落語家さんが出てくる作品です。落語も演劇に非常に近い分野だ
と思うのですが、ほとんど知りません。歌舞伎もだけど。今年は
落語家さんの連続ドラマもありますから、落語ブーム来るか?
五代目、古今亭志ん生と六代目、三遊亭円生の二人。太平洋戦争
の頃の話です。二人は満州へと渡ります。それなりに、お金を稼
いでいた二人だったが、志ん生が博打やったりするもんだから、
お金は少なくなる一方。戦争も終わったので、日本に帰りたい二
人だけど、お金がない。とうとう宿代もなくなる、いろんな所を
転々とし始める。そんな時、二人が文化戦犯として手配される。
これで、日本に強制的に連れ帰られると思ったのもつかの間、捕
まれば、シベリアの大地に送られると知り逃げ出すのであった。
なんとか逃げ延びた二人だったが、二人には転機が訪れた。円生
は、役者をやるようになり、すっかり金持ちに。志ん生は、相変
わらずだったが。そんなこんながありまして、二人は日本に帰っ
て来られるのでしょうか…。
大連で男二人というと、連鎖街の人々をどうにも連想してしまい
ます。もちろん、焼き直しとか、そういうことを言うわけでもな
いのですが。
相変わらず、コミカルな歌は楽しいです。青年団のひらたさんも
歌ってて楽しいなぁって顔が見て取れます。久世さん、宮地さん、
神野さんも楽しそうです。コスプレショーのような、いろんな格
好も見所です。
ところが、肝心の落語家さんの二人が、どうにも落語家さんに見
えません。落語のさわりぐらいは、話たりするんですが、過去の
いのうえ作品の二人の印象もあるんでしょうね、やっぱり噺家さ
んには見えませんでした。
ラストに関しても、間に合わないからとりあえず、ここまでで一
区切りさせました。これでも、一応締まるでしょう。みたいな感
じがして、どうにもすっきりしない感じでした。
本日の公演は「こまつ座・円生と志ん生」でした。
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