| 戦場のアリア |
| 腐ってもあやぽ |
|
戦場のアリア
('A`)<日本ではあり得ない奇跡の実話 フランス映画祭2006にて鑑賞。 見たい映画は他にもいくつかあったけれど時間や場所などによりこの映画を見ることにしました。ひいきのダニエル・ブリュールが出ているというのもありますが![]() このお話はキリスト教だからだよなぁとしみじみ思いました。フランス、スコットランド、ドイツ、ここに日本軍もいたら「クリスマス休戦」というミラクルは起きなかったでしょう。欧米化された今の日本でもクリスマスは恋人たちのイベント的なもので「家族と祝う」ほど意味を持つ日ではないように思います。 フランス映画祭での上映なのにフランス映画っぽくない印象を受けました。どうやらフランス・イギリス・ドイツ合作のようです。言語も3ヶ国語のほかにどうにも聞き取れない言葉が交わされていました。上映後のクリスチャン・カリオン監督(名前までいかにもキリスト教徒?!)の舞台挨拶でわかったのですが今では死語となっているラテン語が当時は公用語として使われていたとのことです。フランス語、ドイツ語なら話せないし理解もできないけれど聞けば一応聞き分けることはできます。だけどラテン語はさすがに聞き慣れないのでわからなかったわけです、しかも今は死語。役者さんたち皆流暢に話していましたが。ヨーロッパ人は古語として今でも理解できる言語なのでしょうか。一から勉強したとすればすごいな、と思えます。 奇跡を起こしたドイツ人の歌声に拍手を送ったフランス人。それに答えるようにバグパイプを吹くイギリス人。 音楽で繋がるって素敵ですよね。各国の指揮者のやりとりもぎこちなく、笑いを誘うとても微笑ましいものです。 段々打ち解けていく彼らにとって戦争の無意味さが浮き彫りになっていきます。みんな家族を愛し友を助けるただの人間なんだ、と。「一夜限り」、この言葉を免罪符に3人の指揮者は休戦するはずだったのに彼らは過ちを犯した・・・次の日の朝、なんと3人はモーニングコーヒーを飲んでしまった!ここから残酷な出来事が生まれてしまうことはわかっていただろうに。殺し合いなんてしたくない、出来ればずっと友好関係のままで・・・そんな想いがひしひしと伝わってきました。自分の妻の写真を見せ合い、手紙を託し、サッカーをする彼らの目は輝いていました。まるで死んでいた魚が生き返ったように。あちこちに転がる死体まで共同で弔ってしまう、ここまできたらもう敵だなんて思えるはずありませんよね。 切なくも悲しいやりとりです。 ダニエル・ブリュールの存在感にも目を見張るものがありました。ダイアン・クルーガーよりも一際目立つオーラを放っていました。どんどん成長していくようでファンとしては嬉しいばかりです。ポジション的にドイツのホアキン・フェニックスといった感を受けます。彼がいたから余計にフランス映画ではなくドイツ映画を見ているような感覚でした。そう思わせるって役者としてすごいことですよね。 戦争とはなんぞや?と考えさせられる残酷なまでに美しく悲しい話でした。昨日コンゴで15歳以下の子供を戦士にさせた武装勢力「コンゴ愛国者同盟」の指導者トマス・ルバンガ容疑者が逮捕されるというニュースがありました。「イノセントボイス 12歳の戦場」 を咄嗟に思い起こされるニュースです。ICC(国際刑事裁判所)初の逮捕とのことです。これを機にもっと戦争犯罪が見直されればと思います。戦争からは悲しみしか生まれないのだから。 登録することにしました。よかったら押してやってください(*'ω'*) 励みになります♪ 2005楽天年間ランキング第1位のダイエットシェイクが驚くほど売れてる理由は?
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||