された」とくってかかる場面などがニュースで報道されたと聞く。突然にして近しい人の命を奪われた方々の、やり場のない気持ちや怒りは察してあまりあるのだが、同時に&quot;hoehere Gewalt&quot;という概念を持たない文化もそこに強く感じた。ああいった大事故は、一つの要因だけで起こりうるものではなく、いくつもの要因が絡み合わなければ起こりえない。たまたまその要因が歯車が噛みあうように一度に揃ってしまったのであり、その事態は誰も予測していなかったであろう。だから、ドイツのメディアはこういった事故を&quot;Unglueck&quot;（不運）と称し、&quot;hoehere Gewalt&quot;と受け止めるのである。もちろん、だからといって原因の追求を怠るようなことはしないし、あってはならないが、「起こってしまったこと」への対処の仕方に、文化による前提の大きな違いを感じた今回のニュースであった。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　先週、外来語についての記事を書いて、今週はその続き…と思っていたのだけれど、調べれば調べるほどいろいろなデータが出てきて、「これは大変なことに首を突っ込んだぞ」という気分になってきた。大体、外来語に関してはかの権威あるドイツ語辞典"Duden"が１冊辞書を出しているくらいなのだ（滝汗）やはり安易に取り上げた私が迂闊だったかも！？
　そこでどうやってこの先、外来語について書いていくか考えるのにしばらくお時間をいただくことにして、今日のところは別の話を。

　自分が原因ではないのに、予期せぬ事態が起こって損害を被ることがある。例えば天災や第三者が起こした事故などのことなのだが、これを称したドイツ語の表現に"hoehere Gewalt"というものがある。直訳すると「（より）高い暴力」という意味だ。
　おおよそ科学的ではない表現だが、個人的にこれはとても興味深いと思っている。というのは、この言葉の背後には「人間の力の及ばない、高い次元のもの」が存在し、それが人間に損害を及ぼすことがある、という世界観があることがうかがえるからである。
　一見人災に見える事故に、この表現が用いられるのも興味深い。電車が信号の故障で遅れたとかの小さな事故から、命に関わる大事故まで、一般的に"hoehere Gewalt"と表現している。
　更に面白いのは、この言葉が法律用語として使われていることで、その場合は当然ながら裁判で「何が"hoehere Gewalt"とみなされるか」が議論になるのである。例えば9.11テロの直後、アメリカ行きのツアーをキャンセルした人たちと旅行会社との間で、キャンセル料の件でもめて裁判になった例があるのだが、フランクフルトの裁判所は9.11テロを"hoehere Gewalt"と認め、旅行会社に参加費用全額の返却を命ずる判決を出したそうである。

　この間に日本では悲惨な脱線事故が起こり、100名以上の方が亡くなった。遺族の方々が「ＪＲに殺された」とくってかかる場面などがニュースで報道されたと聞く。突然にして近しい人の命を奪われた方々の、やり場のない気持ちや怒りは察してあまりあるのだが、同時に"hoehere Gewalt"という概念を持たない文化もそこに強く感じた。ああいった大事故は、一つの要因だけで起こりうるものではなく、いくつもの要因が絡み合わなければ起こりえない。たまたまその要因が歯車が噛みあうように一度に揃ってしまったのであり、その事態は誰も予測していなかったであろう。だから、ドイツのメディアはこういった事故を"Unglueck"（不運）と称し、"hoehere Gewalt"と受け止めるのである。もちろん、だからといって原因の追求を怠るようなことはしないし、あってはならないが、「起こってしまったこと」への対処の仕方に、文化による前提の大きな違いを感じた今回のニュースであった。]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-05-03T22:06+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1020081">
  <title>外来語の話　〜英語編〜</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1020081</link>
  <description>　日本語にもカタカナ語になって定着した外来語がたくさんあるが、ドイツ語でもこれは同じ。今日はちょっとだけ、英語から来た外来語の話をしたいと思う。

　教会音楽の勉強を初めて間もなく、学生のほとんどが参加している合唱の時間に「今日の午後、『フライヤー』があるから…」というアナウンスが学生会の代表からなされた。私は&quot;Freier&quot;と聞き取ったのだが、全然意味がわからない。&quot;frei&quot;は「自由」「拘束されない」という意味だから、その比較級？？@_@仕方ないので、隣にいた学生をつついて「今日の午後、何があるの？」と聞いてみる。
　一瞬「ん？」という顔をした彼女、「ああ、&quot;Flyer&quot;よ！&quot;Flugblaetter&quot;のこと。英語からの外来語なのよねぇ」と説明してくれた。要するに「ビラ」なのだ。&quot;Flugblaetter&quot;と言われればわかったのだが、妙なところで突然英語が出て来たので、私の頭の切り替えがきかなかったのである。コンサートの宣伝用ビラが出来たからあちこちに配ってね、というアナウンスだったのだ。

　こんな風に、定着してしまっている英語の単語、というものはドイツ語にも多々ある。例えば&quot;Tip&quot;（新正書法では&quot;Tipp&quot;）がそれだ。「ヒント」「助言」という意味ですでに定着している。
　&quot;Patchwork&quot;「パッチワーク」なんかもそのまま使われている。多分、これはパッチワークの技術と一緒に輸入されたクチであろう。
　コンピューター用語が英語のまま定着しているのは、多分ドイツに限らず世界共通の現象であろう。&quot;Computer&quot;&quot;Internet&quot;&quot;Homepage&quot;等の単語は、ドイツでもそのまま使われている。
　「和製英語」ならぬ「独製英語」の代表格が&quot;Handy&quot;「携帯電話」だ。もともとの英語では&quot;mobile phone&quot;なのだが、何ゆえ&quot;Handy&quot;になってしまったのかは謎である。

　こう見ていくと、いかにもドイツ語が英語ナイズ（？）されているような印象を受けるが、実を言うともともと陸続きで文化の交流の盛んなヨーロッパのこと、ドイツ語の中で使われている外来語は英語だけではない。他の言語からの外来語の話は、また次の機会に。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　日本語にもカタカナ語になって定着した外来語がたくさんあるが、ドイツ語でもこれは同じ。今日はちょっとだけ、英語から来た外来語の話をしたいと思う。

　教会音楽の勉強を初めて間もなく、学生のほとんどが参加している合唱の時間に「今日の午後、『フライヤー』があるから…」というアナウンスが学生会の代表からなされた。私は"Freier"と聞き取ったのだが、全然意味がわからない。"frei"は「自由」「拘束されない」という意味だから、その比較級？？@_@仕方ないので、隣にいた学生をつついて「今日の午後、何があるの？」と聞いてみる。
　一瞬「ん？」という顔をした彼女、「ああ、"Flyer"よ！"Flugblaetter"のこと。英語からの外来語なのよねぇ」と説明してくれた。要するに「ビラ」なのだ。"Flugblaetter"と言われればわかったのだが、妙なところで突然英語が出て来たので、私の頭の切り替えがきかなかったのである。コンサートの宣伝用ビラが出来たからあちこちに配ってね、というアナウンスだったのだ。

　こんな風に、定着してしまっている英語の単語、というものはドイツ語にも多々ある。例えば"Tip"（新正書法では"Tipp"）がそれだ。「ヒント」「助言」という意味ですでに定着している。
　"Patchwork"「パッチワーク」なんかもそのまま使われている。多分、これはパッチワークの技術と一緒に輸入されたクチであろう。
　コンピューター用語が英語のまま定着しているのは、多分ドイツに限らず世界共通の現象であろう。"Computer""Internet""Homepage"等の単語は、ドイツでもそのまま使われている。
　「和製英語」ならぬ「独製英語」の代表格が"Handy"「携帯電話」だ。もともとの英語では"mobile phone"なのだが、何ゆえ"Handy"になってしまったのかは謎である。

　こう見ていくと、いかにもドイツ語が英語ナイズ（？）されているような印象を受けるが、実を言うともともと陸続きで文化の交流の盛んなヨーロッパのこと、ドイツ語の中で使われている外来語は英語だけではない。他の言語からの外来語の話は、また次の機会に。]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-04-26T20:46+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1011168">
  <title>男心と４月の空！？=Aprilwetter=</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1011168</link>
  <description>　イースター頃に一度とても春らしい陽気になったので、みんなとても喜んだのだけど、ここのところ再び暖かくなったり寒くなったりのお天気が続いている。「あ〜まだ４月だったよなぁ…」と思ってしまう今日この頃。

　ドイツの４月の天気は安定しない。今日は雨だが、これはまだいい方で、下手すると雪になる。かと思うと突然ポカポカ暖かくなって、Ｔシャツ１枚で歩く人が出たりする。この天気の変わりやすさ、これがかの有名な&quot;Aprilwetter&quot;（４月の天気）である。
　日本にも「三寒四温」という四字熟語があるが、変わりやすさから言えばこれよりもっと激しいかも。どっちかというと「男心と秋の空」の方に近いかなぁ〜、と思ったりする^^;（えっ、「女心」じゃないの、って？いやいや、日本古来のことわざは「男心」が正しいんですよ。ちゃんと調べてみて下さ〜い！）

　この変わりやすいお天気の４月、&quot;April&quot;に関するドイツ語の表現。

　☆　April, der tut was er will.（４月は自分のしたいようにする）
　　　　「４月」を擬人化した表現。かって気ままに変化することを喩えている。

　☆　Aprilwetter und Kartenglueck, wechseln jeden Augenblick.（４月の天気とカードゲームの運は、次の瞬間にはもう変わる）
　　　　言うまでもないが、思い通りにならない変わりやすさを喩えた表現。

　長い長い冬が終わり、早く春を楽しみたい。暖かくなってきたので「次の週末はサイクリングでも…！」なんて思ってると、大雨だったりする。そんな思い通りにならない、やきもきした気持ちがこめられている表現が多いように思う。早くお天気の安定した５月にならないかな〜、などと思っているのは多分私だけではあるまい。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　イースター頃に一度とても春らしい陽気になったので、みんなとても喜んだのだけど、ここのところ再び暖かくなったり寒くなったりのお天気が続いている。「あ〜まだ４月だったよなぁ…」と思ってしまう今日この頃。

　ドイツの４月の天気は安定しない。今日は雨だが、これはまだいい方で、下手すると雪になる。かと思うと突然ポカポカ暖かくなって、Ｔシャツ１枚で歩く人が出たりする。この天気の変わりやすさ、これがかの有名な"Aprilwetter"（４月の天気）である。
　日本にも「三寒四温」という四字熟語があるが、変わりやすさから言えばこれよりもっと激しいかも。どっちかというと「男心と秋の空」の方に近いかなぁ〜、と思ったりする^^;（えっ、「女心」じゃないの、って？いやいや、日本古来のことわざは「男心」が正しいんですよ。ちゃんと調べてみて下さ〜い！）

　この変わりやすいお天気の４月、"April"に関するドイツ語の表現。

　☆　April, der tut was er will.（４月は自分のしたいようにする）
　　　　「４月」を擬人化した表現。かって気ままに変化することを喩えている。

　☆　Aprilwetter und Kartenglueck, wechseln jeden Augenblick.（４月の天気とカードゲームの運は、次の瞬間にはもう変わる）
　　　　言うまでもないが、思い通りにならない変わりやすさを喩えた表現。

　長い長い冬が終わり、早く春を楽しみたい。暖かくなってきたので「次の週末はサイクリングでも…！」なんて思ってると、大雨だったりする。そんな思い通りにならない、やきもきした気持ちがこめられている表現が多いように思う。早くお天気の安定した５月にならないかな〜、などと思っているのは多分私だけではあるまい。]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-04-19T20:52+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1002035">
  <title>Rottweilerって…？</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=1002035</link>
  <description>　今週こそちゃんと月曜日に更新！と思っていたのに、昨夜はPCの調子が悪く、せっかく書いた記事がなんとキー一つで全部消えてしまいました…T_T気を取り直してもう一度。

　先週はイタリアではローマ教皇の盛大な葬儀、イギリスではチャールズ皇太子の再婚、と何かとニュースの多かった週だった。残念ながら仕事でテレビを見る暇がなかったので、あとから新聞を読んでいたのだけど、その中に不可解な表現を発見。
　チャールズ皇太子とカミラさんのスキャンダルが発覚した時、ダイアナ妃がカミラさんを称して&quot;Rottweiler&quot;と言った、というもの。&quot;Rottweiler&quot;は普通に訳すと「ロットヴァイル産のもの」「ロットヴァイル出身の人」。Rottweil（ロットヴァイル）は私の住んでいる南西ドイツ・シュヴァーベン地方にある小さな町で、伝統のカーニバルで世界的に有名である。
　どう考えてもカミラさんがロットヴァイル出身なわけはないので、何か比喩的な意味があるのだろうと思ったのだが、前後関係からもどうもピンと来ない。あまりいい意味で使っていないということだけはわかるが、辞書を引いても出てこない。でも、ドイツ人ではなくイギリス人のダイアナ妃が&quot;Rottweiler&quot;と言っているというのは、絶対に国際的に有名な何かがあるということなのだ。カーニバルで有名な町だから、カーニバル→道化師でピエロみたいな意味で使ったのか！？とか、大真面目にいろいろ考えながらネットで探してみたら…

　&quot;Rottweiler&quot;という犬がいるのね。

　…知らなかった。犬好きなら常識なのであろうが、私にはこの辺の知識は全くないのだ。なんでも、ロットヴァイル周辺で家畜警備の犬として重宝されていたのでこの名前がついたらしい。たくましくて獰猛な犬だそうである^^;もっとも、http://www.adrk.de/の写真なんかを見ると、可愛い顔してるけどねぇ。
　日本語でググって見たら、「ロットヴァイル犬」で出てきたのは１件だけだったが、「ロットワイラー」でググったら山ほど出てきた。でも、ダイアナ妃がカミラさんに「ロットワイラー」というあだ名をつけてた、って日本語の記事は、２ちゃんねる関連にしか出てこない。日本ではニュースにならなかったのだろうか！？

　ドイツの新聞記事によると、イギリス人にはこの「ロットヴァイル犬」という言い方に「戦車」のようなイメージ（頑丈で攻撃的！？）を持っているとか。カミラさん＝戦車、というのもすごい話だが_ _;カミラさんはしかし、そのあだ名を自分で使って、電話口でふざけて「もしもし、こちらロットヴァイラー〜」なんぞと言っていたというから、これまたすごい話だ。
　ともあれ、「&quot;Rottweiler&quot;から&quot;Queen Camilla&quot;へ」なんて見出しがヨーロッパのメディアを飾ったこの結婚式の報道。新聞に載ったカミラさんの幸せそうな笑顔を見ながら、「チャールズ（←何ゆえか呼び捨て^^;）が最初っからカミラさんにプロポーズしてればよかったんだよ、全く男って奴は！！」とか、意味不明のツッコミを入れていた私であった…^^;</description>
  <content:encoded><![CDATA[　今週こそちゃんと月曜日に更新！と思っていたのに、昨夜はPCの調子が悪く、せっかく書いた記事がなんとキー一つで全部消えてしまいました…T_T気を取り直してもう一度。

　先週はイタリアではローマ教皇の盛大な葬儀、イギリスではチャールズ皇太子の再婚、と何かとニュースの多かった週だった。残念ながら仕事でテレビを見る暇がなかったので、あとから新聞を読んでいたのだけど、その中に不可解な表現を発見。
　チャールズ皇太子とカミラさんのスキャンダルが発覚した時、ダイアナ妃がカミラさんを称して"Rottweiler"と言った、というもの。"Rottweiler"は普通に訳すと「ロットヴァイル産のもの」「ロットヴァイル出身の人」。Rottweil（ロットヴァイル）は私の住んでいる南西ドイツ・シュヴァーベン地方にある小さな町で、伝統のカーニバルで世界的に有名である。
　どう考えてもカミラさんがロットヴァイル出身なわけはないので、何か比喩的な意味があるのだろうと思ったのだが、前後関係からもどうもピンと来ない。あまりいい意味で使っていないということだけはわかるが、辞書を引いても出てこない。でも、ドイツ人ではなくイギリス人のダイアナ妃が"Rottweiler"と言っているというのは、絶対に国際的に有名な何かがあるということなのだ。カーニバルで有名な町だから、カーニバル→道化師でピエロみたいな意味で使ったのか！？とか、大真面目にいろいろ考えながらネットで探してみたら…

　<strong><font color="#0000FF">"Rottweiler"という犬がいるのね。</font></strong>

　…知らなかった。犬好きなら常識なのであろうが、私にはこの辺の知識は全くないのだ。なんでも、ロットヴァイル周辺で家畜警備の犬として重宝されていたのでこの名前がついたらしい。たくましくて獰猛な犬だそうである^^;もっとも、<a href="http://www.adrk.de/">http://www.adrk.de/</a>の写真なんかを見ると、可愛い顔してるけどねぇ。
　日本語でググって見たら、「ロットヴァイル犬」で出てきたのは１件だけだったが、「ロットワイラー」でググったら山ほど出てきた。でも、ダイアナ妃がカミラさんに「ロットワイラー」というあだ名をつけてた、って日本語の記事は、２ちゃんねる関連にしか出てこない。日本ではニュースにならなかったのだろうか！？

　ドイツの新聞記事によると、イギリス人にはこの「ロットヴァイル犬」という言い方に「戦車」のようなイメージ（頑丈で攻撃的！？）を持っているとか。カミラさん＝戦車、というのもすごい話だが_ _;カミラさんはしかし、そのあだ名を自分で使って、電話口でふざけて「もしもし、こちらロットヴァイラー〜」なんぞと言っていたというから、これまたすごい話だ。
　ともあれ、「"Rottweiler"から"Queen Camilla"へ」なんて見出しがヨーロッパのメディアを飾ったこの結婚式の報道。新聞に載ったカミラさんの幸せそうな笑顔を見ながら、「チャールズ（←何ゆえか呼び捨て^^;）が最初っからカミラさんにプロポーズしてればよかったんだよ、全く男って奴は！！」とか、意味不明のツッコミを入れていた私であった…^^;]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-04-12T20:46+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=995520">
  <title>Schutzengel（守護天使）よ、ありがとう</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=995520</link>
  <description>　皆様、長々のご無沙汰すみません。ここのところ完璧に沈没（？）しておりましたが、４月に入って外も暖かくなってきたことですし、気分も新たにまた頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

　さてさて、先週私の知人（ドイツ人女性）の身におそろしいことが起こったのでございまする(((；゜Д゜)))
　アウトバーンを時速130kmで走っていて、ちょうどトラックを追い越した直後に、なんとボンネットが勝手に開いてしまったのだそうで…@_@ つまり、突然何も見えなくなった！！ということ。（周りもとばしまくってるアウトバーンで！！）
　とっさにその知人、見える隙間を探しつつ、ウィンカーを出しながら道路の端に寄って、無事に停車。停まってからぞっとし、震えが来たらしい(((；゜Д゜)))
　時速130kmの風を受けてボンネットは惨めにひしゃげていたので、普通には閉めることが出来ず、力任せに下におろして紐でくくりつけ、何とか修理工場まで走ったとか。でも、古い車だったこともあるのか、修理工場にもすぐにボンネットの替えはなく、その日の待ち合わせ場所にはそのひしゃげたボンネットの車で現れた。

　修理工場のおじさんも「いやぁ、こんなことが起こって無事に停まれるなんて、大した運動神経だね」と感心していたそうだ。彼女のお母さんが「でも、守護天使も必要よ！」(&quot;Aber sie braucht auch den Schutzengel!&quot;)と言ったら、さすがにおじさんも「全くその通り」と納得していたとのこと。
　確かにとっさに対処できた彼女もすごいが、追突などに至らず無事に停まれたのは、まさしく天の助けがなければ出来なかったであろう。それをドイツ語では&quot;(der)Schutzengel&quot;（守護天使）という言葉で表現しているのだ。

　話を聞いた他の人達も「Schutzengelがついていてよかったね」と口々に言っていた。私からも声を大にしてお礼を言いたい。
　「Schutzengelよ、守ってくれてありがとう！！」</description>
  <content:encoded><![CDATA[　皆様、長々のご無沙汰すみません。ここのところ完璧に沈没（？）しておりましたが、４月に入って外も暖かくなってきたことですし、気分も新たにまた頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

　さてさて、先週私の知人（ドイツ人女性）の身におそろしいことが起こったのでございまする(((；゜Д゜)))
　アウトバーンを時速130kmで走っていて、ちょうどトラックを追い越した直後に、なんとボンネットが勝手に開いてしまったのだそうで…@_@ つまり、突然何も見えなくなった！！ということ。（周りもとばしまくってるアウトバーンで！！）
　とっさにその知人、見える隙間を探しつつ、ウィンカーを出しながら道路の端に寄って、無事に停車。停まってからぞっとし、震えが来たらしい(((；゜Д゜)))
　時速130kmの風を受けてボンネットは惨めにひしゃげていたので、普通には閉めることが出来ず、力任せに下におろして紐でくくりつけ、何とか修理工場まで走ったとか。でも、古い車だったこともあるのか、修理工場にもすぐにボンネットの替えはなく、その日の待ち合わせ場所にはそのひしゃげたボンネットの車で現れた。

　修理工場のおじさんも「いやぁ、こんなことが起こって無事に停まれるなんて、大した運動神経だね」と感心していたそうだ。彼女のお母さんが「でも、守護天使も必要よ！」("Aber sie braucht auch den Schutzengel!")と言ったら、さすがにおじさんも「全くその通り」と納得していたとのこと。
　確かにとっさに対処できた彼女もすごいが、追突などに至らず無事に停まれたのは、まさしく天の助けがなければ出来なかったであろう。それをドイツ語では"(der)Schutzengel"（守護天使）という言葉で表現しているのだ。

　話を聞いた他の人達も「Schutzengelがついていてよかったね」と口々に言っていた。私からも声を大にしてお礼を言いたい。
　<strong><font color="#FF0000">「Schutzengelよ、守ってくれてありがとう！！」</font></strong>]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-04-07T21:50+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=962195">
  <title>猫にまつわる表現</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=962195</link>
  <description>　ひょんなことでBlogPetというものを知り、早速子猫を飼うことにして、このブログのトップページ右側につけてみた。この子猫、なんとブログのエントリの中から勝手に言葉を覚えていくらしい。それで、このページにつけておけばドイツ語を覚えるのではないか、などとちょっと期待して設置してみたのだけれど、どうなることやら？ときどき子猫をクリックして、何を覚えたか聞いてあげて下さい（笑）

　せっかくなので、猫ネタで今日は書きたいと思う。猫はドイツ語で&quot;(die)Katze&quot;。これを使った言い回しというのも意外とたくさんあるので、よく聞くものをいくつかあげてみたいと思う。

　☆　wie Hund und Katze（犬と猫のように）
　　　　これは日本でいう「犬猿の仲」のこと。敵同士で仲が悪いたとえに
　　　使う。

　☆　Das ist nur ein Katzensprung.(たったの猫ひとっとびだよ。)
　　　　「もう少し」「あと一息」を表す表現で、目標が近いことを伝えて
　　　励ましたい時に使う。

　☆　Die Katze laesst das Mausen nicht!（猫はくすねることをやめないよ！）
　　　　誰かが悪い習慣から脱し切れず、やめられない状態を指していう。
　　　ネガティヴな表現。&quot;(das)Mausen&quot;は動詞&quot;mausen&quot;（くすねる、
　　　失敬する）の名詞化。

　☆　wie die Katze um den heissen Brei schleichen（猫が熱いおかゆの周りをうろつくように）
　　　　&quot;(der)Brei&quot;は「おかゆ状のどろっとしたもの」。ある人が物事を
　　　はっきりと言わなかったり、きっぱりと決断できないでいる状態を
　　　たとえていう。猫が猫舌なのは万国共通らしい^^;

　飼っている人が多く、身近な生き物であるせいか、こうやって見てみると猫を使った表現も結構身近でわかりやすいものが多いなぁ、と思う。もっとも猫を使った面白い表現で、もう少し理解するのに予備知識の必要なものもあるのだが、それはまた長くなるので今度の機会に。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　ひょんなことでBlogPetというものを知り、早速子猫を飼うことにして、このブログのトップページ右側につけてみた。この子猫、なんとブログのエントリの中から勝手に言葉を覚えていくらしい。それで、このページにつけておけばドイツ語を覚えるのではないか、などとちょっと期待して設置してみたのだけれど、どうなることやら？ときどき子猫をクリックして、何を覚えたか聞いてあげて下さい（笑）

　せっかくなので、猫ネタで今日は書きたいと思う。猫はドイツ語で"(die)Katze"。これを使った言い回しというのも意外とたくさんあるので、よく聞くものをいくつかあげてみたいと思う。

　☆　wie Hund und Katze（犬と猫のように）
　　　　これは日本でいう「犬猿の仲」のこと。敵同士で仲が悪いたとえに
　　　使う。

　☆　Das ist nur ein Katzensprung.(たったの猫ひとっとびだよ。)
　　　　「もう少し」「あと一息」を表す表現で、目標が近いことを伝えて
　　　励ましたい時に使う。

　☆　Die Katze laesst das Mausen nicht!（猫はくすねることをやめないよ！）
　　　　誰かが悪い習慣から脱し切れず、やめられない状態を指していう。
　　　ネガティヴな表現。"(das)Mausen"は動詞"mausen"（くすねる、
　　　失敬する）の名詞化。

　☆　wie die Katze um den heissen Brei schleichen（猫が熱いおかゆの周りをうろつくように）
　　　　"(der)Brei"は「おかゆ状のどろっとしたもの」。ある人が物事を
　　　はっきりと言わなかったり、きっぱりと決断できないでいる状態を
　　　たとえていう。猫が猫舌なのは万国共通らしい^^;

　飼っている人が多く、身近な生き物であるせいか、こうやって見てみると猫を使った表現も結構身近でわかりやすいものが多いなぁ、と思う。もっとも猫を使った面白い表現で、もう少し理解するのに予備知識の必要なものもあるのだが、それはまた長くなるので今度の機会に。]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-03-15T04:59+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=952084">
  <title>暴風雨のIngoくん！</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=952084</link>
  <description>　久しぶりの更新になってしまってすみません。寒さのあまり、私の調子も悪かったのですが、ＰＣも何ゆえか不調。慌てて古いＰＣを設定しなおして、いざとなったらそちらを使えるように調整。何とかネット落ちしないで済むといいのだけれど…。

　さて、少し古い話になるが、１月に暴風雨を伴う低気圧が北ドイツを襲い、大きな被害を残したことでニュースになった。この低気圧の名前が&quot;Ingo&quot;。普通にどこにでもある、男性の名前である。
　そう、ドイツ語圏ではなんと、暴風雨を伴う低気圧に人の名前をつけてしまうのである。日本語で言うならさしずめ「台風の太郎くん」といったところか。
　男性の名前だけではなく、女性の名前がつくこともある。昨年はハルツ地方を襲った&quot;Gerda&quot;さんが話題になっていた。2002年にも&quot;Jeanett&quot;さんがドイツのみならずヨーロッパ中に大きな被害を残していった。
　私が一番よく覚えているのは、1999年のクリスマスに南ドイツを襲った&quot;Lothar&quot;くんのことである。2000年の年明けに大学の合宿でシュヴァルツヴァルト（黒い森）へ行き、４時間の予定で山歩きに出かけた。ところが&quot;Lothar&quot;くんのせいで木が至るところで倒れており、道が完全に塞がれていたため回り道に次ぐ回り道を強いられ、ようやく合宿所に戻ってきた時はすでに真っ暗、７時間が経過していた。土地勘のある人が引率してくれていたとはいえ、よく無事で戻って来られたものだと思う_ _;

　それにしても、暴風雨に自分の名前がついてしまった人は、そのことが気にならないのだろうか？「台風の放浪猫（本名）さん」なんて名前がついたら、私なら気になって仕方がないと思うのだけれど。今度誰か知人の名前がたまたま暴風雨につけられたら、本人が気にしているかどうかこっそり様子を見てみよう、などとおバカなことを考えている私であった…^^;</description>
  <content:encoded><![CDATA[　久しぶりの更新になってしまってすみません。寒さのあまり、私の調子も悪かったのですが、ＰＣも何ゆえか不調。慌てて古いＰＣを設定しなおして、いざとなったらそちらを使えるように調整。何とかネット落ちしないで済むといいのだけれど…。

　さて、少し古い話になるが、１月に暴風雨を伴う低気圧が北ドイツを襲い、大きな被害を残したことでニュースになった。この低気圧の名前が"Ingo"。普通にどこにでもある、男性の名前である。
　そう、ドイツ語圏ではなんと、暴風雨を伴う低気圧に人の名前をつけてしまうのである。日本語で言うならさしずめ「台風の太郎くん」といったところか。
　男性の名前だけではなく、女性の名前がつくこともある。昨年はハルツ地方を襲った"Gerda"さんが話題になっていた。2002年にも"Jeanett"さんがドイツのみならずヨーロッパ中に大きな被害を残していった。
　私が一番よく覚えているのは、1999年のクリスマスに南ドイツを襲った"Lothar"くんのことである。2000年の年明けに大学の合宿でシュヴァルツヴァルト（黒い森）へ行き、４時間の予定で山歩きに出かけた。ところが"Lothar"くんのせいで木が至るところで倒れており、道が完全に塞がれていたため回り道に次ぐ回り道を強いられ、ようやく合宿所に戻ってきた時はすでに真っ暗、７時間が経過していた。土地勘のある人が引率してくれていたとはいえ、よく無事で戻って来られたものだと思う_ _;

　それにしても、暴風雨に自分の名前がついてしまった人は、そのことが気にならないのだろうか？「台風の放浪猫（本名）さん」なんて名前がついたら、私なら気になって仕方がないと思うのだけれど。今度誰か知人の名前がたまたま暴風雨につけられたら、本人が気にしているかどうかこっそり様子を見てみよう、などとおバカなことを考えている私であった…^^;]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-03-08T06:43+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=921067">
  <title>あまりに仰天すると…</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=921067</link>
  <description>　今日は電車の中で私の専門分野、教会音楽の雑誌に載っていた神学の講演記事を読んでいた。とても興味深い記事だったのだけど、内容があまりにも専門的なので、さすがにここには書けない。でも、その記事中に面白いドイツ語の表現があったのでご紹介。

　「die Haare zu Berge stehen lassen」。「(die)Haare」は「髪、毛」、「(der)Berg」は「山」、「stehen」は「立つ」、「lassen」は使役動詞。直訳すると「髪が山になるほど立たせる」、つまるところ髪が逆立っちゃったわけである。
　言い回しの意味を調べてみたら、「不安や驚きでぎょっとさせる」とある。あまりのことに仰天すると、ドイツ人でも髪が逆立ってしまうらしい。なあんだ、マンガで驚いた絵を描くときと一緒じゃないかぁ！と思ってしまった私であった^^;

　神学の記事のどこにこんな表現が…？と思われるかもしれないのでちょっとだけ。事はカトリックとプロテスタントの教義のお話で、19世紀も後半になってカトリック側が新たに作った聖母マリアに関する教義が、プロテスタント側を仰天させた、てな文脈だったのだ。電車の中で読んでいて何となく意味はわかったものの、突然髪の毛が出て来て山になったのが気になった（笑）ので調べてみた、というわけ。

　「Mir stehen die Haare zu Berge!」（私は仰天したわよ！）という風にもよく使うらしい。ただ、私の周りで誰かが使っているのを聞いたことがないように思うのだが…。もっとも周りのみんなが髪の毛を逆立てる必要のない、平和な日々を過ごしているということであれば何よりだけど。

　ちなみに、こんなのもあり（笑）
　http://www.fotocommunity.de/pc/pc/mypics/487952/display/2504453</description>
  <content:encoded><![CDATA[　今日は電車の中で私の専門分野、教会音楽の雑誌に載っていた神学の講演記事を読んでいた。とても興味深い記事だったのだけど、内容があまりにも専門的なので、さすがにここには書けない。でも、その記事中に面白いドイツ語の表現があったのでご紹介。

　「die Haare zu Berge stehen lassen」。「(die)Haare」は「髪、毛」、「(der)Berg」は「山」、「stehen」は「立つ」、「lassen」は使役動詞。直訳すると「髪が山になるほど立たせる」、つまるところ髪が逆立っちゃったわけである。
　言い回しの意味を調べてみたら、「不安や驚きでぎょっとさせる」とある。あまりのことに仰天すると、ドイツ人でも髪が逆立ってしまうらしい。なあんだ、マンガで驚いた絵を描くときと一緒じゃないかぁ！と思ってしまった私であった^^;

　神学の記事のどこにこんな表現が…？と思われるかもしれないのでちょっとだけ。事はカトリックとプロテスタントの教義のお話で、19世紀も後半になってカトリック側が新たに作った聖母マリアに関する教義が、プロテスタント側を仰天させた、てな文脈だったのだ。電車の中で読んでいて何となく意味はわかったものの、突然髪の毛が出て来て山になったのが気になった（笑）ので調べてみた、というわけ。

　「Mir stehen die Haare zu Berge!」（私は仰天したわよ！）という風にもよく使うらしい。ただ、私の周りで誰かが使っているのを聞いたことがないように思うのだが…。もっとも周りのみんなが髪の毛を逆立てる必要のない、平和な日々を過ごしているということであれば何よりだけど。

　ちなみに、こんなのもあり（笑）
　<a href="http://www.fotocommunity.de/pc/pc/mypics/487952/display/2504453">http://www.fotocommunity.de/pc/pc/mypics/487952/display/2504453</a>]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-02-15T06:56+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=911714">
  <title>カーニバル！！</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=911714</link>
  <description>　１日遅れの更新すみません。せっかく今週はカーニバルの週なので、それについて書こうと思って調べていたら、出るわ出るわ資料の山…（もちろんドイツ語）で、読んで理解するのに時間がかかってしまいました^^;　でもとても勉強になりましたので、早速得たばかりの知識を提供。

　さてさて、ドイツ語では&quot;(der)Karneval&quot;&quot;(der)Fasching&quot;&quot;(die)Fastnacht&quot;と呼ばれるカーニバル、何でこんなにいろいろ名称があるの？と思ったのは私だけではあるまい（←と思うけど私だけだったりして^^;）。何となく、南ドイツ・オーストリアの方では&quot;Fasching&quot;を使うようなイメージがあるけれど、単に地域によって違うのか、それとも…？

　言葉の由来に入る前に、まずは「カーニバルとは何のお祭り？」てな話から。「謝肉祭」とも称されているが、これは実はキリスト教、しかもカトリックの「断食期間」と関係のあるお祭りである。「断食期間」はイースターの前40日間で、中世のカトリック教会では、肉を始めとする一切の動物性のもの（乳製品も含む）を口にすることを禁じていた。この期間を乗り切るために、せめてその前は思う存分飲み食いして騒ごう！というのがカーニバルの由来である。だから、伝統的にはカトリックの地域にしかカーニバルが存在しない。

　言葉の由来は、無論お祭りの由来と関係がある。まず&quot;Karneval&quot;だが、これはラテン語の&quot;carne&quot;「肉」と&quot;vale&quot;「別れを告げる」から来たと言われている。「肉よさようなら」というわけで、全くお祭りの由来そのままである。もっとも&quot;Karneval&quot;の由来にはもう一つ説があって、同じくラテン語の&quot;carrus&quot;「車」と&quot;navalis&quot;「船の」から来たという説。ローマ帝国時代、川の氷が溶けた春の時期に船の運行再開を祝うお祭りがあったのだが、その時に船を車に載せて街中を練り歩いていたので、その「船を載せた車」から&quot;Karneval&quot;という言葉になったというのである。実際にアーヘンのカーニバル行列では、今日でも船を見ることが出来るらしい。この辺はどちらの由来なのか、専門家の間でも意見が分かれるところなのだそうである。
　さて、次に&quot;Fastnacht&quot;。これは意外に簡単である。「断食」のことをドイツ語で&quot;(die)Fasten&quot;という。この&quot;Fasten&quot;と&quot;(die)Nacht&quot;「夜」で「断食前夜」ということである。これもお祭りの由来そのままである。
　最後に&quot;Fasching&quot;。カーニバルには美味しい食事とアルコールがつきもの。この断食前の飲み物を注ぐことを、中世ドイツ語で&quot;vaschanc&quot;といったのだが、それが語源になっているのだそう。あっはぁ、道理で飲むことで有名なバイエルン辺りでよく使われているわけだ（爆）
　他に&quot;Fasnacht&quot;&quot;Fasnet&quot;という単語もあるが、これは&quot;Fastnacht&quot;の方言らしい。だから&quot;Fasnacht&quot;は主にスイスの方で、&quot;Fasnet&quot;は主にシュヴァルツヴァルト（黒い森）で使われている。そういう意味では&quot;Fasching&quot;同様、地域性のある言葉である。

　ところで、中世のカトリック教会では「断食期間」にはなんと、性的な関係を持つことも禁じられていたのだそう。だから当時は、カーニバル時に結婚式を挙げるカップルが多かったとか。カーニバル前に盛大な舞踏会が催されたりするのも、無論そのせい。
　それから、カーニバルには政治風刺がつきもの。ドイツには政治家を呼んで来て、次々質問を浴びせ、面白おかしく風刺しておちょくるテレビ番組もあると聞く。これは昔ローマにあったお祭りで、奴隷が主人と対等になって話や食事を共に出来る期間に由来するらしい。それが転じて今の政治風刺や、ネクタイ切り（男性のシンボルであるネクタイを女性が切ることによって、男社会に反逆する意味があったとか）の習慣になっていったというわけ。

　こう考えると、一つのお祭りにも伝統と複雑な歴史背景があってとても興味深い。言葉の由来を調べながら、文化についていろいろと考えさせられたここ２日であった。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　１日遅れの更新すみません。せっかく今週はカーニバルの週なので、それについて書こうと思って調べていたら、出るわ出るわ資料の山…（もちろんドイツ語）で、読んで理解するのに時間がかかってしまいました^^;　でもとても勉強になりましたので、早速得たばかりの知識を提供。

　さてさて、ドイツ語では"(der)Karneval""(der)Fasching""(die)Fastnacht"と呼ばれるカーニバル、何でこんなにいろいろ名称があるの？と思ったのは私だけではあるまい（←と思うけど私だけだったりして^^;）。何となく、南ドイツ・オーストリアの方では"Fasching"を使うようなイメージがあるけれど、単に地域によって違うのか、それとも…？

　言葉の由来に入る前に、まずは「カーニバルとは何のお祭り？」てな話から。「謝肉祭」とも称されているが、これは実はキリスト教、しかもカトリックの「断食期間」と関係のあるお祭りである。「断食期間」はイースターの前40日間で、中世のカトリック教会では、肉を始めとする一切の動物性のもの（乳製品も含む）を口にすることを禁じていた。この期間を乗り切るために、せめてその前は思う存分飲み食いして騒ごう！というのがカーニバルの由来である。だから、伝統的にはカトリックの地域にしかカーニバルが存在しない。

　言葉の由来は、無論お祭りの由来と関係がある。まず"Karneval"だが、これはラテン語の"carne"「肉」と"vale"「別れを告げる」から来たと言われている。「肉よさようなら」というわけで、全くお祭りの由来そのままである。もっとも"Karneval"の由来にはもう一つ説があって、同じくラテン語の"carrus"「車」と"navalis"「船の」から来たという説。ローマ帝国時代、川の氷が溶けた春の時期に船の運行再開を祝うお祭りがあったのだが、その時に船を車に載せて街中を練り歩いていたので、その「船を載せた車」から"Karneval"という言葉になったというのである。実際にアーヘンのカーニバル行列では、今日でも船を見ることが出来るらしい。この辺はどちらの由来なのか、専門家の間でも意見が分かれるところなのだそうである。
　さて、次に"Fastnacht"。これは意外に簡単である。「断食」のことをドイツ語で"(die)Fasten"という。この"Fasten"と"(die)Nacht"「夜」で「断食前夜」ということである。これもお祭りの由来そのままである。
　最後に"Fasching"。カーニバルには美味しい食事とアルコールがつきもの。この断食前の飲み物を注ぐことを、中世ドイツ語で"vaschanc"といったのだが、それが語源になっているのだそう。あっはぁ、道理で飲むことで有名なバイエルン辺りでよく使われているわけだ（爆）
　他に"Fasnacht""Fasnet"という単語もあるが、これは"Fastnacht"の方言らしい。だから"Fasnacht"は主にスイスの方で、"Fasnet"は主にシュヴァルツヴァルト（黒い森）で使われている。そういう意味では"Fasching"同様、地域性のある言葉である。

　ところで、中世のカトリック教会では「断食期間」にはなんと、性的な関係を持つことも禁じられていたのだそう。だから当時は、カーニバル時に結婚式を挙げるカップルが多かったとか。カーニバル前に盛大な舞踏会が催されたりするのも、無論そのせい。
　それから、カーニバルには政治風刺がつきもの。ドイツには政治家を呼んで来て、次々質問を浴びせ、面白おかしく風刺しておちょくるテレビ番組もあると聞く。これは昔ローマにあったお祭りで、奴隷が主人と対等になって話や食事を共に出来る期間に由来するらしい。それが転じて今の政治風刺や、ネクタイ切り（男性のシンボルであるネクタイを女性が切ることによって、男社会に反逆する意味があったとか）の習慣になっていったというわけ。

　こう考えると、一つのお祭りにも伝統と複雑な歴史背景があってとても興味深い。言葉の由来を調べながら、文化についていろいろと考えさせられたここ２日であった。]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-02-09T04:50+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=898909">
  <title>くしゃみをしたら…</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=898909</link>
  <description>　今日は何を書こうかなぁ、と思いつつ、投稿用ページを開いたら「ハックション！」…あ〜、ネタはこれだ！大して特殊な表現じゃないかもしれないけど、一回はこの話、書いてもいいよね。

　誰かがくしゃみをしたら、英語圏では&quot;Bless you!&quot;で、これは&quot;God bless you!&quot;の略であることは有名。直訳すると「神のご加護がありますように！」だけど、まぁ無難に日本語に訳すと「お大事に！」ってところであろう。
　では、ドイツ語ではどういうのか？というと&quot;Gesundheit!&quot;である。&quot;(die)Gesundheit&quot;は「健康」という単語。「健康でありますように！」なのか「健康に気をつけてね！」なのか、やっぱり無難な日本語訳は「お大事に！」だと思う。

　しかし、日本では誰かがくしゃみをしても、誰も何も言わない。そして、英語であれドイツ語であれ、タイミングよく声をかける癖がついている人間は、誰かがくしゃみをした時に何も言わないでいるのが結構苦しい。つい何か言いたくなってしまうのである。そこで、日本語で何かいい表現がないか、以前から考えているのだが思いつかない。
　「お大事に！」はちょっと大げさなような気がする。本当に病気と言える症状になっている時にしか使わないのではないか。そういう意味で、どちらかというと日本語の「お大事に！」はドイツ語の&quot;Gute Besserung!&quot;（直訳は「良き回復を！」　病気の人へのお見舞いに使う）であろうと思う。
　タイミング的に、とっさに出せる短い言葉でないと収まりが悪い。まさか直訳して「健康！」とか「ご加護！」とか言うわけにもいかないだろうし…。悪ノリの好きな私の友人は「もういっちょ！」とか言っていたが（爆）。誰か名案のある人、教えて下さい！！</description>
  <content:encoded><![CDATA[　今日は何を書こうかなぁ、と思いつつ、投稿用ページを開いたら「ハックション！」…あ〜、ネタはこれだ！大して特殊な表現じゃないかもしれないけど、一回はこの話、書いてもいいよね。

　誰かがくしゃみをしたら、英語圏では"Bless you!"で、これは"God bless you!"の略であることは有名。直訳すると「神のご加護がありますように！」だけど、まぁ無難に日本語に訳すと「お大事に！」ってところであろう。
　では、ドイツ語ではどういうのか？というと"Gesundheit!"である。"(die)Gesundheit"は「健康」という単語。「健康でありますように！」なのか「健康に気をつけてね！」なのか、やっぱり無難な日本語訳は「お大事に！」だと思う。

　しかし、日本では誰かがくしゃみをしても、誰も何も言わない。そして、英語であれドイツ語であれ、タイミングよく声をかける癖がついている人間は、誰かがくしゃみをした時に何も言わないでいるのが結構苦しい。つい何か言いたくなってしまうのである。そこで、日本語で何かいい表現がないか、以前から考えているのだが思いつかない。
　「お大事に！」はちょっと大げさなような気がする。本当に病気と言える症状になっている時にしか使わないのではないか。そういう意味で、どちらかというと日本語の「お大事に！」はドイツ語の"Gute Besserung!"（直訳は「良き回復を！」　病気の人へのお見舞いに使う）であろうと思う。
　タイミング的に、とっさに出せる短い言葉でないと収まりが悪い。まさか直訳して「健康！」とか「ご加護！」とか言うわけにもいかないだろうし…。悪ノリの好きな私の友人は「もういっちょ！」とか言っていたが（爆）。誰か名案のある人、教えて下さい！！]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-02-01T06:23+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=898917">
  <title>耳の虫！？　=(der) Ohrwurm=</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=898917</link>
  <description>　ある音楽を聴いて、その音楽が耳から離れなくなる時がある。何をしていても、気がついたらその音楽が頭の中をぐるぐる回っている、といった風な経験は皆さんおありだと思うのだけど、ドイツ語でその現象を&quot;zum Ohrwurm geworden&quot;という。&quot;(das)Ohr&quot;は「耳」、&quot;(der)Wurm&quot;は「虫」。虫は虫でも毛虫とか何かの幼虫のような、這う虫を指す。だから&quot;zum Ohrwurm geworden&quot;を直訳すると「耳の虫となった」ということになる。
　独和辞典には&quot;(der)Ohrwurm&quot;は「ハサミムシ」「愛唱歌・ヒットソング」というように載っている。愛唱歌・ヒットソングにも確かに使うが、これはもちろん、愛唱歌やヒットソングも耳から離れなくなる類のものだから使われるのであろう。ちなみに音楽に限らず、繰り返し同じ言葉や表現・言い回しを言われた場合にも使っているのを見たことがある。
　日本語の「耳にタコが出来る」という表現に近いのかもしれない。ただし、「耳にタコが出来る」はネガティヴな意味で使われるように思うが、&quot;zum Ohrwurm geworden&quot;は文脈によってどっちにでも使える。いかにももう飽きた、という感じで使えば「耳タコ」そのものだが、普通に「その歌、&quot;Ohrwurm&quot;になっちゃったんだけどね〜」みたいな軽い言い方であれば、本人の感情は含まれていない。

　ところで、本物の&quot;Ohrwurm&quot;ことハサミムシさんには、私はドイツでお目にかかったことがないのだが、どこにいるのだろう？庭付きの家に住んでいるか、山小屋に宿泊するのでなければ、そうそうお目にかかれるものじゃないのかも…！？</description>
  <content:encoded><![CDATA[　ある音楽を聴いて、その音楽が耳から離れなくなる時がある。何をしていても、気がついたらその音楽が頭の中をぐるぐる回っている、といった風な経験は皆さんおありだと思うのだけど、ドイツ語でその現象を"zum Ohrwurm geworden"という。"(das)Ohr"は「耳」、"(der)Wurm"は「虫」。虫は虫でも毛虫とか何かの幼虫のような、這う虫を指す。だから"zum Ohrwurm geworden"を直訳すると「耳の虫となった」ということになる。
　独和辞典には"(der)Ohrwurm"は「ハサミムシ」「愛唱歌・ヒットソング」というように載っている。愛唱歌・ヒットソングにも確かに使うが、これはもちろん、愛唱歌やヒットソングも耳から離れなくなる類のものだから使われるのであろう。ちなみに音楽に限らず、繰り返し同じ言葉や表現・言い回しを言われた場合にも使っているのを見たことがある。
　日本語の「耳にタコが出来る」という表現に近いのかもしれない。ただし、「耳にタコが出来る」はネガティヴな意味で使われるように思うが、"zum Ohrwurm geworden"は文脈によってどっちにでも使える。いかにももう飽きた、という感じで使えば「耳タコ」そのものだが、普通に「その歌、"Ohrwurm"になっちゃったんだけどね〜」みたいな軽い言い方であれば、本人の感情は含まれていない。

　ところで、本物の"Ohrwurm"ことハサミムシさんには、私はドイツでお目にかかったことがないのだが、どこにいるのだろう？庭付きの家に住んでいるか、山小屋に宿泊するのでなければ、そうそうお目にかかれるものじゃないのかも…！？]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-01-25T06:11+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=877167">
  <title>様々な&quot;Muffel&quot;</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=877167</link>
  <description>　私は筋金入りの夜型人間。年末にスキー旅行に行ってからは、しばらく朝起きられていたのだが、最近またしっかり元に戻ってしまった_ _;　このどんよりお空のせいもあるだろうが、なかなかベッドから出られない。
　通勤・通学ラッシュが朝６時半〜８時という、私から見るとものすごく朝の早いドイツにもこういう人間はいるらしく、ドイツ人の１５％が朝が苦手とか。こういう朝が苦手で不機嫌な人のことを&quot;(der)Morgenmuffel&quot;という。&quot;(der)Muffel&quot;のオリジナルはこういう動物らしいのだけど、一般に「不機嫌で無愛想な人」を指すのに使われているとか。本物のMuffelにはちょっと気の毒である。

　&quot;Morgenmuffel&quot;の他にもいろんな&quot;Muffel&quot;がいて、&quot;Krawattenmuffel&quot;（ネクタイ&quot;(die)Krawatte&quot;をするのが嫌いな人）、&quot;Faschingsmuffel&quot;（カーニバル&quot;(der)Fasching&quot;でお祭り騒ぎをするのが嫌いな人）、&quot;Heiratsmuffel&quot;（結婚&quot;(die)Heirat&quot;になかなか踏み切らない人）といろいろである。&quot;Gurtmuffel&quot;なんてのもあった。シートベルト&quot;(der)Gurt&quot;をしたくない人のことである。
　要するにこれは何にでも使えるわけで、このご時世であれば&quot;PC-Muffel&quot;（コンピューターを使うのが嫌いな人）なんてのももちろんいるであろう。ネットで検索すると、ありとあらゆる&quot;Muffel&quot;が出てきて面白いので、ドイツ語のわかる人は一度お試しを。

　にしても、朝不機嫌だと「動物」扱いされてしまうのね、とちょっと憮然としている低血圧の私。さっき検索してみたらいろいろと&quot;Morgenmuffel&quot;とその原因・対策が載っていたけれど、私もどれか試してみた方がいいのかしらん…_ _;</description>
  <content:encoded><![CDATA[　私は筋金入りの夜型人間。年末にスキー旅行に行ってからは、しばらく朝起きられていたのだが、最近またしっかり元に戻ってしまった_ _;　このどんよりお空のせいもあるだろうが、なかなかベッドから出られない。
　通勤・通学ラッシュが朝６時半〜８時という、私から見るとものすごく朝の早いドイツにもこういう人間はいるらしく、ドイツ人の１５％が朝が苦手とか。こういう朝が苦手で不機嫌な人のことを"(der)Morgenmuffel"という。"(der)Muffel"のオリジナルは<a href=http://home.snafu.de/l.moeller/Wild/Muffel.html>こういう動物</a>らしいのだけど、一般に「不機嫌で無愛想な人」を指すのに使われているとか。本物のMuffelにはちょっと気の毒である。

　"Morgenmuffel"の他にもいろんな"Muffel"がいて、"Krawattenmuffel"（ネクタイ"(die)Krawatte"をするのが嫌いな人）、"Faschingsmuffel"（カーニバル"(der)Fasching"でお祭り騒ぎをするのが嫌いな人）、"Heiratsmuffel"（結婚"(die)Heirat"になかなか踏み切らない人）といろいろである。"Gurtmuffel"なんてのもあった。シートベルト"(der)Gurt"をしたくない人のことである。
　要するにこれは何にでも使えるわけで、このご時世であれば"PC-Muffel"（コンピューターを使うのが嫌いな人）なんてのももちろんいるであろう。ネットで検索すると、ありとあらゆる"Muffel"が出てきて面白いので、ドイツ語のわかる人は一度お試しを。

　にしても、朝不機嫌だと「動物」扱いされてしまうのね、とちょっと憮然としている低血圧の私。さっき検索してみたらいろいろと"Morgenmuffel"とその原因・対策が載っていたけれど、私もどれか試してみた方がいいのかしらん…_ _;]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-01-17T21:23+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=864224">
  <title>不可解！　&quot;Es zieht.&quot;</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=864224</link>
  <description>　皆さん、明けましておめでとうございます。12月はすっかり更新をサボっていて申し訳ありません。ようやく復帰、ぼちぼちと頑張りますので、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

　さて新しい年の始めに、今までで一番不可解だったドイツ語表現を紹介したいと思う。
　アマチュアの教会合唱団で歌っていた頃のこと。本番直前の、会場での練習の時に、同じパートの人が突然言った。
　&quot;Es zieht!&quot;
　私はぽかんとしてしまった。「え、何が引っ張るって！？」&quot;ziehen&quot;は「引く」。単語だけなら少しでもドイツ語をかじった人間なら知っているのに、意味が全くわからないのである。周りの人が「うん、私もそう思う」「え、そう？私はあまり感じないわ」「スカーフ貸してあげようか？」とか言っている中で、ひとり呆然としてしまっていた。

　&quot;ziehen&quot;に「隙間風が吹く」という意味があると知ったのはしばらく後のこと。&quot;Es zieht.&quot;は「（隙間風が入って）すうすうする」という意味である。ちなみに、名詞で「隙間風」は&quot;(der)Zug&quot;または&quot;(die)Zugluft&quot;というが、&quot;(der)Zug&quot;の方には「列車」という意味もある（更にそっちの方がよく使う）ので、一度「ああ、Zugのせいだったのね」と言われた時には一瞬「ん？」と考え込んでしまった。その点、&quot;(die)Luft&quot;（空気）をつけた&quot;(die)Zugluft&quot;の方が、１つしか意味がないのでわかりやすい。

　初歩の単語だけしか出てこないのに、その文章の意味が全くわからない時がある。外国語とは実に難しいな、とつくづく思わされたのだった。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　皆さん、明けましておめでとうございます。12月はすっかり更新をサボっていて申し訳ありません。ようやく復帰、ぼちぼちと頑張りますので、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

　さて新しい年の始めに、今までで一番不可解だったドイツ語表現を紹介したいと思う。
　アマチュアの教会合唱団で歌っていた頃のこと。本番直前の、会場での練習の時に、同じパートの人が突然言った。
　"Es zieht!"
　私はぽかんとしてしまった。「え、何が引っ張るって！？」"ziehen"は「引く」。単語だけなら少しでもドイツ語をかじった人間なら知っているのに、意味が全くわからないのである。周りの人が「うん、私もそう思う」「え、そう？私はあまり感じないわ」「スカーフ貸してあげようか？」とか言っている中で、ひとり呆然としてしまっていた。

　"ziehen"に「隙間風が吹く」という意味があると知ったのはしばらく後のこと。"Es zieht."は「（隙間風が入って）すうすうする」という意味である。ちなみに、名詞で「隙間風」は"(der)Zug"または"(die)Zugluft"というが、"(der)Zug"の方には「列車」という意味もある（更にそっちの方がよく使う）ので、一度「ああ、Zugのせいだったのね」と言われた時には一瞬「ん？」と考え込んでしまった。その点、"(die)Luft"（空気）をつけた"(die)Zugluft"の方が、１つしか意味がないのでわかりやすい。

　初歩の単語だけしか出てこないのに、その文章の意味が全くわからない時がある。外国語とは実に難しいな、とつくづく思わされたのだった。]]></content:encoded>
  <dc:date>2005-01-10T23:06+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=788010">
  <title>&quot;das schwarze Brett&quot;</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=788010</link>
  <description>　この前「黒いペーター」の話が出たこともあって、今日も「黒」&quot;schwarz&quot;にまつわる、もっとポピュラーな言い回しを紹介。

　&quot;das schwarze Brett&quot;。黒い板だからそのまま「黒板」と言いたいところだがさにあらず、これは「掲示板」のことである。大学の学生は家探しだなんだとしょっちゅう&quot;das schwarze Brett&quot;のお世話になっているので、これを読むまでもなくおなじみの単語であろうと思う。
　実は、私の出身大学ではこの&quot;das schwarze Brett&quot;がよりによって真っ白だった。発泡スチロールの板だったのである。おかげで、&quot;unser weisse schwarze Brett!&quot;「私たちの白い『黒い板〔掲示板〕』」などと、外部の人が聞いたらドイツ人でも一瞬わからないような表現が飛び交っており、「ほら、私たちの全然黒くない『黒い板』のことよ」とか言われても、なぞなぞでもやってるような感じで、最初意味がわからなかった。せめて違う色だったらこうまで混乱しなかっただろうに、よりによって白なんだもんなぁ（苦笑）コルク地の茶色い&quot;das schwarze Brett&quot;ならどこにでもあるが、今のところ私の大学以外で白い&quot;das schwarze Brett&quot;はさすがに見たことがない。
　もっとも、インターネットの掲示板のことも&quot;das schwarze Brett&quot;というので、こうなってくると色は何でもありのような気もするけれどね（笑）

　ちなみに黒板のことは&quot;(die) Wandtafel&quot;という。直訳すると「壁用の板」ということだが、見て明らかな時はわざわざ「壁用の」をつけなくても、ただの「板」&quot;(die)Tafel&quot;で通じる。こちらには「黒」という色を表す単語はついていないので、お間違えのないよう。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　この前「黒いペーター」の話が出たこともあって、今日も「黒」"schwarz"にまつわる、もっとポピュラーな言い回しを紹介。

　"das schwarze Brett"。黒い板だからそのまま「黒板」と言いたいところだがさにあらず、これは「掲示板」のことである。大学の学生は家探しだなんだとしょっちゅう"das schwarze Brett"のお世話になっているので、これを読むまでもなくおなじみの単語であろうと思う。
　実は、私の出身大学ではこの"das schwarze Brett"がよりによって真っ白だった。発泡スチロールの板だったのである。おかげで、"unser weisse schwarze Brett!"「私たちの白い『黒い板〔掲示板〕』」などと、外部の人が聞いたらドイツ人でも一瞬わからないような表現が飛び交っており、「ほら、私たちの全然黒くない『黒い板』のことよ」とか言われても、なぞなぞでもやってるような感じで、最初意味がわからなかった。せめて違う色だったらこうまで混乱しなかっただろうに、よりによって白なんだもんなぁ（苦笑）コルク地の茶色い"das schwarze Brett"ならどこにでもあるが、今のところ私の大学以外で白い"das schwarze Brett"はさすがに見たことがない。
　もっとも、インターネットの掲示板のことも"das schwarze Brett"というので、こうなってくると色は何でもありのような気もするけれどね（笑）

　ちなみに黒板のことは"(die) Wandtafel"という。直訳すると「壁用の板」ということだが、見て明らかな時はわざわざ「壁用の」をつけなくても、ただの「板」"(die)Tafel"で通じる。こちらには「黒」という色を表す単語はついていないので、お間違えのないよう。]]></content:encoded>
  <dc:date>2004-11-23T06:57+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=776779">
  <title>musikalisch（音楽的）とは？</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=776779</link>
  <description>　職業柄、初めて会った人との共通の話題を探すと音楽ネタになることがよくある。ドイツに来てしばらくたったある日、知り合ったドイツ人はかなりのクラシック音楽通で、レコード・ＣＤでの音楽鑑賞はもちろん、オペラやコンサートにもよく通っており、まだ音大受験準備中の私なんかよりずっと曲をよく知っているみたいだった。私のおぼつかないドイツ語力でも、その知識量の多さはわかる。音楽の話を始めるとネタには事欠かない、と言わんばかりのこの人に、私は聞いてみた。
　「ご自分では楽器を演奏されるんですか？」
　すると、その人はこう答えたのである。
　&quot;Leider bin ich nicht musikalisch.&quot;
　直訳すると「残念ながら私は音楽的じゃないんですよ。」という意味である。私は正直言ってものすごく驚いた。これほどの音楽愛好家が「音楽的じゃない」ってどういうこと！？これで音楽的じゃないなら一体誰が音楽的なんだろう！！と思ったのだ。が、話を聞いているうちに次第にわかってきた。何と、自分では楽器を弾いたり、歌ったりはしないことを「音楽的じゃない」と表現しているということが…。
　これは私にとってかなり大きなカルチャー・ショックだった。いくら音楽をよく聴き、それに精通していても、この国では「音楽的」なことにならないんだ！という辺りに、前提の違いを感じたのである。音楽評論家が、二言目には&quot;Weil ich unmusikalisch bin...&quot;（私は非音楽的だから…）と言い訳をする、と評論家をこき下ろして皮肉った有名な歌があるのだけど、音楽評論家であっても演奏の出来ない人は「非音楽的」になってしまうというこの国の文化は、いろんな意味ですごいとしかいいようがない。
　実際、この国の音楽文化を支えているのは、その裾野の広さであることは間違いない。ものすごくたくさんの「音楽的でない」音楽愛好家が土台となって、その上にたくさんの音楽をたしなむ人たちがいて、その中から優秀な人材が生まれてきて音楽家になるのだなぁ、という構造を、近頃仕事をしながら実感させられる。
　ピラミッドは土台が広ければ広いほど、時間はかかるが大きく頑丈に建てられる。&quot;Ich bin nicht musikalisch.&quot;という言葉を聞くたびに、土台の広い大きなピラミッドが頭の中に浮かぶ私であった。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　職業柄、初めて会った人との共通の話題を探すと音楽ネタになることがよくある。ドイツに来てしばらくたったある日、知り合ったドイツ人はかなりのクラシック音楽通で、レコード・ＣＤでの音楽鑑賞はもちろん、オペラやコンサートにもよく通っており、まだ音大受験準備中の私なんかよりずっと曲をよく知っているみたいだった。私のおぼつかないドイツ語力でも、その知識量の多さはわかる。音楽の話を始めるとネタには事欠かない、と言わんばかりのこの人に、私は聞いてみた。
　「ご自分では楽器を演奏されるんですか？」
　すると、その人はこう答えたのである。
　"Leider bin ich nicht musikalisch."
　直訳すると「残念ながら私は音楽的じゃないんですよ。」という意味である。私は正直言ってものすごく驚いた。これほどの音楽愛好家が「音楽的じゃない」ってどういうこと！？これで音楽的じゃないなら一体誰が音楽的なんだろう！！と思ったのだ。が、話を聞いているうちに次第にわかってきた。何と、自分では楽器を弾いたり、歌ったりはしないことを「音楽的じゃない」と表現しているということが…。
　これは私にとってかなり大きなカルチャー・ショックだった。いくら音楽をよく聴き、それに精通していても、この国では「音楽的」なことにならないんだ！という辺りに、前提の違いを感じたのである。音楽評論家が、二言目には"Weil ich unmusikalisch bin..."（私は非音楽的だから…）と言い訳をする、と評論家をこき下ろして皮肉った有名な歌があるのだけど、音楽評論家であっても演奏の出来ない人は「非音楽的」になってしまうというこの国の文化は、いろんな意味ですごいとしかいいようがない。
　実際、この国の音楽文化を支えているのは、その裾野の広さであることは間違いない。ものすごくたくさんの「音楽的でない」音楽愛好家が土台となって、その上にたくさんの音楽をたしなむ人たちがいて、その中から優秀な人材が生まれてきて音楽家になるのだなぁ、という構造を、近頃仕事をしながら実感させられる。
　ピラミッドは土台が広ければ広いほど、時間はかかるが大きく頑丈に建てられる。"Ich bin nicht musikalisch."という言葉を聞くたびに、土台の広い大きなピラミッドが頭の中に浮かぶ私であった。]]></content:encoded>
  <dc:date>2004-11-16T06:47+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=764319">
  <title>黒いペーター　=der schwarze Peter=</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=764319</link>
  <description>　私の出身大学の近くに&quot;der schwarze Peter&quot;「黒いペーター」という飲み屋があって、よく学生同士で飲みに行く時お世話になったのだけど、この飲み屋の名前の由来については考えてみたこともなかった。この前、知人との会話にひょいとこの&quot;der schwarze Peter&quot;を使った言い回しが出てきて、初めて「あ、これって何か特別な意味があるんだ」と気づいたというトロい私…_ _;　さっそく調べてみた。

　なんでも、&quot;der schwarze Peter&quot;というカードゲームがあるのだそうだ。ルールを読んでみたところ、ペアになるカードを探していって、最後に「黒いペーター」を持っていた人の負けになる、というから、要するにババ抜きのようなものであるらしい。
　このゲームが由来の言い回しが&quot;den schwarzen Peter haben&quot;。「黒いペーターを持つ」というのだが、運が悪かったり、自分のせいでもないのに責任をとらなくてはならなくなった時に使う。&quot;Keiner will den schwarzen Peter!&quot;（直訳：誰も黒いペーターなんか欲しくないよ！）という言い回しの方がしょっちゅう出てくるかもしれない。「誰だって自分のせいでもないのに責任をとりたくないよ！（あるいは損をしたくないよ！）」という意味であるが、ごもっとも。
　また、&quot;jemandem den schwarzen Peter zuschieben&quot;という表現もある。 &quot;zuschieben&quot; は「押しやる、押し付ける」。「誰かに黒いペーターを押し付ける」、つまり「責任転嫁をする」ということである。日本語の「責任転嫁」も「責任を嫁に転ずる」と書かれていて、言葉の文化的背景が読み取れる単語の一つなのだけれども、「黒いペーターを押し付ける」も別の意味で文化的背景が出ていて興味深い。

　にしても、外国人というのはどうも「黒いペーター」を押し付けられやすい立場にあるよねぇ、とちょっと思ったりする。治安が悪いのを外国人のせいにされたり、仕事がないのを外国人のせいにされたり、いろいろだ。これだけ外国人の割合の多いドイツでもそれを感じるのだから、日本ではもっとそうなのではないだろうか。外国人に「黒いペーター」を押し付けていないかどうか、一度きちんと考えてみる必要がありそうだ。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　私の出身大学の近くに"der schwarze Peter"「黒いペーター」という飲み屋があって、よく学生同士で飲みに行く時お世話になったのだけど、この飲み屋の名前の由来については考えてみたこともなかった。この前、知人との会話にひょいとこの"der schwarze Peter"を使った言い回しが出てきて、初めて「あ、これって何か特別な意味があるんだ」と気づいたというトロい私…_ _;　さっそく調べてみた。

　なんでも、"der schwarze Peter"というカードゲームがあるのだそうだ。ルールを読んでみたところ、ペアになるカードを探していって、最後に「黒いペーター」を持っていた人の負けになる、というから、要するにババ抜きのようなものであるらしい。
　このゲームが由来の言い回しが"den schwarzen Peter haben"。「黒いペーターを持つ」というのだが、運が悪かったり、自分のせいでもないのに責任をとらなくてはならなくなった時に使う。"Keiner will den schwarzen Peter!"（直訳：誰も黒いペーターなんか欲しくないよ！）という言い回しの方がしょっちゅう出てくるかもしれない。「誰だって自分のせいでもないのに責任をとりたくないよ！（あるいは損をしたくないよ！）」という意味であるが、ごもっとも。
　また、"jemandem den schwarzen Peter zuschieben"という表現もある。 "zuschieben" は「押しやる、押し付ける」。「誰かに黒いペーターを押し付ける」、つまり「責任転嫁をする」ということである。日本語の「責任転嫁」も「責任を嫁に転ずる」と書かれていて、言葉の文化的背景が読み取れる単語の一つなのだけれども、「黒いペーターを押し付ける」も別の意味で文化的背景が出ていて興味深い。

　にしても、外国人というのはどうも「黒いペーター」を押し付けられやすい立場にあるよねぇ、とちょっと思ったりする。治安が悪いのを外国人のせいにされたり、仕事がないのを外国人のせいにされたり、いろいろだ。これだけ外国人の割合の多いドイツでもそれを感じるのだから、日本ではもっとそうなのではないだろうか。外国人に「黒いペーター」を押し付けていないかどうか、一度きちんと考えてみる必要がありそうだ。]]></content:encoded>
  <dc:date>2004-11-09T00:38+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=751619">
  <title>とって食ったりしないから！　=Ich beisse nicht!=</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=751619</link>
  <description>　「大丈夫、とって食ったりしないから！」という日本語の表現はもちろん、不安そうな顔をしたり、もじもじしていて近寄ってこない人に対して使うのだけど、これとほとんど同じ表現が実はドイツ語にもある。&quot;Ich beisse nicht!&quot;というやつである。&quot;beissen&quot;は「噛む」、つまり「噛まないから！」という意味。
　「危害を加える」ことを「食う」「噛む」という動詞で表現をしているところが共通していて面白い。使うシチュエーションもほぼ一緒である。冗談めかして使うところも同じ。これほど文化の違う国同士で、ここまで似た表現があるというのもある意味で珍しい。

　「歯を食いしばる」&quot;die Zaehne zusammenbeissen&quot;というのも、日本語とドイツ語に共通した表現の一つだ。日本語と同じく、不快なこと（痛みなど）をこらえて辛抱する時に使うのだが、&quot;Zaehne&quot;は「歯」（複数形）、&quot;zusammenbeissen&quot;は「噛み合わせる」だから直訳して意味が通ってしまう。

　文化は違っても、口や歯が果たす役割が変わるわけではないので、こういう共通した表現が出てくるのかもしれない。もっとも、それをいうと他の身体の部分を使った表現にも当てはまりそうな気もするけれどどうだろう？これはそのうちゆっくり考えてみたいと思う。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　「大丈夫、とって食ったりしないから！」という日本語の表現はもちろん、不安そうな顔をしたり、もじもじしていて近寄ってこない人に対して使うのだけど、これとほとんど同じ表現が実はドイツ語にもある。"Ich beisse nicht!"というやつである。"beissen"は「噛む」、つまり「噛まないから！」という意味。
　「危害を加える」ことを「食う」「噛む」という動詞で表現をしているところが共通していて面白い。使うシチュエーションもほぼ一緒である。冗談めかして使うところも同じ。これほど文化の違う国同士で、ここまで似た表現があるというのもある意味で珍しい。

　「歯を食いしばる」"die Zaehne zusammenbeissen"というのも、日本語とドイツ語に共通した表現の一つだ。日本語と同じく、不快なこと（痛みなど）をこらえて辛抱する時に使うのだが、"Zaehne"は「歯」（複数形）、"zusammenbeissen"は「噛み合わせる」だから直訳して意味が通ってしまう。

　文化は違っても、口や歯が果たす役割が変わるわけではないので、こういう共通した表現が出てくるのかもしれない。もっとも、それをいうと他の身体の部分を使った表現にも当てはまりそうな気もするけれどどうだろう？これはそのうちゆっくり考えてみたいと思う。]]></content:encoded>
  <dc:date>2004-11-02T06:29+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=737339">
  <title>Wenn Engel reisen...　＝天使が旅をすると…＝</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=737339</link>
  <description>　先週、通訳の仕事をした時に、ドイツ人の学校長の別れの挨拶の中に「皆さんの滞在中はずっと天気が悪かったにも関わらず、今日は非常にいい天気となりました。そこで、ドイツの有名な決まり文句をもじって、次のように言いたいと思います。&quot;Wenn Freunde reisen, lacht der Himmel.&quot;」というものがあった。「友人達が旅をすると、天が笑う」つまり天気がよくなるという意味で、それ自体を通訳することには何も問題はなかったのだけれど、私としてはこの言葉のもとになった決まり文句のほうがものすごく気になったので、調べてみた。これは結構探すのが難しかった。というのは、どの言葉が元の文と変えられているのかわからなかったからである。
　でも何とか見つけることが出来た。原文は&quot;Wenn Engel reisen, lacht der Himmel.&quot;である。学校長は「天使」&quot;Engel&quot;を「友人達」&quot;Freunde&quot;に変えたのであった。この決まり文句は&quot;Wenn Engel reisen, weint der Himmel.&quot;と、「笑う」&quot;lachen&quot;を「泣く」&quot;weinen&quot;に変えて雨降りの日に使うことも出来る。どういう時に使うのかというと、お客さんの到着時や出発時に、雰囲気をほぐすために口にするとのこと。つまり、話のきっかけをつかむために「今日はいいお天気ですね〜」などと口にする、あの類の決まり文句だということである。
　ちなみにこの決まり文句はあまりにも有名なので、&quot;Wenn Engel reisen...&quot;と最初の部分を言うだけで十分相手に真意が通じるらしい。もっとも私が初めて最初の部分だけを聞いたら、意味がわからなくて困っただろうなぁ…（苦笑）

　それほど有名な決まり文句であったからこそ、それを用いた学校長のセンスが光る挨拶となったわけだけれども、この辺の「言葉のセンス」を理解するのは原文も知らない状態ではなかなか難しいと思う。ドイツ人であれば教養が問われる、というところなのであろうが、外国人である私たちにはもっとハンディキャップが大きい。でも、こういう深さこそが言葉の面白さであると私は思う。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　先週、通訳の仕事をした時に、ドイツ人の学校長の別れの挨拶の中に「皆さんの滞在中はずっと天気が悪かったにも関わらず、今日は非常にいい天気となりました。そこで、ドイツの有名な決まり文句をもじって、次のように言いたいと思います。"Wenn Freunde reisen, lacht der Himmel."」というものがあった。「友人達が旅をすると、天が笑う」つまり天気がよくなるという意味で、それ自体を通訳することには何も問題はなかったのだけれど、私としてはこの言葉のもとになった決まり文句のほうがものすごく気になったので、調べてみた。これは結構探すのが難しかった。というのは、どの言葉が元の文と変えられているのかわからなかったからである。
　でも何とか見つけることが出来た。原文は"Wenn Engel reisen, lacht der Himmel."である。学校長は「天使」"Engel"を「友人達」"Freunde"に変えたのであった。この決まり文句は"Wenn Engel reisen, weint der Himmel."と、「笑う」"lachen"を「泣く」"weinen"に変えて雨降りの日に使うことも出来る。どういう時に使うのかというと、お客さんの到着時や出発時に、雰囲気をほぐすために口にするとのこと。つまり、話のきっかけをつかむために「今日はいいお天気ですね〜」などと口にする、あの類の決まり文句だということである。
　ちなみにこの決まり文句はあまりにも有名なので、"Wenn Engel reisen..."と最初の部分を言うだけで十分相手に真意が通じるらしい。もっとも私が初めて最初の部分だけを聞いたら、意味がわからなくて困っただろうなぁ…（苦笑）

　それほど有名な決まり文句であったからこそ、それを用いた学校長のセンスが光る挨拶となったわけだけれども、この辺の「言葉のセンス」を理解するのは原文も知らない状態ではなかなか難しいと思う。ドイツ人であれば教養が問われる、というところなのであろうが、外国人である私たちにはもっとハンディキャップが大きい。でも、こういう深さこそが言葉の面白さであると私は思う。]]></content:encoded>
  <dc:date>2004-10-25T21:27+09:00</dc:date>
 </item> <item rdf:about="http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=724301">
  <title>ビタミンＢ　=Vitamin B=</title>
  <link>http://www.mypress.jp/v2_writers/h_neko/story/?story_id=724301</link>
  <description>　ご存知、誰もが知っている栄養素の名前で、これだけ見ても「別に特別なドイツ語じゃないでしょ？」と言われてしまいそう。しかし、ドイツ語ではこの栄養素の名前をこんな風にも使う。
　&quot;Den Job hat er nur mit Vitamin B gekriegt!&quot;（直訳：彼はその仕事をビタミンＢだけで得たのよ！）
　Ｂは&quot;(die)Beziehung&quot;「関係、結びつき」の頭文字。この場合の「ビタミンＢ」とはコネのこと。早い話が「彼はその仕事をコネだけでもらったのよ！」ということである。
　ヨーロッパは個人主義だから、コネなんてあまり関係ないと思っている人がいるかもしれないが、そんなことは絶対にない。ヨーロッパ人は日本人以上に人と人との関係を大切にする、といっても過言ではないくらいである。ただ、関係の築き方が日本とは違う、というだけのことだ。やはり、人間はどこの国にいても、必ず他者との関わりを必要とする、ということなのであろうが、&quot;Vitamin B&quot;という言葉は、人と人との関係の中でも特に自分に利益をもたらす関係に対して使われる。栄養素のビタミンも身体に良く、自分の益になるのでそこから来たのであろうと思う。

　社会人一年目がスタートして、やはりこの&quot;Vitamin B&quot;は仕事をもらったりするのにも、何かと必要なのだと痛感している。どうやって今後多くの&quot;Vitamin B&quot;を築いていくか、それが今の私の課題であるといっていいくらいだ。億劫がらずに人間関係を築く機会を活かしていかなくては、と思っている。</description>
  <content:encoded><![CDATA[　ご存知、誰もが知っている栄養素の名前で、これだけ見ても「別に特別なドイツ語じゃないでしょ？」と言われてしまいそう。しかし、ドイツ語ではこの栄養素の名前をこんな風にも使う。
　"Den Job hat er nur mit Vitamin B gekriegt!"（直訳：彼はその仕事をビタミンＢだけで得たのよ！）
　Ｂは"(die)Beziehung"「関係、結びつき」の頭文字。この場合の「ビタミンＢ」とはコネのこと。早い話が「彼はその仕事をコネだけでもらったのよ！」ということである。
　ヨーロッパは個人主義だから、コネなんてあまり関係ないと思っている人がいるかもしれないが、そんなことは絶対にない。ヨーロッパ人は日本人以上に人と人との関係を大切にする、といっても過言ではないくらいである。ただ、関係の築き方が日本とは違う、というだけのことだ。やはり、人間はどこの国にいても、必ず他者との関わりを必要とする、ということなのであろうが、"Vitamin B"という言葉は、人と人との関係の中でも特に自分に利益をもたらす関係に対して使われる。栄養素のビタミンも身体に良く、自分の益になるのでそこから来たのであろうと思う。

　社会人一年目がスタートして、やはりこの"Vitamin B"は仕事をもらったりするのにも、何かと必要なのだと痛感している。どうやって今後多くの"Vitamin B"を築いていくか、それが今の私の課題であるといっていいくらいだ。億劫がらずに人間関係を築く機会を活かしていかなくては、と思っている。]]></content:encoded>
  <dc:date>2004-10-18T23:34+09:00</dc:date>
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