脳と振る舞い

記事 : どろんこ遊びは本当に楽しいのかもしれない 
07年04月03日(火)


Dirt exposure 'boosts happiness'
BBC News 4/1

英国の研究者達が、土の中に普通に見られる細菌である「Mycobacterium vaccae」に触れる事によって、マウスの脳の内部で「serotonin(セロ トニン)」という化学物質がより多く作り出されていた、という事を報告して います。

「serotonin」は脳内で分泌され「幸福感」を与える物質なのですが、うつ状態 になっている患者達には、分泌量を増加させる為に通常抗うつ剤が投与されて います。それがもし「土に触れる」事によって自然に多く分泌されているとした ら、屋外での植物栽培が「精神的な安定を高めるために」推奨される事になるか もしれません。

そういえば昨年、 「植物栽培」は非常に良いメンタルヘルス治療だ  という記事で、精神疾患を持つ患者達に園芸療法がを効果を上げている事が 伝えられていました。人間による助力と共に、土の中の細菌達も患者達の症状 の改善に力を貸していたのかもしれません。

また別の研究では、その物資が免疫系の働きを活性化させている可能性も発見 されているそうです。現時点では「serotonin」と免疫機能の間の関係につい てはほとんど判っていないので、今後の研究が待たれる事になります。


猫足
私も、春から秋にかけては庭仕事をしています(とても農業をしています、と 言える様なレベルでは無い)。アブに刺されたり、ヘビに飛び上がったり、山 のようなカメムシと対峙したり、せっかく植えた野菜よりも優勢になりそうな 雑草と格闘したり、とその時どきでやっかいな事はたくさんあるのですが、そ れでもやっぱり確かに「土いじり」は楽しいです。

作っているものを販売していないからもあるのですが、もしかすると、土の 中の「Mycobacterium vaccae」達が、ご褒美を出してくれているの かもしれないな、などとふと考えました。生きているって不思議な事です。

Mycobacterium vaccae」、「セロトニン

「新型インフルエンザ」は、非常に事態の展開が早いです。
まず記事の日付を確かめ、必ず表紙で最新情報を見てくださいね。









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