とりあえずガスパーチョ
first of all, Gazpacho.

更新頻度はのんびり気分次第。最近はパロディが多い。 「争気ある者とは与(とも)に弁ずる勿れ」(荀子)

OLD ← 「特集・言論統制列島 目次一覧国民監視どころか選挙協力までする自衛隊」 → NEW

言論統制列島:1 小泉フィーバーとマスコミ

マスコミの視聴率稼ぎとメディアスクラム

何十年か昔のスポーツ中継の映像を見ると、喋り方は物凄く冷静でびっくりする。今と昔では実況中継の意味が変わってるのかも知れない。最近の開会イベントは明らかにスポーツファン層ではない人間をテレビに向かわせる為のエサであり、視聴率広告の為のイベントであり、テレビ局の都合でしかない。特にそのスポーツに興味もなさそうなアイドル歌手を呼んで開会式の多くの時間を割いてコンサートを始めたりする。テレビを見ていると試合が始まるまで1時間以上も待たなくてはいけない時もある。

しかしこういう演出過多の傾向はニュース番組全般にも当てはまる。昔ならワイドショーでしか行なわれなかったような演出(バックにおどろおどろしいBGMを流すなど)も、今では普通のニュース番組で見られている。客観的に正確なニュースを放送するならば音楽などいらない。速報性を求めてか、やたらと現場リポートを行うが、単に交通の邪魔となったり騒ぎを大きくしているだけのものが多いように感じる。あるいはレポーターが体験取材と称して大げさな言動で「ワー!」「キャー!」「凄い!」「これは大変だ!」などと声をあげる。

これらは正確な情報を求めるためには不要なものである。明らかに事態の凄さを演出し、視聴者の興奮を煽って視聴率を稼ごうとする意図が感じられる。一時番組制作者の不正事件で視聴率が問題になったが、相変わらず視聴率視聴率で、結局全く何も変わっていない。大人が反省しないんだから、子供も悪くなって当然であると思うのは私だけだろうか。

こういう現象はメディアスクラムマスコミメディアが一つの事件などに集団で押し掛けて過剰な取材・報道合戦を繰り広げる状態。集団的過熱取材とも言う)の時によく起こる。マスコミ自体が興奮状態に陥っているためであろう。だが、過剰な演出は、何らかの意図を持って行われる事もあるようだ。それが例の小泉フィーバーである。

政権にへつらうマスコミ

トップページにもリンクさせていただいているが、政治評論家・森田実氏のサイト記事「2005年森田実政治日誌[486]」にあるように、当時、小泉純一郎元首相への批判的な論調はあまり大きく報じられなかった。森永卓郎氏が日経BP社に連載のコラム『小泉構造改革をどう生きるか 〜成果主義・拝金思想を疑え!〜』の記事「第7回:小泉批判を封じる「空気」が支配する暗い世相 〜大方のメディアから締め出された政権・政策批判〜」で述べているように、小泉政権や構造改革、自由民主党を批判する評論家コメンテーターは、ことごとくマスコミから敬遠されている。その影響は安倍晋三首相にも引き継がれているようだが、さすがに最近の世論の動きは無視できない為、かなり緩和されつつある。

だが、安倍新総裁誕生前後には、全国ネットの放送局で相次いで小泉元首相をテーマにしたドラマ・アニメや、安倍首相の半生をドラマ化した特別番組が作られるなどしており、日本のマスコミは自由民主党の宣伝機関に成り下がっているかのようだった。いや、自民党をはじめとする与党政権の宣伝機関と言っても過言ではないほどの持ち上げぶりであった。安倍新総裁のドラマは、当選が確実視されていたとは言え、当選前に既に作り始められていたらしい。小泉政権以降のテレビ局は、あまりにも時の政権に擦り寄り過ぎている。

ではなぜ、そのような「放送法」の定める不偏不党の原則を無視した状態が発生したのであろうか。これにはどうやら、最近話題の“地デジ”にその一因があるらしい。これについては次回の記事で紹介する事にしよう。

参考リンク

喜八ログ
古舘伊知郎氏の「厚顔無恥」
★阿修羅♪
「小泉純一郎を知っているか?」「安倍晋三が号泣した日」などの「小泉・安倍賛美」番組は、放送法違反では?

鳩山政権TrackBackリスト
民主党TrackBackリスト
民主党政治TrackBackリスト
衆議院選挙 野党共闘TrackBackリスト
自民党TrackBackリスト
自民党政治TrackBackリスト
自EndのTBリストをblogに貼ろう!(SOBA氏による詳細な説明)
失われつつある心を社会に取り戻そう: 良心党
共謀罪反対の意思を示そう!: Say "NO" to 共謀罪 サイバーアクション

ブログランキング・にほんブログ村へ




トラックバック

ページの最初へ戻る

「言論統制列島:1 小泉フィーバーとマスコミ」へのコメント

注意:管理の簡素化の為、コメント欄を閉鎖しました。ご了承下さい。ガスパーチョにご意見ご感想を伝えたい方は「連絡フォーム」をご利用下さい。注意:フォームは上下2つあります。マイぷれす利用者以外は下段のフォームをご利用下さい。上段のフォームではメール送信出来ません。

OLD ← 「特集・言論統制列島 目次一覧国民監視どころか選挙協力までする自衛隊」 → NEW
ページの最初へ戻る

注意事項 - メニューへ戻る - 質問・問い合わせ



Producer : ガスパーチョ(Gazpacho)

http://jun.sub.jp/soup/

Copyright© 2002-2008 Gazpacho All Right Reserved.