惑星探査

記事 : 地球型惑星はより多く見つかるかもしれない[前編] 
06年09月08日(金)


Earth-like planets may be more common than once thought, says new U. of Colorado-Penn State study
EurekAlert! News 9/7

「Science」誌の9月8日号に、地球型の岩石惑星がこれまで想定されていた よりも数多く存在するかもしれない、と主張する論文がでました。

これは「Hot Jupiters(熱い木星)」として知られているガス巨星の形成 過程が、これまで想定されていたものとは異なっていたという前提で主張さ れているものだそうです。

追記:意味合いが違う、とご指摘いただきましたので訂正されました
研究者達は、巨大なガス惑星は恒星系の周辺部で形成されたものだが、恒星 系の中心にある親星に引き寄せられて、恒星系の内部へと移動する事になった のだ、という従来の考えをそのまま踏襲しています。

しかしそのような移動によって、岩石型の惑星が一掃されてしまうというこれ までの定説とは異なり、その移動の際にガス惑星が「proto-planetary(惑星 の素)」である濃厚な周囲のガスの中を通り抜ける事によって、新たに惑星が 形成されうるのだ、と主張しているのです。また、それらの新たに形成される 惑星群が螺旋を描いて恒星系の外部から内部に落ち込んでゆく過程で、最終的 に数マイルの深さにもなる海洋が形成されるそうです。

そのような惑星の形成では、親星である恒星の非常に近く(水星の軌道よ りもさらに接近した軌道)で惑星が形成されうるそうです … それは地球 のものとは異なった過程によって作り出される惑星群だが、確かに「habitable zone(生命の為に適した領域)」に存在する事によって生命を育み得るのだ、 と研究者達は主張しています。

この論文の当否に関してはこれから議論されるわけですが、地球型惑星が私達 の星地球とは異なる過程でも形成され得るならば、特に「Hot Jupiters」が 存在する恒星系がそれを隠し持っている可能性があるとしたら、生命が存在し うる惑星の数は飛躍的に増加するわけです。

     
       Artist's impression

親星である恒星と共に、巨大な「Hot Jupiters」が存在する「Exotic Earth」 に芽生えた自意識を持つ生命体は、どんな事を想うのだろう …


   地球型惑星はより多く見つかるかもしれない[後編] を読む

Hot Jupiter」、「地球型惑星の形成

「新型インフルエンザ」は、非常に事態の展開が早いです。
まず記事の日付を確かめ、必ず表紙で最新情報を見てくださいね。









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