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06年01月01日(日)
Plants Can Recognize, Communicate With Relatives, Studies Find
National Geographic News 6/14 植物達も、家族を重視する価値観を持っているようだ、と最新の研究は 示唆しています。彼らは一緒に働く為に近親者達を見分けることができる 様です 動物達が家族と見知らぬ人々とを見分ける能力を持っている、という事は よく知られています。それは彼らが協力し、リソースを共有する事を可能 にしているのです。そして、植物にも同様の社会的な技能が存在している かもしれない、科学者達は考えています。 カナダのMcMaster University(マクマスター大学)のSusan・Dudleyと Amanda・Fileが、自分達は植物が彼らの親類を見分けることができる事を 初めて示した、と報告しています。 この事は、植物には認識力と記憶力は備わっていないと考えられているが、 実際にはそれらが複雑な社会的な相互作用を及ぼしうる、という事を示唆 しています。 「植物達には、隠された複雑な社会生活が存在しているのです」、とDudley は語っています。 今回の研究では、「beach-dwelling wildflower」の同じ種の植物は、関係 のない隣人達と並んで成長していた場合には積極的に成長していたが、それ らが兄弟達と土地を共有していた場合には、より競争的では無かった、と いう事が発見されています。 北米の種である「Sea rocket」は、無関係な植物と共に植木鉢に植えられた 場合には、同じ母種の植物(same maternal family)と共に植えられた場合 よりも、より活発な根の成長を示した事が、その研究によって明らかにされ ています。 これは「kin selection(血縁淘汰)」に関する一例です。そのような振る 舞いは、動物では普通に見られます。密接な関係を持つ個体群が、どの環境 で成功する為にグループ・アプローチを取るわけです、と研究者達は語って います。 より少ない競争 血縁淘汰は競争にも適用されるのだ、と研究者達は付け加えています。 親族が身内に対してより競争的で無い場合には、そのグループは全体的 に見てより上手くゆくのです。 「いたる所で、植物達は他の植物の横で成長しています」、とDudleyは 語っています。通常の場合には、それぞれの植物は単独で我が道を行く わけです、と彼女は語ります。 「でも時々、それらの植物達の間には身内であるという関係が存在する事 になるのです。そうすると競争する事によってリソースを浪費しない事は 利益を生み出す事になります」、とDudleyは語っています。 「また、その隣人が実際的に競争的な種でない限り、競争をしない事に よって生じるコストは存在しないわけです」 研究者達のこの発見は、「Biology Letters」誌のlatest issueで報告され ました。 Dudleyの研究チームによるより最近の未発表の研究では、「sea rocket」 以外の植物でも同様の振る舞いが見られる、という事が示唆されています。 そのような植物では、根の成長が抑制される事に加えて、兄弟達が存在 している場合には、茎の長さなども異なった発達をしているかもしれない、 と彼女は語っています。 けれども、それらの植物が隣人達のうちのどれが兄弟なのか、という事を どのようにして決定しているのか、という事は依然として謎なのだ、と Dudleyは語っています。 学習と記憶が、動物達が親戚を認識する事で重要な役割を果たしている様 に思われますが、それは植物達の為のオプションでは無いのだ、と彼女は 注意を促しています。 研究者達の中には、それぞれの植物の家族達は特定の小さな化学的特徴を 使用する事によって、根を通して身内達と交流しているのだ、と推測する 人々も存在しています。 作物の出来具合 Dudleyは、植物達の間で生じる競争が、作物の収穫高を減少させることが あり得るので、今回の研究は農業にとって重要な意味を持っているかもし れない、と付け加えています。 関連性を持たない植物のかわりに、より協力的な兄弟達を一緒に植える事に よって、理論的にはより良い収穫がもたらされる事になるかもしれないの です。 今回の研究は、植物達が一般的に認識されているよりもはるかに多くの 事を伝え有っている事を示唆する、他の最近の研究に加わるものです。 例えば、いくつかの種は自分達にとって不都合な葉っぱを食べてしまう虫達 の攻撃に対して、それらをえじきにするハチ達を引きよせる化学物質を作り 出すという反応を起こすのです。 けれども虫達によって食べられてはいない、隣接している植物達が助けを 求めるために同様の呼びかけをしている事が発見された為に、科学者達は 当惑していました。 日本の京都大学で行われた最近の別の研究では、研究者はそれが虫達に よって侵略を受けている植物達によって出されている、付加的なSOSに関 する証拠なのかもしれない、という事を発見しています。 京都大学の研究では、虫達に食べられている植物が、彼らの近くに存在して いる兄弟達に合図を送り、それらの植物が苦悩の「メッセージ」を出す事に よってそれに反応していた、という事が示唆されているのです。 「Evolutionary Ecology」誌のlatest issueに掲載された論文のなかで、 Yutaka・KobayashiとNorio・Yamamuraは、「私達は、植物達が害虫の天敵 を呼び集める事を促進して近くに存在する親類達を助ける為に、二次信号 を放つ様に進化したのだ、と仮定しました」、と語っています。 植物達は同系交配を避ける為に、近親者達を特定することができるという 事は知られているのだ、とDudleyは付け加えています。 「植物には、花粉を認識するself-incompatibility mechanisms(自己不 一致メカニズム)が存在しているのです。それによって、植物達は自分 自身の花粉や遺伝子を共有する植物によって受粉する事が妨げられるの です」、と彼女は語っています。 「新型インフルエンザ」は、非常に事態の展開が早いです。 まず記事の日付を確かめ、必ず表紙で最新情報を見てくださいね。 |
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